
【コールマン2024年新作】「トンネル2ルーム/240」と「トンネルシェルター/240」を設営レビュー!
2024.05.20キャンプ用品
2024年4月上旬に登場したColeman(コールマン)のテント「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」をレビュー!実際に使用してわかったおすすめポイントをはじめ、使用感や設営・撤収の方法まで詳しく紹介します。
制作者
わかつきなつみ
キャンプ&フェスが大好きなママキャンパー。月に1回は3人の子どもたちとキャンプにGOしています!焚き火を囲みながらご当地ビールを楽しむ時間がなによりの幸せ。ギアは「キャンプ用」を選ぶのではなく、普段の生活でも使えるアイテムを選ぶのがこだわりです。自作したり、カスタマイズすることも。お気に入りは家でも外でも使い倒します!最近はらくウマなキャンプ飯の研究にも夢中です。
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もくじ
コールマンのトンネル型2ルームテントをレビュー!

左から「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」
2024年4月上旬、コールマンからトンネル型2ルームテント「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」が発売されました。
「トンネル2ルームハウス」「タフスクリーン2ルームハウス」など従来の4〜5人用トンネルテントとは違い2〜3人用のコンパクトなサイズで、設営の手軽さや耐久性がアップした画期的なアイテム!トンネルテントが気になるけれど「大きすぎて使いにくい」「設営が大変そう」と感じていた人にぴったりです。
どんなサイトにもなじみやすいナチュラルなカラーと、コールマンならではのスタイリッシュなデザインも魅力!本記事では「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」について、実際に設営してみてわかったリアルな感想やおすすめポイントを紹介します。
2アイテム共通の特徴
1人でも設営できるシンプルな構造
リッジポールつきで天井がたわみにくい
コンパクトサイズで使い勝手が良い
フルスカート装備で寒い時期も安心
換気性能を高める装備も万全
キャノピーポールが標準付属!
1人でも設営できるシンプルな構造

「トンネル2ルーム/240」設営の様子
トンネル型テントと聞くと「設営に時間がかかりそう」と感じる人も少なくないのでは?コールマンの「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」はシンプルなつくりで設営も簡単です。どちらも基本的な設営・撤収方法は同じ。
使うポールはメインポール3本とリッジポール1本の合計4本のみ。全てのポールをスリーブに通して立ち上げれば自立するので、あとはピンと張るようにバランスを見ながらペグで固定すればOKです。
ポールやストームガードを固定する自在ロープが使用する場所によって色分けされており、設営しやすい工夫がたっぷり詰まっているため、初めて設営する際も迷わずに済むはず。作業自体は1人でも可能ですが、テントの左右を行き来する必要があるため、2人で両サイドから同時に作業するとスムーズです。
リッジポールつきで天井がたわみにくい

3本のアーチフレームの上に、垂直に交わるようにリッジポール(写真中央)を通すことで、剛性を高めているのも特徴のひとつ。実際、ペグを打っている最中に強い風が吹いてもびくともせず、フレームの強さが実感できました。
一般的にトンネル型テントは、ポールを通しただけでは自立しないため、設営中ぐにゃりと動いて固定するのに苦労するもの。その点こちらのトンネル型テントはリッジポールがあることでしっかり自立してくれて、設営にストレスがありません。トンネル型テントの弱点でもあった耐風性を改善し、テントの安定性と強度が高められています。
コンパクトサイズで使い勝手が良い

身長170cmほどの男性が寝てぴったりな奥行き
「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」は、トンネル型テントの中ではややコンパクトなサイズ。インナーテントは240×240cmの正方形で、大人が2~3人で使うのにちょうどいい大きさです。コット2つと荷物を入れても余裕があるサイズ感。
同じくコールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル」など、ダブルサイズのマットも余裕で入るので、小さな子ども連れのファミリーにとっても使い勝手がよさそうです。
重さは「トンネル2ルーム/240」が約13kg、「トンネルシェルター/240」が約16kg。1人で長い距離を持ち運んだり、バイクに積載したりするにはやや重くてかさばりますが、オートキャンプでクルマをサイトに横付けできるならまったく気になりません。キャリーバッグの持ち手がやや長めなので、肩掛けすることもできます。
フルスカート装備で寒い時期も安心

「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」は、テントの全周にスカートが取りつけられています。スカートとは、フライシートの下部についているひらひらした裾の部分のこと。テントと地面の隙間を埋めてくれるので冷気が入りにくく、保温性がアップします。さらに、雨水や虫の侵入も防げるので、オールシーズン快適に過ごせます。
換気性能を高める装備も万全

テントの前方と後方上部には換気ができるベンチレーションを搭載。さらに別売のリバーシブルファンベンチレーションが取りつけられるベンチレーションウィンドウ(写真上)がついているので、効率良くテント内の空気を循環させられます。
ケーブルやコントローラーを収納できるスリーブも装備されていて、見た目もすっきり。もちろん、使用しないときはフルクローズにできるのでシーンに合わせて使い分けられます。
キャノピーポールが標準付属!
「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」どちらにもキャノピーポール2本が標準付属。フロントパネルを跳ね上げれば、前室を拡張できます。
遮光性も高く、しっかり日差しが防げるのもうれしいポイント。この日は快晴でしたが、パネルの下には濃い影ができており、サングラスを外して快適に過ごせました。夏場は日陰が確保できるだけで快適性が大きく変わるため、こちらも重要視したいポイントです。
「トンネル2ルーム/240」のおすすめポイント

「トンネル2ルーム/240」を実際に設営してわかった、おすすめポイントを紹介します。
ここがおすすめ!
リビング側をフルオープン、フルクローズ可能
インナーがつり下げ式でシェルターとしても使える
リビング側をフルオープン、フルクローズ可能

リビング側のD型ドアは下までフルオープンできるため出入りが楽々。レイアウトに合わせて使い分けもできます。もちろん、ドアを閉めればフルクローズにできるので悪天候時も安心です。
また、天井の高さは180cmあるためフルクローズにしても圧迫感が少なく、比較的ゆったり使えます。寝室側はメッシュパネルになっているため通気性も良好です。
インナーがつり下げ式でシェルターとしても使える

インナーテントはつり下げ式。フロア部分のバックルを固定し、フライシートについたリングにフックを引っ掛けていくだけなので慣れていなくても簡単に取りつけられます。正面ドアには大きなブランドロゴ、天井に位置するフックは赤く色分けされているので、設営時にインナーテントの向きに悩む心配もありません。
インナーテントの前面には電源コードの取り出し口があり、電化製品を使用する際に役立ちます。後方上部にはベンチレーションウィンドウが搭載されているため、インナーテント内もしっかり換気が可能。インナーテントを取り外せばシェルターとしても使えます。
「トンネルシェルター/240」のおすすめポイント

続いて「トンネルシェルター/240」を実際に設営してわかった、おすすめポイントを紹介します。
ここがおすすめ!
アレンジ自在なルーフフライがついている
ファスナー式インナーテントで強風時の揺れが少ない
インナーテントを取り外せばシェルターとして使える
アレンジ自在なルーフフライがついている

「トンネルシェルター/240」の一番の特徴は、ルーフフライのアレンジバリエーションの多さ!雨の日は下部を広げてレインフライのように、光を取り込みたいときは状況に応じて取りつけ幅を変更できます。ルーフフライは面ファスナーで接続されているので、設営の角度や生地のたるみの調節も自由自在です。

面ファスナーはフライの端までついていて固定も楽々。接着力が強いが故に、貼る位置を変える際は複数人で移動させるのがおすすめです

ルーフフライを左右どちらか片側に寄せ、ポールを使って跳ね上げれば、サイドキャノピーに早変わり。ルーフフライは290×340cmとしっかりした大きさがあるため、2~3人で過ごすなら十分な日陰スペースがつくれます。
フロント部分も跳ね上げてリビングを拡張するなど、アレンジ幅は無限大!自分次第でさまざまなスタイルが楽しめます。
ファスナー式インナーテントで強風時の揺れが少ない

「トンネルシェルター/240」のインナーテントの取りつけはファスナー式。ファスナーを開け閉めするだけで着脱ができます。また、フライシートと一体化することによって剛性もアップ。安定感が高く、風で揺れ動く心配もありません。
実際に着脱してみると、取りつけてからの開け閉めはとても楽。その一方で、最初の取りつけ時にフライ側とインナー側のファスナーが噛み合いにくく、少々手こずりました。焦らず、一カ所ずつていねいに取りつけましょう。
インナーテントを取り外せばシェルターとして使える

インナーテントを外せばシェルターとして使える点も魅力のひとつです。リビングとして使うなら5~6人でもゆったり過ごせる広さがあります。夏はシェルターテントとして開放的にキャンプを楽しむのも良いでしょう。フルオープンにもフルメッシュにもできるので、虫の侵入をブロックしつつ、涼しくアウトドアを楽しめるのはうれしいですよね。
インナーテントは簡単に着脱できるので、昼間はシェルタースタイルでゆったりと使い、就寝時にぱぱっとインナーテントを設置する、といったスタイルも叶います。
2タイプの違いを知って好みに合う方を選ぼう
基本的な機能や構造は共通する部分も多い「トンネル2ルーム/240」と「トンネルシェルター/240」。キャンプにおいて何を重視するかで、どちらを選ぶかが自ずと決まってきそうです。
価格や重さで考えると「トンネル2ルーム/240」の方が気軽。一方、特徴的なルーフフライのついた「トンネルシェルター/240」は、キャンプのシチュエーションに合わせて多彩なアレンジができる点が大きな魅力です。
商品 | 商品リンク | 重さ | サイドキャノピー | Dドア |
---|---|---|---|---|
![]() コールマン(Coleman) | 13kg | つくれない | 2面(もう2面はメッシュパネル) | |
![]() コールマン(Coleman) | 16kg | つくれる | 4面 |
設営・撤収の手順を紹介
「トンネル2ルーム/240」設営の手順を詳しく確認する

「トンネル2ルーム/240」撤収の手順を詳しく確認する
「トンネルシェルター/240」設営の手順を詳しく確認する

「トンネルシェルター/240」撤収の手順を詳しく確認する
コンパクトで使いやすい2ルームテントで、快適なキャンプを
コールマンの新作トンネル型2ルームテントは、使いやすい要素がたっぷり詰まった機能的なアイテム!コンパクトながら丈夫で、うれしい機能もそろっています。今まで2ルームテントに中々手が出せなかった人も、ぜひ購入を検討してみてください。

【2025年】コールマンのテントおすすめ19選!新作や人気モデルを厳選
Coleman(コールマン)のテントは、初心者でも設営しやすい工夫がされており、種類やデザインも豊富です。本記事では、コールマンのおすすめテントを紹介します!失敗しない選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||
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商品名 | コールマン トンネル2ルーム/240 | コールマン トンネルシェルター/240 | コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル | コールマン リバーシブルファンベンチレーション |
商品リンク | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る |