日帰りでハイキングにいきたい♪宝登山にいこう！

埼玉県秩父市にある宝登(ほど)山は、標高497m。低山なのに尾根歩きも楽しめるほか、さまざまなお花が咲き誇る、花の山としても知られています。ハイキングに適した時期だと4月下旬～5月下旬にツツジ、5月中旬～6月中旬にしゃくなげ、ほかにもロウバイや梅、福寿草など、季節によって様変わりする顔を見れるのはおすすめです！

そして、長瀞の桜は、桜の名所でもあるそう。約3000本もの桜が満開になる様子は、圧巻の一言ですね。四季折々の自然を楽しもうと、多くのハイキング客が訪れます。

公共交通機関の場合 【行き】 池袋駅～西武秩父駅　西武秩父線・特急にて1時間20分 徒歩5分の御花畑駅～野上駅　秩父鉄道で25分 【帰り】 長瀞駅～御花畑駅　秩父鉄道で20分 徒歩5分の西武秩父駅～池袋駅　西武秩父線・特急にて1時間20分 車の場合 野上駅周辺の駐車場はごくわずか 長瀞駅周辺の駐車場がオススメ

コースタイムは2時間40分と、初心者でも無理なく歩けます。ロープウェイも使用するし、尾根歩きや花も 楽しめるから、日帰りのハイキングにもってこい。帰りにグルメも楽しめるから、レジャー気分も満喫できます。 コース：野上駅～萬福寺～天狗山分岐～野上峠～宝登山～長瀞駅 コースタイム：2時間40分　 秩父鉄道の野上駅から登山道に向かいます。所々に宝登山の道標があるので、道がわからなくなることもないでしょう。15分ほど歩くと萬福寺に着き、入口にはずらっとお地蔵さまが並んでいます。ここから山道がスタート。 はじめはゆるやかな登りで、しばらく歩くと長瀞アルプスと呼ばれる尾根にでます。広葉樹の林の中の尾根歩きは、とっても気持ちいい！危険な箇所も、ありません。

小さなアップダウンを繰り返しながら、ひたすら尾根歩き。野上峠(標高261ｍ)を過ぎて少ししたら小鳥峠があります。この峠は小鳥のさえずりが聞こえる峠だとか。小鳥の声に癒されたら、舗装道路に出るので、道なりに進んでいってください。 途中から、再び山道になります。すぐに急な丸太の階段が出現！なんと、200段も！これを頑張って登り切ったら…そこが宝登山の山頂です。

山頂からは、両神山や武甲山など秩父の山々を眺めることができます。山頂から約10分で、宝登山ロープウェイ山頂駅へ。ここからロープウェイで、山麓駅まで降りたら宝登山です。長瀞駅まで15分ほどなので、気になるお店にたちよってみては？

ハイキングのお楽しみといえば、グルメや観光もそう。初めての土地なら、なおさら地域の有名スポットや人気店が気になります。しかもハイキングのついでにいける所にあると、とっても便利。そこで、宝登山のお楽しみにぴったりの場所を3つ選んでみました。

ロープウェイ山麓駅の近くにある、宝登山神社。火災盗難よけ・諸難よけの守護神として、有名です。御社殿は、江戸から明治にかけて造り替えられた権現造り(ごんげんづくり)。本殿、幣殿、拝殿よりなっています。社殿の至るところに施されている彫刻も、お見逃しなく。

宝登山から長瀞駅に向かうとき、ぜひ立ち寄りたいのが、阿左美冷蔵(あさみれいぞう)宝登山道店。 1890年創業の天然蔵元が作るだけに、その美味しさに感動！現在、日本で3ヶ所しかないという、貴重な天然氷のひとつを作っています。

みつの種類も豊富で、白あん、黒みつ付あずき、桜あんなど。欲張りさんには、スペシャルという名のメニューもあります。支店限定のメニューもあるので、お楽しみに♪ふんわりした食感は、やみつきになりそう。行列に並ぶのは避けられませんが、せっかくきたら食べてみてくださいね。

ボリュームたっぷりの豚肉のソースカツ丼や、秩父のご当地グルメのおっきりこみは、いかが？おっきりこみは、根菜類と一緒に煮込んだ平たいうどんのこと。ほうとうと似ているようですが、じゃがいもやかぼちゃは入りません。さらに味噌味だけでなく、醤油味もあります。お試しあれ。 地粉を使った自家製のそばやうどんも、ありますよ♪ハイキングでほどよくお腹がすいているから、より美味しくいただけますね。

宝登山には、ハイキングの魅力がぎゅっと濃縮されています。丸太の階段200段という試練？もありますが、技術レベルで難しいところはありません。小さな子供がいる家庭でも大丈夫ですよ♪ハイキングにハマるきっかけにとして、宝登山は絶好のスポットなのです。 もうすぐ梅雨が明けたら、レジャーに最適な季節の到来ですね。週末の予定は、決まっていますか？ぜひ、宝登山にlet’s go！

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