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トランギア メスティン

アウトドア調理に便利すぎるメスティンで作る、香り豊かな燻製の魅力

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アウトドアで楽しみたい定番レシピといえば燻製。もともと保存食として重宝されていたことや、木のチップを使った豊かな香りなど、自然環境に調和するような魅力が特徴です。燻製はハードルが高いと思うかもしれませんが、万能調理器のメスティンを使えば、思いのほか簡単に燻製が楽しめます。

キャンプ料理の味方!メスティンとは

キャンプは、できるだけ荷物を減らしてスマートに楽しみたいですよね。軽くて持ち運びに便利なメスティンは、キャンプでの調理にも重宝されています。 メスティンとは、スウェーデンのtrangia(トランギア)という会社が展開しているアルミ製の調理器具です。様々な料理に応用できるので、アウトドアでの料理に大活躍してくれます!飯盒炊飯、燻製、蒸し料理、パスタ、揚げ物などさまざまな料理に対応しています。

メスティンで燻製を作るコツ

アウトドア調理 メスティン 燻製料理

出典: EJJohnsonPhotography / iStock / Getty Images Plus / ゲッティーイメージズ

燻製とは

燻製とは、肉や魚などの食材を燻煙して独特の風味を付ける調理法で、スモークともいいます。味を楽しむだけでなく、保存食としても使用されます。燻煙することで煙の中に含まれている殺菌成分が食品に浸透し、保存性が高まります。また、長時間燻煙すると食材の水分量が減少し、保存性がより高まります。 メスティンで燻製をする場合は、容器の底にアルミホイルを敷くのがポイントです。それによって容器が汚れるのを防ぐだけでなく、少量の材料で効率よく燻製できるようになります。

おすすめはスモークチップ!

燻製に使う材料はスモークチップです。木をチップ状に細かく砕いたもので、熱を加えて素早く燻製できます。アルミホイルを敷けばスプーン2杯分程度で燻製することが可能です。 チップには色々な香りがあります。少し癖のある強めの香りで肉や魚と相性がよいさくら、柔らかで上品な香りで淡白な鶏肉や白身魚に適したりんご、ウィスキーの芳醇な香りと適度な渋みが特徴のオークなどがあります。

メスティンで作る!燻製レシピ

メスティン 燻製 レシピ

出典: red_pepper82 / iStock / Getty Images Plus / ゲッティーイメージズ

メスティンを使ってアウトドアでも気軽に燻製が楽しめるレシピです。
  1. メスティンの汚れを防止するため、アルミホイルを敷きます。敷くのは面倒に感じるかもしれませんが、ひと手間かけることでメスティンを傷をつけずに長く保存することにつながります。
  2. アルミホイルの上にスプーン2杯程度のさくらチップをふりかけます。さくらチップは肉や魚だけでなく、色々な食材と相性がよいのが特徴です。
  3. チップをかけたアルミホイルの上にメッシュトレイを敷いたら、その上に食材を載せます。食材は色々ありますが、今回はチーズを使います。クリームチーズやカマンベールチーズなど、好みあわせて選びましょう。胡椒などで味付けをするとまた違った風味を楽しむことができます。
  4. 準備ができたらシングルバーナーを点火し、最初は中火にして煙が出始めたら火を弱めに調整していきます。メスティンの蓋は隙間から煙がでるくらいに軽くかぶせておきます。蓋にもアルミホイルを巻いておくと汚れがつかないのでお手入れが楽になります。
  5. 出力調整が上手く行けば、約10分程度で程よく燻された艶のある燻製ができあがります。
チーズの他には、ゆで卵、ホタテ、ベーコンなど様々な食材を燻製にできますので、まずはご自宅で試してみるとコツをつかめるのではないでしょうか。

メスティンのお手入れは?

購入時のお手入れ

メスティンの特徴として、フタやフチの部分などに細かいデコボコ(バリ)があることが多く、うっかり触ると手を傷つけてしまう恐れがあります。そこで、紙やすりなどでバリを削り取っておくことをおすすめします。 また、アルミの匂いが食材についてしまうことや、焦げつきを避けるため、シーズニングという処理をしておきましょう。やり方は簡単で、メスティンのフチいっぱいまでお米のとぎ汁を入れ、火にかけて煮るだけです。そうすることで被膜のようなものができて、アルミを守ってくれるのです。ちなみにお米のとぎ汁の他には野菜くずでもよいそうです。

使用後のお手入れ

スチールたわしなどでこすったりするのは、細かいキズをつけてしまうので避けましょう。メスティンの汚れや黒ずみは、レモン、りんごの皮などで落とすことができます。メスティンのフチまで水を入れ、レモン汁を加えて沸騰させます。沸騰したら弱火にして15分ほど煮ます。煮込み終わったら水で洗うだけで、汚れや黒ずみがきれいに落ちます。

メスティンで燻製する際の注意点!

メスティンで燻製を作る際の注意点を紹介します。メスティンは空焚きをすると変形しやすくなり、フタが閉まらなくなります。特に燻製を作る時に、意図していなくても空焚き状態になりやすいので、注意しましょう!強火で長時間熱すると空焚き状態になってしまうので、ご注意を!

まとめ

アルミなどの耐久性の高い素材のメスティンを使えば、一見ハードルが高そうな燻製も手軽に作ることができます。チップを選択する、アルミホイルを敷く、丁度よい火加減にする、などがメスティンの燻製のコツです。 何度かチャレンジすれば、自分なりの燻製のつくり方のコツがつかめてきます。お気に入りのメスティンを見つけてぜひ挑戦してみましょう。 ▼こちらの記事も読まれています。


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