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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
極上のサウナ体験ができるキャンプ場、コモリバの秘密
2018年からアウトドアサウナのある施設
東京から車で約1時間半。静かに流れる都幾川沿いを進むと、「ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)」があります。ここの目玉は、なんといってもアウトドアサウナ。北欧式のめずらしいサウナ施設を目当てに、多くのお客さんが訪れます。
コモリバではフィンランド式の薪炊きサウナでしっかり汗をかいた後、眼前に流れる都幾川のほとりでリラックスできるのが醍醐味。自然の中で肌が引き締まる感覚は、何ものにも代え難い心地良さがあります。
実は世間に知れ渡る前から、アウトドアサウナに注目していたそう。いったいどこでその心地良さを知ったか、その仕掛けを施設の支配人である鶴見さんが教えてくれました。
温泉道場&ときがわ町がタッグ!
コモリバの運営元である温泉道場は、埼玉県を中心に日帰り温浴施設を運営しています。町の魅力を発信するため、以前から澄んだ水が穏やかに流れる都幾川に注目していたそう。「せっかくの美しい自然を活かさない手はない」と考え、2018年に町とタッグを組み、川の前にあった文化交流センターをキャンプ場へとリニューアルしました。
温泉道場には温泉やサウナの知見がたっぷり。フィールドを最大限楽しむ方法として、「自然とアウトドアサウナがあった」と語ってくれた鶴見さん。
コモリバのアウトドアサウナの大きな特徴であるストーブを使うため薪を燃料とする点を、林業で栄えたときがわ町の木材を薪として活用しよう、地域への貢献につなげよう、という温泉道場の強い思いがありました。
こうして、ときがわ町の魅力がたっぷりと詰まったキャンプ場「ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)」が誕生したのです。
コモリバの魅力1:貸切アウトドアサウナでととのう時間を独り占め
アウトドアサウナが通常のサウナと違うのは、自分で温度調節ができる点です。ストーブの上で熱されたサウナストーンに水をかけること(ロウリュ)で蒸気を発生させ、自分で温度を上げる仕組み。コモリバで用意されているロウリュ用の水にアロマオイルを入れ、良い香りの中でリラックスしてサウナを楽しむのが人気だそうです。
サウナに入るためのサンダルや、サウナハット、タオルポンチョなどの用意から、薪を割ったり、火を入れたりといった作業までスタッフがあらかじめすべて準備しておいてくれるため、到着後すぐにサウナを楽しめます。希望すれば薪割りから体験できるので、ちょっと手間をかけてみるのも楽しんでみましょう。
サウナでしっかり体を温めたら、目の前の都幾川に飛び込むのが醍醐味!河原には休憩用のデッキも用意されているので、チェアに寝転びながら「ととのう」時間を楽しみましょう。
コモリバには2種類の北欧式サウナ小屋が用意されています。
1つはイグルーサウナ。エストニア発祥のサウナで、かまくらのようなかわいらしい形が特徴です。定員4名まで利用できる広めのサウナなので、温度も高くなりすぎません。マイルドで優しい温度のイグルーサウナは、サウナ初心者やファミリーでの利用にぴったりです。
もう1つは、2021年4月に設置されたばかりのサウナモッキ。3人用とイグルーサウナより少し狭い分、熱効率が良いため、温度が上がりやすくなっています。熱々のサウナを楽しみたい方におすすめです。
今回紹介しているのは、グランピングキャビンとデラックスキャビンの宿泊者だけが利用できる貸切サウナです。利用するプランによっては、宿泊中の13時から19時の間に好きなだけ入れるので、心ゆくまでアウトドアサウナを堪能できます。
▼コモリバでのサウナ体験をレポート
【サウナ苦手女子がととのう!?】思わずビールが飲みたくなる!アウトドアでもサウナで「ととのう」体験
“熱くて苦しいサウナは苦手!”そう言っていたはずの女子キャンパーがととのった!?実は誰でも最高にリラックスできるのが、アウトドアサウナ。キャンパーにも、そうでもない方にもすすめたい自然の中でのサウナを、女子キャンパーが実体験。まんまとハマったその経緯とは?
コモリバの魅力2:「焚き火」に徹底的に注力
コモリバの魅力はサウナだけではありません。「初めての焚き火体験を徹底サポート」とうたうコモリバでは、町内産の針葉樹、広葉樹と、新しく特色のある薪を「本日の薪」として3種類用意。計5種類の中から、その日の気分で薪が選べます。
焚き火台のレンタルも行なっており、その数なんと12種類!形や大きさ、炎の上がり方が異なるさまざまな焚き火台を、どれでもたった1,000円でレンタルできます。2,000円で焚き火台の取り替え放題プランも。迷ったときは、スタッフがぴったりの焚き火台や薪を選んでくれるので、一度相談してみましょう。
コモリバの魅力3:ヤギ店長がおでむかえ
鶴見さんイチオシの癒しスポットは、キャンプ場中央にある「ヘルマさんの小屋」。受付に併設されたコモリバ・ときたまカフェの店長を務める、ヤギのヘルマさんがのんびりくつろいでいます。
実は玉川温泉から引っ越してきたヘルマさん。町内にある引退馬のための養老牧場で迷いヤギとして保護されていたところを、玉川温泉で引き取って以来、看板ヤギとして大活躍!キャンプ場の真ん中でのびのび過ごしながら、スタッフやお客さんを和ませています。
コモリバの魅力4:自然に囲まれた空間で川遊びや釣りが楽しめる
埼玉県ときがわ町の川と自然に囲まれているコモリバは、キャンプやバーベキューをしながら川遊びや釣りといったレジャーも楽しめます。釣りはフロントで販売している釣り券を購入するのが必須!川でアユやニジマスを釣った後、バーベキューの食材にしておいしく味わいましょう。
釣具の貸出や販売は行われていないため、各自持参することを忘れずに!
「ときたまひみつきち COMORIVER」を利用した人の口コミ
ここでは実際に「ときたまひみつきち COMORIVER」を利用した方の口コミを紹介します。サービスや設備面の充実さ、周辺にある観光施設情報など、施設を利用してわかったことをチェックしてみましょう。
とても良いです!目の前の川は流れがゆっくりで冷たく、真夏でも10度以下になることもあるそう。木陰はそれほどないので、タープなしだと日差しが少し暑いですが、夏でも気持ちよく過ごせます。
コンビニが近く、徒歩でも15分ほどで行けます。車を少し走らせるとスーパーもあります。すぐ近くに温泉施設があるのも便利。
初心者に優しいキャンプ場
実はコモリバの一番の魅力は、人。鶴見さんをはじめとしたキャンプ場スタッフによる、初心者に寄り添った丁寧なサポートや手厚い準備で、初めてのキャンプでも心地良く過ごせます。
「ぼくらも分からないことに関しては手探りで一から覚えています。キャンプについては、ときにはお客さんの方が詳しかったり。初心者が戸惑うポイントを身をもって体験しているから、安心して来てほしいです。女性だけでも、普段アウトドアをしない家族でも、スタッフ全員がしっかりサポートします」。鶴見さんは最後に力強く語ってくれました。
まだキャンプに不慣れだったり、始めるきっかけを探している初心者の方は、ぜひ一度コモリバに遊びに行ってみてください。
【基本情報】
- 住所:埼玉県比企郡ときがわ町大字本郷930番地1
- 電話:0493-81-5477
- 営業期間:通年営業
- チェックイン/チェックアウト:15:00〜18:00/8:00〜10:00
- 料金:[グランピングキャビン]一泊49,800円〜
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この記事で紹介したスポット
キャンプ場画像 | ||
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キャンプ場名 | ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ) | ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ) |
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