キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
テントを補修している様子

出典:PIXTA

テントは破れても使える?ツールを使用した補修方法を解説!長く使いたい方必見!

※本記事には一部プロモーションが含まれます

テントが破れてしまって新しいものに買い換えようと思っていませんか?実はペアシートを使用すれば破れを補修できます。とはいっても、テントの補修の仕方がわからず戸惑うこともありますよね。そこで今回は補修方法を材料別に紹介します。テントを修理したいという人は是非最後まで読んでみてください。

テントが破れてしまった際の補修方法(シール式リペアシート)

テントが破れたり、穴が空いてしまったときの補修として有効なのがシール式のリペアシート。ここでは4ステップに分けてシール式リペアシートを使用した補修方法を解説します。
  1. 穴の周りの汚れを拭き取る
  2. 毛羽立っている部分をハサミでカットする
  3. リペアシートをカットする
  4. リペアシートを貼る

1.穴の周りの汚れを拭き取る

まずは穴や破れた所の汚れをきれいに拭き取りましょう。汚れが残っていると劣化の原因になります。また、砂やホコリをかぶった状態だとリペアシートが剥がれやすく補修の効果が薄れてしまうことも。濡れ雑巾や除菌シートを使用し、補修した所をきれいにしましょう。

2.毛羽立っている部分をハサミでカット

破れた所が毛羽立っていたら、引っかかりやすくなり、さらに大きく破れてしまいます。それを防ぐためにも毛羽立っている所をハサミでカットしましょう。カットする際はなるべく破れた所に凹凸ができないようにするのがおすすめです

3.リペアシートをカットする

穴の大きさに合わせてリペアシートをカットしていきます。上下左右穴より2cmほど大きくカットし余裕をもたせましょう。その際になるべく丸形にカットしてください。角があると剥がれやすくなって補修の効果が薄れてしまいます。

4.リペアシートを貼る

テントの裏面からリペアシートを貼っていきます。シートを貼る際は隙間を無くすためになるべく破れた箇所が噛み合うようにしましょう。裏面を貼り終えたら、裏面に貼ったシートの位置に合わせて表面にもシートを貼ります。ずれなく貼れたら補修完了です。

アイテム別の補修方法&特徴

テントの補修に使えるツールは以下の5つです。 【恒久補修】
  • シール式リペアシート
  • アイロン式リペアシート
  • メッシュリペアシート
  • 補修材
【一次補修】
  • ガムテープ
それぞれ詳しく解説していきます。

シール式リペアシート

シール式リペアシートは切って貼るだけなので簡単に補修できます。また防水、撥水素材のシートも販売されているので補修後の水漏れも心配なしです。さらにさまざまな色のシートが販売されているので補修部が目立ちにくいのもうれしいポイント。すぐに手間を掛けずに補修したい人におすすめです。

アイロン式リペアシート

アイロンを使用し熱を掛けて接着するリペアシートです。シール式のリペアシートよりもしっかりと接着でき剥がれにくいのが特徴!補修の持続力を重視したい人におすすめです。

メッシュリペアシート

中央部がメッシュになっているシートです。修復後も通気性を保てるのでテントのメッシュ部分を補修するのに便利。補修方法はシール式リペアシートと同じで貼り付けるだけです。メッシュ部分のみ補修したいという人におすすめです。

補修材

破れた部分や穴が小さければジェル状の補修材を使うと良いでしょう。破れた跡に合わせて接着できるので隙間なく補修できます。また防水性に優れているのもうれしいポイント。固まっても柔軟性があるので、折りたたみやすく扱いやすいです。隙間をしっかり埋め、防水性、耐久性を持続させたい人におすすめです。

ガムテープ

ガムテープが置かれている様子

出典:PIXTA

その場ですぐに補修したいという方にはガムテープがおすすめです。補修方法はシール式リペアシートと同じで裏表両面にガムテープを貼っていきます。ガムテープは一時的な補修にすぎないので一度使用したら、補修材やシートを使ってしっかり補修しましょう。価格も他の補修材料に比べて安いので、もしもの時に備えて持っておくと良いでしょう。

テントを補修する際の注意点

富士山が見えるサイトでワンポールテントが設営されている様子

出典:PIXTA

テントの補修はコツを抑えることで補修効果を高められます。以下の2点に注意してテントを修理してみてください。
  1. リペアシートはシワができないように貼る
  2. シート、テープは両面に貼る
詳しく解説していきます。

リペアシートはシワができないように貼る

シートで補修する際に気を付けたいのが生地のシワ。勢いでテープを貼ってしまうとシワがつきやすいので要注意です。補修時にシワができると雨水が染みだし、結果的にテント内が濡れてしまいます。そんな事態を避けるためにもシートを貼る際はシワがつかないよう慎重に貼りましょう。

シート、テープは両面に貼る

シート、テープは必ず両面に貼るようにしてください。片面だけでも補修にはなりますが両面貼りに比べて補修効果が薄く、すぐに剥がれてしまったり、雨水が侵入してしまいます。効果を持続的に保つためにも両面に貼るようにしましょう。

テントを補修できるアイテム

ここではテントを補修するアイテムを紹介します。ホームセンターで買えるものも紹介するので、今すぐ補修したい方は要チェックしてみてください。

カインズ テント補修用テープ

ホームセンターのカインズで買える補修用テープです。アイロンなしで補修できるのでその場ですぐに補修できます。またテープ自体が耐水性に優れているので補修後も水漏れの心配なし。さらにマット感やつや感が出にくいテープなので補修部分が目立たないのもうれしいポイントです。
【基本情報】
  • サイズ:11×10×5cm
  • 耐熱/耐冷温度:80℃~-20℃
  • 重量:72g
詳細はこちら:カインズ テント補修用テープ

確実に補修したければ業者に依頼する

テントがサイトに設営されている様子

出典:PIXTA

確実に補修したければメーカーなどに直接頼むのが良いでしょう。ただメーカーによってはそのようなサービスをやっていないところもあります。そんな時はテントの修理専門業者に頼むのがおすすめです。補修にプラスして防水加工なども行ってくれる業者もあります。自分で補修するよりもテントの持続力を保てるので補修に自信がない人は業者に依頼してみてください。

テントが破れた際は自分で補修してみよう!

今回はテントの補修方法を紹介してきました。多少の穴や破れであれば自身でも補修できるので、まずは買い替えではなく補修を考えてみてください。そして補修方法がわからなくなったら本記事で再度確認してみてくださいね。是非テントを長く使って、アウトドアを楽しんでください。

今回紹介したアイテム

商品画像ケニオン ナイロンリペアテープギア エイド メッシュパッチギア エイド シームグリップ
商品名ケニオン ナイロンリペアテープギア エイド メッシュパッチギア エイド シームグリップ
商品リンク

特集・連載


あわせて読みたい記事