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縞枯山の木々

【山ガール必見】開放感MAXのこけの森!北八ヶ岳は穴場の絶景だった!

9月のシルバーウィークを利用して、家族で北八ヶ岳に行ってきました。まるでもののけ姫の世界のような苔の森や、キラキラ光る山上湖、360度広がる展望などどれもすばらしい景色ばかりでした。今回はそんなりんこのファミリーハイキングをご紹介します。

麦草峠~茶臼山~縞枯山

麦草峠~茶臼山~縞枯山の道路
出発地点はメルヘン街道(国道299号線)上にある麦草峠。無料駐車場に車を停めて1泊2日の旅に出発です。暫く石がゴロゴロした急坂を登っていくと、茶臼山山頂に到着です。
次に目指すは縞枯山。木が縞模様で枯れているのが名前の由来です。この縞枯れ現象は、山の衰退ではなく、更新だそうです。順々に枯れて新しい木が育つんですね。
山小屋、縞枯山荘までの道
縞枯山を下りると、お世話になる山小屋、縞枯山荘が見えてきます。とんがり屋根の可愛い山小屋にテンションアップ!今回は麦草峠から歩いて2時間ほど掛けてやって来ましたが、北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅から10分も歩けば到着します。縞枯山荘に荷物を置かせてもらい、坪庭を経由して北横岳へ向かいます。

坪庭~北横岳~縞枯山荘

坪庭は、坪庭は八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地で、ロープウェイ山頂駅から1周約30分の散策路が設けられているので、登山客以外にも多くの観光客がその景観を楽しんでいます。
北横岳は南峰と北峰から成り、ロープウェイ山頂駅から約1時間半の登山。八ヶ岳入門の山として親しまれています。
また、北横岳周辺には、たくさんの山上湖があり、それらを巡るコースも人気です。この日りんこは北横岳ヒュッテそばの七ツ池を訪れました。色付き始めの紅葉がキレイでしたよ。
そして、この日の行程を終え、山小屋へ。縞枯山荘では、美味しい食事とフカフカのお布団が迎えてくれました。

雨池峠~雨池~麦草峠

二日目はまず雨池を目指します。途中は岩の急な下り。朝露に濡れた岩を滑らないようゆっくり歩いていきます。
雨池はその名前の通り、雨水で出来た池。天候によって水の量が大きく変わります。8月末から続きに続いた雨で、池はたっぷりの水を湛えていました。池をグルッとまわるコースは比較的フラットで歩きやすいハイキングコースです。

麦草峠~高見石~麦草峠

北八ヶ岳には、広大な苔の森が広がっています。白駒池周辺は、日本三大原生林の一つとなっていて、フカフカの苔が出迎えてくれます。「苔は湿ったところに生えている汚いもの」と思っている人も多いかもしれませんが、そんな概念を思いっきり覆してくれる素晴らしさです。この辺りの山小屋では、定期的に苔の観察会も開かれていて、毎回大盛況なんだそうですよ。
高見石から臨む白駒池
高見石から臨む白駒池。白駒池には大きな駐車場があり、紅葉の時期には多くのハイキング客で賑わいます。また、高見石直下には高見石小屋があり、熱々の揚げパンが名物です。
実はこの後、息子の体調が悪くなってしまい、白駒池には行けず、麦草峠の駐車場に直行し、帰路につきました。けれども、「白駒池のリベンジしなきゃね」とまた八ヶ岳を訪れる理由が出来たので、良しとします。

冬の北八ヶ岳

今回りんこが歩いたコースは、雪山ハイクでも人気のコースとなっています。周辺には山小屋もたくさんあり、スノーシューやテレマークスキーのレンタルをしているところもあるので要チェックです。また、冬期期間中はメルヘン街道が通行止めになるので、雪山ビギナーの人は、北八ヶ岳ロープウェイを利用して、りんこが宿泊した縞枯山荘や、北横岳にある北横岳ヒュッテを起点にするのがオススメです。

まとめ

以上、八ヶ岳のハイキングレポートをお届けしましたが、いかがでしたか?どの季節にもそれぞれの魅力があり、あまりハードではないので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?


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