おすすめの携帯(簡易)トイレ17選|交通渋滞や防災用に!女性用も紹介
携帯(簡易)トイレは、登山やキャンプ、ドライブ中の交通渋滞でトイレに行けないときの救世主。また、災害時のそなえにもなる注目アイテムです。本記事では、おすすめの17アイテムを厳選。女性に最適な製品や、携帯トイレの使い方、選び方も解説します。
車で長距離移動をする人
アウトドア・レジャーを楽しむ人
災害時や緊急時にそなえたい人
【時には命を守る】携帯トイレが活躍するシーン
携帯(簡易)トイレは、水分やにおいを漏らさない丈夫なビニール袋と、水分を固める錠剤やポリマーを使い、多くの製品は使用後に可燃ゴミとして捨てられます。
日常的に使用する人は少ないかもしれませんが、いざというときのために、準備しておいて損はないアイテムです。まずは、どのようなときに使用されているか、具体的に紹介します。
登山
水や電気が十分にない山の中では、携帯トイレを使うケースが珍しくありません。登山道にはトイレが少ないため、携帯用トイレを使用するのは特別なことではなく、「携帯トイレ専用のブース」が設置されている場所もあるほど、携帯トイレはスタンダードなアイテムです。
池や川などの水源を守るなど環境保全の観点からも、登山で携帯トイレが使われることが少なくありません。
災害時
携帯トイレは、災害時のそなえとしても重要な役割があります。災害で水道が止まるとトイレは利用できなくなります。私たちの生理現象である排泄ができないのは、体調的にも精神的にも望ましくありません。
衛生的にトイレが使用できないことは、新型コロナウイルスやノロウイルスなどの感染症拡大の原因にもなり、命にも影響を及ぼす大きな問題といえます。災害用トイレが整備されるまでにも時間がかかることがあるので、数日分家にそなえておくと安心です。
キャンプ
携帯トイレは、キャンプなどのアウトドアでも活躍します。無料のキャンプ場にはトイレがないことも多く、トイレットペーパーが切れていたり、故障して水が流れないというケースもあります。女性キャンパーは、深夜にトイレに行くのに抵抗があることも。
キャンプなどの屋外で活動するときは、必ずベストな状態で排泄できるとは限りません。アウトドアの“もしものとき”に携帯トイレが役立ちます。
長距離の車移動
長距離の車移動でも携帯トイレを使うことができます。年末年始や大型連休などで渋滞にはまると、自分の望むタイミングでトイレに行けないことも少なくありません。特に、小さな子どもはいつトイレに行きたいと言い出すか分からないものです。
車から降りられない高速道路や、すぐに立ち寄れる公衆トイレや店舗がないときに携帯トイレがあれば、我慢してつらい思いをせずに済みます。
嘔吐物の処理
本来の使い方ではありませんが、体調不要などの嘔吐時も携帯トイレが役立ちます。携帯トイレは水分が凝固するので後処理がしやすく、しっかり密閉して匂いを抑える効果もあります。自宅以外でも車酔いが心配なときも携帯トイレがあると安心です。
携帯トイレを選ぶときの【5つのポイント】
ここからは選び方のポイントを解説します。実際に使う場面で「使いにくいな」「どうやって使えば良いかわからない…」とならないよう、ポイントをしっかり押さえて最適なアイテムを選びましょう。
1
利用シーンに合った形状のアイテムを選ぶ
2
凝固時間が早いものを選ぶ
3
中身が見えにくいものを選ぶ
4
大・小利用できるかで選ぶ
5
女性向けアイテムを選ぶ
使用シーンに合った形状のアイテムを選ぶ
携帯トイレは、使用シーンに合った形状のアイテムを選びましょう。携帯トイレの形状は大きく分けて2種類。ビニール袋タイプと筒タイプがあります。
ビニール袋タイプは、携帯トイレの中の大部分を占めているタイプです。黒いビニール袋と、排泄物を凝固する吸水性ポリマーがセットで販売されています。筒タイプは、筒状のコンパクトなタイプ。使い方にはコツがいりますが、車内で座ったままでの使用も可能です。
それぞれの種類がどのようなシーンで使いやすいかを表にまとめたので、使いたいシーンにどんなものが合うかチェックしてみてください。
凝固時間が早いものを選ぶ
携帯トイレは、排泄物がスムーズに凝固されるアイテムを選びましょう。凝固するまでに時間がかかると、においが広がってしまうこともあるので注意が必要です。凝固時間は製品によって差がありますが、20秒~1分程度。購入の際は凝固時間がなるべく短いものを選ぶことがおすすめです。
中身が見えにくいものを選ぶ
携帯トイレは、中身が見えにくいものを選びましょう。排泄物が目に入るのは、使用者自身も周囲の人もあまりいい気持ちはしないものです。黒いビニール袋のものや、袋を2重にできるセット内容のアイテムがおすすめです。
大・小使用できるかで選ぶ
携帯トイレには、小のみ対応と、大・小どちらも対応しているアイテムがあるので、購入前にチェックしましょう。災害時のそなえとしてなら大・小兼用のアイテム、車移動で使いたいから小のみなど、選び方はシーンによってさまざまです。使用シーンを考慮して、必要なアイテムを選びましょう。
女性向けアイテムを選ぶ
携帯トイレは、女性向けアイテムも販売されています。排泄スペースが広めの構造で使いやすく、うまく使えるか心配な人は女性向けアイテムがおすすめです。もちろん男性にも対応しているので、家族全員で使えます。また、「携帯トイレ」と大きく書かれたアイテムに抵抗がある女性は、おしゃれなデザインのアイテムもたくさん販売されているので見た目にもこだわって探してみましょう。
使いやすい!おすすめの携帯トイレ12選
おすすめの携帯トイレを紹介します。コンパクトで持ち運びやすく、かばんの中や車に常備しても邪魔にならないものを厳選しました。
大容量タイプ【災害時のそなえとして】
筒タイプ【車などで使いやすい】
少量タイプ【手軽に持ち運べる】
【女性向け】おすすめの携帯トイレ5選
女性の中には「携帯トイレが必要なのはわかるけど」と思っていても、はっきりと「携帯トイレ!」と書かれた商品に抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?周りの目を気にせず、気分良く持ち歩けるおすすめのアイテムや、女性でも使いやすい設計のアイテムを紹介します。
携帯用トイレの使い方
ここからは、携帯トイレの使い方を解説していきます。携帯トイレを購入したら、一度試しに使ってみることがおすすめです。携帯トイレを使用するシーンは通常の生活と環境が異なる場合が多いので、落ち着いて使えないこともあるかもしれません。使用方法をしっかりと理解し、いざというときにスムーズに使えるようにしておきましょう。
1. 排泄袋を開く
まず、排泄袋を開きます。しっかりと最大限に開くことで排泄しやすくなります。
2. 排泄し凝固剤を入れる
排泄後、
素早く凝固剤を投入します。投入までに時間がかかると匂いが広がることがあるため、排泄前に凝固剤をすぐに入れられるように準備しておきましょう。スムーズに済ませたい人は、
あらかじめ凝固剤が袋に入っているタイプがおすすめです。
※ 凝固剤を入れるタイミングは製品によって異なるため、説明書を確認し適切なタイミングで投入しましょう。
3.しっかりと封を閉じ、持ち帰り袋に入れる
凝固剤を入れたら、匂いや内容物が漏れないようにしっかり封を閉じましょう。持ち帰り袋がセットになっているものは二重で漏れを防止でき、内容物が見えにくくなります。
4.廃棄は可燃ごみへ
多くの携帯トイレは、可燃ごみとして廃棄できます。自治体や製品によって捨て方が異なるため、ルールに沿って廃棄しましょう。
合わせて準備したいアイテム
携帯トイレを使用する時に、合わせて準備したいアイテムを紹介します。+αのアイテムがあるだけで、屋外や災害時でも、清潔で衛生的に排泄ができます。
ポケットティッシュ
ポケットティッシュは、携帯トイレとセットで準備しておきたい最重要アイテム。携帯トイレに付属されているケースもありますが、付属されていないアイテムが多いので自分で準備しておきましょう。トイレットペーパーでもいいですが、かさばるためコンパクトなポケットティッシュがおすすめです。
目隠し用ポンチョ
携帯トイレを使用する時にあると便利なのが「目隠しポンチョ」。携帯トイレの使用時以外にも、雨や寒さ対策としても使えるので準備しておくのがおすすめです。
デリケートゾーン用ウェットシート
ティッシュはもちろんですが、デリケートゾーン用のウエットティッシュもおすすめです。特に、災害時などお風呂に入れない場合などは専用アイテムがあると安心です。
携帯トイレは100均で手軽に購入できる
携帯トイレはさまざまな場所で販売されており手軽に購入できます。Amazonや楽天などのネットショップはもちろん、ダイソーやセリアなどの100均でも販売されています。そのほか、ホームセンターやドラッグストアなど、私たちが普段から利用している場所でも購入可能。防災グッズコーナーやトラベル用品などがあるコーナーをチェックしてみましょう。
登山やキャンプでも活躍!携帯トイレを準備しよう
携帯トイレはバッグやポーチの中、車に準備しておけば、いざというとき役に立ちます。また、予測ができない災害などに対する安心要素としても大きな意味のあるアイテムです。トイレを我慢することのないように、重要な役割をしてくれる携帯トイレをそなえておきましょう。