フュアハンドランタンの魅力を紹介！歴史や使い方も

フュアハンドランタンは1893年にドイツの「Feuerhand社」で誕生した灯油ランタンのオリジナルブランド。120年以上変わらないデザインはレトロでかわいらしく多くのキャンパーに支持されています。また風速80mでも消えない構造で「嵐(ハリケーン)でも消えない灯り」の名称から別名ハリケーンランタンともいわれます。 ▼ランタン全般の人気商品を知りたい方はこちらの記事をチェック！

フュアハンドランタンは一世紀以上に渡り灯油ランタンを作り続けています。世界中から信頼され、過去にはヒマヤラ遠征や航海などで使用されていました。またドイツ軍などいくつかの国の軍でも正式採用された実績があります。

2013年に誕生したフュアハンド、ベイビースペシャル「ETERNITY」シリーズは、特に耐久性を重視してつくられたランタン。ガラスはドイツ製の耐久性高いSUPREX耐熱強化ガラスを採用、本体はハイテク素材の鋼板を使用してます。雨でも壊れず、なかの火が消えにくい仕様で防災アイテムとしても活躍します。

フュアハンドランタンは灯油ランタン初心者の人でも簡単に着火できます。タンク内に空気を取り込むポンピング作業がなく、シンプル簡単に着火できます。また発生する熱が少なく無音のため、場所を気にせず使えます。

定番のシルバーや白、赤や水色までカラーバリエーションが豊富な点もフュアハンドランタンの魅力。ポップで明るいカラーから、渋めのカラーまで幅広く揃えており、好みのランタンを選べます。

フュアハンドランタンはLEDランタンのような人工的な明るさでなく、静かで優しい炎でテントサイトを照らしてくれます。また自然で揺らぐ炎は焚き火の炎と相性がよく一緒に楽しめます。

燃料は高純度石油系燃料や灯油を使用。ガスランタンで使うOD缶や、LEDランタンに使用する電池と比べ灯油は安価で購入できます。また連続燃料は20時間以上持ち、長時間光を灯してくれます。

1.キャリングハンドル 2.トップリング 3.インナーチムニー 4.チャンバー 5.ホヤガラス/ガラスサポート 6.シリンダー/ハンドル 7.バーナー/ウイック 8.火力調整ハンドル 9.注油口キャップ 10.タンク

1.注油口キャップを開け、燃料を入れます。(図1)燃料は灯油または高純度石油系燃料を使いましょう。燃料の量は注油口の内側の縁から5mm程度の高さで入れてください。 2.はじめて使用するときは、燃料を入れた後約10分ほど置き芯(ウィック)に燃料を染み込ませます。 3.左側にあるシリンダーハンドルを指でゆっくり押し下げると、ホヤガラスとインナーチムニーが上に持ち上がります。 4.火力調整ハンドルを回し、燃料を浸透させた芯を1～2mm程バーナーから出し、芯に火をつけてください。(図2) 5.シリンダーハンドルのロックを解除し、ホヤガラスとインナーチムニーを元の位置に戻します。 6.ネジ型の火力調整ハンドルを回して炎の高さが1.5～2cmくらいになるよう火力を調整します。(図3)これでフュアハンドランタンの完成です。

今回は初心者でも扱えるドイツ生まれのフュアハンドランタンを紹介しました。機能性高く、見た目がおしゃれな灯油ランタンはキャンプにぴったりのアイテムです。揺らぐ炎とともにアウトドアライフを楽しみましょう。