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テント泊登山

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【入門編】テント泊登山の準備リストを紹介!装備を軽量化するコツとは?

テント泊登山は、荷物は何を用意すればいい?ザックの大きさは?装備を揃える費用は?といった疑問が多いです。今回は、これから始める方に向けて、テント泊登山の持ち物と各アイテムの選ぶ時のポイントを解説!この機会に、道具の準備を万全に整えておきましょう。装備を軽量化するコツも理解すれば、テント泊が快適になること間違いなし!

テント泊登山に必要な装備って?

テント泊登山で揃えるべきアイテムとは?ここでは、持ち物の準備リスト、重量、費用など、準備する上で必要な情報を紹介します。

持ち物の準備リスト

持ち物リストを確認して、必要な装備一式をチェックしてみましょう。
幕営用テント
シュラフ(寝袋)
マット
調理器具鍋類
マグカップ
食器・カトラリー
ガスバーナー
ガス・燃料
ウェアインナー(肌着)
長袖シャツ(中間着)
パンツ
レインウェア
靴下
帽子
防寒着
着替え
ギア大型ザック(リュック)
ザックカバー
登山靴
腕時計
ヘッドライト
予備電池
タオル
登山計画書
コンパス
地図
スマートフォン(登山用地図アプリ)
モバイルバッテリー
ティッシュ
ゴミ袋
お金
行動食
水筒
緊急事アイテムエマージェンシーシート
ライター
健康保険証・山岳保険・ココヘリ会員証
ファーストエイドキット
あると便利なものサポートタイツ
レジャーシート
カイロ

食材の選ぶポイントは「軽量」「日持ちする」「簡単調理」

山飯

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テント泊に用意する食材を選ぶ上で大事なポイントは、「軽量」「日持ちする」「簡単調理」の3つ。荷物の軽量化だけでなく、温度管理ができないザックの中に長時間入れても状態が悪くならないこと、どんな環境下でも作れるように調理が簡単なことを視野に入れておきましょう。 3つのポイントをふまえた食料でおすすめなのが、フリーズドライ食品のようなお湯を注ぐだけで出来上がるものやレトルト食品のような湯煎するだけで食べられる手軽なものです。ゴミが最小限で済む上、誰でも簡単に調理できます。

総重量は?

登山道を彩る鮮やかな紅葉の様子
テント泊に使用する大型ザックは日帰りや小屋泊用のものに比べて、容量もサイズも大きくなります。日数や食事の内容によって変わりますが、総重量は一般的に15~20kg前後です。

かかる費用は?

寝袋

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テント泊は日帰りや山小屋泊と大きく違い、行程にあわせた食料と調理器具、テントやシュラフ、シュラフマットなどの幕営用の荷物が増えます。その分、大量の持ち物を収納する大きなザックが必要です。 持ち物を揃える上で気になる費用。テント泊登山は幕営用品3点をまとめて揃えるだけでもざっと10万円ほどかかります。安いギアで揃えるのもいいですが、登山のような過酷な環境下ではあまり通用しません。少し値段を張る場合でも機能性を重視したものを揃えましょう。

軽量ギアの選び方

登山リュック

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装備の軽量化はテント泊の基本!荷物を軽くするコツは、快適さを少し我慢して軽い装備を購入し、無駄なものは持たないこと。ここでは軽量ギアをどのように選べばいいのかを解説します。

テント

快適さを重視する場合は2人用のテントを選ぶのもいいですが、軽量化を考えるなら1人用を選びましょう。 軽量と言えば非自立式やシングルウォールを想像する方が多いですが、使い勝手が良いのは自立式のダブルウォールです。1人用のテントにマットを敷いたらスペースに余裕はないのでは?という心配は入りません!余裕を持って荷物整理できます。

寝袋

化繊綿の寝袋(シュラフ)は低価格ですが重量感があり収納サイズもコンパクトではありません。軽量化する場合は、高品質のダウンモデルを選びましょう。軽量かつ収納サイズもコンパクトです。化繊綿と対応温度域が同じでも使われているダウンの質が高いため、保温力が抜群!

マット

寝袋の下に敷くマットを選ぶ際、重さより収納サイズに注目しましょう。特に発泡素材を使ったクローズドセルは、浮き輪のように膨らませる、エアマットの内側にウレタンフォームを内蔵することで自動膨張します。収納時はコンパクトに折りたたんで持ち運べるのでとても便利!

調理器具(クッカー)

食事はテント泊の楽しみのひとつですが、装備の軽量化を考えると重くてかさ張る調理器具は持っていけません。おすすめは火にかけられるクッカーや小型カップ。燃料にはアルコールストーブや固形燃料などの選択肢もありますが、使いやすさを考慮すると一体型のバーナーがおすすめです。

ウェア

予報外の天候で衣類が濡れてしまったときに備えて、着替えは用意したいところ。装備の軽量化するためには、アウトドアウェアを必要以上に持っていかないことがポイントです。 撥水加工や通気性といった機能を備えている素材のウェアに変えれば、濡れても着替える頻度を抑えられます。なるべくかさ張らないように、収納サイズに気を配りながら準備しましょう。

テント泊登山の装備を軽量化するコツ

大きさやデザインの異なる3つのリュック
テント泊登山をする上で大切な装備を軽量化。どうすれば上手く軽量化できるのか、そのコツを解説します。

UL(ウルトラライト)装備を心がける

UL(ウルトラライト)とは、ザックの中身を厳選し可能な限り身軽に出かけ、深く自然と向き合う考え方のこと。ザックが軽いことで長時間・長距離を移動しやすく、体力消耗が軽減されます。どんな環境下でも素早く行動でき、安全面が高まることにも繋がるので、テント泊ではUL装備を心がけましょう。

予備品や代用できるものは置いていく

軽量化する上で大切なのは、予備品や代用できるような無駄なものは置いていくこと。就寝時を快適にしてくれるアイテムはいくらでもありますが、それらをすべて用意していたら相当重くなってしまいます。ほかの装備で代替えできるものは無駄なものと割り切っていきましょう。

必要な装備を削らず、安全面を配慮する

テント泊では危険な岩山を歩く際にヘルメットを装着しなかったり、必要な日数分の水や食料を持っていかければ命の危険に繋がります。 身軽さを追求する場合、安全性を考慮して必要なものをきちんと確保し、必要最低限の装備は携えて行きましょう。怪我をした時にすぐ応急処置できるようファーストエイドキットを所持しておくのも忘れずに!

大型ザックに装備を詰め込もう!

登山の様子

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テント泊の装備が揃ったら、大型ザックを準備しましょう!ここでは、衣食住、全ての荷物を詰め込めるザックとは何かを紹介します。

容量の目安

大型ザックを選ぶ上で容量は欠かせないポイントです。1~2日のテント泊なら50~70L、それ以上の長期縦走であれば70L以上が必要になります! ザックは大きければいいというものではありません。サイズが大きいことで重量も増すので、どのくらいの期間テント泊をするのかを考えて購入しましょう。重い荷物を背負って長時間を歩くため、背負い心地も重要です。購入前に店頭で実際に背負ってみるのがおすすめ!

パッキング方法

自分の体に合った大型ザックを選んだ後は、効率的なパッキング方法をチェックしましょう。ザック下部には潰してもよいものや行動中の使用頻度が低いものを入れ、できるだけ沢山のものを上から取り出せるように配置するのがポイント。 雨対策として緊急性の高いレインカバーは雨ふたに収納し、その他のアイテムは防水スタッフバッグで小分けにしましょう。配置が分散することで、雨被害を最小限に抑えられます。他にはコンプレッションバッグで圧縮したり、ギアを薄くたたんで外側に滑り込ませて隙間を埋めます方法も!

テント泊登山の就寝時の服装について

登山を楽しむ女性

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テント泊登山の就寝時は寝間着は必要?季節別に服装は違う?そんな疑問を解消すべく、服装についてを解説します。

寝間着や着替えは必要?

テント泊では寝間着は基本的に持って行きません。余計な荷物を減らすため、歩行時そのままの恰好で寝るのがスタンダード。汗の匂いや身体のベタつきが気になる場合は着替えを1、2着用意しておきましょう。上着と靴下だけを準備し、汗拭きシートで拭くくらいがちょうどいいです。 ちなみに、インナーや靴下はメリノウール素材だと臭いがほとんどしないのでおすすめ!

夏と冬、服装の違い

テント泊登山の服装は、夏と冬で大きな違いがあります。
  • 夏…接触冷感といったひんやりした着心地の長袖、薄手の長ズボンがおすすめ。 大量に汗をかくので、替えのTシャツを用意しましょう。上に防風性アウターや山シャツ、フリースを羽織るのがポイント。
  • 冬…厚手のフリースジャケットや防寒ジャケットを用意しましょう。 ダウンは雪山用の綿量が多く保温力が高いものがお勧め。 タイツやアルパインウェアに保温力があれば3シーズン用の登山用ズボンでも大丈夫です。

テント泊登山の注意点

登山には怪我や事故が起こるのも少なくありません。楽しく安全にアウトドアを満喫できるように注意点を解説します。

女性単独では危険!事故や迷惑行為の対策

最近は人混みから解放されたい、気分転換に行くという女性が登山をする機会が増えてきました。安全に登山を楽しむためにも女性の単独での危険性、事故や迷惑行為などを予防するための対策を心がけましょう。
  • 休日など登山者が多い日に登る
  • 登山者の人気のルートを選ぶ
  • 女性らしさを出す格好はしない
  • 男性に話しかけられても相手しない

テント泊登山は死亡事故あり

雨の中、登山する様子

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重い荷物を背負ったことで動きが鈍くなり、狭い登山道でのすれ違いや急斜面での登り下りなどで転落死亡する事故は毎年多いです。歩きやすいように装備の軽量化して、安全に楽しみましょう。 主要な登山コースではキャンプ指定地以外、テントは張ってはいけません。国定公園や国立公園など自然保護エリアでは特に厳しく規制されているのでチェックしておくのがポイント。

テント泊登山の装備を軽量化するときは安全面に考慮しよう!

これから始める方に向けて、テント泊登山の持ち物と各アイテムの選ぶ時のポイントを解説しました。テントにシュラフにマットにザックを揃えると10万円ほどかかりますが、一度機能性に優れているものを買ってしまえば長持ちしますし、ますます登山の楽しみ方が広がります。安全面に配慮してテント泊登山を楽しみましょう! ▼登山の持ち物を詳しく知りたい方はこちらをチェック!


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