タープ、一人で張れる?キャンプの達人にいまさら聞けないタープの基本を学ぶ

 キャンプ用品

キャンプをはじめてから、しばらく経つけど実はきちんとわかってない...。そんな意見がよく出てくるアイテムが「タープ」です。そこで今回は、キャンプの達人にタープの基本を教えてもらうことに!タープの役割、設営場所から、一人で設営する方法まで、知ってそうで知らない基本をわかりやすくご紹介します。


 目次


タープ設営に苦労するキャンプ...。

一人で設営難しい問題

   

キャンプをはじめて、まず引っかかるポイントが、設営の難しさ。特にタープは、簡単に設営できるようで、案外難しいアイテムです。また、カップル・夫婦、ファミリーで行くキャンプでは、それぞれ役割分担したり、お子さんの面倒を見ながら設営をすることになります。突然一人で設営しないといけないことも。タープの張り方なんて知ってるよ!と思っていても、いざその時になると、悪戦苦闘するものです。

どこに、どのように設営したらいいかわからない問題

   

設営そのものも難しいですが、設営する場所やレイアウトも頭を悩ませるところ。こんなところがいいのかな、と試行錯誤してサイトの場所を決めますが、本当にそこが最適なのかわからないものです。風が全く通らなくて暑い...。せっかくタープを張っているのに、日が差し込んでくる...。そんな問題がよく起こります。

キャンプの達人に、定番「ヘキサタープ」を学ぶ!

「タープ設営に苦労しているけど、今さらタープの基本なんて聞けないな...。」と思っている皆さんに、こっそり基本をおさらいしてほしい!と考えたhinata編集部は、キャンプの達人にタープの基本を教えてもらうことに。タープの中でも、最もよく使われているヘキサタープを使って、一から学んでいきます。

   

今回教えてくださるキャンプの達人は、山田さん(写真左)。大手アウトドアメーカーのPRを長年勤め、現在はフリーで、あらゆるアウトドアメーカーのPRを手がけています。仕事でもプライベートで関わり続け、キャンプ歴は20年以上の達人です!

教わるのは、キャンプを初めて2年のROSAさん(写真右)。タープは何度か使ったことがありますが、毎回人に設営を手伝ってもらっているのだとか。タープを一人でも設営できるようになりたい!と、今回教わりにやってきてくれました。

ROSAさん:改めて、タープのあれこれを学ばせていただきたいと思います。よろしくお願いします!

山田さん:任せてください!これまで多くの人に伝授してきているので、きっとわかりやすくお伝えできると思います。

そもそもタープの役割とは?

   

山田さん:初心者の方に向けて、ということで、念のためタープの役割からお伝えしていきますね!基本は、日差しを避けるために設営するものです。あとは、突然雨が降っても、屋根となってくれるという要素もありますね。リビングスペースを展開していても、雨に濡れる心配がありません。

ROSAさん:最近はタープを設営せず、林間サイトでキャンプをして、日差しを避けていました。でも、突然の雨が降った時には困りました...。そう思うと、やはりタープはあった方がいいですね!

基本① タープってどれを選べばいい?

   

山田さん:それでは、基本を一つずつお伝えしていきますね!まずは、タープの選び方。気にするべき点は、思いのほか色々とあります。使用人数にあったサイズか、持ち運びやすいか、コンパクトに収納できるか、耐水圧はしっかりとあるか、などなど。あげればキリがありません。

ROSAさん:そうですよね。正直、どれを選べばいいのかよくわからず、デザインが好みなものを選んでしまいます...。

山田さん:それも一つの手ですよ!最近のタープは、どれも機能性が高くなってきているので、これは絶対にダメ!というものはそうありません。それよりも気にした方がいいのは、タープの種類ですね。形に合わせて、オクタやスクエアなどありますが、初心者にはヘキサタープがおすすめです。

   

ROSAさん:キャンプ場で一番よく見かけるタイプのタープですね。なぜ、ヘキサタープがいいんですか?

山田さん:設営方法が簡単で、すばやく設営ができるというのが、一番の理由ですね。その上、上級者になったからといって買い換える必要もありません。張り方のアレンジ方法が豊富で、キャンプスタイルや天候によっても自由な張り方を楽しめるんです!ヘキサタープを一つ買っておいて、損することはありませんよ。

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ということで今回は、初心者におすすめなギアを多く展開する、ホールアースの「EARTH Hexa Tarp II」を使って、タープのあれこれを教えてもらいます。

今回使用するアイテムはこちらからチェック!

EARTH Hexa Tarp II

基本② タープを張る場所は?レイアウトは?

   

山田さん:さて、ヘキサタープを手に入れてキャンプ場についたら、設営の前にタープを設営する場所と、そのレイアウトに気をつける必要があります。

ROSAさん:なんとなくは把握しているのですが、具体的にはどのようなところに気をつけるといいのでしょうか?

山田さん:特に気をつけて欲しいポイントは、設営場所について2つ、レイアウトについて2つあります。

設営場所

山田さん:設営場所について、1つめは、地面が平らで草が低いことです。過ごしやすさという点で、平らで草が低いととにかく快適です!傾いていると、机の上のものは滑り落ちますし、チェアの座り心地は最悪。草の背が高いと、ものを落としてしまった時、なかなか見つけられません。また、自然の中なので、危険な生物がいることもあります。そんな時、草の背が低ければすぐに気づくことができます。

2つめは、一本木の下には設営しないこと。陰ができているので、つい設営しがちですが、突然雷雨になった際、落雷の危険性が高くなります。自然の中では何が起こるかわかりません。天気がどれだけ良くても気にしておきましょう!

レイアウト

   

山田さん:レイアウトについて、1つめは、風の向きです。風上をタープの頂点に、風下をその対角線上におくと◎タープの中を風が通って逃げてくれます。風向きは変わるものなので、一概に正解とは言えませんが、風を逃す仕組みにしておくと、煽られてタープが倒れる危険性が減ります。そもそもものすごい強風の際には、タープを張らない方が良いですよ!

2つめは、太陽の向き。風向きに合わせつつ、太陽の向きにも気をつけるというのはなかなか難しいですが、気にせず張ると、日陰を作ることができません。役割を果たせなくなってしまいますね(笑)。東西を先端にすると西日をもろに浴びることにあるので、それを意識してレイアウトするようにしてください!

基本③タープを一人で正しく張る方法、教えます!

山田さん:座学はここまで!最後に、誰でも一人でタープが張れるよう、要所を押さえて張り方を丁寧に説明していきますね。

ROSAさん:待ってました!「一人でタープが張れるようになる。」と聞いてきたので、とても楽しみです。

タープを半分に折れた状態で広げる

   

山田さん:早速順に設営していきましょう!まずは、タープを半分に折れた状態で広げます。この時、先ほどお話ししたレイアウトも決まるので、しっかり考えて広げてくださいね。ポイントは「半分」にしておくこと。重たくなるので風で飛びにくくなりますし、動く距離が減るので、単純に楽です(笑)。

タープの先端部分には、ペグを仮打ちしておくと◎。ポールを立ち上げる際の目印になります!

ポールやペグの位置を決める

   

山田さん:どんどん下準備をしていきますよ。次に、ポールをタープの折りたたんでいる辺と直角に倒しておきます。

ROSAさん:直角ですか...?何のためになるのでしょうか??

   

山田さん:おいたポールに対してさらに直角に、ポールを倒しておいてみてください。この先端部分がペグを打つべき場所になります!この位置にガイロープがくると、ちょうどバランスよくタープが張れるんです。

ROSAさん:なるほど!先にペグの場所を決めるんですね!どの辺にペグ打ちしたらいいかわからず、いつもなんとなくやって失敗していました...。これはわかりやすい、いい教えを知りました!

ペグをしっかり打ち込む

   

山田さん:ポールの先端部分に、ペグをしっかり打ち込んでいきます!基本的にこの後動かすことはないので、ガイロープをかける余裕を残しつつ、しっかり打ち込んで大丈夫ですよ。

ROSAさん:それでは打っていきます!

   

山田さん:あ、ストップストップ!ここでもポイントが。ROSAさんはキャンプ慣れしているので、問題ありませんでしたが、初心者の方が引っかかりやすい失敗がペグの張り方なんです。左のように、ガイロープに対して直線になるように打つと、力が入ったとき簡単に抜けてしまいます。右のように、ガイロープに対して直角に打ち込むことで、ガイロープの引っ張る力に負けないようにしましょう!

ROSAさん:最初、私も失敗したところです(笑)。せっかくペグを打ってもすぐに抜けてしまっていました...。

ペグにガイロープを引っ掛け、緩める

   

山田さん:ペグを打ち終えたところで、タープの頂点から出ているガイロープをペグに引っ掛けていきます。ここでポイントになるのは、「ガイロープを緩める」ということ!緩めていないと、ポールを立ち上げることができません。

   

山田さん:引っ掛けた後、ガイロープを持ち上げてだいたい腰の位置までくるようなら◎。ポールを立ち上げたとき、軽く引っ張ってくれるので、手を離して逆側のポールを立ち上げに行くことができます!

ROSAさん:そういうことですね!ポールを片方持ち上げた後、逆側を持ち上げに向かうと、必ずポールが倒れてしまい一人では設営できない!と思っていたのですが、ここで解決しました。ペグを打ち込む位置と、ガイロープの緩め具合に秘密があったのですね...。

ポールを立ち上げる

   

山田さん:ROSAさんがおっしゃった通り。ここまでは、ポール2本を1人で立ち上げるための布石だったんです!あとはポールを立ち上げていくだけですよ。

ROSAさん:立ち上げるとき、地面側の先端はどのあたりにきたらいいんだっけ...?と思ったのですが、先にペグを打っておいたのが、ここで効いてきますね!

   

山田さん:そうなんです!すっかり忘れた頃に活躍してくれます。ポールは手を離しても大丈夫なようになっているので、逆側も楽々立ち上げられますね。

テンションをかけて、完成!

   

山田さん:あとは、サイドのガイロープを、素直にまっすぐ引っ張ってきて、ペグを打ち込みます。ガイロープの長さは、好みで調節してください。対角線を順に張っていくと、設営しやすいですよ。

そして最後に、ガイロープのテンションをかければ完成!今は説明しながら設営していったので、少し時間がかかったように思いますが、慣れればあっという間です!

   

ROSAさん:本当に一人でタープを設営できてしまいましたね...。スゴイ!これで今度のキャンプから、一人で設営できちゃいます!皆に驚かれそうです(笑)。

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設営したあとは、涼しいタープの下でゆったり休憩。「お疲れ様でした〜!」と乾杯しました!

今回使用したタープは、こちらからチェック!

EARTH Hexa Tarp II

最後に

   

キャンプの達人山田さんに、タープの基本と一人でも設営できる方法を丁寧に学んできました。学びにきてくださったROSAさんは、大満足のご様子。みなさんいかがでしたでしょうか?ここでこっそり学んで、普段のキャンプで活かしてくださいね!


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