おすすめレインパンツ19選!普段使いで活躍するモデルも厳選
雨の日も快適に行動するために必須なレインパンツ。今回は、レインパンツ選びで押さえておくべきポイントやあるとうれしい機能に加え、hinata的おすすめ19商品もあわせて紹介します。通勤や通学から、アウトドアアクティビティで頼れるものまで、雨の日でも快適に行動できる1本が見つかります!
レインパンツとは?
レインパンツとは撥水性や防水性に優れたパンツのこと。アウトドアシーンだけでなく、街中での生活でも1枚あると急な雨のときに服が濡れるのを防いでくれます。雨で体が濡れると体温が低下し、体調を崩す原因にもなるので、上半身を守るレインジャケットと同じく雨の中で行動するには重要なアイテムです。
もう迷わない!レインパンツの選び方を解説
「撥水」と「防水」の違いをチェック
レインパンツの機能には大きく分けて
撥水と
防水があり、両方を満たしていることが重要です。
- 撥水:生地の表面にコーティング加工し、水を弾くもの。水がついても水滴は下に落ちていきます。
- 防水:生地に防水シートを挟み込むものや、表面にゴムなどを塗ることで、水が侵入するのを防ぎます。
通勤通学とアウトドア。シーンに合わせてシルエットを選ぼう
レインパンツは、すでに履いているパンツの上から履くものと、そのまま着用するものでシルエットが異なります。シーンに合わせて以下のように選ぶのがおすすめです。
- 通勤や通学:重ね履きがしやすい大きめシルエット
- 登山やアウトドア:足が動かしやすい細身のシルエット
耐水圧が10,000mm、透湿性は5,000g/m2以上がおすすめ
重要なポイントである耐水圧と透湿性は、数値で把握することが大切です。
耐水圧とは、どのくらいの水圧まで防水できるかを示す数値。街中での普段使いであれば、小雨に耐えられる低い耐水圧のもので十分です。しかし、天候の変わりやすいアウトドアでは大雨や嵐に備えて、高い耐水圧のものを選んでおくのがいいでしょう。
透湿性とはパンツの内側に溜まった水蒸気を、外側に出す性能のこと。雨の中でレインパンツを履いていると、内側が蒸れてしまいます。蒸れた状態で履き続けるのは非常に不快ですが、透湿性の高いパンツであれば湿気が外に出るため快適に履き続けることができます。
一般的な耐水圧、透湿性の目安は以下の数値となります。
普段使いであれば、耐水圧2,000mm以上が基準となりますが、雨が急に強くなることや使用による性能の劣化なども考えて、耐水圧10,000mm以上、透湿性も5,000g/m2のものを選ぶのがおすすめです!
ディテールで快適性に差がつく
耐水圧と透湿性を確認したら、合わせてチェックしておきたい機能としてサイドファスナーとドローコードをチェック。
パンツの横にファスナーがあると、パンツの脱ぎ履きがとにかく楽になります。ファスナーがどの位置まで開閉できるかによって着脱しやすさも変わるので、購入前に確認すると良いでしょう。
裾を絞ることのできるドローコードは、ブーツなどと合わせることで隙間からの雨や風の侵入を防ぐことができて便利。靴下が濡れるのを防げるので快適度はさらにアップします。
迷ったらアウトドアブランドのものを選ぼう
ホームセンターやコンビニ等で販売されている、通学や通勤に使えるレインパンツもありますが、キャンプや登山などで使うことを考えているならば、アウトドアブランドのものを選ぶのが安心。
ワークマンやユニクロなどでも「撥水」や「防水」ウェアを展開しているので、「いきなり高価なハイスペックウェアに手を出すのは…」と不安な人はまずそこから始めるのもおすすめ。ここからはシーン別おすすめのレインパンツを紹介。初めての人でも手軽に買えるアウトドアブランドもあります。
通勤や通学におすすめのレインパンツ5選
アウトドアにおすすめのレインパンツ5選
レディースにおすすめのレインパンツ5選
キッズにおすすめのレインパンツ4選
ユニクロやワークマンは実際アウトドアで使える?
スペックで選ぶなら「ワークマン」
ワークマンはパンツだけでなくレインウェアも種類が豊富。外仕事でも活躍する、しっかりとした防水性や透湿性を備えたモデルが多いので、ファーストステップしてはおすすめです。しかし、履き心地などに関しては快適性がそこまで高くないため、長時間履くことが想定される登山などに使う場合は、機能面を事前に確認する必要があります。
スタイリッシュさで選ぶなら「ユニクロ」
ユニクロ独自の撥水防風素材であるブロックテックは完全防水ではなく、撥水性のみです。そのためアウトドア向きではなく、キャンプや登山で使うには適していません。一方で、伸縮性や透湿性はしっかりしているので、日常生活の小雨の中で使うには十分といえます。
正しいお手入れ方法でより長く使おう
洗濯方法の確認を忘れずに
撥水や防水加工がされている衣服を洗うときには、洗濯前に正しい洗濯方法を確認するようにしましょう。間違った方法で洗ってしまうと、表面加工が落ちてしまうことがあります。
ほとんどの場合はタグに洗濯が可能かどうか記されています。基本は手洗いでぬるま湯に防水専用洗剤もしくは中性洗剤を溶かし込み、押し洗いするのがおすすめ。汚れがひどければスポンジなどでこすって、優しく洗います。
すすぎが雑だと傷みの原因などになるため、注意が必要。風通しのいい場所で干したり、バスタオルで水分を拭き取ったりするようにしましょう。
防水透湿素材用の洗濯洗剤・撥水活性剤を使おう
洗剤の中には防水透湿素材向けに特化しているものもあります。これらを使えば、機能を損なわずに洗濯をすることが可能です。
雨の日もアウトドアを快適に楽しもう
レインパンツは、天候がいつ変わるかわからないアウトドアシーンで必須のアイテムです。見た目がシンプルなことが多く、どれを選んでいいか迷うこともあるかもしれません。その場合は、防水性や透湿性を数値で比較してみることが重要なポイントです。
利用場面や使用頻度などを考慮して、好みにあったレインパンツを見つけてくださいね。