庭に出しっぱなしはNG!タープテントの保管方法やおすすめ10選
庭でバーベキューや水遊びを楽しみたいけれど雨や日差しが心配、と悩む人も多いですよね。そんなときは庭にタープテントを設営しましょう。本記事では庭におすすめのタープテント10選を紹介。出しっぱなしNGの理由や選び方も解説するのでぜひ参考にしてください。
タープテントは庭に出しっぱなしにしても良い?
タープテントとは簡単に組み立てられる自立式のタープのこと。自宅の庭でバーベキューや水遊びなどをする際に便利なアイテムです。
使用する機会が多い場合は「タープテントを出しっぱなしにしておきたい」と考える人も多いでしょう。結論から言うと、タープを長期間出しっぱなしにすることはNG。生地が傷むだけでなくトラブルや事故につながる可能性もあるため、使用後はその都度片づけるようにしましょう。
タープテントを庭に設置するメリット
庭にタープテントを設営すれば、日差しや雨を防いでくれます。紫外線をカットしてくれるものなら、日焼けを気にする人でも安心です。タープテントの下は温度が上がりにくいため、夏でも快適に過ごせます。
壁の色や庭のテイストに合わせてコーディネートをすれば、庭の雰囲気もアップ!アレンジ次第でオープンカフェのようなおしゃれな空間も演出できます。また、周囲の目線も遮断できるのも魅力のひとつ。人目を気にせずのんびりくつろぎたいシーンにも活躍します。
タープテントを庭に出しっぱなしにするデメリット
タープテントの撤収作業は面倒に感じるかもしれませんが、その都度片づけるようにしましょう。ここでは庭にタープテントを出しっぱなしにすることで生じるデメリットを紹介します。
生地やパーツが劣化する
雨の重みで破損する可能性がある
風に飛ばされる危険性がある
生地やパーツが劣化する
耐久性に優れたタープテントでも、長期間雨風にさらされると劣化が早まります。コーティングが剥がれ、防水性やUVカット機能が低下することも。さらに劣化が進むとパーツが外れたり、穴が開いたりする可能性もあります。タープを長く使うためには使い終わったらすぐにしまう、悪天候時には使用しないなどの対策をとり、生地に負担をかけないようにしましょう。
雨の重みで破損する可能性がある
タープテントには雨が溜まらないように排水機能をそなえたモデルも多数ありますが、雨量が多いと排水が間に合わず、雨水の重みでつぶされてしまうことも考えられます。ゲリラ豪雨など局地的な大雨が多い昨今、うっかりタープを出しっぱなしにしておいたら急な大雨で壊れてしまった、ということにもなりかねません。
風に飛ばされる危険性がある
タープテントはしっかり固定しておいても、強風によりフレームが折れたり、ペグが抜けて吹き飛んでしまったりすることがあります。特にワンタッチタープは軽量で幕面積が広いため風に弱いことが難点。人や車に当たると大きな事故やトラブルに発展する可能性もあります。
タープテントを庭で使う際の固定方法
タープテントの固定方法には、いくつかの種類があります。庭の広さや地面の素材に合わせて適切な方法を選びましょう。土や芝生の庭なら、キャンプサイトのようにペグを打ち込んで固定する方法がおすすめです。ウッドデッキやカーポートがあれば、ロープをくくりつけて固定してもOK。
ペグが打ち込めずロープを固定できる場所もないという場合は、コンクリートブロックやテント用のウエイトを活用しましょう。テント用ウエイトは砂や水を入れて重しとして使用できるアイテム。使わないときはコンパクトにたためるので、収納にもスペースを取りません。
タープテントを固定するときは日差しが入る方向や周囲からの目線を確認し、位置やバランスを調整しましょう。また、雨の可能性がある場合は、角度をつけて雨水が溜まらないようにすることも重要です。
庭に合った固定方法を選ぶ
周囲の目線や日差しの方向に合わせて固定する
雨水が抜けるように角度をつける
知っておきたい!タープテントの保管方法と場所
庭で使用したタープテントは汚れを洗い落とし、乾燥させてから収納しましょう。汚れたままにしておくと耐久性の低下に加え、カビやにおい、虫食いが発生する場合があります。特にコットンやTC(ポリコットン)素材のタープテントはカビやすいため、しっかり乾燥させることが大切です。タープテントを洗うときはコーティングが落ちないように、やわらかいスポンジで優しくこすり洗いをしましょう。
タープテントは湿気に弱いため、風通しの良い場所に保管することが理想です。高温や直射日光によるダメージを防ぐためにも、できるだけ室内で管理することをおすすめします。条件の良い場所が見つからない場合は、乾燥剤や除湿剤を入れて湿気対策をしましょう。
優しく洗って汚れを落とす
しっかり乾燥させる
高温多湿を避けて保管する
庭用タープテントの選び方
タープテントは種類が多く、「庭に合ったものの選び方がわからない」と悩んでしまう人も多いでしょう。ここでは庭用のタープテントの選び方を3つのポイントにわけて解説します。
設置するスペースの広さや人数、用途で選ぶ
庭用のタープテントを選ぶときは、設置するスペースの広さや人数、用途に合わせて候補を絞りましょう。たとえば、3~4人のファミリー向けのタープテントのサイズは、ワンタッチタープなら200cm平方ほどが目安になります。大人数でバーベキューなどをおこなうなら、さらに大きなサイズがおすすめです。
アウトドア好きの人なら、キャンプと兼用できるアイテムを選んでもいいでしょう。収納スペースや重さなども考慮して、自分に合ったものを見つけてみてください。
素材の防水性・遮光性・耐UV性で選ぶ
庭用タープテントを選ぶときは、素材にも注目しましょう。タープテントは素材によって、機能性や特徴が大きく異なります。コットンは、天然素材ならではのナチュラルな風合いが魅力。やや重さはありますが遮光性や通気性が高く、日差しが強くむしむしする夏の気候でも快適に過ごせます。火にも強く、火の粉が飛んでも燃え広がりにくいのでバーベキューや焚き火を楽しむシーンにもぴったりです。
ポリエステルは、軽量で扱いやすく、防水性が高いことが特徴です。お手入れも簡単なので、アウトドア初心者にもおすすめの素材といえます。比較的安価な商品が多く、気軽に購入しやすい点も魅力のひとつ。熱には弱いため、調理や花火など火の扱いには注意が必要です。
TC素材はコットンとポリエステルの混合素材でポリコットンとも呼ばれます。コットンより軽く、比較的熱にも強いハイブリッド素材。デザイン性と機能性を兼ねそなえているので、素材選びに迷ったらTC素材をチェックしてみましょう。
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タープテントを上手に活用してお庭でレジャーを楽しもう
庭にタープテントを設営すると、雨や日差しを防いでくれたり目隠しになったりするためメリットが豊富です。デザイン性の高いものなら雰囲気もアップし、おうち時間がより快適なものになります。出したりしまったりするのが面倒と感じる人は、ワンタッチタープなど手軽に立てられるアイテムを選ぶことがおすすめです。お気に入りのタープテントを見つけて、バーベキューや水遊びなどを楽しみましょう。