制作者
オダギリ
長野県出身、北海道在住。日常生活がアウトドアのようなので、コロンビアのブーツを愛用しています。おすすめは釧路湿原の達古武オートキャンプ場です。
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もくじ
カートンドッグとは?
カートンドッグとは、牛乳パックを燃料にして作るホットドッグのこと。薪やガスなどの燃料を一切使わず、牛乳パックを使用するため、ゴミも出ず地球に優しいキャンプ料理です。用意するのは、牛乳パックやアルミホイルなど手軽なものばかり。ファミリーキャンプで楽しく、おいしく、簡単に作れるので、子どもたちも喜びます!
カートンドッグの魅力
準備や片付けが簡単なカートンドッグには、たくさんの魅力があります!
牛乳パックがあるだけで作れる
カートンドッグの最大の魅力は、牛乳パックがあるだけで手軽に作れること。キャンプやアウトドアにおいて、荷物が少なく済み、作り方もいたってシンプルです。牛乳パックを燃やして作る面白さもたまりません。
ゴミが出ないため片付けが簡単
薪や炭が必要なく、牛乳パックを燃やして作るため、ゴミが出ません。片付けが簡単な上に、エコにも配慮したアウトドア向けの料理と言えます。準備も片付けもラクラクなのは一石二鳥です。
子どもと一緒に作れる
カートンドッグは牛乳パックを燃やすだけで作れるので、比較的に火傷の危険性が少ないです。ファミリーキャンプで、子どもと一緒に楽しめる料理として最適。そうは言っても、子どもの安全には十分注意しながら、おいしいカートンドッグを作ってくださいね!
カートンドッグの失敗例
カートンドッグはキャンプ場で簡単に作れますが、こんなケースで失敗することがあります!
牛乳パックを忘れる
基本的なことですが、牛乳パックを忘れるとカートンドッグは作れません。しかし、段ボールがあったら代用できることを覚えておきましょう。この後、段ボールを代用したカートンドッグの作り方を簡単に紹介します!
牛乳パックが乾いておらず、火がすぐ消える
使用する牛乳パックが乾いていないと、湿っているため火が消える可能性があります。キャンプでカートンドッグを作るには、よく乾燥させた牛乳パックを持って行ってください。
パンを焦がす
アルミホイルの巻きが足りていないと、中のパンが焦げてしまうことも。牛乳パックに入れる前に、具材を挟んだパン全体を包み込むように、アルミホイルでしっかり巻きましょう。
【牛乳パックの代用】段ボールで作るカートンドッグの作り方
牛乳パックがなかったら、代わりに段ボールを使ってカートンドッグが作れます。その際、厚くて大きな段ボールだと作りにくいため、薄くて小さな段ボールがおすすめです。具材を挟み、アルミホイルに包んだパンを中に入れて焼き上げる方法は、基本的に牛乳パックと一緒です。
カートンドッグの作り方
それでは、牛乳パックを使ったカートンドックの作り方を順番に詳しく説明していきます!
手順①準備するもの
準備するものは、牛乳パック、アルミホイル、ロールパン、ウインナー、チーズ、野菜類などです。ウインナーは長い太めのものがおすすめ。野菜類は事前に切っておくか、スーパーでサラダ用のものを購入すると便利です。たったこれだけの道具と材料で、おいしいカートンドッグが作れます!
手順②パンに切れ目を入れ、具材を挟む
まずは、パンに切れ目を入れて具材を挟みます。チーズはアルミホイルにくっついてしまうため、ソーセージの下に敷き、好みの具材を好きなだけ入れましょう。ただし、パンの切れ目が割けて、バラバラにならないように気をつけて挟んでください。
手順③アルミホイルで包み、牛乳パックに入れる
具材を挟んだパンをアルミホイルに包みます。アルミホイル1枚だけだと焦げる可能性があるため、2重に巻いておくのがおすすめです。それを牛乳パックの中に入れます。その際、空気が入りやすいように少しゆとりをもって入れ、詰め込み過ぎに注意しましょう。
手順④牛乳パックに火をつける
牛乳パックをバーベキューコンロなどに乗せ、ノズルの長いライターで火をつけます。燃える過程で倒れる危険性があるため、牛乳パックを固定しておくか、あらかじめ横にしておくのがベストです。直火禁止のキャンプ場では地面を避け、周りに火が移らないように十分な空間を確保してください。
手順⑤火が消えたら完成!
牛乳パックが燃え切って、火が消えたらほぼ完成です。すぐに触ると火傷をする危険があるため、2〜3分ほど冷ましてから取り出しましょう。お好みでケチャップやマスタードをかけたら、熱々のカートンドッグのできあがり。キャンプ場にいながら、焼き立てのパンとソーセージの香ばしい食感が味わえます!
カートンドッグのアレンジレシピを紹介
カートンドッグと同様に、牛乳パックを使ってさまざまなアレンジレシピが楽しめます!
フレンチトースト
使用する材料は、食パン、たまご、牛乳、バニラエッセンスなど。たまごと牛乳、お好みでバニラエッセンスや砂糖を入れた液体を作り、カットした食パンをよく浸します。汁がこぼれ落ちないようにアルミホイルを2重巻きにして浸した食パンを包み、牛乳パックに入れて燃やしたら、フレンチトーストのできあがりです!
肉巻きおにぎり
カートンドッグの要領で、温かい肉巻きおにぎりも作れます。すでに調理されている市販の肉巻きおにぎりを用意し、アルミホイルを1巻きして火の通りをよくします。牛乳パックに入れて燃やしたら、ホカホカの肉巻きおにぎりが完成。生肉からの状態は難しいので注意してください!
ホットサンド
ロールパンの代わりに食パンに具材を挟んで、牛乳パックに入れて燃やしたら、ホットサンドもできます。ハムやチーズなど、具材のバリエーションを幅広く変えられ、飽きずに楽しめます。簡単に調理できるので、キャンプの朝食として最高です!
カートンドッグを子どもと作って料理を楽しもう!
カートンドッグは準備や片付けが簡単で、手軽に調理でき、子どもと一緒に楽しめます。ファミリーキャンプにぴったりな料理なので、ぜひ一度試してみてください。きっとやみつきになりますよ!
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