裏地あったかパンツで冷え性克服！おすすめのアイテム6選
【H.A.K.U】130年の歴史を誇るジーンズメーカー発！絶品アウトドアパンツ
2024.08.13ファッション
2020年、密やかにはじまったアウトドアウェアブランド「H.A.K.U MOUNTAIN SUPPLY(以降H.A.K.U)」。大きな宣伝はしていないものの、口コミでじわじわと広まり、有名ブランドとのコラボも複数実現させています。目の肥えたアウトドアブランドやガレージブランドのオーナーも魅了するパンツの魅力を深堀りしました。
制作者
hinataストア
hinataスタッフが厳選したアウトドアギアを紹介！
hinataストア公式サイト→https://hinatastore.jp/
hinataストア公式インスタグラムアカウント→@hinatastore_official
新商品・再入荷情報などインスタグラムで配信中♩ぜひフォローしてください！
もっと見る
もくじ
感度の高いキャンパー御用達！「H.A.K.U」って知ってる？
H.A.K.Uのロゴに描かれている動物はニホンオオカミ。幻といわれるこの生き物のように、知る人ぞ知るという意味を込めているそう
H.A.K.U(ハク)と聞いて、「知ってる！」という人はかなりのジーンズ通かもしれません。2020年に誕生したこちらのブランドは、「大切に育てたい、大切に売りたい」というつくり手の想いもあり、販売も宣伝もあまり大々的にしてこなかったのだそう。
寝袋で有名なNANGAやキャンプギアガレージブランドの先駆けとして知られるneru design worksなど、人気アウトドアブランドとコラボ！
その代わり、フットワーク軽くイベントに参加して、デザイナーもみずからユーザーの声を聞き、商品に反映。そんな中で、イベントで知り合ったブランドオーナーがH.A.K.Uユーザーだったことをきっかけにコラボしたり、口コミで広まったりして、じわじわとファンを増やしています。
そんなハクのバックグラウンドを、販売元であるタカヤ商事の営業担当・谷裕人さんに聞きました。
国内で初めてレディースジーンズブランドを立ち上げた老舗
ハクを運営しているのは、明治27(1894)年に織物業として創業したタカヤ商事。デニムの聖地・岡山県で産声を上げて以来、国産ジーンズの草分けとして数々のブランドを世に送り出してきました。
Sweet Camelやミセスジーナ、カフェッティなどレディースジーンズに強く、中でもSweet Camelは1979年に立ち上げられた国内初のレディースジーンズブランド。
国内有数のジーンズメーカーとしてこれまでに培った知見や豊富な生地の仕入れ先を武器に、アウトドア×メンズという未知の領域に踏み出しました。
H.A.K.U
谷さん
これまでレディースメインでしたが、メンズ市場も開拓したいね、という話が社内であったんです。そこへ、アウトドア好きな男性デザイナーが「アウトドア×メンズをやりたい」と挙手してくれて、彼を選任デザイナーとしてハクがスタートしました。
アウトドア好きなデザイナーがみずからの経験を生かしてデザイン
ハクの立ち上げを担ったのは、社内の男性デザイナー。アウトドア好きで、主にソロキャンプを楽しんでいるのだそう。自身の体験から欲しいと思ったものをデザインに落とし込み、難燃素材や丈夫な素材を使って商品を開発しています。
また、日常でも使えるデザインや機能に重点を置いているそうで、タウンユースでおしゃれに着こなせるのも人気の理由。国産ジーンズブランドとして、これまでに蓄積してきた「日本人の体型に合うパターン」を駆使し、動きやすく美しいデザインを提案しています。
H.A.K.U
谷さん
アウトドアブランドのジーンズって海外のものが多いのですが、そうするとシルエットも外国の人向けなんです。ハクは日本人に合うパターンでつくるから、はき心地やフィット感がちがう。そこに満足していただいている人が多いですね！
商品に最適な生地を世界中から仕入れ
さらに、長い歴史で培ったパイプを生かして世界中から生地を調達できるのもハクの強み。たとえば、トルコに本拠地を置く世界的なデニムメーカーのISKOと共同開発したストレッチ性の高い生地や、東レが開発した高強度・高耐熱性を誇る生地。
これらを使ってアウトドアウェアを開発できるのは、タカヤ商事というバックボーンがあればこそ！プロダクトに合わせて国内外の工場や素材を選ぶという贅沢な方法で、キャンパーを魅了するパンツを生み出しています。
H.A.K.U
谷さん
ISKOの生地開発者に、「このデニム生地はサイズ展開が要らなくなる素材だ」とまで言わしめる最強のストレッチ性は、足を通せばきっとわかってもらえると思います。フィールドでの動きを制限しない驚愕の伸縮感をぜひ感じて下さい！
動きやすくデザイン性も高い、人気パンツ3選
世界中から集める素材と老舗の技術、アウトドアを愛するデザイナーのアイデアが盛り込まれたハクのパンツ。スキニーとテーパードの2種類をベースに、毎年ユーザーの声を取り入れたり、生地を変えたりして新作を発表しています。2024年春夏の新作では、受注生産オンリーだったショートパンツも登場！
谷さんに聞いた、今買うべきおすすめの3アイテムを紹介します。
【HANDS FREE SHORTS】受注生産だった人気パンツが新作で登場
まず注目したいのは、「HANDS FREE SHORTS(ハンズフリーショーツ)」！イベント限定の受注生産のみでしか手に入らなかったショートパンツが、「定番でつくってほしい」という要望に応えてラインナップに仲間入りしました。
「ハンズフリー」という名の通り、手ぶらでいられるくらい大容量のポケットには東レのダイナモスという高強度・難燃素材を採用しており、焚き火やバーベキューなど火の粉が飛びやすいシーンも安心です。さらに、ワンウォッシュ(デニム生地を一度だけ洗ってあること。柔らかくなっているが、色落ちはしていない状態)で育て要素があるのもロマンたっぷり。
【CHILLOUT TAPERED DENIM】ストレッチ性の高い生地でそと遊びを快適に
二つめは、ISKOのスーパーストレッチ素材を使用した「CHILL OUT TAPERED DENIM(チルアウトテーパードデニム)」。
生地が持つ脅威の伸縮性と、「チルアウト＝リラックス」をコンセプトに腰回りをゆったりさせたデザインは、クルマに乗るときやしゃがむ作業が多いアウトドアでもノンストレス！
裾はすっきりと絞られているのでもたつきがなく、ロールアップしてもスッキリまとまります。街着でのコーディネートもしやすい定番人気の一本です。
ハクのパンツのアイデンティティ、「ハンズフリーポケット」も装備！焚き火グローブやペットボトル、タオルも余裕ですっぽり。携帯電話用のポケットは別で腰の位置に付いており、座った時にお尻に当たらないのもさりげないこだわり
【CHILLOUT TAPERED】夏キャンプにおすすめのコーデュラ仕様
最後に紹介するのは「CHILLOUT TAPERED(チルアウトテーパード)」。
二つめに登場した「CHILLOUT TAPERD DENIM」の生地違いで、こちらは素材にコーデュラナイロンを使用しています。ポリウレタンと組み合わせた「コーデュラナイロン4WAYストレッチ」は伸縮性にすぐれ、こちらもデニム同様はき心地抜群。
さらに、通気性があって乾きやすく、夏のキャンプやアウトドアでも大活躍です。軽いので、着替えとして持って行くのもおすすめ！
永久保証付きだから長く育てながら付き合える
ウェアでありながら「アウトドアの道具」のように使ってほしいという思いを込めてつくられているハクのパンツ。道具としてできるだけ長く使ってもらうため、品質にこだわることはもちろん、できる限りのメンテナンスに対応するという永久保証も付けています。
はき心地も抜群で長く付き合えるアウトドアパンツを探している人は、ぜひ手に入れてみてはどうでしょう。
この記事をシェア
今週の注目ブランド
hinataストアの旬なブランドを毎週紹介！気になっていたあのブランドのバックグラウンドストーリーやギアへのこだわりを掘り下げます。
