機能は定番にも劣らず!狙い目コスパブランドの主要アイテム5選【真夏のコスパ選手権】
2021.08.26キャンプ用品
キャンプギアの中でも「定番アイテム」が存在します。昔から形を変えず現在まで多くの人に愛用されるアイテムはキャンパーの憧れ。しかし、定番アイテムは人気さや金額の高さゆえに入手が困難なことも。そんなときには、定番にこだわらず、違う選択肢を考えることもひとつの手。定番以外のチョイスすることでお手頃に良いギアを手に入れられるかもしれません。そこで今回は、今手に入る狙い目のブランド&アイテムを紹介します!
制作者
近藤みのる
hinata編集部のみのるです!
月2回は必ずキャンプに行くhinata編集部きってのキャンパー!グルキャンと、チャリキャンプが好き。
キャンプギアオタク。新しいもの大好きです!
車→カスタムプロボックス 自転車→オーダーメイド テント→いろいろ
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定番ブランドばかり見てしまっていませんか?
キャンプギアを探す時、初めて間もないころは、キャンプを始める前から知っているメジャーブランドや、歴史ある老舗のブランドを見てしまいます。中でも、多くの人が愛用するいわゆる「定番アイテム」はどうしても欲しくなってしまうものです。
しかし定番ばかり見ていると、それ以外のブランドから出た優れたキャンプギアを見落としているかもしれません。今回は、定番ギアに対抗する、他ブランドのコスパ抜群ギア5選を紹介します。
定番じゃなくても満足度MAXなキャンプギア5選
ギミックたっぷりのシートが機能性を向上
キャンプギアのウッドチェアの定番といえば、アメリカで1点1点手作りされ、高い座り心地とデザイン性に定評のある有名ブランドのもの。しかし、その人気と希少性ゆえ、なかなか手に入らず、価格も1脚でそこそこのテントが買えてしまうほど。
クイックキャンプの一人掛けウッドローチェアは、フレーム構造は定番アイテムに似た形状。しかし、クイックキャンプならではのギミックで、快適性や使いやすさが本家より向上しています。
一番の特徴はそのシート。ウッドローチェアは座面と背面が一体型。座った時に腰部分もすっぽり覆うので、より安心感ある座り心地です。生地はキルティング仕様で、中綿入りなので冬でも寒さを和らげます。背面にはポケットとギアをかけられるベルトフック付き。焚き火のグローブやシェラカップなどをかけておくにはちょうどいい使い勝手です。
【基本情報】
使用サイズ:55×54×65cm
収納サイズ:55×65×8cm
重さ:3.5kg
カラー:サンド、ブラック
価格:8,800円(税込)
詳細はこちら:一人掛け ウッドローチェア
金属製の脚で使いやすいウッドローテーブル
キャンプにおける定番ギアであるウッドローテーブル。特に、天板がすのこ状のテーブルは多くのブランドが発売し、とても人気のアイテムです。
多くのテーブルは天板から脚まで全て木でできたものが多いですが、「カステルメリーノ」のローテーブルは、脚部が金属製で、非常に丈夫。汚れてもふくだけできれいになります。脚まで木製のテーブルは湿った地面の上で使うときに少しためらいますが、カステルメリーノであれば気にせず使えます。
カステルメリーノのローテーブルはシンプルな構造。設営する時は足を起こすだけ、ものの数秒で設営可能です。金属製の脚を内側に倒すだけで、とても薄い収納状態にできます。ローテーブルの大きさは天板が約60×33.5cmで高さが約26cm、ソロキャンプで使うなら余裕のある大きさ。気軽に使えるウッドテーブルが欲しい人にはおすすめのアイテムです。
【基本情報】
サイズ:60×33.5×26cm
収納サイズ:60×33.5×6.5cm
重さ:約2kg
価格:10,450円(税込)
詳細はこちら:カステルメリーノ ローテーブル
ハイ&ローの調節可能なコット
少し前まで、組み立て式の軽量コットといえば、コンパクトチェアなどでおなじみの、超大手の韓国ブランドの独占状態。しかし、現在は他ブランドでも、携帯性と使い勝手に優れたコットが発売されています。日本のアウトドアブランドWAQの2wayフォールディングコットもそのひとつ。重さこそ定番ブランドにはかないませんが、優れた機能を安価に実現した高コスパアイテムです。
2wayフォールディングコットは弓が弦をピンと張るように、脚部のフレームが強い力で生地を引っ張っています。そのため、高い張り感を実現し、気持ちいい寝心地を実現できます。このコットは高さ調節が可能。延長用の足パーツが付属しており、ハイ&ローの2段階で使えます。
コットは全部で4種類のパーツで構成される組み立て式。全て分解して収納袋に入れたサイズは60×18×18cmと人の寝床が入っているとは思えない大きさです。何よりも大きな特徴はその安さ。15,800円(税込)はコットとして破格。初めてのコットには打ってつけのアイテムです。
【基本情報】
サイズ:190×67×37cm(ハイ)・17cm(ロー)
収納サイズ:60×18×18cm
重さ:3.2kg
耐荷重:150kg
価格:15,800円(税込)
詳細はこちら:2wayフォールディングコット
ラグジュアリーなベル型テントも、さらに使いやすいものが登場
白いベル型テントはラグジュアリーなテントの代表格。伝統的なテントの形を守ったその形は、おしゃれキャンパーの憧れのアイテムです。「S'more(スモア)」のベルテント「Bello(ベロ)」は、定番のベルテントの仕様を引き継ぎつつ、少し使いやすさをプラスした上に、お値段もグッとお手頃になっています。
ベロの特徴は簡単に薪ストーブをテントの中に入れられること。薪ストーブは、テントの中に入れる時は煙突をテントの外へ逃さなければいけません。通常であればテントに煙突穴を開ける加工をしたりしなければいけませんが、ベロのテントには防火素材を採用した煙突設置口があり、安全かつ簡単にストーブを設置できます。
【基本情報】
使用サイズ:300×300cm
収納サイズ:85×25×25cm
重さ:18kg
価格:72,588円(税込)
詳細はこちら:ベロ300
ブラックカラーが特徴的な高保冷力の高コスパクーラー!
高い保冷力を持つクーラーボックスの定番といえば、アメリカのクーラーボックスを専門に作ってきたあおの大きなロゴのブランドが有名。
もともとクーラーボックスは、テントやタープなど、さまざまなキャンプギアを作る総合アウトドアブランドではなく、クーラーボックス専門のブランドが大きな支持を得ています。
2019年11月にできた新生ブランド「UNPLUGGED CAMP(アンプラグド キャンプ)」も、クーラーボックスをメインで作るブランドです。
アンプラグドの主力「CHILL(チル)」シリーズは、15QTから45QTまで4サイズを展開するハードクーラー。クーラーボックスでは珍しいブラックをライナップしています。
チルの特徴はなんといってもそのコスパ。保冷力は、クーラーボックスいっぱいに入れた氷が、72時間後でも18%が残っているほど。今回撮影で使用したサイズは35QTですが、有名ブランドで同サイズのクーラーボックスの相場価格は4万円ほど。一方、チルの価格は26,980円(税込)。この保冷力、この容量では破格です。
また25Q以上のサイズは2リットルペットボトルを縦に入れられる高さがあるのもうれしいポイントです。
【基本情報】
サイズ:57.5×42×38.5cm
重さ:9kg
カラー:ブラック、タン、ホワイト
容量:35QT
価格:26,980円
詳細はこちら:CHILL 35 QT
定番ブランド以外に目を向けてお得にキャンプを
知名度のあるブランドのギアは、確かに安心して買えます。しかし、そういったブランドばかりに目を向けていると、いつの間にか同等以上のスペックがあって、コストパフォーマンスに優れた名品を見落としていることも。「優れたキャンプギア」は、快適でおしゃれなキャンプをより身近にしてくれます。
真夏のコスパ選手権
より満足のいくサイトを作ろうとキャンプ用品を買い足して行くと、どうしても出費がかさみいます。「少しでもお得に、でもちゃんと使い勝手がよくて長く使える道具が欲しい」。そんなキャンパーのために、ただ「安い」だけじゃない「お値段以上」なキャンプギアをまとめました。