【今日のキャンプ用語辞典】今さら聞けない「フュアハンドランタン」とは？

灯油ランタンの代名詞とも言えるのが、ドイツ生まれの「フュアハンドランタン」です。 120年以上変わらないレトロなスタイルがいまもなお人気の一品。嵐のような強風でも耐える性能をもつことから「ハリケーン(嵐)ランタン」としても親しまれています。扱いやすく手に入れやすい灯油を燃料とし、ポンピングなどの作業が不要で簡単に着火できるのも特徴の一つ。 その信頼性の高さも手伝って、軍隊や航海などの過酷なシーンで使用されてきたことも広く知られています。

フュアハンドランタンは、比較的リーズナブルに手に入るのも特徴の一つ。また、静かな燃焼音と幻想的な炎の揺らぎは、他にはなかなかない魅力です。約20時間(タンク容量340mL)と長時間の燃焼も叶うので、ガスランタンなどと比べて燃料不足を気にする必要も少ないはずです。 ただし、LEDランタンなどと比べて明るさは劣ることが多いので、シーンに応じて使い分けることがおすすめです。

今日のテーマは「フュアハンドランタン」でした。灯油ランタンならではの幻想的な炎は、癒やし効果も抜群！独特の雰囲気でキャンプがもっと充実するはずです！ 次の用語辞典は「ドライバッグ」です。どんなモノなのか、あなたはご存知ですか？