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パパキャンプ場作る サムネ

【パパ、キャンプ場作るってよ。】第20回「建設工事⑥失神って気持ちいいらしい…w」

2023.04.04キャンプ場

赤ちゃんでも安心して楽しめる「リスッコ・ファミリーキャンプ場」を千葉県勝浦市に作るまでのドタバタ劇を、完全ノンフィクションで赤裸々に連載する「パパ、キャンプ場作るってよ。」。 第20回「建設工事⑥失神って気持ちいいらしい…w」 前回完了したはずの壁張り地獄が、パワーアップして帰ってきた!?そして、完了検査の期日に追われる中、ついにパパが落ちた…。

森永ファミリーの集客最前線

実は今、ママは毎日気が気じゃない日々を送っています。 だって、4月1日から、7月分の予約が始まるから~ アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!! キャンプ場にとって、夏休みは書き入れ時…その夏休みの予約受付が始まるということは、今年の我々の運命が決まると言っても過言ではないんです( இωஇ )ウルウル この記事が配信される頃には、笑っているのか、はたまた泣いているのか…*((゚艸゚〃))* 嬉しい悲鳴はウェルカムなので、是非遊びに来てね~ [[[ ご予約はこちら ]]] ちなみに、現在のプレオープンは、大成功٩(๑>◡<๑)۶ Google マップにも正しく表示されるようになり、みなさんから高評価なクチコミをいただいております (☍﹏⁰)。❤❤❤ 5月1日グランドオープンで、ゴールデンウィークの予約も受付中です!
リスッコ・ファミリーキャンプ場 Google クチコミ

3度あることは4度ある

前回終わったはずの、壁張り地獄でしたが、実は、まだ終わってなかったんです。 というのも、前回必死に張っていたのはトイレの壁。 炊事場の壁は、まだまだスケルトン!!そして、洗面台と流し台も手つかず。
▲防水シートが丸見え 腰壁張りの前 炊事棟の壁
▲防水シートが丸見え
そして、ここから本当の地獄が…って地獄どんだけあんねん!ってなりますよねー。 ママ的にも、ここからは地獄というより、異世界。 言うなれば、精神と時の部屋に閉じ込められている感覚。 精神と時の部屋は、外部より時間の流れが速い異空間で、そこでどんなに長時間修行をしても、外に出れば全然時間が進んでいないという、ドラゴンボ◯ルに登場する特殊な部屋です。 ママは、精神と時の部屋で、どんなにどんなに作業しても、外に出てくると「あれ、全然進んでない?」という感覚に襲われていたということです。 まあ現実の世界なので、精神と時の部屋から出てきても、時間は全然進んでるんだけどね!(゜∀。) というのも、ここから使用する板は、全てパパが横引きしたもの。 つまり、伐採した丸太をスライスしただけの板を、ママが丸鋸で成形し、電気カンナをかけ、実(サネ)を作り、最後にやっと張る…異様に工程が増えているのです!! 何に時間がかかるって?…全部!!笑 今までの壁板は、長さを調整するだけだったので、丸鋸用の直角定規を当てたら、スーってワンカットでよかったんです。 それが、まずは計測から。測って、縦何mm横何mm必要かがわかる。 次に、そのサイズの板が切り出せそうな板がないか計測。
▲節や木の表面のカーブで、長方形を切り出すのがなかなか困難な板
▲節や木の表面のカーブで、長方形を切り出すのがなかなか困難な板
なるべく端材が出ないように、切り出したいので、あっちを測っては、またこっち。「あれ?この板さっき測ったのにサイズ忘れたー測り直し…」を何回も繰り返す。1枚1枚大きくて分厚い板を右から左へ。左から右へ…やっとシンデレラフィットな板を見つける。 シンデレラフィットと言っても、丸太をスライスした状態なので、木の根元側が太く、台形の板。長方形になるように、4辺をカット。
▲電気カンナと丸鋸で、木くず・粉塵まみれ
▲電気カンナと丸鋸で、木くず・粉塵まみれ
真っ直ぐにカットしたいので、反りにくい合成材を万力で固定し、丸鋸定規の代わりにします。セットして切っては外し…繰り返すこと4回で、やっと成形が終わります。 そして、電気カンナ。 形は長方形になっても、表面はチェーンソーで切った断面なので、ザラザラしています。 その表面を、電気カンナで薄く削って、ツルツルに仕上げます。
▲上から、電気カンナ前。電気カンナ後。既製品…遜色ないでしょ?( ・´ー・`)どや
▲上から、電気カンナ前。電気カンナ後。既製品…遜色ないでしょ?( ・´ー・`)どや
これが、なかなか難しい… 電気カンナの刃は幅10cmほどなので、板の幅に合わせて、何回も繰り返しかける必要がありますが、削り度合いを同じ深さに設定しても、どうしても差が出てしまいます。 そうすると、板の厚さに差が出たり、筋が残ったり、平らな表面に仕上がらないのです。 少し刃が重なるようにかけてみたり、はじめは何mmで全体をかけて、次にもっと浅くかけて調整して…など、いろいろ試行錯誤して、どうにか及第点と思えるものが作れます。 そして、最後に、実(サネ)を電気カンナで作ります。 親方には「電気カンナよりも鋸の方が早いよ」なんて言われましたが、それは鋸が上手だからー!(;´∀`) ママは、鋸に挑戦するも板1枚を無駄にしかけて、ちょうど買い替えた電気カンナに実彫り用の平行定規がついていたこともあって、設定したら平行定規に従ってひたすら腕を動かすのみという方法で突破しました(๑•̀ㅂ•́)و✧
▲最初は直角に削れなかった実も(一番上の1枚)、どんどん上達
▲最初は直角に削れなかった実も(一番上の1枚)、どんどん上達
この全ての工程が終わって、やっと壁が張れる。 今までは、丸鋸ワンカットで済んでいたのと比べると、どれだけ手間暇がかかるか…。 これも、自分たちが伐採した木を有効活用したいという思い!だけではなく、金銭的な理由も(;^ω^) ウッドショックの真っ只中ということもあり、木材が高い!親方の取引先で調達してもらうことでだいぶ費用は抑えられましたが、手間をかけてタダで済むならそれに越したことはない^^; というのは、パパの思考でw、ママはとにかく痛い! 朝から晩まで、同じところにしゃがみ込んで、下を向いて、ひたすら丸鋸&電気カンナ。 体勢がまったく変わらないので、首・肩・腰・脛がガッチガチです。せっかくデスクワークから解放されて、肩こりと無縁の生活を送っていたのに。・゚・(ノД`)・゚・。 それに加えて、重い工具に力を加えて微調整している右手首がヤバい。 そして、明日もこの作業からは逃げられられない((((;゚Д゚)))) 当初は7日間の予定でしたが、計20日をかけることになるなんて、このときはまだ、知る由もなかった…。 ここからは、ダイジェストでお送りいたしますΣ(・∀・;)

暗中模索…洗面台の天板

初めてママが製材に取り組んだのが、洗面台の天板。
洗面台の天板が完成
今思えば、表面も平らじゃないし、実(サネ)の作り方も甘いのですが、当時は慣れない道具でよく頑張った! しかも初日に、電気カンナのコードをカンナがけしちゃって断線。 急いでホームセンターに買いに行った電気カンナに、平行定規が付いていて、実(サネ)作りを救われ、結果オーライ(∀`*ゞ)エヘヘ 天板がガタつかないように、傾かないように、洗面台にコンタクトケースを置けるように、必死に厚みを調整したのに、いざ洗面ボウルを乗せたら、ほとんど隠れんじゃん!ほぼ台として機能しないじゃん!!ってw
洗面ボウルでほとんど隠れた洗面台
まぁ、この洗面ボウルの大きさも、こどもがビショビショにしても大丈夫なようにこだわった結果なので、よしとする◎

炊事場の腰壁張り

▲ヘッドライトを頼りに残業するママと、隣に積まれた大量の板(製材前)
▲ヘッドライトを頼りに残業するママと、隣に積まれた大量の板(製材前)
なるべく端材を出さないように、なるべくカット数を減らすために、大きな板はそのまま使うというママの努力の結果…1枚が大きくて分厚くて、重くて1人じゃ張れない(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) しかも、鎧張りという、板を少し重ねながら張る方法なので、釘のサイズが尋常じゃない件w
▲左が今までの45mm釘、右が今回の65mm釘(長さ以上に太さが違うw)
▲左が今までの45mm釘、右が今回の65mm釘(長さ以上に太さが違うw)
板が割れないようにドリルで穴を開けてから釘打ちするのが面倒かと思いきや、釘打ちする距離も減って、一石二鳥(´∀`*)
腰壁張りが終わった炊事場
板が大きくて重いので、製材こそ大変でしたが、板さえ作ってしまえば、どんどん張る面積が減っていくので楽勝でした(*ノω・*)

完了検査に間に合わない!?シンク作り

完了検査とは、実際に図面に基づいて建築が行われたかどうかを確認する検査のことで、新たに建てられた建物は受けなければなりません。 受ける日は、建築が完了してから4日以内と決まっているのですが、いつ完了するかは自分たち次第。 すなわち、自分でこの日までに終わらせると決めなければならず、先延ばしにしても、どんどんキャンプ場のオープンが先延ばしになるだけなので、パパが、えいやーで決めました。 ところがどっこい← 決めた直後に大番狂わせが。 シンクの天板と壁張りが、まあ、進まない。 原因は大きく3つ。 1.天板のカットが複雑 天板にシンクを入れる穴を開けなければなりませんが、大きな1枚を作ってから穴を開けると穴の分の木材がもったいないので、L字型の板を組み合わせて作る予定でした。
L字型で作るシンクの天板
ところが、板の幅が足りない… そこで、2枚のL字型の間にもう1枚足すことに。
L字の間に板を足すことに
たった1枚足しただけと思うかもしれませんが、これが、まあ、しんどい。 L字型の板を作るのでさえ、端材が出ないように、頭がこんがらがりそうになりながら計画し、ジグソーで寸分の狂いなく丁寧に切り出しています。
ジグソーの腕も上達
さらに、L字型を切り終わったあとも、その隙間に入る板(上々図の赤線の板)を計測して、切り出して、調整しなければなりません。 2枚の板をパッカーンって合わせるのと、その隙間をアレンジするのって、全然大変さが違うんです!(わかるかなぁ?この温度感!!w) 図面では、平行に作ってるはずでも、実際の隙間は長方形にはなりません。4辺の長さを測ったにも関わらず、ちょっと角度が違うだけでハマらない。 裏返してワンチャン!なんて合わない。だって実寸で測ってるからね!! そして、調整する辺も2辺あるので、こっちを合わせればあっちが…(以下略 まぁ、もうこのへんにしときましょ(  ̄ - ̄) 遠い目w 2.数が多い これが最大の予定狂わせ…というか、予定を立てた人のミス。 シンクは大人用とこども用のセットが4つあるのですが、これを4つと考えたのが大間違い。
できあがったこども用シンクに大興奮の息子
こども用はサイズこそ小さいものの、奥行きが変わらないので、天板を作る工程は大人用と全く同じ。 つまり、シンクは8個で見積もるべきだったんです٩(๑`^´๑)۶ なぜ怒っているかって?もちろん、予定を立てたのはパパだからー! ママは頑張りやさんなので、パパが予定を立てれば、どうにかその予定通りに仕事を終えられるように、オンスケ(オンスケジュール)むしろ、巻き(スケジュールよりも早く)で終えてきた実績の持ち主です( ・`д・´)シャキーン ところが、どう考えても不可能すぎるスケジュールを与えられたんじゃあ、やってらんねぇ!べらんめぇ!!www 最初の1個は試し、2個目でコツを掴んで、3個4個というのが相場。けど、そこから倍って! 5・6個以上は、もう無の境地。職人さんに弟子入りしたと思って辛抱…シンクの天板をこんなふうに作る職人ってなんやねん!!ってなります ꉂꉂ(ノ∀≦。)σ 3.ミリ単位の調整 見よ、この隙間の無さを…!(`・ω・´)b
隙間のないシンクの壁
手前に大きな4枚の板を張ってありますが、1枚の板に見えますよね? ということは、隙間がない!きれいに実(サネ)が作れているということなんです!! そして、その上に乗っている天板の端も、3枚の板でできているのこそわかりますが、断面が真っ直ぐになって(面があって)います。 アップでもどうぞ!w
ほぼ隙間のないシンクの壁
中央上の隙間こそ気になりますが、それ以外はほぼないと言っても過言ではないのではないでしょうか!! パパがコーキングを面倒くさがってやらないと言うので、ママが頑張ったら、すごく上手くなっちゃったPART2です。(PART1はトイレの内壁です) 途中、階段を作っているパパが「俺も早く終わらせて、手伝うから」って言っていましたが、シンクが完成するに従って「俺、このレベルじゃできないかも」と言い出すくらい、ママの技術が上がっていましたv(´∀`*v)ピース

事故で意識不明!?

そんな、完了検査が近づいているのに、やってもやっても終わらない作業に足止めをされている中、ついに恐れていた事態が…。 ドドドッ「うわぁー!くそぉー」 何かが倒れる音と、パパの叫び声。 階段を作っている最中に、段差から落ちて、足を捻挫した模様。
▲パパが落ちた基礎と地面の段差(地面は奥に行くにつれて傾斜しているので、段差を降りるときに距離感が測りにくい…とパパの名誉のために擁護してみるw)
▲パパが落ちた基礎と地面の段差(地面は奥に行くにつれて傾斜しているので、段差を降りるときに距離感が測りにくい…とパパの名誉のために擁護してみるw)
とりあえず、段差に腰掛けられるように体を起こすのを手伝うと… パパが白目を剥いて倒れかかってくるではありませんか(゚д゚)! 支えきれず、そのまま前に倒れ込みました。 「え?痛みで気絶?折れた?」 気絶するほど痛いのかと思って、揺すり起こしてみたら意外とすぐ起きましたε-(´∀`*)ホッ 目の前で人が気を失うのを見たのは初めてだったので「え?え?死んだ?」←w「てか、支えなきゃ顔から行ったで」などとパニクりつつも、頭のどこかでは意外と冷静。 「やばい。確実に骨イッたな、こりゃ。完了検査はとりあえず延期すればいっか。けど、その後いつ治るか、いつできあがるかわからないぞ。パパしかできない作業って何があったっけ…?」など考えていました。 おそらく、今回は事故の直後に叫び声を聞いていたので、怪我自体は悪くて骨折だとわかったのが、冷静になれた要因かと。 ただ、その後に謎の気絶があったので、ママは笑っちゃいけないとは思いつつも、やっぱり笑いますよね。白目剥いたんでw魂が抜けた瞬間を目の前で見ちゃったんでwww 人生、初めてのことが、まだまだいっぱいありますね(﹡´◡`﹡)← 当の本人は「今後のタスクを考えたら、フワっとしただけ」で、のちのちこんなつぶやきも。
失神って気持ちいいらしい
たしかに、ママもチェーンソーが膝をかすったときに一番最初に考えたのは「工期がやばい」なので、まず今後のタスクを考える気持ちは非常にわかります。 それで、気が遠くなってしまうほど、追い込まれていたってことですよね…経営者つらたん(´ . .̫ . `) まぁ、兎にも角にも、怪我自体はたいしたことがなくて、何より。 そして、叫び声をあげてから気絶したことで、事故直後から意識不明で救急車なんてならなかったのが不幸中の幸い(;・∀・) もし、あの叫び声がなくてパパが気絶して倒れてたら、それこそママも驚きでぶっ倒れるかもしれん((((;゚Д゚))))笑 その後、パパは「ちょっと寝てくる」と言って、1人山を降りていったので、ママは「なんだ、歩けんじゃん」と思いつつ←、動揺を抑えて、持ち場に戻り、何事もなかったかのようにシンクの壁張りの続き…。 もうなんかね、こんなことじゃ動じないくらい、って動じてはいるんですけどね^^;、すぐ作業に戻れるくらいには、慣れました、事故にも。 ドライに見えるかもしれませんが、まー、パパが事故にあったからって、ママの作業がなくなるわけじゃないんで。むしろ、怪我の治り具合によっては、ママの作業が増えるかもしれないんでね、やることやっとこ!って…(;^ω^) 結局、捻挫はたいしたことがなく、翌日足を引きずりながらも、一輪車で土砂を運んでいました←いろいろおかしいw この妻にして、この夫ありといったところでしょうか…ホントは逆なんだけどね(゜∀。)

最後の追い上げ

この後再び、ママはシンクの壁張りへ、パパは階段作りへ、それぞれの作業へと戻って行ったわけですが、ママはそろそろ心の限界が… 「階段づくりを手伝いたい!」 というのは、建前で「なにか違うことがやりたい!」「もうシンクの壁張りしたくない!!」が本音(*ノω・*) 階段は、支柱となる板にルーターで溝を掘って、その溝に踏み板をはめて、固定します。
ルーターで溝を掘るパパ
ルーターは一度に彫れるのが3mm。必要な深さは15mm。なので同じ作業を5回繰り返す×8箇所という、なかなか鬼畜な作業ですが、そんなんでもいいから、ママはやりたい。 もうルーターという新しい道具ってだけで、羨ましい(*´罒`*) 結局、踏み板を丸鋸で切らされたり(やってることシンク作りと変わらない!)、はめるのに苦労するかと思いきやほとんどズレがなく一瞬で終わり、すぐにシンク作りに戻されました(。 ̄x ̄。)ブーブー
溝がはまって完成間近の階段
いよいよ「やらないと終わらない。気分転換に人の作業を手伝っている暇なんてない!」状態になると、精神安定剤となるディズニー映画リピート視聴が始まります。 もう内容も知っている、ハッピーエンドのミュージカル映画を流しながら作業を行うことで、余計なことを考えない、ネガティブな思考を断ち切る作戦。 そして、睡眠時間を十二分に確保することで、起きているときは夢の国、寝ているときは夢の中と、名実ともに夢の住人になれるのです(゜∀。)←やばいですねー、キテますねーw ただ、このタイミングになって、パパからちょっと手伝ってと言われることが増え「今は頼んでくれるな!」と思いつつも、2人じゃないとできない作業に借り出され、やっとシンクが完成したのは、完了検査の2日前。 完了検査は午前中からで、前日に大掃除を終わらせなければならないのに、まだ手すりが終わってない!!(꒪ꇴ꒪〣) 手すりは、パパが途中までは1人で作っていました。 伐採した杉を柱として使うので、切り揃え、皮をむき、アンカーボルトでコンクリートに固定。
皮を剥いたひのき
その柱の上に、新たに伐採した檜を8mまるごと運んで、乗せました。
8mの檜を乗せた手すり
このままだとこどもが落ちてしまうので、横木を張った上から、幅11cm以下の間隔で、縦木を張ります。 ここで、パパのイマジネーションと、ママのこだわりが炸裂し、縦木に枝打ちした針葉樹の枝を使うことに。 その枝60本以上の皮むきが終わっていない! 枝や木を製材せずに使う場合は、木の皮が腐りやすく、中に虫が住んでいる可能性もあるので、皮をむいて、防腐剤で塗装しなければなりません。
▲手前から皮むき前、皮むき後、防腐剤塗装後
▲手前から皮むき前、皮むき後、防腐剤塗装後
しかし、この皮むきが、めちゃくちゃ大変。 木の幹と違って枝は細く、木の皮も薄いので、ペリペリむけずに、ナイフやナタで表面を削り取らなければなりません。 しかも、細かい節々で引っかかる。 そして、60本という数の暴力w ママは、夜8時まで残業をして、なんとかすべての縦木を用意し終えました。 もちろん鼻歌は「か~さんが、夜なべをして♪」 手袋編まずに、ナイフで木削ってるけどwww そして、出来上がったのが、こちら▼
出来上がったひのきの手すりの一部
どう?めっちゃいい感じでしょ!ヾ(゚∀゚)*ノ せっかく丸々1本の檜を使って、木の美しい曲線があるので、丸鋸で製材した直線を入れずに、枝のカーブを取り入れることで、自然を生かしたナチュラルなテイストに仕上がっているんです(´꒳`*)どやぁ ちなみに、後日談ですが、この手すりを褒めてくれたのは、工事関係者のみ…ママ的には超推しポイントなんだけどなぁ(๑´•.̫ • `๑)
雨の中でも手すりのビス止め
翌朝は、生憎の雨でしたが、パパがずぶ濡れになりながらも脚立に乗ったり背伸びをしたり、どうにか完成~ママはその佇まいに惚れ惚れ~ ❤ *.(๓´͈ ˘ `͈๓).* ❤
完成したいい感じのてすり
ね?いい味出してるでしょ?もっと褒めてくれていいんですよ?← そして「こんなに炊事棟広かったんか!」っていう量のゴミや工具をお片付け。 パパが夜9時まで残業して、なんとか終了。 そして、ついに運命の完了検査当日! 無事に検査を通過できるのか…次回お楽しみに〜!!(*´︶`*)ノ"

パパ、キャンプ場作るってよ。

森永ファミリーのキャンプ場作り体験記「パパ、キャンプ場作るってよ。」。千葉県勝浦市に、赤ちゃんでも安心して楽しめる「リスッコファミリーキャンプ場」を作るまでのドタバタ劇を、完全ノンフィクションで赤裸々に連載します。



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