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ZEN Campsのブラック焚き火シート

【ZEN Camps】そろえるだけでキマる!クールな焚き火系ブラックギア

焚き火シートや火バサミ兼トングなど、「焚き火周り」のアイテムを中心としたラインナップと、ブラックギアの草分け的存在として知られるZEN Camps。リリース速度と、常に期待に応えるクオリティも魅力です。これからキャンプを始める人はもちろん、キャンプ用品がそろっている人も思わず欲しくなるギアが勢ぞろい!

禅の考えに共感したシンプルで美しいギア

ZEN Campsの代表足立さんとギア
ZEN Camps(ゼン キャンプス)は、2020年7月に代表の足立修治さんが立ち上げたアウトドアブランド。 大学を卒業後にずっとものづくりに関わってきて、製造・販売・ブランディングなど、一通りの仕事を経験してから独立。当時ハマっていたキャンプにかかわるものをつくりたいと、アウトドアブランドを始めることにしました。
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ZEN Camps 足立修治さん

最初に、シングルバーナー用の遮熱板をつくったら思いのほか売れたんです。それで、次に当時はほぼ見当たらなかったブラックの焚き火シートを出してみたら、これが大人気!今でもコンスタントに売れ続けている、ゼン キャンプスの代表作になりました。
禅の世界が好きで、禅寺やその庭などの無駄がなく美しい世界観に惹かれるという足立さん。そのためブランド名も「ZEN(禅) 」の名を冠しており、シンプルで美しいギアをつくっています。 ちなみに、「Camps」に「s」が付いているのは「いろいろな人たちがキャンプをそれぞれに楽しんでもらえるように」という思いを込めて。もともとはソロキャンパー向けのギアが中心だったそうですが、最近ではデュオやファミリーで使えるものも開発。多様なキャンプを応援しています。

「機能美」と呼ぶにふさわしい、シンプルで美しいギア

「自然を解像度高く楽しめる」ギアがコンセプト

ZEN Campsの焚き火台NT Fire Stand
NT Fire Standもゼン キャンプスの人気アイテム。ストレスなく薪をくべられる大きさがうれしい
ゼン キャンプスのギアのコンセプトは、「本来自分たちが持っているすばらしい感覚や感情を、キャンプを通してより解像度高く感じてもらいたい」というもの。焚き火周りのギアが多いのも、「焚き火は、心を整えたり自分を顧みたりできる時間だと思う」という足立さんの経験によるものだそうです。
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ZEN Camps 足立修治さん

私自身焚き火が好きで、皆さんにももっと焚き火を楽しんでほしくてつくったのが「NT Fire Stand」という焚き火台です。火床が広くて、薪を切らずに1本載せられるけれど、たためばA4サイズに。ダイナミックな炎を楽しんだり、広いスペースを生かして一部は焚き火、一部は保温といった使い方も可能です。

環境への配慮もこだわりの一つ

また、ゼン キャンプスのギアは自然環境に配慮しているのも特徴。例えば、前述の「NT Fire Stand」の「NT」は「No Trace(跡を残さない)」という意味。つまり、「焚き火で地面を焦がさない」ということ。 焚き火シートは熱を通してしまうので、実は焚き火シートを使ったからといって地面が焦げないということはありません。そこで、焚き火台にステンレス製の遮熱板とアルミ製の遮熱シートを標準装備し、自然に影響を与えず、安心して焚き火が楽しめるように開発したのだそう。2023年4月の発売以来、ユーザーからも好評を博しているアイテムです。

精鋭ぞろいのアイテムから代表が教えるおすすめギア3選!

シンプルでかっこよく、実用性が高いゼン キャンプスのギアは、種類の多さやコスパのよさも相まって目移り必至。そこで、開発者目線でもキャンパー目線でもマストなアイテムを足立さんに聞いてみました。 焚き火シートや焚き火台といった有名どころをあえて抜かしても、欲しくなること間違いなしの魅力的なギアがそろっています。それでは見ていきましょう!

【アッシュキャリー火消し袋】キャンプの炭・燃えカス問題をスマートに解決

ZEN Campsのアッシュキャリー火消し袋
一つめは「アッシュキャリー火消し袋」。 キャンプ場によっては、まだまだ捨てられないことが多い炭や燃えカス。あったとしても、炭捨て場が遠くて、夜や撤収の慌ただしいなかで行きたくないということも…。 こちらは、ある程度鎮火した炭や燃えカスなら、熱があっても入れられる火消し袋。550℃まで耐えられるうえ、フタを閉めると中が酸欠状態になって鎮火します。くるくると巻いてコンパクトに持ち歩けるので、火消しツボほどかさばったり重たくなったりしないのも魅力!
ZEN Campsのアッシュキャリー火消し袋
これくらい火が消えていればまだ熱いままの炭や燃えカスを入れても大丈夫
SからLまでの3サイズ展開で、ソロキャンプならSサイズでも事足りますが、足立さんとしては「大は小を兼ねるでLがおすすめ!」とのこと。

小さくたためてかさばらない火消し袋

【Air-2 Table BLACK】ソロキャンプにちょうどいいローテーブル

ZEN CampsのAir-2 Table BLACK
二つめはソロキャンプやツーリングなどにおすすめの「Air-2Table BLACK」。 超軽量テーブルというと、大体は山岳用で背が低く、ものが取りにくい…という足立さん自身の経験から、「サイズ的にもう少し高くて便利なテーブルが欲しい」と開発。高さ29cmで、ロースタイルのキャンプにぴったりの高さになっています。
ZEN CampsのAir-2 Table
ロースタイルで焚き火を楽しむときのサイドテーブルにぴったりな高さ。オプションで天板を追加すれば三段構造にすることも可能
二段構造なのでスペースをゆったりと使うことができるうえ、物が落ちにくいように天板のフチが立ててあるのもうれしい心遣い。分解するとA4サイズ、重さは約556gと、持ち運びにも便利です。

ロースタイルにぴったりの軽量テーブル

光沢のあるシルバーカラーも人気

【ソフトコンテナ】大容量・軽い・コンパクトのいいとこどり!

ZEN Campsのソフトコンテナ
最後は、ギアをたっぷり詰め込める「ソフトコンテナ」の紹介です。 一般的なギアコンテナは、アルミ製だと使わないときはかさばり、ソフトだと柔らかくて物を載せると潰れやすいと、あと一歩惜しい!と感じる部分がありました。そこで、そのいいとこ取りをしたのがこちら。
ZEN Campsのソフトコンテナ
ソフトで折りたたみができる上に軽くて丈夫。重ね置きしてもつぶれません。37Lの大容量でランタンや焚き火台なども収納可能。ギアを出したあとは、内部に付いているクリップでゴミ袋を留めれば分別できるゴミ箱にも!薪キャリーにもなり、オールマイティに活躍してくれるコンテナです。

軽くてたためてたっぷり入るソフトコンテナ

二カ月に一回は新作発表!そのスピード感にも乗り遅れるな!

年に最低6個、目標としては12個新作を出したい!と、月イチペースの新作リリースをめざしているZEN Camps。 今後は、「デザインも社内で考えて、ソロキャンプ向けのテントをやってみたい」と足立さん。これまで布ものはやっていなかったため、敬遠していた…としつつも、「難しいけれどアウトドアブランドとして外せない。2025年春をめざして形にしたいと思っています」とのこと。 「人生いろいろあるけれど、焚き火をしながらお酒を飲むと悩みが消えます。キャンプをしたことがない人や最近行ってないという人にはぜひもっと行ってほしい。そこに私たちのギアを連れて行ってもらえたら最高です」 ほぼ毎日情報が発信されるSNSもぜひチェックを。
  • Instagram:主にギアの紹介や情報発信
  • X(旧Twitter):開発の裏側やプレゼントキャンペーンなど実施

今週の注目ブランド

hinataストアの旬なブランドを毎週紹介!気になっていたあのブランドのバックグラウンドストーリーやギアへのこだわりを掘り下げます。



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