制作者
maimama
家族や友人とのファミリーキャンプがメインで、キャンプ歴は5年ほど。道の駅で野菜やお酒、コーヒーを調達してからキャンプ場へ向かうのがお気に入りです。自宅近くで状態の良い薪を売っている場所をみつけてから、キャンプでの焚き火がさらに楽しみ!STANLAEYの保冷力に感動し、少しずつアイテムを増やしています。
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フライシートとは
インナーテントとの間に間隔を保って張られた、防水性・遮熱性のあるシートのことです。インナーテントとの間に空間を持たせることにより通気が生まれ、テント内の温度や湿度を維持し、寒い時期も結露ができにくい構造になっています。また防水性、遮光性に優れたものが多く、雨風や紫外線からテントや人を守って室内環境を快適に保ち、インナーテントの劣化も防いでくれるのです。
フライシートは必要?
フライシートは毎回使うべきなのか、まずはその必要性や役割についてご説明します。
フライシートのあるテントとないテント
テントは2種類に分類され、シングルウォールはフライシートがないポールとインナーテントのみ。軽量でコンパクトだが構造上結露が発生しやすく、テント内に水滴がついたりと快適さに劣る点があります。またダブルウォールはインナーテントとフライシートの2層のテントで、結露がしにくく前室がつくれたりと快適な反面、荷物が大きくなるというのが難点です。フライシートはテントの快適性に影響を与えていることがわかります。
フライシートの役割
フライシートの防水性・遮光性により天候の影響を受けにくく、通気によって結露の発生も抑えられるので、インナーテントやテント内が濡れる心配も少なくなります。また居住スペースには前室を作れたりと、快適な室内を作りやすいのも特徴です。フライシートがセットになっているダブルウォールは、設営もしやすく初心者にもおすすめ。ダブルウォールに限らず快適なキャンプにはフライシートは必要と考えるのが良いでしょう。
専用のフライシートを使わないキャンプスタイル
専用のフライシートを使わずに、タープやシェルターをフライシートの代わりとしてその中にシングルウォールのテントをたてるカンガルースタイルでも、しっかりとフライシートの機能を果たしてくれます。しかし少人数なら専用のフライシートよりもリビングスペースを広く取れますが、ファミリーやグループだとリビングスペースに圧迫感が出てしまう場合も。シチュエーションによって使い分けがおすすめです。
夏におすすめのフライシートの代わり
メッシュなど風通しの良いシェルターや大型テントをフライシート代わりとし、中にシングルウォールのテント、またはフライシートを付けないインナーテントのみを張るスタイルは蚊帳のような役割になり、夏場も涼しく快適です。インナー(シングル)テントは1枚生地なので通気性もよく熱がこもりにくい、そして万が一雨が降ってもタープがあるので雨には濡れずにすみます。
冬におすすめのフライシートの代わり
冬に特におすすめのこのスタイル。シェルターの中にインナー(シングル)テントをたてると、寝室とリビングスペースが同時にあたためられ、暖房効率も上がって驚きの暖かさを発揮します。ベンチレーションで換気をしてインナーテントの結露も防げば、乾かす手間もなくなり撤収時間も短縮に。また冬は寒くて靴を脱ぐのもおっくうになりがちですが、リビングスペースでもブーツや靴を履いたままで足元も暖かく過ごせます。
カンガルースタイルにおすすめなテント
カンガルースタイルにする際はテントとタープ2幕張るので、テントはワンタッチテントなどのなるべく設営が楽なものをつかうのがおすすめです。設営が簡単でカンガルースタイルに使いやすいテントを紹介します。
フライシートの設営時に気をつけるポイント
ダブルウォールテントのフライシートやフライシート代わりのタープなどを張る際、しっかりとフライシートの役目を果たすためのポイントを紹介します。
ダブルウォールテントのフライシート設営時
ダブルウォールのフライシートを張る時は、インナーテントの上に被せる際に前後を間違えないよう、シワがよってないか対角もよく確認しながらピンと張って固定していきます。ペグを打ち、ロープも緩まないように調節。しっかり張れないとフライシートとインナーテントの生地がペタッと付いてしまい、フライシート本来の機能を発揮できないので、説明書をよく確認しながら張りましょう。
タープやシェルターなどをフライシート代わりに設営時
キャンプ場についてから困らないために、タープやシェルターと中に入れるテントのサイズ感をよく確認していきましょう。設置する場所によってデッドスペースができてしまったり、リビングスペースを圧迫してしまうので、フロアのサイズだけでなく、ポールや設置位置の高さも確認。また朝晩の寒暖差の大きい時期やタープをフルクローズにする際は、中にたてるテントをタープから少し離して設置すると結露を防いでくれます。
フライシートのみの販売
メーカーによってフライシートのみの販売をしているメーカーもあります。長年の使用による劣化や、はじめはシングルウォールでの利用目的で、後にフライシートが必要になった場合にも便利です。長く愛用していきたいテント、カラー豊富なフライシートもあるので、きせかえのようにも楽しめます。
フライシートは専用のものでなくてもあったほうが快適
登山やツーリングなど、荷物を軽量にする必要のある時以外は、フライシートはあった方がキャンプが快適になり、テントの劣化も防げます。しかしフライシートは専用のものでなくても、タープやシェルター、大型のテントで代用でき、場合によってはダブルウォールテントよりも過ごしやすいスタイルをつくれることも。人数や天候、過ごし方など、自分にあったスタイルで、次のキャンプスタイルを決めていくのも楽しいですね。
「カンガルースタイル」テントinシェルターのおすすめ秋冬キャンプスタイル
秋冬キャンプを暖かく快適に過ごせると注目の「カンガルースタイル」。レイアウトの自由度が高く、おしゃれなサイトコーデをつくれるなどそのメリットは多く、秋冬だけでなく定番のキャンプスタイルのひとつになってきています。そこで、カンガルースタイルにおすすめのインナーテントやシェルター、またレイアウトの参考にしたいテントの組み合わせを紹介!人気のカンガルースタイル、その魅力を一緒にチェックしていきましょう。
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||||
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商品名 | スノーピーク ランドステーションL | テンマクデザイン サーカス TC DX | DOD ヨンヨンベース | DOD ワンタッチカンガルーテントS | FIELDOOR カンガルーテント100 | テンマクデザイン モノポールインナーテント メッシュ | DOD ワンタッチカンガルー用フライシートS | フィールドア キャンプドーム200/ワンタッチテント200用 フライシート |
商品リンク | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る | Amazon で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見るYahoo! で見る |