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軽量山岳テントの王道!アライテント「エアライズ」の人気の秘密を探る

※本記事には一部プロモーションが含まれます

「アライテント」のエアライズ1、2、3は山岳テントの人気モデル。軽量で素早く設置でき、ファンの多いテントです。オプションで前室を広くしたり、雪山で使用する事もできます。今回は「エアライズ」の魅力をレビューを交えながら紹介していきます。

エアライズは山岳テントの人気モデル

「エアライズ」は登山などで使われる山岳テントの人気モデルです。キャンプ場で使用するテントと異なり、山岳テントに求められるものは下記の3点。「エアライズ」は全てクリアしています。 〇 軽量でコンパクト 〇 悪天候でも素早く設営できる設計 〇 耐久性 軽量さ、耐久性は常にアップデートされ、山岳テントとしてますます磨きがかかる「エアライズ」。登山キャンプの初心者にも強くおすすめできるアイテムです。

アライテントとは

アライテントは、1965年に創業した埼玉県所沢市の老舗ブランド。現在でも日本国内でスタッフがミシンを使って作り上げています。シリーズのアップデートで素材や縫製を変更することがあってもサイズは変更せず、その互換性の高さで古いアイテムも長く愛用できます

エアライズの魅力をレビューをチェックしながら見ていこう

実際の使い心地はどうなのか。使用者、愛用者の意見は貴重です。「エアライズ」の素晴らしいところ、イマイチなところをレビューを参考にチェックしてみます。

エアライズの魅力

魅力①軽量コンパクト

エアライズ1は、収納するとわずか1360gという、脅威の軽さです。
軽さもさることながら、寸法も驚くべきものがあります。

軽量でコンパクトなテントは「エアライズ」の他にも「モンベル」の「ステラリッジ」や「ニーモ」の「タニ2P」などいくつか存在します。その中でも「エアライズ」のたたんでまとめた時のコンパクトさは抜群。また機能性や利便性、空間の大きさなどは一長一短ありますが、総合的に判断した時「エアライズ」が頭一つ抜ける印象です。

魅力②設営が簡単

アライテントのエアライズはスリーブが最後まで1つながりになっている。
つまり、最初だけ通せばあとは押し込むだけでスーッと最後まで通るんだ。

「エアライズ」の設営はスリーブのポール差込口が片側だけだったり、組み合わせて長くするポールがあらかじめ内部のベルトでつながっていたりと、直感で動いても失敗しにくいのがポイントです。初心者が取扱説明書を熟読していなくても完成させることができるのはうれしいですね。

魅力③オプションで4シーズンで使える

低温雪山用に購入。さっそく寒波襲来時の八ヶ岳で使用したが、通常のフライに比べ、出入りもしやすく、雪で周囲を固定できるため一度設置すればその後は安心。厳冬期には欠かせないそんざいになりそう。

体験談は貴重です。通常のフライに比べての出入りのしやすさ。設置してしまえば雪で固定され耐久性、保温性も安心。「エアライズ」を年間通して使えるうれしいオプションです。

エアライズの気になるポイント

被りやすい

登山用テントとして定番商品のエアライズ2、使っている人も多く、山のテント場ではけっこう被ります。

これは人気商品であるが故の悩み。フリーサイトなどテントが密集する所ではタイプが被ると自分のテントが見つけ辛くなってしまいます。そんな時は目立つバンダナを結わえたり愛用のランタンやフラッグを着けるなど皆さん工夫しているようです。

通気性が悪い

まず、通気性が悪い。
悪いというか、登山においては保温が第一だから、意図的にそういう構造にしてるんだが、レジャーキャンプでは保温よりも涼しさが重要になってくる。
アライテントのエアライズは出口以外密閉された空間だ。
インナーテントにメッシュ部分もない。
空気というのは入り口と出口があって初めて流れる。
入り口しかないエアライズの通気性はほとんど期待できないと言っていいだろう。

「エアライズ」は登山用テントという面が強く、保温に力を入れているため通気性が良くはありません。平地で気候も良いキャンプ場で快適にテントを使用する場面ではそぐわないと言えます。登山などで雨風をしのぎ、休むためだけに使用する。そういった方向で輝くテントです。

エアライズは1から3人用まで3種類

サイズの選び方

「エアライズ」はぜい肉を可能な限りそぎ落としたコンパクトなテントです。なので大柄な人や恰幅の良い人はソロキャンプでも1人用より2人用を選ぶのがベター。中に荷物を入れる等応用を考えても、特に初心者は「使う人数+1」を意識するのが良さそうです。

限定でピンク色のモデルも販売していた!

2016年末、50周年記念モデルとして限定生産されたピンク色(朱鷺色)のエアライズです。フライシートに日本人に親しまれている朱鷺の色を使い、多数のテントが密集するサイトでもひと際目立つアピール力があります。エアライズ1が150張、エアライズ2が250張作られました。現在はオークションサイトなどで購入可能です。

エアライズのオプションアイテム

まずはエアライズの基本装備を確認

「エアライズ」を購入した時の標準装備は以下の通り。張り綱は本体に付属。オプション品を買い足さなくても基本の「エアライズ」を購入すれば過不足無くテントを張れる仕様です。 〇 本体 〇 フレーム 〇 フライシート(オレンジとグリーンがあり、標準はオレンジ) 〇 ペグ13本 〇 シームコート

エアライズの準備&設営

シームコートを塗って防水性を高める

「シームコート」は「エアライズ」を含む全ての「アライテント」のテントを購入すると標準で付属している防水液です。機械的な防水加工では十分な防水性が発揮されず、強度や使いやすさにも影響が出ると考え、購入したユーザーに後から「シームコート」で防水加工をしてもらう方法をとっています。 テント本体の浸水しやすい箇所は決まっていて、取扱説明書にそって塗れば問題ありません。必ず内側ではなく外側から塗りましょう。液体接着剤のようにチューブから垂らして塗るのでハケなどは不要です。このひと手間で防水処置が強固になり、テントを長く愛用できます。

設営方法を動画でチェック!

文章や画像よりも実際に手順やポイントを説明してくれる動画はとても参考になります。体験をベースにしたアドバイスの数々も貴重です。

エアライズで山岳キャンプへGO!

山岳テントとしての役割をしっかりと担い、確実に答える「アライテント」の「エアライズ」。人気の高さも頷けるアイテムでしたね。もちろん他のブランドも負けない魅力のあるテントを発表しています。詳しいことは下記の記事をどうぞ。

今回紹介したアイテム

商品画像エアライズ1エアライズ2エアライズ3テントを冬仕様に!エアライズ用外張広い前室を確保できる!エアライズ用DXフライテント本体の保護&保温に!アンダーシート(グランドシート)
商品名エアライズ1エアライズ2エアライズ3テントを冬仕様に!エアライズ用外張広い前室を確保できる!エアライズ用DXフライテント本体の保護&保温に!アンダーシート(グランドシート)
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