キャンプ用カトラリーおすすめ18選!便利なセットやプロが使うおしゃれグッズも【最新版】
3分で完売!!スターライトタープに込めた想いをインタビュー
2018.11.19キャンプ用品
ガレージブランドの動きが激しい昨今ですが、2017年9月にスタートした気鋭のガレージブランド「WINDY AND RAINY」をご存知でしょうか?メイン商品であるスターライトタープは、初回の発売開始後わずか3分で完売!そんな、多くの方を魅了するスターライトタープの魅力、ブランドの想いを代表のうたパパさんにインタビューしました!
制作者
わんころ
キャンプ歴5年、年泊数30泊程度。現在は映像制作メイン。
Instagram → @wan_korori
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もくじ
インスタでも話題の「スターライトタープ」とは
その美しい見た目がインスタで密かに話題になっている「スターライトタープ」。正五角形のタープの3点にポールを立てることで、独特のシルエットを作り出すことができます。そして、スターライトタープは、初回販売時にわずか3分で完売。2回目の販売に至っては26秒で完売したほどの知る人ぞ知る人気タープなんです。
また、スターライトタープを作っているガレージブランド「WINDY AND RAINY」にも要注目!このブランドを作ったのは、hinataの連載企画「キャンプの輪」でも特集させていただいたうたパパさん。WINDY AND RAINYが考える理想のキャンプギアとは?うたパパさん本人にお話を伺ってきました!
新ブランド「WINDY AND RAINY」誕生の背景
━━━本日はよろしくお願いします!まずは、ブランドを立ち上げた背景を教えてください。
もともとは、スターライトタープありきで始まったブランドです。僕は、2016年の1年間で70泊するほどキャンプやアウトドアが好きで。より自分好みのギアを探求していった結果、キャンプギアを自作してみようと思ったんです。
━━━その自作第1号が、スターライトタープということなんですね。
はい、初めは自分の理想をただ追い求めたくて作ったものでした。そうして、インスタで自作タープを公開したら、想像を遥かに超える絶賛の声をいただいたんです。売ってほしいと言ってくれる方までいる。自分がこだわりにこだわり抜いたギアを、周りのキャンパーさんにも使っていただけたら、こんなにうれしいことはないじゃないですか。その流れで、スターライトタープを商品化、同時にWINDY AND RAINYを立ち上げました。
━━━スターライトタープもそうですが、ブランド名もおしゃれですよね。
ブランド名である「WINDY AND RAINY」には、「雨にも負けず、風にも負けないギアづくり」という想いを込めています。アウトドアは自然と向き合って行うアクティビティなので、いつも思い通りにいく、なんてことはありませんよね。雨の日もあれば、風の日もある。
どんな状況でも、アウトドアを思いっきり楽しむ、そのお手伝いができるギアを作りたいなと考えています。スターライトタープはまさにそれで。自分も写真が好きで山に登りますし、周りの友達も登山を楽しむ方が多いんです。
山頂からの景色って最高に気持ちいいじゃないですか。でも、一度雨が降り始めると、テントの中でじっとするしかなくなる。雨なら雨なりに自然を楽しみたいと思った時に、登山でも使えるタープを作ろうと思ったんです。タープがあれば、登山中に雨が振ってもリビングスペースを確保できますからね!
━━━たしかに、雨の日のアウトドアは残念な気持ちになることが多いです。しかし、そうではなくて、雨の日は雨の日なりにアウトドアを楽しむ。とても素敵な考え方ですね。
おしゃれキャンパーを魅了するスターライトタープのこだわり!
どの角度からも美しいシルエット
━━━それでは、そのこだわりにこだわり抜いたというスターライトタープについて教えてください!
細かいこだわりを挙げだすとキリがありませんが、大きくは3つです。まず伝えたいのが、どの角度から見てもきれいなシルエットのタープだということ。3本のポールを使用して設営すると、きれいな曲線ができて、どこから見ても美しいシルエットになるんです。
━━━たしかに、見る角度が変わっても、それぞれ素敵な表情になりますね!これは、作った後に発見したんですか?
いえ、設計段階から、そういうコンセプトで作っていたんです。図面に起こす段階で、このような特徴が出せるだろうと思っていました!昔から計算が得意で、全部計算の上なんです!(笑)
━━━すごい!出来上がった絵が、設計段階ですでに頭の中にあったんですね。
独自の縫製方法を用いて永く使えるタープに
2つ目のこだわりは耐久性ですね。テントやタープは通常シームテープで縫い目を補強することにより防水性を高めています。しかし、シームテープを使うと、どうしても経年劣化が起きやすい。そこで、スターライトタープでは、シーム加工なしにほぼ水漏れしない独自の縫製方法を取り入れています。
また、タープは四方をペグダウンして張る構造上、タープの真ん中に一番負荷がかかる。そこで、10枚の生地をタープの中心に重ねることで、タープの強度を増しているんです。
━━━タープの真ん中からラインが放射線状に広がる独特のデザインは、耐久性へのこだわりによって生まれたものだったんですね。
とにかく軽量&コンパクトに
そして3つ目のこだわりが、とにかく軽量でコンパクトということ。スターライトタープは、スタッフバッグとガイラインを含めても重さはわずか513gしかありません。また、登山バッグにパッキングできるサイズ感というのも、とてもこだわった大事な要素です。
━━━こんなにこだわりが詰まっているのに、ペットボトルのジュースと同じ重さなんですね!
自分自身、キャンプギアを選ぶ際は軽量かつコンパクトかどうかをかなり気にしているので、自分のほしいギアをつくるという意味でも軽量性は譲れない点なんです!
タープと同じぐらいのこだわりが!おしゃれなカトラリーも
━━━スターライトタープ以外のラインナップについても、こだわりを教えてください!
自分が本当に使いたいギア、ということでタープ以外に制作を進めていたのがこのカトラリーたちです。どれもこだわりが詰まっていますが、共通しているのは機能性だけでなく、デザイン性にも優れていること。
そとで食べるご飯は美味しい。でも、アウトドアの食卓をさらに盛り上げてくれるおしゃれなカトラリーはなかなかないなと感じていたんです。たしかに、軽くて割れないプラスチック素材のカトラリーは実用的ではありますが、ご飯を盛り付けるには味気ない。そこで、軽量で割れない、加えてデザイン性にも優れたカトラリーを作ることにしたんです!
━━━たしかに、カトラリーにまでデザイン性を持ち込んだキャンプギアは、思い返しても少ないかもしれません。
見た目はもちろんですが、ここでもこだわっているのは、軽量性。WINDY AND RAINYのカトラリーはどれも軽量で、グラスにいたっては40gしかありません。
━━━すごい、一度持つと今までのグラスには戻れないほどの違いがありますね!
根本には、スターライトタープ同様、キャンプだけでなく、登山でも使えるようにということを考えています。持ち運びやすさというのが大事ですね。
軽量コンパクトなだけではなく、どのアイテムもこだわりが詰まっています。例えば、このブラックマウンテンスプーン。スプーン・フォークとして使用できる他、栓抜きや六角レンチなど6種類の用途がこの小さいスプーンにつまっているんです!
━━━これほどコンパクトでムダのないデザインなのに、それだけの機能が詰まっているとは驚きです!
どのアイテムも、ロゴや模様をレーザーで刻印しているので、使っていくうちに色が落ちていくなんてこともありません。どれも永く使ってもらえるものばかりです。
━━━正直自分もカトラリーにはあまりこだわっていませんでした。でも、これだけのこだわりを詰め込んだWINDY AND RAINYのカトラリーなら、確かに普段よりも美味しい食卓になるだろうと容易にイメージできます!
今後も変わらず「自分が本当にほしいギアづくり」を
━━━始まったばかりのブランドですが、今後の展望などはございますか?
今はまだ、6商品しか販売をしていませんが、どんどんアイテムの幅を広げていきたいと思っています。既存商品のカラー展開も考えていますし、ゆくゆくはテントも作ってみたいなと。
━━━WINDY AND RAINYのテント!一体どれほどのこだわりが詰まったテントになるのか、今から楽しみです!!
ありがとうございます。ただ、今後ブランドが大きくなっていったとしても「自分の本当にほしいギアを作る」という部分はブラさないように、ということは強く思っています。
特にスターライトタープは完全に自社生産で大量生産は難しいですが、少しずつでも、良いと思ってくれる方が増えて、使ってくれる方が増えるとうれしいですね。
2018年1月1日に、新作商品とスターライトタープなどの再入荷があります。気になる人はぜひ、見てください!購入したい方は、会員登録を済ませておくことをおすすめします!(笑)
━━━スターライトタープはもちろん、今後の新作商品も気になりますね!うたパパさん、本日は貴重なお話ありがとうございました!
まとめ
気さくに様々なお話を聞かせていただいたうたパパさん。そのこだわりの一端を感じていただけましたでしょうか?筆者も感化され、2018年1月1日に行われるスターライトタープの再販に参戦することにしました!すでに会員登録済みです(笑)。
少しずつ、しかし、しっかりと歩んでいく新進気鋭のガレージブランド「WINDY AND RAINY」。その動きが今後もますます楽しみです!
ブランドについて詳しくはこちら:WINDY AND RAINY