おすすめのジャグスタンド8選!100均グッズのDIY方法も紹介
「ジャグスタンド」とは、ウォータージャグを置くスタンドのこと。アウトドアの水回りを快適かつ衛生的にしてくれる、非常に便利なアイテムです。今回は、ジャグスタンドの選び方から有名ブランドの、100均アイテムを使ったDIYの方法まで一挙に紹介します。
ジャグスタンドとは
ジャグスタンドは、キャンプの必需品であるウォータージャグを置く台のこと。ジャグスタンドを設置することで、ジャグの位置が高くなるので水が注ぎやすくなりより便利になります。
下にバケツを置くとコップなども洗いやすく、地面と離れているので泥ハネも少なく衛生的に使えるのもうれしいポイント。ジャグにスペースを取られずに済むのでテーブルの上を広く使えて、サイトをおしゃれに演出してくれる人気のアイテムです。
ジャグスタンドの選び方
ウォータージャグを持参するなら絶対必要なジャグスタンド。過ごしやすいスペースをつくるために、なくてはならない存在です。ウォータージャグスタンドを選ぶためにチェックしてほしい3つのポイントを紹介します。
素材で選ぶ
ウォータージャグの素材は「木製」と「金属製」のものが多く販売されています。木製はナチュラルで自然になじむ、おしゃれなデザインのものが豊富。あえて木材をそのまま使っているものもあり、塗装のコーティングをしないと泥ハネなどで汚れてしまう可能性も。しかし逆を言うとDIYをして、自分好みに塗装して楽しめるのも魅力です。
金属製のジャグは丈夫で耐荷重が大きいものが多いです。重さは使っている金属によってさまざまですが、折りたたみ式でコンパクトに運べるものがたくさん登場しています。持っているジャグの素材によっても、しっくりくる素材が変わるので確認してみましょう。
コンパクトさで選ぶ
荷物をたくさん使うキャンプでは、どれだけコンパクトに持ち運べるかも大事なポイントです。一つ一つのパーツが取り外せる「組み立て式」や、たたんでスリムに持ち運べる「折りたたみ式」などがあります。収納時にどのくらいのサイズになるのかをしっかり確認した上で購入しましょう。
また、収納方法は設営の際にかかる時間にも関わってくるので、すぐに設置したい場合は「折りたたみ式」がおすすめです。
機能で選ぶ
ただジャグだけを置くだけではなく、シェラカップを掛けたり、ほかのものも置けるように2段になっているジャグスタンドもあります。このような機能があれば水回りのグッズをまとめて置けるので、動線を確保してより使いやすくすることが可能です。アイテムが散乱せずサイトをすっきりと見せたい人にもおすすめ。
おすすめの木製スタンド
サイトをよりおしゃれにしてくれる木製のスタンドを紹介します。組み立て式のものも多く、パーツ一つずつをバラバラにして持ち運べて、場所を取らないものも紹介するので必見です。
おすすめの金属製ジャグスタンド7選
丈夫で使いやすい金属製のジャグスタンドを紹介します。持っているジャグと作りたいキャンプサイトをイメージしながら選びましょう。
シンプルな鉄製のジャグスタンドです。
サイドにはコップを掛けられるフックや、ウォータータンクのズレや落下を防ぐベルト付き。簡単に折りたたんで付属のベルトで固定すると動かず、コンパクトになります。手に入れやすい価格も魅力的です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅30×奥行き31.5×高さ36.5cm
- 収納サイズ(約):幅31.5×奥行き46×高さ5.5cm
- 重さ(約):1.4kg
- 耐荷重:-
丈夫で便利なマルチスツールは、もちろんジャグスタンドとしてもサイドテーブルとしても使えて、使い方いろいろ。
組立・収納も簡単なので、設営に時間がかかりません。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅30×奥行き35×高さ41cm
- 収納サイズ(約):幅35×奥行き50×高さ5.5cm
- 重さ(約):2.5kg
- 耐荷重:80kg
ガラスドリンクサーバーとスタンドが一体になっています。
ハーブやフルーツなどを入れてフレーバーウォーターもつくれます。また、分解して洗浄できるので衛生的です。スタンドの高さはLow・Hiで使い分けができます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅17.5×奥行き23×高さ30cm
- 収納サイズ:-
- 重さ:-
- 容量:6L
イタリアのアウトドアブランド「カステルメルリーノ」。スツールとして販売されているアイテムですが、ジャグスタンドやサイドテーブルとして利用可能です。
職人さんが一つずつ手作業で製作しており、折りたたんで持ち運べます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅40×奥行き30×高さ43 cm
- 収納サイズ(約):幅57.5×奥行き36×高さ4.5cm
- 重さ(約):1kg
- 耐荷重:80kg
ステップ台がちょうど良いジャグスタンドに。ステップ台なので丈夫なつくりになっており、
重い荷物や人が座っても大丈夫。自宅でもキャンプでも使えるアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅42×奥行き48×高さ43cm
- 収納サイズ:幅42×奥行き5×高さ56cm
- 重さ:3kg
- 耐荷重:100kg
高さと幅を3段階に変えられるのでジャグの大きさに合わせて使えるスタンド。
黒でシックな雰囲気があるので、サイトをブラックで統一したい方にもおすすめです。またアルミ製なので汚れてもすぐに水で洗い流せるのできれいに使えます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅50.5×奥行き47×高さ31cm/幅50.5×奥行き38.5×高さ40cm/幅50.5×奥行き30.5×高さ45.5cm
- 収納サイズ:幅56×奥行き11×高さ9cm
- 重さ(約):2.26kg
- 耐荷重(約):50kg
100均アイテムでDIYも可能!
丈夫に作られた既製品を買うのもおすすめですが、低コストで抑えたい場合は100円均一のアイテムを使ってDIYすることも可能です。なんと2つのアイテムだけを使って作るので、
費用はなんと300円。見た目もおしゃれでかわいいスタンドができるので、興味のある方はつくってみてください。
〈材料〉
- ウッドデッキパネル(100円)
※すのこ状ではなく、板の下に枠があるものを選びましょう。
- レジャー椅子(200円)
〈道具〉
〈手順〉
- ウッドデッキパネルを椅子に載せた際に、アームが木材に当ってしまう場所をチェックします。(釘が入っている木材の方ではなく、接着剤でくっついている方を切れるように方向を決めましょう。)
- えんぴつと定規を使ってカットする部分の印をつけます。
- ウッドデッキパネルのいらない部分をカットします。表面の板は残して、下についてる木材だけにのこぎりで切れ込みを入れて、ハンマーなどでパキッと折ります。
- 椅子のフレームが当たってしまう部分を4カ所カットして、ッドデッキパネルを椅子に載せたらできあがり。
〈ポイント〉
ウッドデッキパネルの枠が上からの重みにストッパーをかけてくれます。もし木材が割れてしまった場合でも、
レジャー椅子の座面シートが2段階目のストッパーになってくれるので、取らずにそのままつくるのがおすすめです。
ジャグスタンドの実例を紹介
実際にどのような感じでジャグスタンドを利用しているのか、おしゃれキャンパーやベテランキャンパーが使用している写真を紹介します。ウォータージャグを設置する際に参考にしてみましょう。
ネイチャートーンズ「フォールディングジャグスタンド」を使用した、アメリカンな雰囲気が漂うサイト。かわいらしいジャグとも相性ピッタリです。
こちらもネイチャートーンズ。折りたたむとペッタンコになります。イグルー の黄色のジャグと合わせてポップな印象です。
こちらは脚立を利用したスタイル。下のステップがちょうど良い置台になっています。折りたたみ式なので、持ち運びにもぴったりです。
スッキリしたシルエットで、赤い脚がアクセント。ジャグの下にはバケツを置いて、水がこぼれてもサイトがびちゃびちゃになりません。ちょっとした洗い物もできてしまう、便利な使い方です。
木材の脚がかっこいい!クーラーボックススタンドと合わせて、素朴ながらもおしゃれな使い方もできます。
こちらはなんと手づくり。驚きのクオリティです。DIYをして、自分が持っているジャグにぴったりな使いやすいものを追求してみるのもおすすめです。
自分たちに合うジャグスタンドを選ぼう!
ジャグスタンドは、いろいろなシーンで代用ができるアイテムです。持ち運びも考えて、車内の隙間に入るように薄く折りたためるジャグスタンドなど、キャンプにピッタリなものがたくさんあります。統一感あるサイトにするなら、ほかのアイテムと色や素材を合わせて、素敵で使いやすいサイトをつくりましょう。