コッヘルはキャンプ飯の必需品!素材や形状ごとの特徴を解説
コッヘルとは登山やキャンプで使用するコンパクトな調理器具。薄い、軽い、丈夫、そして重ねて収納可能と、頼もしいコッヘルのおすすめ商品を紹介します。素材や形状もさまざまなので、選ぶ楽しさ満載!選び方も解説しているので、自分のスタイルに合わせて用度別にコッヘルを選んでみましょう。コッヘルのメリット、デメリットが分かります!
コッヘルとは?
コッヘルは「携帯用小型調理器具」。クッカーとも呼ばれています。薄くて、軽くて、熱にも強いと、使い勝手が良いので大人気!登山やキャンプといったアウトドアシーンで使うことを前提に考えられています。使い終わったらコンパクトに折りたたみ、重ねて収納できるので持ち運びやすいです。
キャンプ場で作った温かいごはんをできたてのうちに食べるのは格別!コッヘルはサイズと軽さだけでなく、直接火にかけて調理するため、選ぶ際に確認するべき点がたくさんあります!
空焚きをすると容易に破損してしまうため、空焚きは厳禁。コッヘル選びはバーナーの大きさに合うかどうか、料理したいメニューが作りやすさに注目して探してみましょう。ラーメン+コーヒー1杯で約700mlを目安にするのがおすすめ!
形状ごとの特徴
コッヘルは
深型と浅型の2種類に分けられます。
- 深型…まさに鍋のようで湯沸かしや食材の温めに便利。中に食材やガス缶を入れての持ち運びも容易です。一方で高さがあり、熱の回りにムラが出るので炒め物には不向きな一面もあります。
- 浅型…火が当たる面が多いので、熱効率が高く、フライパンとしても使えます。炒め物などの調理に向いており、洗いやすさも抜群です。
角型コッヘルも根強い人気が続いています。バッグの中で安定しますし、四隅が注ぎ口になるのでケトル代わりにも!何より、袋ラーメンがスッポリ入るデザインで袋タイプのラーメンが煮やすいです!
素材ごとの特徴(メリット・デメリット)
続いては、コッヘルの材質について解説します。主にアルミニウム・チタン・ステンレスの3種類。それぞれメリット、デメリットがありますので、自分に合うものを見つけてみましょう。
アルミニウム
メリット:熱伝導率が良い、安い、そこそこ軽い
デメリット:強度は弱め、柔らかい材質なのでヘコみやすくさびやすい
コッヘルで最もメジャーな素材です。熱伝導率が良いので少ないガスでも熱が回ります。焦げ付きにくいノンスティック加工や腐食に強いハードアノダイズド加工など、劣化しにくくする加工を表面に施しているものも多数存在!炒め物に向いています。
チタン
メリット:強い、軽量かつ丈夫。熱伝導率が低く、腐食しにくい
デメリット:高価。燃費が悪い。熱伝導性が悪い。空焚きは絶対NG!
軽い、薄い、熱しても持ち手が熱くなりにくい素材。調理してすぐに器具に口をつけても火傷にしにくいです。扱いが難しいのが難点!ご飯を炊くのはかなり難しいです。物自体が薄いため熱すると歪みやすいですが、素材的には1番長持ちします。
ステンレス
メリット:硬くて丈夫。傷がつきにくい。さびや焦げに強い。割と安い
デメリット:ちょっと重い。熱伝導性が悪い
鍋と同じ素材で強度があるのが魅力。熱伝導率が悪いため、鍋底一点に火が集まると焦げやすくなります。コツさえつかめばお米も上手に炊きやすいです。
最新のコッヘルは素材の弱いところを補う加工をしていたりさまざまな対策がとられています。大きさや持ち運びやすいデザインで決めるのも有!
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ソロや2人キャンプにおすすめコッヘル
キャンプは重量よりも、すぐにご飯を食べられるように熱伝導率が良いものやキャンプで多少乱雑に扱っても壊れない強度を重視しましょう。ここではキャンプで使いやすいコッヘルを紹介します。
3人以上のキャンプにおすすめのコッヘル
大人数でのキャンプでは、いかに一度にたくさんの料理を作ることができるかが重要になります!今回紹介しているものは、キャンプに限らず普段自宅でも使えるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
お気に入りのコッヘルを見つけて、キャンプを楽しもう!
さまざまなコッヘルを紹介しました。種類が豊富だと、どんなコッヘルを買おうか悩んでしまいます。人数によって必要な物も変わりますので、ソロキャンプに最適なもの、本格調理に向くセット商品など各サイズを持っておくのも手です!扱いやすいさ、デザインの良さ、軽さで選び、お気に入りの一品は見つけてみましょう。