ランタンスタンド25選!無骨でおしゃれなサイトに仕上がるおすすめ&自作方法も
キャンプの夜、実用的にもサイトコーデの格上げにも役立つ「ランタンスタンド」。打ち込み式や三脚型、テーブルを照らすクランプ式と形状などによって光の範囲や雰囲気に違いがあります。コールマンやスノーピークなどの人気ブランド、カインズやダイソーなどの注目ショップのおすすめ商品を厳選。さらに簡単にDIYする方法も解説。
ランタンスタンドとは?
ランタンを吊り下げて光をピンポイントではなく広範囲に、省スペースで効率よく光を使用できるもので、1本脚や三脚タイプのものが主流です。なくてはならないものではないものの、あった方が確実に便利なアイテム。特にグループやファミリーなど人数が増えた際は足元の安全性の確保にも役立ちます。
ランタンスタンドの魅力
ランタンスタンドにランタンをつり下げると、サイトにいろいろなメリットが生まれます。デザインや形状も豊富で、多用途に使えて重宝する万能アイテム。まずはランタンスタンドの魅力を紹介します。
光の高さや範囲が調節でき、安全面にも効果大
ランタンスタンドは高さが変えられるものが多く、それにより光の範囲を調節できるため、時間帯や人数によって広い範囲を照らすことが可能です。せっかくの明るい高機能ランタンも、テーブルに置いておくのとランタンスタンドに掛けるのとでは、サイトの明るさに歴然とした違いがあります。
さらにランタンスタンドの使用は安全面から見ても役立つことが多く、ガスランタンなどは子どもが触れないよう手の届かない位置に設置できます。また夜は見えにくい段差やガイロープも、手元ではなくランタンスタンドで広範囲に照らすと、足元をしっかり確認できて安心です。
おしゃれなサイトコーデの必須アイテム
お部屋でも間接照明を配置した部屋はおしゃれ感がでるのと同様に、アウトドアでも照明にこだわるとこなれ感がアップします。またランタンだけでなく、こだわりのギア小物をかけておくのもおすすめ。デザイン性が高く存在感のあるランタンスタンドは、夜だけでなく昼間もサイトのシンボル的な存在として目を引きます。
夏はランタンの光を使い分けて虫除け効果
虫は蛍光灯の光に寄る傾向があります。それを利用してサイトの端にランタンスタンドを設置して蛍光灯の光を吊るし、人がいるところにはLEDランタンを設置すれば間接的な虫除け効果が期待できます。かしこく使い分けして、その効果を最大限活用しましょう。
ランタンスタンドとして以外の使い方も
ランタンスタンドはランタン以外にも食器の乾燥や小物、衣類かけにと重宝しサイトも片付くため便利です。またもともとの仕様でフックやハンガーが付属しているものや、オプション追加によって多用途に使うことを目的としたアイテムも販売されています。物を掛ける際は耐荷重に注意し転倒などがないように気をつけましょう。
キャンプスタイルに合わせて選ぶ、ランタンスタンドの選び方
ランタンスタンドの設営タイプは「打ち込み」「三脚」「クランプ式(卓上用)」の3種類があり、ランタンスタンドを選ぶ際の大切なポイントです。ほかにも機能性やデザインなどをチェック。サイトの広さや人数によっては、数カ所に必要な場合もあるので用途によって使い分けるのがおすすめです。
スマートな立ち姿と実用性の高さ「打ち込み式」
スタンドの先端を直接地面に打ち込んで設置するタイプで、傾斜面でもしっかりとした安定感があります。足を引っ掛けにくく子どものいるファミリーにもおすすめ。見た目もすっきりとして省スペースで設置でき、収納もコンパクトになるものが多い傾向です。
簡単設置&移動のしやすい「三脚型」
広げるだけの簡単設置なので力を必要とせず、初心者や女性の方も気軽に設営できます。ほかのタイプよりも高さを比較的高く調整できるものも多く、設置後の移動がしやすいのも特徴です。地面に打ち込むことができない固いデッキなどでも使用できますが、脚部分をペグ打ちするとさらに安定感が増します。
食事や作業時、リラックスタイムのパーソナル感に「クランプ式」
テーブルやキッチン周りのラックなどにはさんで固定でき、卓上や手元を照らすのに便利なクランプ式。収納サイズもコンパクトなものが多いので、ソロやツーリングにも人気があります。ランタンを暖色の灯りにすれば、プライベート感のあるリラックスした雰囲気にもぴったりです。
使いやすい「高さ」「耐荷重」「軽量コンパクト」などスペックをチェック
自分の持っているギアとのバランスや相性を考え、高さや耐荷重などもチェックしておきましょう。場所によって設置方法を変えられる2wayタイプのものもあります。またオートキャンプなど車以外の移動ならば携行性の高さも意識し、軽量コンパクトなものを選んでおくと持ち運びもしやすく便利です。
デザイン・素材感によって変わる佇まい
デザインや素材もさまざまですが、好みの物を選ぶのも愛着がわく大切なポイントです。無骨感やシンプルテイスト、色や経年変化により風合いの増す素材。実用性の高さに加えて、デザインに目を向けてみるのもおすすめの選び方です。
打ち込み式ランタンスタンドのおすすめ
スマートで省スペースながらしっかりと地面に固定できる、打ち込み式ランタンスタンドのおすすめを紹介します。まっすぐ立つもののほかに、角度やカラーによっても見え方に違いがあるので、イメージに合うものを選んでみてください。
「カインズ ツールスタンドとしても使えるランタンスタンド」
コスパが高く注目されているカインズのシンプルなアイアンスタンド。2本セットなので
丸棒(別売り)を通してツールスタンドにしたり、縦に2本連結させて背の高いランタンスタンドにとさまざまな使い道が可能なアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ:11〜22×H105.6/200cm
- 収納サイズ:ー
- 重量:ー
- 耐荷重:3kg(1本あたり)
- 素材:スチール
三脚型ランタンスタンドのおすすめ
設置の簡単さや、設置後の移動のしやすさが魅力の三脚型ランタンスタンドのおすすめを紹介します。高さが200cmを超すものは人数が多い時に特に便利、逆に低めのものはタープの中に移動させたりと使い勝手がよく重宝します。
クランプ式・卓上用のランタンスタンドのおすすめ
手元やパーソナルスペースを照らすのに有用な、クランプ式や卓上用のランタンスタンドのおすすめを紹介します。デザイン性が高くオリジナリティが出せるアイテムが多くそろっているので、アウトドアだけでなく室内で使用してもおしゃれなインテリアのポイントに。
「アルデバラン EDGE STAND」
ネジを回すだけの簡単設営で、
無駄を省いたシンプル構造は超軽量サイズ。小さめのテーブルと相性が良く、ソロキャンプでのプライベート感を楽しむのにも最適なアイテムです。持ち運びもしやすい収納袋が付属します。
【基本情報】
- 使用サイズ:90cm
- クランプ対応厚み:33mm
- 収納サイズ:30×5cm
- 重量:220g
- 耐荷重:1kg
- 素材:ー
「セリア ランタンスタンド」
アウトドアグッズも豊富に取り扱うセリアで購入可能な
卓上用の据え置き型ランタンスタンドは、100円(税込110円)と手軽に購入できるアイテム。
手元を照らしたい時に便利で、アウトドアだけでなく自宅でも使用可能です。
【基本情報】
- 使用サイズ:H35cm
- 収納サイズ:ー
- 重量:ー
- 耐荷重:500g
- 素材:ー
自作のランタンスタンドに挑戦
ネット上ではさまざまな自作のランタンスタンドが紹介されており、DIYを楽しみながらオリジナルアイテムがつくれると話題になっています。今回は
低コストで安全性高くつくれる三脚タイプのランタンスタンドの自作方法を紹介!とても簡単で、材料も手に入りやすいものなので気軽にチャレンジしてみてください。
【100均でそろう材料】
・突っ張り棒×3
・コードスライダー×3
・ネジ&ナット(コードスライダーの穴に合うもの)×4
・S字フック×1
【作り方】
- 突っ張り棒の端についてるキャップの片方を外してキャップ上部に穴を開け、コードスライダーをネジとナットで固定。同じものを3本分用意する。
- コードスライダーの穴部分(キャップに固定した方とは反対側)を3本分重ね、ネジとナットでまとめて固定する。
- 3本のつっぱり棒をバランスよく立て、真ん中部分にS字フックを引っ掛けてできあがり。
突っ張り棒の代わりに丸棒などを3本、ロープで固定して作ることも可能です。オリジナルだからこそ、自分好みのサイズやカラーでつくってみてくださいね。
ランタンスタンドでサイトコーデにおしゃれなアクセントをつけよう
ランタンスタンドはサイト全体を明るく照らすものやテーブル用など、用途に合わせていくつか使用すると使い勝手が上がっておすすめです。昼間もさまざまな用途に使用できるので、ぜひ万能に活用したいアイテム。おしゃれなサイトコーデの雰囲気を演出してくれるポイントにして楽しみましょう。