長野県・白馬村で、遊ぶ、食べる、買う、キャンプする。大自然堪能の夏旅へ。 長野県・白馬村は日本有数のスノーリゾートで、冬は多くのスキーヤーやスノーボーダーが訪れます。冬がメインシーズンという印象が強いですが、実は夏も素敵な場所。多くのアウトドアアクティビティをはじめ、グルメ、買い物、そしてキャンプなど、多くの楽しみがあります。今回は、夏に少し先立ち、hinata編集部が白馬で大自然を堪能する旅をしてきました。
あらゆる楽しみが詰まった場所、白馬 日本有数のスノーリゾート地として、非常に人気の高い長野県・白馬村。ウィンターシーズンには多くの人がスキーやスノーボードを楽しみにやってきますが、夏も冬に負けない素晴らしさがあります。今回、hinata編集部が実際に白馬でのアクティビティを体験。夏に味わいたい、白馬のおすすめポイントを紹介します。
【遊ぶ】夏の白馬はアクティビティが豊富 白馬は山、川、湖と、多様なフィールドに囲まれた緑豊かな土地。高低差のある地形を生かし、寒い時期はウィンタースポーツを楽しむ人でにぎわいます。しかし、白馬の見所は冬だけではありません。夏は水温が高くなるので、カヌーをはじめとした水辺のアクティビティをするのに最適。サイクリングやダウンヒルなど、広大な自然の中を自転車でかけめぐるのも最高に気持ちがよくおすすめです。
日本アルプスを望みながらサイクリングで白馬観光 人の手で整備された街並みと手付かずの自然、両方の良さを同時に味わえるのが、レンタルバイクでのサイクリング。遠くにそびえる北アルプス山脈を望みながら、1998年の長野冬季オリンピック、スキージャンプ競技で実際に使用された「白馬ジャンプ競技場」など、地元の名所めぐりができます。
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青木湖で体験する初めてのカナディアンカヌー 夏におすすめなのはやはり水遊び。白馬周辺では川や湖でカヌー、SUP、釣り、キャニオニングなど、多くのウォーターアクティビティを体験できます。編集部が体験したのは、現地のアウトドアガイドサービス「
ヤマニーカワニー 」の「青木湖カナディアンカヌー ネイチャーガイド」。カヌーの乗り込み方から重心のかけ方、漕ぎ方まで丁寧に教えてくれるので、初心者でも安心。日本屈指の透明度を誇り、7月〜9月頃は蛍も見られる美しい青木湖を、90分かけてゆったりと進みます。
普段陸の上にいるのとは違う、水面に近い視点で味わう、自然の一部になったかのような没入感は何にも変えがたい最高の体験です。
▼白馬のウォーターアクティビティについてさらに詳しく知りたい方はこちら
ゲレンデをマウンテンバイクで駆け下りる大迫力ダウンヒル 雪のある時期はスキーヤー・スノーボーダーでにぎわうゲレンデも、緑豊かな春〜夏はマウンテンバイクの聖地に変わります。
白馬岩岳マウンテンリゾート 内にある
白馬岩岳MTB PARK で特に人気なのは、初心者〜中級者向けの「アルプスダウンヒルコース」。標高1,272mの岩岳山頂から山麓まで、絶景を楽しみながら、標高差521m、全長6,900mを自転車で下るロングコースです。
ゲレンデなので山肌もある程度整備がされ、手つかずの山道と比較するとかなり走りやすい点も、初心者におすすめのポイント。一方で、ある程度ダウンヒルの経験がある人にとっては、凹凸が少ない分スピードが出しやすいコースでもあります。日常では味わえないスリルを楽しむなら、白馬岩岳でのダウンヒルは絶好の機会と言えるでしょう。
マウンテンバイクやヘルメットなど、必要な道具一式は白馬岩岳のふもとにある「
SPICY 岩岳店 」でレンタル。初めてマウンテンバイクに乗る人に向け、インストラクターがレッスンも行っています。バイクをレンタルする際には、スタッフが「カーブ手前でしっかり減速する」「カーブ中のブレーキは逆に危険なので避ける」など、コースを走る上でのコツを教えてくれるので、不慣れな人は乗り方を相談してみましょう。
白馬は山登りもおすすめ! 今回は体験しませんでしたが、白馬は山登りもおすすめアクティビティの一つ。冬はスキー・スノーボードのためのゴンドラやロープウェイを使えば、簡単に高いところまで登れます。中でも標高2060mにある「八方池」はお手軽に登れる白馬の絶景スポットです。登山の装備や経験がなくても、体力に自信がなくても問題なく行けます。
【登山未経験でも標高2000m級】長野・白馬だからできる!1泊2日のキャンプのち、絶景山旅
国内の標高2,000m級の山は高山と呼ばれ、そこにあるのは圧倒的な非日常の感動。初心者がいきなり登れる山は限られる中で、長野県白馬村にある八方池(2060m)は、リフトを乗り継けば、誰でも簡単に天空の世界を楽しめます。hinata編集部は、アウトドア仲間2人のショートトリップに同行。1泊2日という限られた時間でも大満足な「キャンプのち、絶景山旅」の様子を取材しました。
【食べる】白馬では食事も楽しみの一つ たくさん遊べば、その分お腹も空きます。白馬には、白馬をはじめ、甲信越地方の食材を楽しめる飲食店がたくさん。せっかく白馬へ行ったのなら、ぜひその土地の食材を味わってみてはいかがでしょうか?
アルプスを眺めながら地元の食材をいただく 白馬村観光局インフォメーション、スターバックスコーヒーが入り、白馬観光の中心となっているのが、
スノーピークランドステーション白馬店 。この店舗で買える限定商品は、ランドステーション白馬の建物がプリントされたTシャツをはじめ、マグカップ、手ぬぐいなど。どれもファン垂涎のアイテムです。
スノーピークランドステーション白馬内にある「
レストラン雪峰 」は信州蓼科牛など白馬周辺で生産された食材を提供するレストランです。窓からはアルプスが見え、絶景の中で食事が楽しめます。「自然と人、人と人をつなぐ」というスノーピークの使命に基づいた料理の数々は、一口食べるごとに自然への感謝が溢れます。
これを食べなきゃ帰れない!絶品ジンギスカン。 「白馬においしいジンギスカンがある」と聞きつけ行ったのは、「
深山成吉思汗 」。地元長野をはじめとした国産の羊肉を味わえます。さらに、このお店では一度も冷凍処理を行わない、新鮮な生ラムを使っています。生ラムは臭みがなく、驚くほどジューシー。炭火七輪の上に南部鉄器のジンギスカン鍋を置き、その上で肉を焼くスタイルも唯一無二の体験。ラム好きなら一度は立ちよりたい名店です。
【基本情報】
住所:長野県北安曇郡白馬村北城3020-694
電話:0261-85-4633
営業時間:17:00〜23:00
定休日:木曜日
【買う】アウトドア好き必見!白馬限定アイテムを見逃すな! 白馬には、スノーピーク、ザ・ノース・フェイス、パタゴニアなど人気アウトドアブランドのショップが集結しています。中には、白馬でしか手に入らない限定アイテムを販売しているショップも。各ショップを回って、白馬でしか手に入らないアイテムを集めるのも楽しみの1つです。
パタゴニアのアイテムをお得にGET! 白馬にはパタゴニアのアウトレットショップがあります。お得にお買い物できるので、白馬に来た際にはぜひ寄っておきたいショップの1つです。このショップの限定アイテムの一つが世界的グラフィックデザイナーのジェフ・マクフェトリッジによるオリジナルアートがプリントされた手ぬぐい。パタゴニアの直営店ごとに違うデザインで、コンプリートしたくなります。
コーヒーや読書も楽しめる特別なザ・ノース・フェイス ザ・ノース・フェイス グラヴィティ白馬 は、ショッピングだけなく、コーヒーや読書を楽しめる特別なお店。ここでは、店名である「GRAVITY HAKUBA」が大胆にプリントされたパーカやTシャツ、バッグなど多くの限定アイテムが手に入ります。モノトーンのクールなデザインのアパレルや小物は、白馬に来たらぜひ買っておきたいものの1つです。
【キャンプする】絶好ロケーションで極上キャンプ 北アルプスの麓にある白馬エリアは標高が高く、冬の寒さは過酷ですが、夏は涼しく快適に過ごせます。ホテルに泊まるのももちろんいいですが、屋外でも涼しく過ごせるので、夏なら断然キャンプがおすすめ。白馬エリアには多くのキャンプ場があり、どこも素敵なロケーションです。
青木湖畔で絶景キャンプ場 青木湖周辺には複数のキャンプ場がありますが、中でもライジングフィールド白馬は絶好のロケーション。青木湖を目の前にキャンプができます。また、キャンプ場内でSUPなどの湖上アクティビティも可能。ライジングフィールド白馬だけのガイドプログラムもあるので初心者にも最適です。
目の前にアルプスが広がるキャンプ場 白馬アルプスキャンプ場は、キャンプサイトからアルプスの山々を一望できます。雪渓を眺めながらキャンプができる場所は日本では決して多くはありません。良い景色の中でキャンプをするのが好きな方にはぜひ一度訪れてほしいキャンプ場です。
この夏は白馬で過ごそう 夏の白馬は、遊び、買い物、食事、キャンプ、どれをとっても最高の体験ができる場所です。白馬村のオフィシャルサイトでは、あらゆるアクティビティや宿泊など、観光に関するあらゆる情報を掲載しています。白馬が気になった方はぜひ一度見てみてください。この夏は白馬で大自然を満喫しましょう。
白馬に関する詳しい情報はこちら:
白馬村オフィシャルサイト