- 商品名:スナグパック ベースキャンプ スリープシステム
- 使用サイズ:220×80cm
- 収納サイズ:30×50cm
- 快適温度(下限):-12℃(アウターのみ3℃、インナーのみ-2℃)
- 価格:16,500円(税込)
3万円以内の「確実」なテント&寝袋とは?アウトドアの達人が見つけたメインギア5選【真夏のコスパ選手権】
2022.08.25キャンプ用品
キャンプに欠かせないテントに寝袋、クーラーボックス…。主要アイテムだけあって、安さで選んでしまうと、アウトドアに必要な機能や耐久性がなく、使わずに無駄な出費になることも。そこで誰しも知りたいのが、値段以上に期待できる「確実」なギア。外遊び人生で数千点のギアに触れてきたアウトドアコーディネーター山田昭一さんに、メインギアながらも「3万円以内」の注目5アイテムを教えてもらいました。
制作者
近藤みのる
hinata編集部のみのるです!
月2回は必ずキャンプに行くhinata編集部きってのキャンパー!グルキャンと、チャリキャンプが好き。
キャンプギアオタク。新しいもの大好きです!
車→カスタムプロボックス 自転車→オーダーメイド テント→いろいろ
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もくじ
達人が選ぶ「アンダー3万円」の間違いないギア
キャンプ初心者の第一関門は、テント、寝袋などの主要ギア選び
多くの道具が必要なキャンプ。
「最初から間違いのないものがほしい」
「次は失敗のないものにしたい」
テントや寝袋などのキャンプに欠かせないメインアイテムの選択は、初心者から上級者まで、何を買うべきか頭を悩ませ続けるキャンパーの永遠の課題です。
機能や快適性を重視して選べば、価格は青天井。逆に安く抑えようと思うと、実際のキャンプでスペックが足りずに痛い目を見たり、SNSに投稿できるほどの見栄えがしなかったり…。
逸品を紹介する外遊びの達人は山田さん
▲山田昭一さん
人気アウトドアブランドの元広報。現在はフリーランスのPR・アウトドアスタイリスト。
多くの媒体で活躍し、モデルとしても出演。キャンプをはじめとした外遊びの達人。
hiantaのYouTubeチャンネル「hinata TV」の好評企画「ゆりのいきなりキャンプデビュー」(通称ゆりキャン)で講師兼スタイリストを担当。
確実な買い物をするためには、アウトドアを知り尽くした業界人の知恵を借りたいところ。そこで、国内でも指折りの外遊びの達人、山田昭一さんが、主要アイテムながらも3万円以内で買える逸品を本気でリサーチ。最新のキャンプシーンのトレンドを踏まえながら、「使い続けられるアイテム」を聞きました。
達人直伝!アンダー3万円で買えるキャンプのメインギア5選
レイヤードシステムで年中使えるスナグパックの寝袋
山田さんが「真冬でも使える寝袋では抜群のコスパ」とおすすめするのは、スナグパックの「ベースキャンプ スリープシステム」。中綿に化繊を採用したモデルで、快適温度の下限は-12℃。本州の冬キャンプにも対応できます。
他ブランドで同温度帯に対応するダウンの寝袋なら、ゆうに5万円は超えますが、その価格は驚異の15,180円(税込)。しかし、この寝袋、魅力は優れたコストパフォーマンスの高さだけではありません。山田さんが目をつけたのは、夏でも快適に使えるようにした“ある秘密”にあります。
オールシーズン使用を可能にした「レイヤードシステム」
「この寝袋は、アウターとインナーの2重構造になっています。つまり、2つの寝袋が重なった状態。季節に合わせて1枚だけ、重ねてと、1つあれば年中快適に寝られます」
2重構造はレイヤーシステムと呼ばれ、アウターのみの快適温度の下限は3℃、インナーだけでも−2℃。アウターとインナーを使い分ければ、季節に合わせて複数の寝袋をそろえる必要がなく、夏から冬まで1つの寝袋で完結します!
詳細はこちら:スナグパック ベースキャンプ スリープシステム
出典:Amazon
【基本情報】
クーラーボックスは小さくても保冷力が大事
アレジアのソロサイズクーラーボックス
クーラーボックスもキャンプではとても重要なギア。しかしクーラーボックスこそ、サイズや保冷力によって値段はピンキリです。山田さんがキャンプで求める保冷力は、「入れた氷が2〜3日溶けずに残るぐらいのもの」。
「冬はともかく、夏のキャンプでは、保冷力のない安いクーラーボックスだと確実に食材を傷めます。テントとか寝袋と同じように、クーラーボックスも体を守る重要なギアなんです」と、その理由を語ってくれました。
ソロキャンプ以外でも使い勝手のいいサイズ
そして山田さんが求めていた保冷力とサイズ感の条件を満たしたのが、もともと日本の冷凍庫メーカーであるアレジアが2021年夏にリリースしたクーラーボックス。「満杯にした氷を5日放置しても残っているほど、確かな保冷力があります。10Lという珍しいコンパクトサイズで、ソロキャンプには十分。数人で行くキャンプのサブとしても便利です」。
500mlのペットボトルの高さがぴったりなのも使いやすさの秘訣。ソロのメイン使い、家族・グループで冷凍と冷蔵を分けたいときのサブとして活躍を約束するクーラーボックスです。
詳細はこちら:アレジアアウトドア用クーラーボックス10ソロ
出典:Amazon
【基本情報】
- サイズ:43✕30✕29.5cm
- カラー:ホワイト、タン
- 容量:10L
- 重さ:4kg
- 価格:15,300円(税込)
ハイコスパテントの代表格
中国発の本格派ブランド「ネイチャーハイク」
「ハイエンドテントに劣らない機能性が安く手に入るブランドの代表格」。山田さんがこう断言するのが、近年目覚ましい進化を遂げている中国発のアウトドアブランド「ネイチャーハイク」です。テントは登山向きの軽量、コンパクトで、耐水・耐風に優れたラインナップが充実。もちろん、ソロやグループでのキャンプにも使えるテントを多く展開しています。
他ブランドなら10万円を超えるスペック
ほぼ全てのテントが3万円以内で手に入るネイチャーハイクのテント。その中でも、山田さんが特に注目しているのは、最大3人を収容するトンネル型テント「オパルス3」です。
アーチポール3本のみで立てるシンプルな構造で、設営が簡単。土足で過ごすリビングスペースも備えたツールーム仕様で、テント内で調理もできます。
居住スペースの広さに加え、重量は3kg。高い防水性を誇るシルナイロン生地も採用しています。「他ブランドで同スペックのものだと10万円を超えるテントもある中、オパルス3は26,900円(税込)と圧倒的なコスパの良さ。初心者におすすめのテントです」と明言してくれました。
詳細はこちら:オパルス3トンネルテント
出典:Amazon
ブラックフライデー開催!
12/6 23:59まで
Amazon で見る【基本情報】
- サイズ:235×190×110cm
- 収納サイズ:18.5×60cm
- 重さ:3kg
- 価格:26,900円(税込)
設営簡単で立ち姿が美しいタープ
タープ選びに迷ったなら「タトンカ」一択なワケ
タープもキャンプギアの中では決して安くはないアイテム。素材やサイズ選び、どんな見た目のものにするか、考え始めると難しいアイテムの一つです。
山田さんが設営を始めたのは、落ち着いたサンドベージュが印象的なタトンカのタープ3。「ウィング型で設営が簡単だし、立ち姿もかっこよくていいですよね」。
タープ3は四角形のウイングタープで、ヘキサタープ(六角形)やレクタタープ(長方形)よりも少ない手順で立ちます。ポール2本をたてて四隅をペグダウンしたときの、シンプルながら羽のように広がる姿に、ギアフリークの山田さんも満足気。
落ち着いたカラーで使いやすい
「このタープはナチュラルな色合いでどのキャンプサイトにもなじみやすいし、TC素材なので焚き火の火の粉がついても燃え広がりにくいのもうれしいですよね」。TC素材は、ポリエステルとコットンが混ざった素材。コットンより軽くて水に強く、ポリエステルよりも高い耐久性と遮光性を持っています。
詳細はこちら:タープ3TC
出典:Amazon
【基本情報】
- 商品名:タトンカ タープ3TC
- サイズ:400×400cm
- 収納サイズ:58×30×6cm
- 重さ:2.25kg
- 価格:24,200円(税込)
煙の出ない新感覚グリル
香川発のアウトドアブランド「アイアンフィールドギア」のギア
「最後に紹介するのは、炎が出にくく煙が少ない画期的なグリルです」。山田さんが取り出したのは、香川県のアウトドアブランド「THE IRON FIELD GEAR(ジ アイアンフィールドギア)」の「SUMI BE BOX(スミビボックス)」。
焚き火は薪で観賞し、料理は炭火に回帰する人が増えている昨今のキャンプシーン。そんなトレンドを見据え、スミビボックスは炭火料理に特化しています。
煙の少なさが食材のおいしさを引き出す
屋外での焼き肉文化のある北海道の出身だからか、「煙が出ないおかげで、都内にある自宅の庭でもバーベキューができるようになりました!」と喜ぶ山田さん。
少煙の秘密は、炭を置く場所を覆うカバー。煙の原因となる食材の水分や油が、炭に直接落ちない設計になっています。炭火の遠赤外線をいかしながら、隣のサイトや家に迷惑をかけず、じっくりと焼いた肉が味わえます。
詳細はこちら:SUMI BE BOX
出典:Amazon
【基本情報】
- 使用サイズ:635×270×210mm
- 収納サイズ:270×370×420mm
- 重さ:7kg
- 素材:ボディ ステンレス(0.8mm厚)、グリルプレート スチール(2.8mm厚)ホーロー加工
- 価格:29,700円(税込)
低予算でも高クオリティなキャンプができる時代!
アウトドアギアは「安いものはそれなり」「高いほどにいい」と一概には言えません。自分の求める機能と予算をしっかり考えれば、ちょうどいいラインを見つけられます。山田さんが選んでくれた3万円以下のアイテムは、キャンプの主要アイテムの中ではコストパフォーマンスに優れたアイテムばかり。とくに「はずれのないギアを選びたい」と考えているキャンプ初心者の方は、参考にしてみてください。
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||
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商品名 | スナグパック ベースキャンプ スリープシステム | アレジアアウトドア用クーラーボックス10ソロ | オパルス3トンネルテント | タトンカ タープ3TC | SUMI BE BOX |
商品リンク | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るhinataストアで見る | Amazon で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る |
真夏のコスパ選手権
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