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DOD「ヤドカリテント」に改良点や新色追加!注目が高まる2ルームワンポールテント
ファミリーキャンプなど、テントは大きく広々としたものにしたい!という方の悩みの一つ『大きいテントは設営が大変そう』という問題。そんなときにおすすめなDODの「ヤドカリテント」。ワンポールテントで設営も簡単、さらにタープ部分も一体になっているので、別にタープを用意しなくてもリビングスペースが確保できてしまうという優れ物!すでに人気のヤドカリテントは、改良点も加わりさらに使いやすくなっています。ヤドカリテントの特徴や改良された点、さらに購入前に知っておきたい疑問や心配も一気に解決していきます。
「ヤドカリテント」はどんなテント?
愛着のわく商品名と、オシャレ度が高く斬新なギアで人気のDOD。今回はDODの「ヤドカリテント」をご紹介します。実物を見て納得のネーミングセンスと個性的な外見に、心奪われるファンの多いテント。見た目だけでなく機能性にもこだわり、ワンポールテントなのにリビングスペースがあるという珍しさで、2019年に発売された当初から注目度の高いテントです。
ヤドカリテントの魅力
たくさんの特徴があり、どれも評価の高いポイントばかりです。細かくご紹介していきます。
リビングスペースがある
ヤドカリテントの最大の特徴といえる、ワンポールテントでリビングスペースがあるというポイント。テントひとつで寝室とリビングスペースとを分けられ、2ルームが完成します。しかも、どちらも広々として開放的。別でタープの用意がいらないので、荷物も減り、設営時間の短縮にもつながります。
簡単な設営
わかりやすく簡単な設営のワンポールテント。ヤドカリテントも『テントを2周してメインポールを立てるだけ』とたとえられるくらい簡単で、1人で20分あれば完成します。またポールの本数や立て方でいろいろな張り方ができ、風向きや天候によってもアレンジ可能です。
サイドウォールとリアサイドウォール
サイドウォールは雨や風をしのげ、さらに開放感はキープしたままプライベート空間の目隠しにもなります。使わないときには内側に巻き上げておくことも可能です。またテント前面だけでなく、後方のリアパネル2箇所にもサイドウォールがあるので、雨の日でも換気できます。
開放的で広々室内
大きな開放部が3つあり、全てメッシュにできるので風通しがよく室内を涼しく保てます。出入り口が3つになるので、インナーテントへのアクセスもよく、使いやすい構造です。またインナーテントの天井は300cmと高く、立っての移動も可能で圧迫感もありません。さらに床の横幅は420cmと広く、最大で大人6人が寝られる広い室内。少ない人数で、ゆとりのあるお籠りスタイルにもおすすめです。
インナーテントはポリコットン素材
インナーテントにはポリコットン(ポリエステルとコットンの混紡)を使用。ポリコットンは吸湿性と通気性に優れた素材で、夏は涼しく、また繊維構造により熱を逃しにくいので冬は暖かく過ごせて快適です。
あると便利な細かい機能
インナーテントにはコンセント用ファスナーがあり、暖房器具や扇風機などの電気機器を使用する時にも便利です。足元には寝室ポケットも付いているので、なくしやすい小物の置き場所にも困りません。またテント上部にあるベンチレーターのおかげで、フルクローズにした場合でも換気ができます
改良されてさらに満足度の上がったポイント
毎年マイナーチェンジをして使いやすさがさらに増しているヤドカリテント、実際にはどの部分が改良されてどのように変わったのでしょうか。
巻き上げ可能なスカート
寒い時期は必須で、冬場に冷気の侵入を防げるテントの裾部分にあるスカートは、ヤドカリテント発売時からの標準装備。逆に、冬キャンプ以外の時期には朝露がついたり、汚れが気になる、また風でバタつきが気になる場合もあります。そこで、スカートの一部に巻き上げて止められるトグルが付きました。気になっていた方にはとてもうれしい改良点ですね。
ゆったりとした収納袋
テントの撤収時、畳むのもわかりやすく簡単なヤドカリテント。しかしピッタリサイズの収納袋は、慣れない人には入れにくいとの声もありました。そこで収納袋のサイズをゆったりサイズに変更。初心者にも入れやすく撤収時間もさらに短縮でき、愛用者に嬉しい改良点です。
ファスナーの改良
ファスナーが生地に噛んでしまうと、テントの傷みにもなりますし、なによりプチストレスに。そこで、開け閉めの多い出入り口のファスナー横にパイピングが入り、生地を噛みにくい設計に改良されました。ファミリーキャンプにも人気のヤドカリテント、子どもでもスムーズに開け閉めできるファスナーは子どもも大人も快適です。
新色の登場
発売当初からカーキグレーのみの販売でしたが、2022年に新色のタンが追加になりました。カーキグレーと並んでシンプルなカラーのタンは、他のギアとの相性もよくおしゃれなDODの人気色。キャンプ場でも他とかぶりにくい個性的な外見のヤドカリテントですが、選択肢が増えて、さらに注目のサイトコーディネートができあがりそうですね。
ヤドカリテントのよくある疑問・心配点
ヤドカリテントは機能がたくさんあり快適そうだけど、実際使うイメージをしてみると浮かんでくる疑問や心配。よくある疑問点について、順番に解決していきます。
ワンポールではないの?
テント部分はワンポール!フルクローズ状態ならこれで完成ですが、ヤドカリテントを購入したからにはヤドカリ状態にする方が多いはず。ヤドカリスタイルにするには別売りのポールが必要になります。テントアレンジが豊富なので本数は様々ですが1本〜最大6本、別に用意が必要です。
寝る時はどうするの?
跳ね上げたタープスペースは、就寝時にフルクローズに戻すのか、気になりますよね。しかしインナーがポリコットン製なので、インナーテントの出入り口を閉め切れば暖かく、真冬以外はそのままで快適に寝られるます。また寒い時期は始めからフルクローズで、広い室内を有効活用したお籠りスタイルを楽しんでいるキャンパーも多いです。冬とそれ以外のシーズンで使い方もスタイルもアレンジ可能です。
ヤドカリテントは焚き火の火の粉につよい?
火の粉に強い素材はコットン製、ポリコットン製と言われています。ヤドカリテントは、インナーテントはポリコットンですが、フライシートはポリエステル。跳ね上げたタープスペースやテント近くでの焚き火は、ポリエステルに火の粉が飛ぶとすぐにダメージになりますし、危険もあるので、やはりテントより離れたところで焚き火するのが安心です。
専用グランドシートはない?
商品化を願う声は多いですが、現在専用のものはありません。またサイズ感が近く、よく比較される同じDODの商品で「ワンポールテント(L)」のグランドシートは、商品はありますが小さすぎ、「タケノコテント」にはやはり専用のものはありません。そこで、別で用意する場合の注意点!テントより大きいと雨が降った際に雨水がテント下に溜まってしまうため、インナーテントより若干小さめサイズを選びましょう。
個性豊かなヤドカリテント
販売個数や時期が限られ、人気は高いが手に入りにくいとも言われるヤドカリテント。1年を通して使え、季節によって過ごし方を変えるのも楽しみのひとつです。個性的な名前や外見、そこに細やかな気遣いを感じる使いやすいさが加わった快適空間のテント、アイデアしだいでキャンプの楽しみ方が何倍にもなっていきそうですね。