冬キャンプ用ストーブおすすめ28選|小型も紹介、薪・石油・ガス・電気別に寒川一さんが監修【2024】
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多摩川流域や三浦半島に出没する、インドア系フィッシャーマンです。
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缶ストーブとは
缶ストーブは、大阪にある田中文金属の製品名称。もともと金属・樹脂製品の製造販売をしている会社でしたが、2016年にアウトドア・防災用品として新ブランド「tab.」が立ち上げられて「tab.の缶ストーブ」が生まれました。
缶ストーブの構造はとてもシンプル。一般的なストーブと異なり、炭・練炭・薪・枯れ葉など固形であればほとんどの燃料がそのまま使用できる汎用性の高さが特徴です。
缶ストーブ「tab.(タブ)」の魅力を紹介!
tab.の缶ストーブの魅力について紹介します。そのシンプルな見た目からは想像できないほど、使い勝手が良いのが特徴です。
燃焼機能が優秀
缶ストーブのメリットは、薪や炭だけでなく、落ち葉やペレットなど幅広い種類の燃料が使えること。ガス缶や専用燃料を購入しなくても使えますし、もし忘れても現地で何かしら調達しやすいためとても便利です。
加えて、燃焼効率が良いことも特徴の一つ。本体上部には薪の投入口があり、本体下部にスライド式で開閉できる吸気/着火口があります。この構造により通気性に優れ燃焼効率が良くなります。また調理中に追加で燃料を投入しやすい構造です。
一台三役でマルチに活躍
缶ストーブは一台で、「調理」「暖房」「焚き火」とマルチに活躍します。
フタの部分に穴が開いているので、炭火を入れればそのままバーベキュー用のコンロとして利用可能。天板はゴトク状にもなっているので、そのまま鍋やダッチオーブンを置いて調理しても安定します。フタを外して、上から薪をくべることもできるので、焚き火や暖房としても大活躍間違いなしです。
シンプルでかっこいい
シンプルで他のギアと合わせやすいデザインも人気の理由の一つです。さらに、缶ストーブは構造の単純さゆえにパーツが重ねるだけの設計で簡単に分解でき、組み立てやお手入れもしやすくなっています。
tab. (タブ)の缶ストーブ
tab.から出ている商品を紹介します。初代缶ストーブからアップデートされた新モデルもあるので要チェックです。
その他ブランドおすすめ缶ストーブ
缶ストーブは田中文金属の製品名称のため、他メーカーで同じ名称が使われていませんが、近い構造ではソロストーブやウッドストーブがあります。
缶ストーブの自作方法を解説
缶ストーブは、構造の単純さから自作しやすいアウトドア用暖房器具です。高価な資材や難しい加工も必要ないため、ホームセンターで買える資材で自作できます。
(1)缶を用意する
外枠となる金属製の空き缶を用意します。新品のペール缶でも1,000円ほどで購入できますが、既存の燃料の空き缶や一斗缶でも耐熱性のある缶なら大丈夫です。ただし、一部の塗料缶に見られる樹脂コーティングされていないものを選びましょう。
(2)缶に穴を開ける
缶の下部に空気穴を開けます。そうすることで、缶内部で空気の循環が起こるようになるからです。空気穴がなければ、薪に火をつけて缶にそのまま入れても、酸素不足で火が燃え上がらず消えてしまいます。
缶全体の強度が下がらないよう注意しつつ、少し大きめに穴を空けておくと燃えカスや灰が捨てやすくなり便利です。
(3)煙突部分を付ける
容器内で薪を燃やした時に出る煙をスムーズに流すための煙突が必要です。煙突が長ければより効率よく排気できますが、その分重量が増すため持ち運びにくく、保管も難しくなります。エビ曲りのパーツを使用するなどかさばらないように工夫しましょう。また、底部に足つきの網を入れておくと、より燃焼効率が良くなります。
(4)完成
組みあがった後は、耐熱用の塗料を塗って完成です。スプレー缶の塗料を利用すると、ムラなくきれいに塗れます。ステンレスパーツを使って塗装せずに焼けた金属の色を楽しむのも味があってよいですが、サビを防ぐ意味もこめて塗装しておいたほうがよいでしょう。
缶ストーブを使い一味違うアウトドアを楽しもう
軽くて持ち運びやすく、固形燃料ならほとんど使える缶ストーブ。焚き火台と調理コンロ、ストーブと1台三役のアイテムは、秋や冬のキャンプのニューフェイスとして活躍すること間違いなしです。
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||
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商品名 | tab.缶ストーブ | tab. 缶ストーブSE | tab.缶ストーブ・プラス | ソロストーブ キャンプファイヤー | ユメマキ 薪缶 |
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