レインパンツのおすすめ20選!ワークマンやユニクロも紹介
雨の日のキャンプや登山、通勤、通学時にあると助かるレインパンツ。レインウェアがあれば、雨でも屋外の活動が可能になり、行動が制限されにくくなります。今回は、おすすめのレインパンツを紹介。ワークマンやユニクロのレインパンツについても解説します。
レインパンツとは?
レインパンツとは、撥水性や防水性に優れたパンツのこと。キャンプや登山などのアウトドアでは、服が濡れるのを防ぐだけでなく、動きを妨げないストレッチ性や、通気性を確保してムレないなどの機能が充実しています。
日頃の通勤や通学では、制服やスーツの上に重ねて履ける、ゆとりのあるシルエットが人気です。ズボンや靴、靴下が濡れると不愉快なだけでなく、体温が低下して体調を崩す原因になることも。防水性の高いレインパンツを導入することで、雨でも快適に活動できます。
もう迷わない!レインパンツの選び方を解説
はじめてのレインパンツ選びに迷っている人は、以下のポイントをチェックしておきましょう。利用シーンや服装によって異なります。
「撥水」「防水」性のあるものを選ぶ
レインパンツの機能は、大きく分けて
撥水と
防水があり、両方を満たしていることが重要です。
- 撥水:生地の繊維にコーティングを施し、水滴が生地の表面をコロコロと転がるようにはじく加工。大量の水や長時間の雨では、水が内部にしみ込むことがあります。
- 防水:生地の表面をポリウレタンやポリ塩化ビニルで覆い、水の浸入を防ぐ加工。撥水加工より高い防水性があります。また、生地の縫い目から侵入を防ぐ加工が施されているものもあります。
通勤通学は大きめ、登山などは細身がおすすめ
レインパンツは、すでに履いているパンツの上から履くものと、そのまま着用するものでシルエットが異なります。シーンに合わせて以下のように選ぶのがおすすめです。
- 通勤や通学:制服やスーツなどと重ねて着やすい、ゆとりのあるシルエットがおすすめ。重ねて着用することで、履き替えの手間や時間を軽減できます。
- 山やアウトドア:動きの邪魔をしない細身のシルエットがおすすめ。トレッキングパンツと重ねず、直接着用できるモデルも人気です。
耐水圧が10,000mm、透湿性は5,000g/m2以上がおすすめ
重要なポイントである耐水圧と透湿性は、数値で把握することが大切です。
耐水圧とは、どのくらいの水圧まで防水できるかを示す数値。普段使いであれば、小雨に耐えられる低い耐水圧のもので十分です。しかし、天候の変わりやすいアウトドアでは大雨や嵐にそなえて、高い耐水圧のものを選んでおくのがいいでしょう。
透湿性とは、パンツの内側に溜まった水蒸気を、外に出す機能のこと。雨の中でレインパンツを履いていると、内側がムレてしまいますが、透湿性の高いパンツであれば湿気が外に出るため快適に履き続けられます。
一般的な耐水圧、透湿性は以下の数値を目安にしましょう。
普段使いであれば、耐水圧2,000mm以上が基準ですが、雨が急に強くなることや使用による機能の劣化なども考えて、耐水圧10,000mm以上、透湿性も5,000g/m2のものを選ぶのがおすすめです。
サイドファスナーやドローコード付きのものを選ぶ
サイドファスナーやドローコードなど、着用のしやすさや快適性を左右するポイントもチェックしましょう。
パンツの横にファスナーがあると、パンツの脱ぎ履きが楽になります。登山やアウトドアで利用する靴は脱ぐのに時間がかかることがあるため、サイドファスナーが大きく開ければ、靴を履いたまま着脱が可能になり、急な雨でもスムーズに対応できます。ファスナーがどの位置まで開閉できるかによって着脱しやすさが変わるので、購入前に確認しましょう。
裾を絞れるドローコードがあるレインパンツは、ドローコードがないものと比べて泥や雨の浸入を防げます。靴下もぬれにくくなるので、快適度はさらにアップ。靴下がぬれると体温が低下して、全身に影響が及ぶこともあるため、特に体が冷えやすい女性はドローコード付きがおすすめです。
アウトドアではストレッチ性や立体裁断されているものを選ぶ
テント設営や長時間歩く登山では、動きを妨げないストレッチ性の高いものや立体裁断のパンツがおすすめです。膝を曲げたり、しゃがんだりするときに生地がつっぱる感覚が少なく、バイクや自転車の運転にも適しています。
頻繁に使用する人は洗濯機で洗えるものを選ぶ
趣味や通勤、通学で頻繁にレインパンツを利用する人は、洗濯機で手軽に洗えるものを選びましょう。レインパンツは手洗いが推奨されているものも多いため、使うたびに手洗いするのは手間に感じることも。撥水効果を十分に得るためには、清潔さを保つのが重要なポイントなので、自分の利用ペースを把握してメンテナンスしやすいものを選びましょう。
雪山や寒冷地に行く場合は中綿入りのものを選ぶ
冬のキャンプや雪かきなどには、防寒機能も兼ねそなえた中綿入りのレインパンツがおすすめです。中綿が空気の層をつくって熱の放出を防ぎ、撥水機能で冷たい雨や雪による体温低下を緩和します。雪遊びやウィンタースポーツにも利用でき、寒い時期に一着あると重宝します。
迷ったらアウトドアブランドのものを選ぼう
キャンプや登山などで使うなら、機能性の高いアウトドアブランドのものを選ぶのが安心です。防水機能に加え、ムレを防ぐ透湿性や動きやすいストレッチ性など、長時間の着用でも快適に過ごせる機能が搭載されています。
ワークウェアブランド・ワークマンのレインパンツも、機能性の高さとコスパの良さで注目されています。屋外での作業以外に、キャンプやツーリング、女性向けのモデルなど種類も豊富です。アウトドアブランド同様に、高い機能性をそなえているので、どれがいいか迷ったらワークマンのアイテムもチェックしてみましょう。
通勤や通学におすすめのレインパンツ5選
アウトドアにおすすめのレインパンツ5選
レディースにおすすめのレインパンツ5選
キッズにおすすめのレインパンツ
性能・価格に優れているワークマンのレインパンツ3選
高い機能性とコスパの良さで人気のワークマンから販売されているレインパンツを紹介します。鮮やかなカラーや女性向けなど、種類も豊富です。質感や履き心地が気になる人は、近くの店舗でチェックしてみましょう。
イナレムレインパンツ
高い防水性に定評のあるイージスシリーズのレインパンツです。ワークマン独自開発の
高機能透湿防水素材・イナムレを採用し、雨のツーリングやキャンプ、ウィンタースポーツでも活躍する一着。レインパンツには見えないシンプルなデザインと、丈の長さが選べるのも人気のポイントです。
【基本情報】
素材:ポリエステル100%
サイズ展開:S、M、L、LL、3L
カラー展開:ブラック、オリーブ(-6cm丈はブラックのみ)
耐水圧:20,000mm
透湿性:25,000g/m2・24hr
詳細はこちら:
イナレムレインパンツ 耐久撥水トラベルシェルパンツ
鮮やかな9色のカラー展開で、防水性とデザイン性を兼ねそろえています。耐久撥水加工に加え、軽量でストレッチ性も高くリラックスウェアにもおすすめです。パッカブル仕様でコンパクトに収納できるので、旅行やキャンプなどに携帯しやすいのも魅力。
雨でもおしゃれを楽しみたい人にぴったりの一着です。
【基本情報】
素材:ポリエステル90%、ポリウレタン10%
サイズ展開:S、M、L、LL、3L
カラー展開:インクブルー、パープル、リーフイエロー、ブラック、アッシュグレー、サンドベージュ、マスタード、ダスティレッド、フレッシュグリーン
耐水圧:-
透湿性:-
詳細はこちら:
耐久撥水トラベルシェルパンツ レディースレインパンツ
雨のアウトドアはもちろん、通勤や通学、屋外作業で活躍する女性向けのレインパンツです。余計な装飾がなく、持っているウェアに合わせやすいのもうれしいポイント。裾はボタンで開閉でき、登山靴や長靴を合わせやすい仕様。軽量で動きやすく、透湿性も高いのでムレを防いで快適な着心地です。
【基本情報】
素材:ポリエステル100%
サイズ展開:S、M、L、LL
カラー展開:ベージュ、ブラック
耐水圧:10,000mm
透湿性:5,000g/m2・24hr
詳細はこちら:
レディースレインパンツ ユニクロにレインパンツはある?
ユニクロ独自の撥水防風素材・ブロックテックは、撥水性と透湿性に優れた素材です。小雨程度なら問題ありませんが、雨の中を長時間歩く登山やキャンプには不向き。しかし、止水ファスナーや縫い目から水の浸入を防ぐシーリングテープ加工が施されているなど、日常生活の急な雨に対応できる機能は十分に備わっています。
正しいお手入れ方法でより長く使おう
レインパンツやレインジャケットの撥水機能を低下させないためには、使用したらその都度すぐに洗うのが鉄則です。撥水機能は時間の経過で低下する性質がありますが、ぬれたまま放置したり、汗や皮脂汚れが付いたりしたままだと、劣化スピードが加速することも。清潔な状態に加え、撥水機能を回復させるメンテナンスをおこなうことで、より長く利用できます。
洗濯方法の確認を忘れずに
レインパンツを洗うときは、洗濯タグで正しい洗濯方法を確認しましょう。洗濯方法を誤ると、撥水、防水機能の低下につながります。多くのレインウェアは手洗いが推奨されているため、メンテナンスの手間を省きたい人は洗濯機OKのアイテムをチェックしましょう。
レインパンツの手洗い方法
レインパンツを洗うときは、ぬるま湯に防水専用洗剤もしくは中性洗剤を溶かし、優しく押し洗いしましょう。ひどい汚れはスポンジでこすっておとします。洗剤が残っていると撥水、透湿性が低下する原因になるためすすぎは念入りにおこないましょう。雑巾のように強く絞るって脱水するのは、生地を傷める可能性があるためNG。タオルで吸水して風通しのいい場所で乾かします。
熱処理で撥水機能が回復する
撥水機能は熱を加えることで、より効果が高まります。自然乾燥後に、ドライヤーやアイロン、乾燥機などを使って熱を加え、撥水基が立ち上がると撥水機能が回復する仕組みです。アイテムにより適切な温度や乾燥機が使えるかなどの処理方法が異なるため、正しく熱処理をおこないましょう。
防水透湿素材用の洗濯洗剤・撥水活性剤を使おう
レインパンツを洗濯するときは、防水透湿素材向けの洗剤を使うと生地へのダメージや、機能性の低下を抑えられます。また、撥水活性剤を使用すれば、撥水機能の回復効果が高まるため、セット使いがおすすめです。
レインウェアやスキーウェアなど、
時間の経過で低下する撥水機能を復活させる、洗濯用洗剤と強力撥水剤のセット。定期的に使用することで、着用時の快適性がアップし、雨でぬれた後の乾かす手間を軽減できます。
【基本情報】
- セット内容:洗濯用洗剤(Tech Wash)、強力撥水剤(TX.Direct Wash-In)
- 容量:各300mL
雨の日もアウトドアを快適に楽しもう
レインパンツは、天候がいつ変わるかわからないアウトドアシーンでの必須アイテムです。防水機能だけでなく、ムレを防ぐ透湿性や、着脱をしやすくするサイドファスナーなど、雨でも快適に活動できる機能性が備わっています。
また、バイクや自転車での通勤や通学、屋外作業にもレインパンツがあれば、行動が制限されません。雨でも心置きなく動けるレインパンツを見つけましょう。
春服と夏服の間に、雨服。雨を楽しむ5つのレインウェア〜メンズ編〜
春が終わり、夏へ向かうところにやってくる雨の季節。毎年のことなのに、いつもこの季節は着るものに迷います。気温的には薄着したいけど、雨には濡れたくないし、できれば傘も持ち歩きたくない。そんな時には、雨に強いアイテムがおすすめ。最近レインウェアは、より機能的に、おしゃれに進化しています。今回は、街やアウトドアのフィールドでシームレスに着られる高機能でかっこいい"雨服"を紹介します。