山小屋ってどんなところか気になる!次の登山は山小屋泊まりで決まり♡
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ハイキング、トレッキング、登山…尾瀬なら全部できるその魅力を再確認!
2019.04.09ライフスタイル
夏がくれば思い出す はるかな尾瀬 遠い空♪の曲で有名な尾瀬。皆さんは、行ったことありますか?尾瀬は1泊や2泊で登山したい人も、日帰りでのんびり散策したい人も満足できるスポットなのです。尾瀬の魅力についてまとめてみたので、ぜひ参考にして尾瀬で過ごすプランを考えてみてはいかがでしょう。
制作者
阿部裕子
南アルプスと北アルプスLOVE♡
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ハイキング・トレッキング・登山の違い
そもそも、ハイキング・トレッキング・登山の違いとは何でしょうか?それぞれの違いについて、簡単にご紹介します。
ハイキング
まずハイキングは、自然の中を散策することが目的で、平坦地が多く、日帰りでも行えるのが特徴です。アウトドアデビューしたい人には、ぴったりですね。
トレッキング
ハイキングにも慣れて、体力にも少し自信がでてきたという人は、トレッキングがオススメです。何日かかけて山を歩くことが多いですが、必ずしも山の頂上を目指すことを目的とはしません。
登山
やっぱり山に行くからには頂上を目指したいという人には、登山が適しています。と言っても日帰りでできる登山から何泊もする登山まであるので、自分の体力やニーズに合った登山を楽しみましょう。
そんな「ハイキング」「トレッキング」「登山」…。尾瀬なら、すべてができるんです。どれかやってみたいな、尾瀬に行ってみようかなと思っている方に向けて、尾瀬の魅力、そして尾瀬に行く際の注意点などをお伝えしますね♪
尾瀬はこんなところ
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日本でも有数の湿原として知られる尾瀬の自然には、「雄大」という言葉がぴったりです。尾瀬の気温や魅力、尾瀬で楽しむ方法など知っておくと便利なことばかり。
尾瀬の気温
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東京より10度は涼しいと思ってください。日中は紫外線が強いので、真夏も長ズボン・長袖が基本です。ただ最低気温は低いので、朝晩は冷えます。最高気温と最低気温にはかなりの温度差があるので、重ね着などで体温調整しましょう。夏でも、必ず羽織るものは持参すること。
尾瀬の魅力
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尾瀬の魅力といえば、やはり咲き誇るお花です。5月半ば~6月初旬はミズバショウを楽しみ、7月半ば~7月下旬にかけては咲くニッコウキスゲが楽しめます。9月には草紅葉、10月には紅葉と色づく葉を満喫するのもいいですね。
青空の下で燧ケ岳を眺めながら、湿原にすっと伸びる道を歩くのはとても清々しくて気持ちよく、どこまでも歩きたくなるほど。尾瀬ヶ原・尾瀬沼は、アップダウンがないのでさほど疲れません。日帰りのハイキングでも、十分に心を潤してくれます。
例えば、沼山峠から入って大江湿原に向かうルートや鳩待峠から入って尾瀬ヶ原に向かうルートは、平坦な道が多いので、小さな子供がいるファミリーにもオススメです。
もう少し手ごたえを感じるルートが希望ならば、大清水から入って尾瀬までの往復ルートがおすすめ。多少の高低差があるので、やりがいがあります。
山小屋に泊まりたいという方は、尾瀬でトレッキングをしてみませんか?尾瀬には山小屋があちこちにあるので、無理ないプランをたてることができるのも魅力のひとつ。
しかも尾瀬の山小屋は、とてもキレイで快適。山小屋に抵抗がある人も、ここなら安心して過ごせるでしょう。
やっぱり尾瀬に来たのなら山に登りたいという人は、東北最高峰の燧ケ岳や至仏山へ。両方とも日本百名山です。燧ケ岳は、技術レベルが高い人に連れていってもらうならば、安心。体力も要するので、ある程度のトレーニングは必要です。
至仏山は、花の宝庫と言われており、高山植物が楽しめます。ただ、岩質が滑りやすいなど、注意する箇所はいくつかあるので、燧ケ岳同様に技術レベルが高い人に連れていってもらうことをオススメします。
尾瀬をもっと楽しむために
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ミズバショウのシーズンや連休時などは、かなりの混雑で、駐車場に車を止められないほどの混雑になることも。木道を歩いても、渋滞でなかなか先に進めないということにもなりかねません。できるだけ混まない時期を狙って行きましょう。
そして、せっかくなので音楽を聴きながら歩くのは、辞めてみませんか?五感を研ぎ澄ますことで、自然の声に耳を傾け、尾瀬をより肌で感じることができます。いつの間にか足取りが軽くなってくるはず。
最後に
尾瀬は何度訪れても、そのたびに感動と新しい発見があります。最初はハイキング、次はトレッキングと徐々にレベルアップしてもいいし、毎回同じコースだって楽しめます。
あれもこれもと欲張らず、テーマを決めて楽しむのがポイントです。今回行けなかったところやできなかったことは、次回のお楽しみに。
そういえば私が、大学時代にワンダーフォーゲル部に入って最初に行った山が、尾瀬の燧ケ岳でした。私にとって、登山の入り口が燧ケ岳だったのです。皆さんにとっても、尾瀬が何かのきっかけになり、素敵なアウトドアライフに繋がりますように。