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メスティン特集

燻製に塩釜、アクアパッツァ。フッ素加工メスティンとワンバーナーで楽しむ秋キャンプレシピ

2021.09.22キャンプ料理PR

気温がちょうどいい秋はキャンプのベストシーズン。自然に囲まれながら、食欲の秋を満喫しましょう。今回は人気のクッカー、メスティンとワンバーナーを使ったお手軽かつ、楽しくおいしいレシピを3品紹介。便利なフッ素加工済のメスティンをフル活用して秋キャンプの食卓をリッチにします。バーベキューのサイドメニューにもおすすめ!

気温が落ち着いた秋はキャンプのベストシーズン

メスティン×シングルバーナーで秋キャンプがさらに楽しく

メスティン特集
半袖では肌寒い日も増え、秋の訪れを感じ始める季節。気温もちょうど良いので、キャンプのベストシーズンです。食欲の秋というわけで、キャンプで何を作ろうかお悩みの方におすすめのアイテムが、おなじみのメスティン。 すでにメスティンで調理を楽しんでいる方も多いかと思いますが、今回はフル活用で簡単に見映えするレシピや、インパクトのある変わり種レシピを紹介します。

おすすめは、フッ素加工済のメスティン

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メスティンには、テントからファニチャーまで幅広いアイテムを展開するホールアースの「CASKET COOKER 2.0」を使用。一般的なメスティンは、もともとヨーロッパ各国で軍用の携帯食料入れ兼食器として生まれました。日本へは「アルミ製飯ごう」として伝わり、湯沸かしのみならず、炊飯や本格的な料理をこなすクッカーとして、登山者やキャンパーの間に浸透しました。 ただし、もともとは食材の調理を想定していない背景もあり、アルマイト加工などの焦付きを防ぐ対策がされていないものが多くあります。そのまま使うと焦げやすく、金属臭が出がち。そのため、使用前に米の研ぎ汁に漬け込み、独自のシーズニングを施す手間が必要です。 その点「CASKET COOKER 2.0」は全面にフッ素加工がされているので、シーズニング不要で焦げ付きにくく、使用後の洗い物もしやすくなっています。買ってそのまま使い始められる手軽さは魅力。米と水の分量を示す目盛が付いているなど、細部にも使いやすさへのこだわりが詰まっています。

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ワンバーナーはカセットボンベ缶(CB缶)が使えるものがおすすめ

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ワンバーナーは、ガス機器の大手、岩谷産業が今年スタートしたアウトドアライン、FORE WINDS(フォアウィンズ)の「マイクロキャンプストーブ」を使用しました。「マーベラス」や「焼き上手さんα」などの傑作アイテムを生み出してきたメーカーの確かな技術と安心が詰まった一台です。 「マイクロキャンプストーブ」の魅力は、燃料にコンビニやスーパーでも入手しやすいカセットボンベ缶(CB缶)を使用していること。一般的にCB缶はアウトドア用のアウトドア缶(OD缶)より寒さに弱いとされていますが、オートキャンプのシーンではよほどの極寒でなければ、CB缶タイプで事足りてしまうので十分です。最近は冬用の寒さに強いCB缶もあります。
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さらに、「マイクロキャンプストーブ」の利点は、サイズが手のひらサイズでコンパクトであること。大きなガスコンロを積載する余裕がない方や、電車などの交通機関でキャンプに行く方におすすめです。専用のケースも付属するので、スマートに持ち運びできます。その分、五徳は小さめなので大きな鍋を乗せるときは、別途大きめの五徳もあわせて用意しましょう。

秋の味覚をメスティンに閉じ込めたアクアパッツァ

彩豊かな秋にぴったりのメニューをプラスしたい

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まず最初のレシピは、旬の魚を使ったアクアパッツァ。イタリア南部発祥の郷土料理のひとつです。漁師が獲った魚や貝を海水とオリーブオイルで煮たことから始まり、白ワインやトマト、イタリアンパセリなどさまざま入った彩豊かなレシピへと進化していきました。 現在でもブイヨンなどは使わず、素材から出るうまみを生かした作り方は変わりません。今回は、秋の旬の魚とメスティンで、このアクアパッツァを作ります。

実は簡単、しかも見映えするアクアパッツァ

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アクアパッツァは、見栄えする割に簡単な料理です。今回、白身魚は6月~10月が旬のスズキを使用しました。スズキがない場合は6月~2月が旬の真鯛もおすすめです。メスティンに収まるサイズの切り身を選びましょう。 【材料】2人分 ・スズキの切り身…2切れ ・あさり…5〜6個 ・ミニトマト…5〜6個 ・イタリアンパセリ…少々 ・ニンニク…1かけ ・白ワイン…150cc ・オリーブオイル…適量 ・塩…少々 ・胡椒…少々

食材をメスティンに入れて蒸し焼きにするだけ

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材料がそろえば、作り方はいたって簡単。たったの2ステップで作れます。 ①まずはメスティンにオリーブオイルを注ぎ、潰したニンニクを弱火で炒め、香りを油に移します。 ②スズキに塩こしょうを振り、残りの食材全てとともにメスティンに入れ、ふたをして中火で5〜10分蒸し焼きにします。 ③スズキに火が通ったら完成です。

アクアパッツァで子供もすっかり魚介好きに

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アクアパッツァは、ニンニクやワインの効果で魚の生臭さが取れるので、大人はもちろん子供も食べやすい料理です。美味しいアクアパッツァが作れれば、それをきっかけに魚介が好きになるかも?残ったスープにバケットを浸して食べるのもおすすめの楽しみ方です。

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メスティンでお手軽スモーク。燻製をライトに楽しむ

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キャンプのアクセントとしておすすめしたい楽しみ方が燻製です。燻製には、冷燻や温燻などさまざまな手法がありますが、手軽にさっと燻製を楽しみたい方は、熱燻が向いています。熱燻とは、80℃から140℃の高温で食材を短時間で一気に燻す方法です。メスティンはそこそこの深さがあり、ふたもついているので、熱燻をするためのクッカーとして最適。家では煙を気にしてなかなかチャレンジしにくい燻製をアウトドアで楽しみましょう。

アルミホイルとウッドチップがあればメスティンがお手軽燻製器に

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①熱燻はウッドチップを高温で焦がして煙を出すので、そのままウッドチップをメスティンに入れると、後処理が面倒です。まずはアルミホイルで箱を作りメスティンの中に入れ、その上にウッドチップを敷きます。そのままでは、食材を置けないので通常は底網を敷くのですが、くしゃくしゃにしたアルミホイルでも代用できます。
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②下準備ができたら、あとはお好みの食材をセットして火にかけるだけ。中火で様子を見ながら約5分ほど燻します。あまり長時間燻すとえぐみが出たり、食材に火が通り過ぎたりしてしまうので注意しましょう。

たった5分で燻製が完成!

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あっという間に燻製が完成!さっと作れる燻製は、メインディッシュを作るまでのつなぎや、酒のつまみに最適です。今回は子供も楽しみやすいスナック菓子を燻しました。チーズやウィンナーなどの定番の食材はもちろん、さまざまなものを実験感覚で燻製してみる楽しみ方も面白いです。ウッドチップを変えることで風味も変わります。

子供もびっくり!塩釜焼き初体験をメスティンで

憧れの塩釜焼きもメスティンで可能?

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最後は塩釜焼きです。塩釜焼きは豊臣秀吉がはじめたとされ、古来より縁起ものとして伝わってきた調理法。塩と卵白を混ぜたもので鯛などの食材を包み、蒸し焼きにします。厚みのある食材にも火が通しやすいので、ローストビーフなどにも適しています。 そんな塩釜焼きですが、家ではオーブン、アウトドアではダッチオーブンを使って作るのが一般的です。ダッチオーブンの場合は鍋の下とふたの上に炭を置いて、加熱します。両面から加熱できればいいので、金属製のふたが付いていて取り回しのいいメスティンは、塩釜焼きにも使えるのでは?そんな発想でメスティン塩釜焼きにチャレンジしてみました。
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今回はメスティンに収まるサイズにカットした牛もも肉を使用します。火加減のコントロールに自信のない方は、火が通り過ぎても硬くなりにくい、鳥もも肉や、豚バラ肉を使うのもおすすめです。 【材料】2人分 ・牛もも肉…約100g ・塩…800g ・卵白…1個

塩をこねる作業で子供も楽しくお手伝い

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①まずは、塩に卵白を入れまんべんなく混ぜます。この際ジップロックなどの丈夫なビニール袋に入れて混ぜると手を汚さず作業できるので便利です。簡単な工程なので、お子さんに手伝ってもらうと家族で一緒に塩釜焼きを作る体験を共有でき良い思い出になります。

ちゃんと焼けるかドキドキしながら塩のベッドに肉をセット

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②塩の準備ができたら、メスティンに1〜2cmの厚さで塩をしき、その上に肉を乗せ、残りの塩で包みます。メスティンの真ん中に肉が位置するように包むのがコツ。肉が包めたら、蓋をして弱火で両面を10〜15分ずつ焼きます。

まるで発掘作業?メスティンで焼き固めた塩釜を割ると...

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③塩釜がきつね色になったら完成。塩がかちかちに固まっています。
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あとはお楽しみの発掘作業。スプーンなどを使って塩釜の中の肉を取り出します。真剣な表情で塩釜を割るお子さんの表情を写真に収めるチャンスです。中がどうなっているかわからない塩釜を割るドキドキ感は塩釜焼きの醍醐味です。
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塩釜の中で蒸し焼きにされた肉は、塩まみれの見た目とは裏腹に浸透圧の力で程よい塩気が中まで通っています。特別な塩釜焼きも小さいサイズながら、メスティンで手軽に楽しめました。あらかじめ、アルミホイルをメスティンに敷いておくと、後々の掃除が楽になるのでおすすめです。

メスティンで秋キャンプのレシピをさらに楽しもう

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今回作ったレシピはいずれも、メスティンとワンバーナーだけあれば作れるので、洗い物も少なく、なるべく荷物をシンプルにしたい方にもおすすめです。キャンプのレシピやメスティンの使い方にマンネリを感じている方もぜひお試しください。

秋キャンプの準備をしたい方はこちら!


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