ダイワのクーラーボックスを選ぶときのポイントを解説します。高額商品も多いため、買ってから後悔しないようしっかり把握しておきましょう。
用途に合ったサイズを選ぶ
ダイワのクーラーボックスは釣り向けですが、釣り以外のアウトドアシーンでも活躍します。釣りで利用する場合とキャンプで利用する場合の大きさの目安は以下の通りです。利用目的や利用シーンを明確にして、適切なサイズのアイテムを選びましょう。
サイズ選びの注意点として、ダイワのクーラーボックスは断熱材に厚みがあるぶん、内寸と外寸の差が大きい設計です。ペットボトルが縦に入るか横に入るかなどを重視したい場合は、内寸も確認しましょう。
利用シーンに合った保冷力を選ぶ
ダイワのクーラーボックスは優れた保冷力が自慢ですが、状況によってはオーバースペックになることも。たとえば、年に数回近くの川で釣りをするのに、100時間保冷力が維持できるクーラーボックスは必要ありません。この場合は、発泡スチロールの断熱材を使用したアイテムでも十分です。一方、炎天下の海で1日中釣りをするのであれば、6面真空パネル・発泡ウレタンの高規格モデルが適任です。
保冷力はクーラーボックスの機能だけで決まるものではありません。保冷剤や氷の量、開閉回数や時間で保冷効果は変化するため、クーラーボックスの保冷力に加え、使い方も考慮して選びましょう。
便利な機能性で選ぶ
ダイワのクーラーボックスは、釣りやキャンプで役立つ便利な機能性が満載です。ここでは特に評判の高い便利機能を紹介します。
ダイワのクーラーボックスは、炎天下の海や川での使用を想定してつくられているため、アウトドアブランドのクーラーボックスとはやや構造が異なります。ここからは、どのような違いで高い保冷力を実現しているのか詳しく解説していきます。
3種類の断熱材で異なる保冷力を発揮
ダイワのクーラーボックスが高い保冷力を発揮するのは、優れた断熱材を使用しているのが大きな理由です。ダイワでは、真空パネル・発泡ウレタン・発泡スチロールの3種類の断熱材を採用。この中で最も保冷力に優れているのが「真空パネル」です。
真空パネルを使ったクーラーボックスは、保冷力が100時間を超えるモデルもあるほど。真空状態は熱が伝わりにくい性質があり、気温の高い場所でも庫内に暑さが伝わりにくいため、釣った魚や飲み物の温度上昇を防げます。アウトドアブランドからも多くのクーラーボックスが販売されていますが、真空パネルの断熱材を使ったアイテムはほとんどありません。
発泡ウレタンや発泡スチロールの断熱材は、真空パネルに比べると保冷力は劣りますが、40時間冷たさをキープする製品も多数存在します。
各断熱材の保冷力の程度と、利用シーンの一例は以下の通りです。
しっかり熱を遮断する断熱材の構造
ダイワのクーラーボックスは断熱材の使い方にもこだわり、より高い保冷力を実現しています。ポイントは、いくつの面に断熱材を使用しているか。最も保冷力が高いとされるZSS・VSSシリーズは、底面、側面、ふたの全6面に真空パネルの断熱材を使用し、100時間以上も氷が溶けない構造に仕上げています(環境により氷の持ち時間は異なります)。
ZSS・VSSシリーズには「二重の断熱構造」も採用されています。この構造は、真空パネルの外側に発泡ウレタンを重ねたもの。ダブルの断熱効果で最高レベルの保冷力を発揮します。このような断熱材の効率的な使用方法が、魚の鮮度をキープしたり、飲み物をしっかり冷やしたりできる秘訣といえるでしょう。
断熱材の仕様は、製品名のアルファベットで確認できます。サイズが同じでも断熱材の使用量が異なるアイテムもあるため、購入の際は間違わないように注意しましょう。
保冷力は「KEEP値」をチェック
ダイワはクーラーボックスの保冷力の目安として「KEEP」という指標値を用いています。キープ値は、氷が溶けきるまでの時間を表したもの。JIS規格(JIS S 2048:2006)の簡便法に基づき、氷の残存率を算出した値です。
KEEP値の測定は、外気40℃の環境下でおこなわれます。-20℃で製氷した氷をクーラーボックスの25%まで入れ、8時間後の氷の重量を測定して残存率を算出。この残存率を基に、氷が完全に溶けるまでの時間を計算した数値がKEEP値です。
KEEP50のクーラーボックスなら、氷が溶けるまで50時間。KEEP75なら75時間かかることになり、KEEP値が高いほど保冷力に優れた製品と判断できます。断熱材の種類とあわせて、選ぶときの参考にしてみてください。