【KIVA OUTDOORS】ガチで頼れるシュラフ・マットをコスパよく!
KIVA OUTDOORSは、多くのブランドからオファーを受けるウェルディング(溶着)のスペシャリスト。その技術を生かしたファクトリーブランドとして、マットやシュラフ、バッグなどをつくっています。日本には2024年4月に本格上陸。ビビッドなカラーとコスパの高さで人気上昇間違いなしのブランドをいち早く紹介します。
キャンパーも山好きも注目!驚愕コスパのシュラフ・マットが日本上陸!
アメリカのユタ州で2000年代にスタートしたKIVA OUTDOORS(キバアウトドアーズ)。
世界のアパレルブランドから溶着製品を請け負う会社のファクトリーブランドですが、まず驚くのはその価格。山でも使えるハイスペックなシュラフやマットが1~2万円台と、高いコスパを実現しています。このご時世によくぞこんなブランドが!と驚くと同時に、本当に品質もいいの?と気になりますよね。
そこで、日本正規代理店STATICBLOOM(スタティックブルーム)の西木さんにキバアウトドアーズの魅力や取り扱いのきっかけについて聞いてみました。
価格だけではなく技術の高さや対応力もハイレベル
スタティックブルームとキバアウトドアーズの出会いは、スタティックブルームがもともと代理店として扱っているイギリスのブランド、「CRUX(クラックス)」がきっかけ。
クラックスは実践経験に基づいた登山系の商品をつくっており、ヒマラヤからパタゴニアやヨーロッパ各地の登山、アルパイン、スポーツまで幅広いクライミングを通じて得た知見を、商品に反映させています。
そのストイックなものづくりに応えて、クラックスのバックパック製造を手掛けているのがキバアウトドアーズ。スタティックブルームとしても溶着技術の高さにかねてより着目しており、クラックスの紹介を通して2024年4月、国内初の正規代理店になりました。
山でも活躍!さすがのシーム処理クオリティ
空気がもれないためのシーム処理にも高い溶着技術が生きています
品質に関しては、なんといってもお家芸であるシーム処理の精度の高さに唸ったそう。保温性が必要とされるシュラフや、インフレータブルマット類の高い気密性は、さすが溶着のスペシャリストです。
また、ファクトリーブランドとして企画から溶着以外の製造、フィールドテストまでをおこなっていますが、その全てにおいて技術が高いと感じているそう。
日本正規代理店が選ぶおすすめアイテムBEST3
スタティックブルームの海外ブランドセレクト基準は「アルパインクライミング」と「サスティナブル」。
スタティックブルームのスタッフもクライミングをしていることから、「チャレンジングな山行をサポートできるキバアウトドアーズのハイクオリティなギアは、ブランド自身の豊かな経験から開発されており、日本の環境でも役立つと確信しています」と語ります。
その中でも、西木さんの目にかなったキバアウトドアーズのアイテムから、おすすめを三つ教えてもらいました。
【INSULATED TRAVERSE CORE】R値5.0以上!冬季も頼れるマット
まずはコスパ抜群のマット「INSULATED TRAVERSE CORE(インシュレーティッド トラバースコア)」。
R値5.0※で、マミータイプなら600g弱の軽量性を実現しながらも、1万円台半ばのハイコストパフォーマンス。登山からキャンプまで幅広く使えます。
軽くて保温性が高い素材であるPrimaloft Ecoを中綿として使用し、なおかつ場所によって厚みを変えることでより効率的に断熱効果を発揮。また、横向きのチューブは縦向きよりも背中の形状に沿いやすく、寝心地の快適性を向上させます。
※R値=断熱性を表す数値。5.0は秋冬にも使えるレベル
【PRISM 200 SLEEPING BAG】山・キャンプ・車中泊で活躍するシュラフ
二つめは湿気や水濡れに強い、約750gの軽量シュラフ「PRISM 200 SLEEPING BAG(プリズム200スリーピングバッグ)」。
快適使用温度9℃、下限温度5℃と保温性も高く、3シーズン活躍します。また、側面だけでなくボトムまでファスナーで開けるので、布団のように使うことも可能。マミータイプのシュラフとして山やキャンプに、広げてテント内や車中泊のマットにと、幅広いシーンで使えます。
フード内側にピローポケット、背面にマットホルダーがあり、より寝心地よくするためのカスタマイズが可能。また、化繊綿なので洗濯機で丸洗いでき、いつでも清潔に保てるのもうれしいポイントです。
【PUMP SACK SMALL】キバアウトドアーズの技術とアイデアが凝縮!
最後はサブ的なギアながらも「隠れた名品」と呼ぶにふさわしい「PUMP SACK SMALL(ポンプサックスモール)」。
エアマット用のエアポンプですが、低価格ながらフルシームされており気密性抜群。呼気で空気を入れるより楽に、早くマットをパンパンに膨らませられます。
防水性も高く、使用しないときは衣類を入れるバッグにしたり、枕として活用できたりするなど、荷物の削減にも一役!
空気を抜くと防水性の高いスタッフサックに。重さ約55gという軽さも魅力
アメリカの大自然を冒険するギアで日本の山や森を遊ぼう
森林に覆われたユタ州モアブでスタートしたキバアウトドアーズは、「アウトドアという冒険をサポートする高品質なギア」が身上。
ブランド名の「キバ」は、ネイティブアメリカンのプエブロ族が世界から自分たちを切り離すための儀式に使っていた半地下施設の名称から採用。アウトドアを愛する人々それぞれがめざす「キバ」という非日常への冒険を手助けしてくれます。
キバアウトドアーズのギアをお供に、日本の豊かな自然の中で自分だけの時間を楽しんではいかがでしょう。