フュアーハンドランタンまるわかり！メンテナンスやアクセサリーも紹介

世界的に有名なオイルランタンの一つ、フュアーハンドランタン。そのなかでも唯一現行品として残っているモデル「ベイビースペシャル276」は、1932年(昭和7年)の発表から長きに渡り製造され、愛され続けてきました。 そんなフュアーハンドランタン ベイビースペシャル276にはどのような魅力があるのでしょうか。

フュアーハンドランタンは発売当初からほとんどデザインが変わらず、当時のレトロな雰囲気を現在に伝えています。今や定番といえるフォルムでもあり、流行り廃りにとらわれない姿はギアを大切に使いたいキャンパーにぴったりです。

フュアーハンドランタンは、くすんだシルバーカラーの定番色「ジンク」に加え

• ルビーレッド
• コバルトブルー
• モスグリーン
• シグナルイエロー
• ピュアホワイト
• ジェットブラック
• オリーブ
• マットオリーブ
• スパークリングアイロン
• ブロンズ

のなど多くのカラーを展開しています。オイルランタンのなかでもここまでカラー展開の多い製品は珍しく、こういった点もファンの心を惹きつけて話さないポイント。お気に入りの色を探す楽しみがありますね。

フュアーハンドランタンはメーカー純正のアクセサリーが充実していますが、そのほかさまざまなアウトドアブランドからも対応アクセサリーが豊富に展開されています。 気分転換にホヤを変えてみたり、シェードをつけてカスタムしてみたり、数多くのアイテムから自分好みのアクセサリーを見つけることができるのもフュアーハンドランタンを持つ楽しみといえるかもしれません。

オイルランタンは炎であかりを灯すため、少なからずススなどが発生して本体が汚れていきます。フュアーハンドランタンはどのようにメンテナンスすればよいのでしょうか。

ホヤとはランタンの中心にあるガラス部分のこと。多少汚れた程度であれば、日々の拭き掃除や取り外しての洗浄で見違えるほどきれいになります。しかし、ガラス製のホヤに物をぶつけて割れてしまうことも無きにしもあらず。そんなときは思い切ってホヤを交換するのがおすすめです。 フュアーハンド純正のホヤのほかにも、デザイン性の高い対応商品が展開されているのでチェックしてみてください。気分転換にホヤを替えて楽しむというのもおすすめですよ。

ホヤの周りを囲む保護ワイヤーが外れやすい、という悩みを持つ人も少なくないようです。ほとんどの場合は自分ではめ直すことでことなきを得るようですが、もしも自分では直せない状況に陥ったときは販売店や輸入代理店に相談してみましょう。

国内の正規輸入代理店では保証期間内の無料での修理を行うほか、有償での修理も受け付けてくれます。ただし並行輸入品やオークション購入品など正規輸入代理店の取扱商品でない場合は修理依頼できないため、注意が必要です。 参考：株式会社スター商事

フュアーハンドランタンを使用するとき、本体以外で最低限必要なものは「燃料」と「芯」です。 燃料は「灯油」または「パラフィンオイル」を使うのが一般的。キャンプでストーブやコンロなどと燃料を共有したい場合は灯油が便利ですが、安全性や手軽さを考えるとパラフィンオイルがおすすめです。

また、フュアーハンドランタンの芯は純正が1.25cm幅なので、ほかのメーカー品を購入する場合は約1.3cm幅のものを選べば適合します。

フュアーハンドランタンをキャンプに持って行く際に必要なのがランタンケース。ガラス製のホヤを衝撃から守り、安全に運搬できます。 また、ランタンを吊り下げるランタンスタンドや、光の分散を抑えて明るさをアップさせるランタンシェードなど、あると便利な周辺アクセサリーをチェックしてみましょう！

「フュアーハンドランタン」について紹介しました。100年以上親しまれている商品だけあり、デザインからもレトロな雰囲気が感じられたのではないでしょうか。 キャンプ中、ランタンの優しい灯りからはより温もりを感じることでしょう。カラーのバリエーションも豊富なため、自分の好みに合った色のフュアーハンドランタンを見つけてみてください。