知っておきたい4シーズンテントの選び方!3シーズンとの違いを知って冬キャンプを楽しもう♪

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森林の中にある黄色のテント

出典:StevenSchremp / ゲッティイメージズ

キャンプに最適な季節は涼しい風のそよぐ初夏や、暑さが峠を越えて朝晩が気持ちの良い初秋でしょう。でも秋も深まった紅葉の季節や空気がキーンと張りつめた冬も情緒があって楽しいものです。そんな季節ごとのキャンプに合わせて道具をそろえるのも大変ですよね。特にテントは夏用と冬用とをそれぞれ用意するというのも、保管場所は取るし費用もかさみます。そこでおすすめしたいのが4シーズンテント。今回はオールマイティーな4シーズンテントと快適な使い方をご紹介します。


 目次


4シーズンテントとは?

オーロラの見える場所に設営されたテント

出典:pixabay

4シーズンテントとはその名の通り四季を通じての使用を目的としたテントです。一般的なキャンプ用テントの多くは夏の使用を目的としたものが多く、そのため通気性と防水性を重視しています。

最近では通気性を最大限活かす工夫としてインナーテントの壁全体または半分がメッシュになっているものもあります。夏キャンプだけというならこれは最高ですね。しかし気温の低い季節には不向き。カタログに3シーズンテントとなっている物は初夏から秋にかけてと標高の高い山では夏のみの使用が可能ですが、気温が5℃を下回れば使用はかなり厳しいでしょう。

4シーズンテントは冬季の使用も考慮に入れて設計されていますので、寒さの厳しい雪上キャンプでも使用できます。

4シーズンテント選びのチェックポイント

キャンプ場に設営されたテント

出典:Amazon

4シーズンテントの大きな特徴はベンチレーション効果(換気)を維持しながら保温性にも配慮がなされている事です。
冬の使用時には少しでも外気の侵入を防ぎたいものです。ですから出入り口もしっかり閉鎖でき、フライシートもインナーテントを完全にカバーするデザインの物が良いですね。それに加えてベンチレーションをどう確保するかがポイントになります。日本では特に夏季、湿度の高い空気をいかに対流させるかを考える必要があります。

そこでテント選びのチェックポイントは、3つです!

1:出入り口のドアパネルがテント生地とメッシュの2重構造になっていて、面積が大きいか。

ドアパネルが大きくて2重構造になっているテント

出典:Amazon

これは夏の使用を考えて、少しでも空気の流れを多く確保できる物が良いでしょう。

2:インナーとフライシートそれぞれにベンチレーション用の開口部があるか。

インナーとフライシートそれぞれにベンチレーション用の開口部があるテント

出典:Amazon

インナーテントにベンチレーション窓やパネルがあってもフライシートに無ければ換気効果は望めません。フライシートの裾からの空気流入に頼っている物は冬季の使用時に保温性が損なわれます。

3:フライシートの四方の裾に余分にスカートが付いているか。またそれは巻き上げられるか。

4シーズンテントは冬季の保温性を考慮してフライシートにスカートが付いていますが、これを夏季に巻き上げて空気の対流を良くする配慮がなされている物が望ましいです。

4:防水性能のチェック。耐水圧2000mm以上か。

耐水圧は降雨時の性能に影響します。この数値は大きいほど気密性が高くなり防水性と保温性が期待できますが、その分通気性が落ちますので結露しやすくなります。4シーズンテントとしてはインナーが防水性と通気性のバランスから3000程度、フライシートが防水性重視で5000程度というのがベストでしょう。

5:(ドーム型の場合)ポールのスリーブが天井部分で分割されているか。

ポールのスリーブが天井部分で分割されているテント

出典:Amazon

ドームテントの骨組みであるポールを通すスリーブが天井頂点の交差する部分で間が空いている事が重要です。

この部分の空きが無かったり少なかったりするとインナーテントとフライシートの間の空気が停滞してしまい、ベンチレーション効果が機能しません。この部分が細いループ状の物やインナーテントをポールにフックで吊下げる方式の物は問題ありません。

海外メーカーの物に時々この部分の塞がったものが見受けられますのでご注意を。(これは乾燥した気候のせいかもしれません)

以上の点をカタログや販売サイトの商品情報欄で確認しましょう。不明な場合はメーカーに直接確認することも可能な場合があります。

結露にご注意を!

結露の様子

出典:pixabay

次にテントで厄介者の結露について。
夏用を主眼としたテントで、インナーの壁が大きくメッシュで作られているようなものの場合、結露の心配は殆どありませんが、冬季の使用も考慮した4シーズンテントはインナーの壁がテント生地で大部分を作っていますので、結露の発生率は高くなります。

この結露の原因はいくつかありますが、なかでも人の呼吸で発せられる水蒸気が最も大きな結露発生要因です。そして冬季にはテント内の結露が夜間に凍りつき、テント生地の通気性能を極端に損ねることもあります。

また夏季では降雨により外気温が下がった時や朝方気温が落ちる時、涼しい高原の夜などはテント内との温度差が大きくなり、こうした時にも結露が発生します。この時フライを掛けていないテントでは結露したテント生地に触れると細かい水蒸気が触った部分で結合し、そこから雨が呼びこまれテント内に浸入するという事態にもなります。

また結露はテントの壁のみならず、シュラフや着衣にも付着し、翌朝ジットリトしていたり、冬季は体温を奪う原因にもなります。

結露を防ぐには?

夜のテントの様子

出典:pixabay

夏季は「テント選びのポイント」1で紹介したようにメッシュ部分をできるだけ利用して外気との温度差を減らすことでかなり改善できます。

問題は寒い時期、特に雪上キャンプなどの場合です。外気温との温度差を無くすことは寒さに繋がりますのでできるだけ避けたいですね。でも空気の対流は必要です。だからインナーとフライシートの両方にベンチレーション機能のある方がより良いわけです。

さらに、冬季の結露の原因である呼吸からの水蒸気をできるだけ防ぐために、就寝時にフェイスマスクやネックウォーマーで口元をカバーするように着用することをおすすめします。バンダナなどを巻くのも良いでしょう。

4シーズンテントを上手に使おう

4シーズンテントとは山岳テントほど厳重な冬用テントでもなく、メッシュを多用して通気性能を追求した夏用テントとも違い、その中間を行くテントです。これを上手に使うには工夫が必要ですが、以下にその例をご紹介します。
タープとテントを併用する様子

出典:Amazon

夏季の使用ではタープとの併用がおすすめです。フライシートを使わずに、インナーテントから少し浮かせた位置にタープを張り、通気を最大限効率良くすることで、テント内に風を呼び込みながら雨が降ってもタープが防いでくれるという環境を作ります。
冬季のフライシートの固定の仕方
冬季の使用ではフライシートのスカートをしっかり固定してインナーとフライシートとの間に空気層を作り保温努力をしながらベンチレーションが効くように通気口を確保します。寒さ対策としてテント下にグランドシートを敷き、テント内の床にもテントマットや断熱効果のあるアルミ箔が貼ってあるクッションシートなどを敷き詰めることで地面や雪からの冷気をできるだけ遮断します。

いずれの場合もコットなどを利用して床面から体を遠ざけるのも効果的ですが、同時にスリーピングパッドの併用も良いでしょう。

おすすめ4シーズンテント

まとめ

テントから見える外の様子

出典:pixabay

4シーズンテントはその名の通り春夏秋冬いつでも使用できる優れものです。これ一つでキャンプの幅が広がること間違いなしです。
キャンプを四季を通じて楽しみたい。でも道具はできるだけ増やしたくないという方。是非一度4シーズンテントをチェックしてみてください。

今回紹介したアイテム

商品画像 GEERTOP® 2人 4シーズン 防水 キャンプ アウトドア テント 140 cm x 210 cm Bergans of Norway(ベルガンス) ウィグロ LT4 レッド
商品名 4シーズン使えてリーズナブルな値段が嬉しい! 丈夫で使い勝手の良い本格派4シーズンテント!
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