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養老渓谷の紅葉

休日はふらっと小湊鐵道に乗って養老渓谷ハイキングはいかが?魅力を徹底解説!

都心から2時間弱でふらっと立ち寄れることができる養老渓谷。車だけでなく『小湊鐵道(こみなとてつどう)』というローカル線でもアクセス可能で、のどかな田園風景を堪能できます。また、養老渓谷の周囲には温泉やグルメスポットが数多くあります。今回はそんな魅力を余すことなくご紹介します!

養老渓谷とは?

『養老渓谷』は房総半島のほぼ真ん中に位置する渓流地。渓谷にはいくつもの滝が点在し、パワースポットとしても有名です。整備された遊歩道を行くことができ、春から秋にかけての新緑や紅葉が見所です。

レトロなローカル線・小湊鐵道の魅力を紹介

小湊鐵道は、内房線・五井駅〜上総中野を繋ぐ鉄道であり、都内からは約1時間程でアクセスすることができます。ローカルな景色が魅力的で、CMやドラマの撮影地としても有名です! 本数が非常に少なく、1時間に1本という時間帯もあるので、必ず事前に時刻表を確認しておきましょう! 時刻表はこちら:小湊鐵道 時刻表

五井駅・レトロな車両がお出迎えしてくれる旅の出発駅!

養老渓谷へ行くためにはまず、小湊鐵道の出発駅である五井駅へ行きます。ここでは可愛らしい車両がお出迎えしてくれます。旅の始まりの記念に写真に収めてみてはいかがでしょうか?養老渓谷駅を往復するには『1日フリーパス』を購入した方がお得なので、ぜひそちらを購入することをオススメします!(料金:大人1,800円)

上総鶴舞駅・CMやドラマの撮影地で有名なフォトジェニックスポット

上総鶴舞駅は五井駅から30分ほどにある駅で数々のドラマやCMの撮影地となった有名な駅です。亀梨和也さんと木村文乃さんが出演したドラマ『ボク、運命の人です』や、嵐・二宮和也さんが出演したCM『グリコポッキー』などあります。写真を撮ったら友達に自慢できること間違いなしですね!

飯給駅・世界一広いトイレ!?

小湊鐵道が通る市原市は、観光地のおもてなしの一環として、著名な建設家の藤本壮介氏設計による公衆トイレを飯給駅前に建設しました。周りを杉の木675本で囲み、大きさなんと面積200平方メートル。周囲約50mであり世界一大きなトイレとなっています。ちなみに女性のみ使用できます。かなりシュールですね...

養老渓谷駅・旅の終着駅

五井駅から約1時間ほどで目的地である養老渓谷駅へ到着します。周囲はいつの間にか山だらけでキレイな空気を味わうことができます。また、小湊鐵道利用者は無料で足湯に浸かることができ、旅の疲れを癒すことができます。 ここからハイキングコース行くには、路線バスかレンタル自転車で行くことができます。料金は1,000円ほどでほぼ変わりません。路線バスは片道約10分かからずに行くことができますが、本数が少ないのであらかじめ時刻表に目を通して置くことをオススメします。時間を気にせず楽しみたい方はレンタル自転車をご利用してください。片道約25分かかりますが、電動アシスト自転車なので快適に走れます!のんびりと景色を味わうことができまよ♪

3つのハイキングコースを紹介!

養老渓谷には3つのハイキングコースがあります。それぞれのコースの魅力、特徴と楽しみ方を紹介します!

滝巡りコース

こちらのコースでは文字通り、粟又の滝をはじめとして、大小の4つの滝を堪能できます。 養老大滝と書かれた門がスタート目印で「粟又の滝→小沢又の滝→水月寺→粟又の滝展望台→粟又の滝」という約4km、所要時間は約1時間のルートです。中でも見所は大きな末広がりが特徴の『粟又の滝』で、全長約100mもの大きさがあります。コースの道は歩きやすい石畳になっているので景色を楽しみながら歩けます! <車で行く場合> 駐車場は3つあります。 駐車場: ①滝見苑付近駐車場 ②水月寺付近駐車場 ③栗又の滝付近駐車場

バンガロー村・弘文洞跡コース

こちらのコースは、養老渓谷駅からのハイキングコースです。 全長約7.5kmで所要時間は約2時間です。歩くのが好き!という方はぜひ!「養老渓谷駅→宝衛橋→夕木台→奥養老バンガロー村→弘文洞跡→中瀬キャンプ場→観音橋→白鳥橋→宝衛橋→養老渓谷駅」と見所もたくさんあります。紅葉シーズンにはオススメのコースです! <車で行く場合> 駐車場は2つあります。 駐車場: ①養老渓谷駅駐車場 ②夕木駐車場

大福山・梅ヶ瀬コース

こちらのコースも養老渓谷駅からのハイキングコースです。 全長12kmで所要時間は約3時間半。千葉県市原市の最高地点である「大福山展望台(285m)」からの景色は、360度の大パノラマ!千葉眺望百景に選ばれています!また、千葉県一と言われる紅葉の名所、「梅ヶ瀬渓谷」も見逃せません!渓谷の両岸に続く、色とりどりの木々を見るために来る人もいるくらいです♪コースの流れは「養老渓谷駅→宝衛橋→女ケ倉→大福山→日高邸跡→梅ヶ瀬渓谷→女ケ倉→宝衛橋→養老渓谷駅」。 <車で行く場合> 駐車場は3つあります。 駐車場: ①養老渓谷駅駐車場 ②朝生原トンネル駐車場 ③梅ヶ瀬渓谷駐車場

お腹が空いたら是非立ち寄りたい絶品グルメ2選

絶景を味わいハイキングを楽しんだ後は、ぜひ絶品グルメを楽しんでください!養老渓谷の周辺にはたくさんの名店があります。今回はぜひ足を運んもらいたいお店3選を紹介します。

和食処 清恵

こちらでは、鮎、たけのこ、山菜や麦とろなどいった季節の料理を味わうことができます。それ以外にも、いくら丼や天重などメニューがバラエティーに富んでおり非常にオススメです! 【基本情報】 住所:千葉県夷隅郡大多喜町葛藤578 電話:0470-85-0820 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日) 営業時間: ・11:00〜15:00 ・17:00〜20:30(夜は要予約) アクセス:養老渓谷駅よりバス5分 公式はこちら和食処 清恵

養老渓谷 一献

こちらのお店では昔ながらの中華そばと釜飯を味わうことができ、人気のお店です。また、養老渓谷駅と粟又の滝のハイキングコース上にあるのでお腹が空いたらすぐに立ち寄ることができます。旅の〆にはぴったりなお店です! 【基本情報】 住所:夷隅郡大多喜町葛藤574-1 電話:0470-85-0706 定休日:火曜日 火曜が祝・祭日の場合は営業いたします。その場合、次の水曜日が休業になります。 営業時間:11:00〜20:00 アクセス:小湊鉄道 養老渓谷駅より徒歩20分 公式はこちら養老渓谷 一献

ハイキングの後におすすめの日帰り温泉3選

ご飯も食べてスッキリした後は、ゆっくり温泉に入ってリラックスしたいものですよね。実は養老渓谷周辺は言わずと知れた源泉地であり、数多くの温泉があります。今回は特にオススメの温泉3選を紹介します!

滝見苑 けんこう村 ごりやくの湯

開放感と野趣あふれる露天風呂で、山を見渡す眺望は、四季折々の風景を心ゆくまで堪能することができます。木造建築であり、心地よい香りが疲れを癒してくれます。また、休憩所があり疲れを癒すことができます。 【基本情報】 住所:千葉県夷隅郡大多喜町粟又176 電話:0470-85-0056 営業時間:10:00〜18:00 アクセス:養老渓谷駅よりバス15分(粟又の滝より上流方向へ800m) 公式はこちら滝見苑 けんこう村 ごりやくの湯

渓流の宿 福水

渓谷沿いの露天風呂からは、渓谷のせせらぎとともに、四季を通して新緑から紅葉へと変化する様子を望むことができます。宿泊客が優先のため、日帰りでの利用だと1時間のみの利用となってしまいますが、濃い時間を過ごせること間違いありません。 【基本情報】 住所:千葉県夷隅郡大多喜町小田代618 電話:0470-85-0116 営業時間:11:00〜15:00 料金:1,100円 アクセス:養老渓谷駅よりバス又はタクシー10分 公式はこちら渓流の宿 福水

養老渓谷 嵯峨和

コーヒー色のとろりとした特徴的な温泉です。ヨード分を多く含んでおり、その成分が深い色を作りだすのです。湯船を出るときタオルをしぼっても、まだその成分が残っているほどで美肌によく効くと言われています。女性にはオススメのお風呂です。 【基本情報】 住所:千葉県夷隅郡大多喜町葛藤20 電話:0470-85-0321 営業時間:11:00〜15:00 アクセス:養老渓谷駅より徒歩10分 公式はこちら養老渓谷 嵯峨和

養老渓谷をハイキングするときの服装は?

千葉の山は低山なので、そこまで寒くない...と考えている方も多いかとは思いますが、渓谷の中なので少し肌寒さを感じやすいです。そのため、夏でも少し暖かい服装で行くようにしましょう! ハイキングは歩くので汗をよくかきます。吸汗速乾で動きやすい服装をおすすめします!

ブログから養老渓谷の情報をゲットしよう!

川はほとんどの部分が浅かったので、子供たちは川の中を進み、大人は遊歩道を進みました^^ただ、子供たちだけで川で遊ばせるのは止めた方が良いですね。突然深くなるところもあるので、必ず1人は大人が一緒に入ってあげましょう。

紅葉の時期の特に10時から15時頃までは道路が非常に混雑するので、電車で行った方がいいかもしれません。

日差しがあると温かいが、日陰にはつららが下がっている。
融ける様子もない。昼間でも相当な寒さなのだ。

養老渓谷は、紅葉の景観が美しく非常に人気なんですね!さらに、夏でも川で遊べたり、家族におすすめの観光スポットなのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?養老渓谷は都内から2時間ほどで行くことができ、ローカル線、滝、グルメや温泉など様々なアクティビティを楽しむことができます!休日はぜひ養老渓谷を訪れてみてはどうでしょうか?

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