秋田県男鹿市のキャンプ場全3スポット+周辺のキャンプ場2選
今回は秋田県男鹿市のキャンプ場全3スポットと男鹿市周辺のキャンプ場2スポットを紹介します。海キャンプや自然公園でのキャンプ、日本海の絶景を眺めるキャンプなどバリエーション豊かな男鹿市のキャンプ場。自分のキャンプスタイルに最適なキャンプ場を見つけましょう。
男鹿市のキャンプ場の魅力
秋田県西部に位置する男鹿半島は、三方を日本海に囲まれた自然豊かな市です。男鹿市と言えば国の重要無形民俗文化財にも指定されている「なまはげ」が有名。「なまはげ館」や「巨大なまはげ」、「なまはげ立像」など男鹿市内のいたるところで「なまはげ」の姿が見られます。
そんな男鹿市のキャンプ場は全部で3つ。秋田犬とのふれあいコーナーがある「道の駅おが」から車で15分の距離にある「なまはげキャンプ場」は広大な敷地でゆったりと過ごせるキャンプ場です。別荘のような設備が魅力的なコテージや、電源付きのオートサイトがあり、キャンプ初心やファミリーでも安心して楽しめます。
海水浴場と温泉に隣接し、オートサイトの種類が豊富なキャンプ場「キャンパルわかみ」は、宮沢海水浴場まで歩いてすぐなので、夏は海水浴目当てのキャンパーで賑わいを見せます。「男鹿リゾートホテルきららか野営場」は、断崖から日本海を一望できる野趣あふれるキャンプ場。「男鹿リゾートホテルきららか」に隣接しており、ホテルの大浴場にも入浴可能です。遮るものなく見渡せる日本海の夕暮れは絶景。テントサイトのほかにバンガローがあるのもうれしいところです。
男鹿市の3つのキャンプ場はそれぞれにタイプが違うので、自分のキャンプスタイルや好みに合わせてキャンプ場をチョイスしましょう。
男鹿市の天気や気温
男鹿市は秋田県の中でも比較的涼しい土地で、夏でも猛暑日になることはほとんどありません。ただし、夜間は熱帯夜になる日も多く、夏キャンプで男鹿市を訪れる際には、クーラボックスに氷を多めに準備する、扇風機を持っていくなどの暑さ対策が必要です。
「キャンパルわかみ」や「男鹿リゾートホテルきららか野営場」は海に近く、海風の影響を受けやすい立地。出発前に天気を確認し、強風に備えてペグを多めに持っていくなどの対策をとりましょう。
男鹿市のキャンプ場①なまはげオートキャンプ場
「なまはげオートキャンプ場」は100,000平方メートルという広大な敷地をもつ緑豊かなキャンプ場。頭上には遮るものなく空が広がり、天気が良ければ夜には満天の星空を見られます。オートサイト、キャンピングカー専用サイト、フリーサイト、コテージの4つがあり、レンタル品も豊富でさまざまなキャンプスタイルに対応可能です。
オートサイトの1区画の広さは10m×10mで各サイト電源付き。キャンピングカー専用サイトは、各サイトが電源と給排水設備完備で快適に過ごせます。定員4名のコテージはキッチントイレ、シャワーや電化製品がそろっており別荘のような雰囲気。キャンプ初心や小さな子ども連れでも安心してキャンプが楽しめます。また、コテージ以外はペット同伴可能で、ワンちゃん連れキャンプにもおすすめです。
キャンプ場内に24時間利用できるシャワー施設がありますが、湯船にゆっくりとつかりたい方には「温泉ランドおが」がおすすめです。キャンプ場に隣接し、徒歩5分程度の距離。日帰り入浴時間が9:00~21:00と長いので、キャンプ帰りや夕ご飯の後の入浴も可能です。
なまはげオートキャンプ場の口コミをブログでチェック
実際にキャンプ場に来て、サイトを見ての第一印象は「狭い」。左右に植木があってすくすくと育っているもんだから、圧迫感がね。植木がないエリアは広く感じます。こっちが良かったな(-_-)プライバシー重視なのか開放感を求めるかで、好みが分かれるところでしょう。
キャンピングトレーラーでオートサイトに宿泊した方のブログ口コミです。木陰やプライベート感を確保できる植木のサイトと、解放感はあるがプライベート感がない原っぱのサイト。どのサイトもテントとタープを設営できる広さがあります。それぞれ好みは分かれるところですが、混雑状況によっては希望サイトを指定することも可能です。
オートサイトには雨が降っても安心の大きな屋根が付いた炊事場が2カ所。どのサイトからもアクセスがよく便利です。
なまはげオートキャンプ場の基本情報
住所:秋田県男鹿市北浦北浦字平岱山地内
電話:0185-22-5030
営業期間:4月上旬〜11月下旬(コテージのみ通年営業)
料金:
[入場料] 400円 / 大人
[オートテントサイト] 4,180円 / 1泊1区画
[キャンピングカーサイト] 6,320円 / 1泊1区画
[フリーサイト] 2,140円 / 1泊1区画
[コテージ] 12,600円 / 1泊1棟
[オートサイト日帰り] 1,530円 / 1回1区画
[キャンピングカーサイト日帰り] 2,140円 / 1回1区画
[フリーサイト日帰り] 1,020円/ 1回1区画
[コテージ日帰り] 4,180円 / 1回1棟
公式はこちら:
なまはげオートキャンプ場
男鹿市のキャンプ場②宮沢海岸オートキャンプ場 キャンパルわかみ
海水浴・キャンプ・温泉、すべてを楽しめるのが「宮沢海岸オートキャンプ場キャンパルわかみ」です。「日本の水浴場88選」に選ばれた、宮沢海水浴場に隣接しているキャンプ場。夏はきれいな水で海水浴を満喫可能です。キャンプ場内に隣接する「夕陽温泉WAO」では日本海を眺めながら温泉で疲れを癒やせます。
キャンプ場の宿泊施設はオートテントサイト、キャンピングカーサイト、広場兼用フリーサイトの3タイプ。オートテントサイトは①芝地の電源あり、②電源なし、③ウッドデッキの電源あり、④電源なしの4タイプの中からチョイスできます。海に一番近いのが広場兼用フリーサイト。トイレや炊事場からは遠くなりますが、波の音と海風を感じながら解放感抜群のキャンプが楽しめます。
場内には、清潔に管理された水洗トイレやコインシャワー、コインランドリーなど一通りの設備が揃っています。砂や海水を洗い流すのに便利な無料の水シャワーが設置されているのはうれしいポイントです。
宮沢海岸オートキャンプ場 キャンパルわかみの口コミをブログでチェック
懸念されたのは「暑さ」海サイトは木陰が少なく暑い可能性大です。で・・・選択したのは、電源付きサイト。扇風機を持ち込んでの暑さ対策。(結果的には当日は涼しく扇風機は使いませんでした。)その条件に合ったのがこのキャンプ場。「ウッドデッキ電源付きサイト」を利用しました。ウッドデッキは快適でした。平坦だし、虫も少ない、風通しが良く涼しく蒸れない。利用料が高いだけあります。
小さな子ども連れキャンプや、キャンプ初心者には広場兼用フリーサイトよりもオートテントサイトがおすすめ。車をテントに横付けできるので荷物の積み下ろしが楽で、雨や風が強い時には車に避難することも可能です。
こちらのブロガーさんは家族のことを考慮して、電源付きウッドデッキを選択。ウッドデッキがあることで、通気性がアップし暑い夜でも寝苦しさが軽減します。また、雨が降っても浸水の心配がなく泥汚れが付かないので撤収時もスムーズですよ。ウッドデッキを予約する際にはウッドデッキとテントサイズの事前確認が必須です。
宮沢海岸オートキャンプ場 キャンパルわかみの基本情報
住所:秋田県男鹿市野石大場沢下1-78
電話: 0185-22-8222
営業期間:4月20日~10月31日
料金:
[入場料] 400円 / 大人
[オートサイト芝生・電源なし] 4,180円 / 1泊1区画
[オートサイト芝生・電源あり] 4,690円 / 1泊1区画
[オートサイトウッドデッキ・電源なし] 4,690円 / 1泊1区画
[オートサイトウッドデッキ・電源あり] 5,190円 / 1泊1区画
[キャンピングカーサイト] 6,320円 / 1泊1区画
[フリーサイト] 2,140円/ 1泊1区画
[オートサイト日帰り] 1,530円 / 1回1区画
[キャンピングカーサイト日帰り] 2,140円 / 1回1区画
[フリーサイト日帰り] 1,020円 / 1回1区画
公式はこちら:
宮沢海岸オートキャンプ場キャンパルわかみ
男鹿市のキャンプ場③男鹿リゾートホテルきららか野営場
日本海を一望できる野趣あふれる断崖のキャンプ場が「男鹿リゾートホテルきららか野営場」。「男鹿リゾートホテルきららか」が隣接しており、野営場の受付はホテルフロントで済ませます。ホテル内の大浴場の利用も可能。野営場にはフリーサイトとバンガローサイトの2つのサイトがあります。場内設備は水洗トイレや屋根付きの炊事場、東屋やテーブルなど。いずれも清潔に管理されています。
キャンプ場から海まで下りられる階段があり、釣りを楽しむ人の姿も。夕陽が空と海を赤く染めながら日本海に沈んで行く眺めは絶景です。バンガローは要予約ですが、フリーサイトは予約不要なので思い立ったときにキャンプできるのもうれしいところ。バイクツーリングのライダーたちにも人気です。
男鹿リゾートホテルきららか野営場の口コミをブログでチェック
すぐ横がホテルで、このホテルでキャンプの受付。お値段はテント1張り1050円なのでちょっとお高いかも?このキャンプ場、バイク乗り入れ不可。なので貸し出してくれるリヤカーで道具を搬入します。サイトまで結構距離があるので、このリヤカーはありがたい。サイトは海岸、断崖の上にあります。なので景色はいいですよ~特に日本海にしずむ夕日が格別だそうです。
こちらのキャンプ場は、サイトまで車の乗り入れができないので、駐車場からサイトまではリヤカーで荷物を運びます。確保するサイトの場所にもよりますが、駐車場からは約5分から10分の道のり。サイトから海までは遮るものがなく、解放感抜群の絶景です。「フナ虫が多い」との口コミもあるので、フロア付きのテントの使用をおすすめします。
今回は男4名の宿泊でした あと一人居ても余裕です スイッチは一つあるのですがブレーカー最初落ちてるので必ずあげてから使用しましょう カーテンがなく、代わりにある鎧戸(木の扉)を締める必要があります(男四人の為オープンのままでしたが・・・)
シルバーウィークにバンガロー泊した方の口コミです。バンガローは8棟あり、定員は4~5名程度。シンプルな作りのバンガローで室内には照明器具があるのみです。カーテンは付いていませんが、網戸は付いているので暑い日は通気することも可能。岸壁のキャンプ場で、海風が強くテントが揺れることもあるため、キャンプ初心者や子ども連れの場合はバンガローに宿泊すると安心です。
男鹿リゾートホテルきららか野営場の基本情報
住所:秋田県男鹿市戸賀加茂青砂中台1-466
電話: 0185-47-7220
営業期間:5月~10月
料金:
[入場料] 400円 / 大人
[バンガロー] 4,400円 / 1棟1泊
[テント] 1,100円 / 1張1泊
公式はこちら:
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南の池公園キャンプ場
男鹿市に隣接する大潟村の無料キャンプ場が「南の池公園キャンプ場」。事前に大潟村役場へキャンプ場使用届をメールで送ることで利用申請が可能。土日祝日など役場が休日の時は、キャンプ場から車で4分の距離にある「道の駅おおがた」の売店で申し込みをします。
公園スタイルのキャンプ場で車の乗り入れは不可。駐車場からサイトまで荷物を運ぶ必要があります。場内には水洗トイレや炊事場を完備。コンビニやスーパー、温泉施設が周囲にある便利な立地でソロキャンパーやバイクツーリングのライダーに人気です。春には桜が咲き誇り、花見キャンプが楽しめます。
【基本情報】
住所:秋田県南秋田郡大潟村2丁目17
電話:0185-45-3653(大潟村役場産業建設課)・0185-22-4141(道の駅おおがた)
営業期間:4月~11月
公式はこちら:
南の池公園キャンプ場石倉山キャンプ場
男鹿市から大潟村を経由し、車で35分ほどの距離にある三種町に「石倉山キャンプ場」があります。「石倉山キャンプ場」は林間の自然公園で、テントサイトとバンガローがあり、テントサイトは無料。5人用バンガローは1泊2,730円で宿泊できます。場内は手入れされた芝地。水洗トイレやシャワー付きの炊事棟があり、無料のキャンプ場でありながらも快適に過ごせます。場内には遊歩道やアスレチック広場があり、子ども連れのファミリーキャンプにもおすすめです。
【基本情報】
住所:秋田県山本郡三種町森岳木戸沢
電話:0185-83-2112
営業期間:4月~11月
詳細はこちら:
石倉山キャンプ場男鹿でキャンプを楽しもう
秋田県男鹿市のキャンプ場に共通するのは、解放感があってゆっくりとしたキャンプを楽しめるということ。男鹿市周辺のキャンプ場2カ所は、バンガロー以外が無料で利用できるのが魅力的です。キャンプ初心者には「なまはげキャンプ場」、海水浴には「キャンパルわかみ」、ソロキャンプには「男鹿リゾートホテルきららか野営場」がおすすめです。