外でおいしいご飯を炊こう!失敗しない炊き方お教えします
アウトドアで炊いた炊きたてご飯はおいしくて、アウトドアの醍醐味のひとつではないでしょうか。でも、いざ炊くとなると火加減や時間など意外に難しいものです。今回は、おいしいご飯の炊き方からおこげのつくり方まで紹介します!おすすめの中から気になるコンロを見つけて、最高のご飯が炊いてみましょう。
外で食べる白いご飯
バーベキューやカレー、キャンプメニューに欠かせないのが「ご飯」。ご飯を炊いたものを持っていくのも一つですが、やはりよりお米の旨さを感じたいもの!パックのご飯を湯煎するのも簡単でいいですが、やはり炊きたてが一番!
外で一から炊いたご飯は、それだけで何もおかずがいらないほど、とてもおいしいです。ただ焦げたり、芯が残ってかたくなったりとなかなか難しく、はじめてだと失敗することもしばしば。今回は料理が苦手な私の失敗談とともに、失敗しにくいご飯の炊き方を紹介します。
しっかり浸水させよう!
キャンプ場へ朝到着して、テントを張ったり準備に追われて、初心者だったこともありすべての準備が終わったのはお昼前でした。さぁ、お昼ご飯!やっぱりお肉にはあったかい白いご飯!家族がおなかをすかせて待っています。
お米をささっと洗い終え、浸水…しないといけないけど時間が無い!えぇい、炊いてしまえ~!と浸水なしに炊いたご飯。炊きあがったとはいえ、芯が残った固いご飯に仕上がりました…お家ではあまり浸水のことを深く考えませんが、いまの炊飯器はとても進化しているようです。
お米は、洗ったあとにしっかり浸水させてあげましょう。夏場は約30分、冬場は約1時間。少し待ち遠しい気もしますが、浸水をしっかりすることで炊きあがった時にお米の芯が残ることが少なくなります。忙しくて待てない人は、テントなどの準備をしている合間にささっと浸水させる為に、できれば無洗米を選ぶことです。ちなみに、私がうまく炊けると思うお水の量は2合で約450ml。3合で約650mlです。
お米が無洗米だと、通常より少しお水を増やしてあげた方が美味しく炊けると思います。お米を自宅で計って個別に袋などへいれて持っていくと、用意がスムーズにできます。お水も可能であれば、ペットボトルに事前に計って線をいれておいてあげると次回から計量カップがいらなくて済みます。私は、お米2合から4合の水の量が分かるように小さなペットボトルへ線を入れて、いつも持参するようにしています。
ガスで炊いてみよう!
焚き火や炭火のもとで、飯ごうを使ってご飯を炊く。さっとできればかっこいいのですが、火加減が難しく、結果焦げすぎてしまったり芯が残ってしまったり失敗しやすいです。私も一度、バーベキューをする隣で直火で飯盒炊さんをしましたが、少しの時間放っておいたらおこげどころか焦げてしまいました。
ガスを使ってお鍋でご飯を炊けば、簡単に火加減を調節しやすく、調理も楽です。私も実際に、ガスバーナーを使ってから大きな失敗はしたことはありません!
さあ、炊いてみよう
難しいことはありません!中火から強火の間で、ぐつぐつ…沸騰してふたがかたかたしたり泡がふきだしてもあわてずそのまま2分。その後、少し火を弱めて3分。最後に弱火で7分。たったこれだけです。
最後に少しふたをあけて丸い泡がぶくぶく出てなければ火を消します。泡が出ていれば、様子を見ながら1分ずつ炊いてください。おこげがほしければ泡が出た時点で10秒ほど火を強めて焼いてください。全部できたら、10分その状態で蒸らします。以上で完成です!
今回はおいしくご飯が炊ける方法を紹介しました。はじめは上手く炊けるか、失敗したらとどきどきでお鍋につきっきりだった私ですがこの方法で、大きな失敗はなくなりました。上手に炊けた時の喜び、外で食べるおいしさが合わさって一度味わうとやみつきになります。
段々と時間を正確に気にしなくても、お鍋の様子で分かるようになってくるのでたき火や炭火でご飯を炊く練習にもなると思います。炊きたてのほかほかご飯を、ぜひお外で味わってみてください。