アウトドアブロガーに学ぶ災害時の対応術

 ノウハウ

ソーラーキャンプシャワー使用例

2016年4月、熊本で震度7を記録する大地震がありました。災害の多い日本では、いつ大きな地震や台風があるかわかりません。今回は、アウトドアブロガーさんに災害時の困った場面でどう行動するのがよいかを聞きしました。


 目次


なぜアウトドアブロガーさんに学ぶのか

芝生の上に張られたコールマンのテント    

災害時には電気やガス、水道のライフラインが使えなくなり、現代生活は一変。自然の中での生活に近いものになりますが、不便な暮らしはキャンプに似ています。

キャンプなどのアウトドアの経験者は、電気のない暮らしに対応する知識をたくさん持っています。アウトドアで使える対応術の中で、災害時に役立つものをご紹介したいと思います!

アウトドアブロガーさんの対応術

1. 災害時のトイレはどうしたらよいか

災害時には、下水道が機能しなくなったり、水道が止まったりしてトイレが使えなくなることががあります。そんな中で、簡易トイレがあればいいですが、非常時のために持っている方は少ないと思います。そこでアウトドアで使える緊急用トイレをご紹介します。

まずゴミ袋を2重にして、便座にかぶせます。くしゃくしゃに丸めた新聞紙を中に敷き詰めれば使用可能です。用を足した後には、消臭剤や猫砂などの消臭効果のあるものをかければ匂いも抑えられます。

2. 災害時の寒さ対策は?

岩の上で寝袋で寝る女性    

出典:RossHelen / ゲッティイメージズ

冬に停電でエアコンが使えなくなってしまうと、夜から早朝にかけて耐えられない寒さにもなります。また避難所でも空調が万全とは限らないので、自分でしっかり寒さ対策をする必要があります。

キャンプでは寝る際、銀マットを敷いて地面からの冷気を防ぎますが、被災時に都合よく持っているとは限りません。そんな時にはダンボールを使いましょう。断熱効果があるので、床の冷たさが伝わりませんし、床で寝るより身体が痛くならずに済みます。その他にも新聞紙を体に巻き、その上からラップを巻くと保温できます。首や手首、足首を冷やさないようにするのもポイントです。

3. 停電したときの行動

ランタンスタンドに吊るされたランタン    

出典:photo-ac.com

停電した際に懐中電灯やロウソクがない場合には、バターにティッシュでつくったこよりをさせば簡易ロウソクが出来上がります。くれぐれも火事には注意しましょう。

停電がいつまで続くかわからないような場合には、冷蔵庫の中の食料も避難させましょう。避難先は冷凍庫。冷凍食品や凍らせた飲み物などが保冷剤として使えます。なるべく密着するように保存するのがいいでしょう。空間が空いてしまうと冷却効果が下がってしまいます。

4. 足場が悪い時にはどうするか

割れた窓ガラス    

出典:筑波大学附属図書館 / flickr

大きな地震が起きると、食器やビンが落ちて破片が散乱していると思います。そんな中を歩くとなると、破片が足や靴底に刺さってケガにつながる恐れがあります。そんな時には木の板のような固いものや、なければ雑誌などを足の裏にくくりつければ、安全に歩けます。足をケガしてしまうと移動が困難になってしまうので、足場が悪いときには足元に細心の注意を払いましょう。

5. うまいケガの対処法

もしケガをしてしまったときには、すぐに傷口を水で洗いましょう。治療ができないときには、傷口をラップで覆います。この治療法は湿潤治療と呼ばれ、絆創膏やガーゼを使って傷口を覆うよりも効果があるとされています。

6. 貴重な水を節約する術

ソーラーキャンプシャワー使用例    

水道が止まっているうちは水を節約しなければなりません。そんなときには、ラップでお皿を覆って使いましょう。使い終わってラップを捨てれば食器は綺麗なままで、洗う水を節約できます!

まとめ

地震や台風の最初の被害から逃れられても、復旧が進むまでは自分や家族の身を守られなければいけません。電気のない自然の中で過ごすキャンプの知識と心構えは、災害時にも有用なことが分かりました。


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