あのTHULEがルーフトップテントに参入!キャンプが劇的に変わる車上泊【hinataガレージ】
最終更新日:2020/11/17
キャンプ用品

北欧スウェーデン発のルーフボックスのブランド「THULE(スーリー)」が、車上に取り付ける「ルーフトップテント」を新たなラインナップに投入しました。欧米ではクルマ旅のスタイルとしてポピュラーな「車上泊」。クルマのルーフに設置できるテントを利用して旅を楽しむスタイルは、近年日本国内でも注目を集めつつあります。
あのTHULEがルーフトップテントを国内でも展開
設営時間は15分
「地面に張るテントの設営は、慣れていないと1時間以上もかかるというのはよくある話です。ルーフトップテントはそこまで時間はかかりません。イベントで何度も設営のデモンストレーションをしますが、今では15分かかりません。一般的なテントと比べると、4分の1で済んでしまいます」と大畑さん。
基本的な設営は、テントを包むカバーを外し、たたまれた状態の一番上にあるラダーを地面に向かって伸ばし、ラダーにおりたたまれた状態でくっついているフロアを広げていくだけ。あとは細かい作業を含め、約15分で設営が完了します。この手軽さは、オートキャンプの苦労を知る人には画期的です。
「ポリコットン」採用で、オールシーズンキャンプ

大畑さん曰く、「ポリコットンを採用することで、オールシーズン楽しめるルーフトップテントは、寒さが厳しくなる秋から冬にかけても快適なテント内空間を提供してくれます」。
世界最高峰の技術と安全性の融合

「これまでルーフボックスなどのキャリア製作で培ってきた世界最高峰の安全基準をベースに、キャンプシーンで安全に使用できるよう細部にまでこだわり作り込んだルーフトップテントは、より安全性に優れたプロダクトとなっています。テントとしての良さも当然ですが、安全性という部分でも、他のルーフトップテントの一歩も二歩も先をいく仕上がりになっています」(大畑さん)。
ラインナップは4種類
すべての季節に対応するExplorer Kukenam 3

商品名:Thule Tepui Explorer Kukenam 3
使用サイズ:244×142×132 cm(内側の最高部の高さ132 cm)
収納サイズ:122×142×30cm
重さ:59kg
静荷重積載量:272kg
販売価格:396,000円(税込)
入り口のプライバシーも確保できるExplorer Autana 3


商品名:Thule Tepui Explorer Autana 3
使用サイズ:310×142×132cm(内側の最高部の高さ132cm)
収納サイズ:122×142×30 cm
重さ:67kg
静荷重積載量 272 kg
価格:506,000円(税込)
普通のキャンプにはない車の上のメリットとは?
視界良好な空間の醍醐味

従来のテントのデメリットもいろいろと解消。その代表が、地面からの冷気。従来のテントでは、寒い日に地面からの冷気に悩まされます。これは秋から冬のキャンプで特に実感できる部分。車の上の高さから、野生動物をはじめ、虫の侵入も防いでくれます。
車の上に本格的なベッド
ちなみに大畑さん、このルーフトップテントで試してみたいキャンプがあるとのこと。
「湖畔に面したキャンプ場で、雲ひとつない夜空の下で使ってみたいですね。メッシュ部分を全部取り外して、快適なマットレスに横になれば、星空を間近にながめながら最高の開放感と心地よさの中で眠りにつけると思います。旅の思い出としては言うことなしの空間を体感できるはずです」。
設営簡単なテントはキャンプ場での利用が基本!

道の駅についても同様ですが、場所によってはテントを張っていい場合はあります。いずれにせよ、行く前の確認は不可欠。ルーフテントも従来のテントと同じく、キャンプ場に張る前提で考えたほうが良さそうです。
設営が早ければ撤収も早い
