ハイキングシューズのおすすめ20選!選び方やポイントも解説【2024年】
足の疲れを軽減し安定した歩行をサポートしてくれるハイキングシューズ。本記事ではハイキングシューズの選び方をはじめ、おすすめのシューズや知っておきたいポイントを紹介します。快適に履けるシューズを選べるよう、ぜひ参考にしてください。
ハイキングシューズの選び方
歩く道に応じてローカットorミドルカットを選ぶ
路面に合わせてソールの硬さを選ぶ
靴底の溝は広く深いものを選ぶ
ゆとりのあるサイズを選ぶ
防水性をチェックする
ハイキングは長時間歩くため、足に合った靴を選ぶことが大切です。ハイキングシューズを購入する前に、選び方のポイントを確認しておきましょう。
歩く道に応じてローカットorミドルカットを選ぶ
ハイキングシューズの足首部分のカットの高さは、歩く道に応じて「ローカット」「ミドルカット」のどちらかを選びましょう。
■ローカット
平らな道が多いコースに適しています。足の可動域が広く動きやすいため、スニーカーに近い感覚で歩けることが特徴です。
■ミドルカット
凹凸のある自然道などでパフォーマンスを発揮します。足首をカバーできるため、下りの段差や斜面などで足をひねるリスクを軽減できることがメリットです。
ハイキングコースの路面に適した形状を選ぶことで、より快適かつ安全にハイキングを楽しめます。
路面に合わせてソールの硬さを選ぶ
ソールの硬さは歩きやすさや疲れにくさに直結するため、路面に合わせて選びましょう。
スニーカーなどのやわらかいソールは平らな道に適しています。しかし、薄すぎると足場の悪い場所では安定しにくく、疲労も溜まりやすいためハイキングには適度な硬さがあるものが良いでしょう。
なおソールに適度な硬さがあるものは、段差や岩場などでの安定感が増すため、凹凸が多いコースに向いています。ソールの硬さは製品説明だけでは判断しにくいため、購入者のレビューなどを参考にして選ぶのもおすすめです。
靴底の溝は広く深いものを選ぶ
靴底は滑りにくいよう一般的な靴より溝が広く深いものを選びましょう。溝が狭く浅いと土や泥が靴の裏に挟まったままになり、転倒するリスクが高まるため危険です。ハイキングでは細かな路面の変化に合わせられるよう、足裏の感覚を損なわないことも大切です。そのため、靴底の溝の深さは1cm未満のものを選んでください。
中には岩場での安定感を重視して一部分に溝があるタイプもあります。しかし、平らな道の多いハイキングでは、靴底全体に溝があるタイプを選びましょう。
ゆとりのあるサイズを選ぶ
ハイキングシューズは靴のつま先に足を詰めた際、かかとに人差し指1本分ほどの余裕があるサイズを選びましょう。サイズがぴったりだと、下り道などで足に負担がかかりケガをするリスクがあります。
傾斜が強かったり段差が大きかったりすると横向きに歩くこともあるため、横幅にゆとりがあるものを選ぶのもポイントです。なお、フィット感が緩すぎると靴ずれの原因にもなるので注意してください。
また、靴下の厚さが違うと履き心地も変わる可能性があります。店頭で靴のサイズを確認するときは、ハイキングをする際に使用する靴下を履いてチェックしましょう。
防水性をチェックする
山の天候は変わりやすいため、雨が降った場合にも対応できるよう「防水性」をチェックしておきましょう。防水性がないと靴の内部に雨が入り、足が濡れることで不快感や疲労感につながります。
そのためハイキングシューズは、ブランド独自の防水性を施したモデルが多く販売されているのも特徴です。特に「GORE-TEX」は透湿性も優れており、雨の侵入を防ぎながら汗などによるムレも防止できます。
ハイキングをより楽しむために、快適な履き心地をキープできる防水性をそなえた靴がおすすめです。
【メンズ・ローカット】ハイキングシューズのおすすめ5選
GORE-TEXを搭載したモデルや、グリップ力の高いモデルなどを厳選しました。平らな道が多いところをハイキングする人は、ぜひ参考にしてください。
【メンズ・ミドルカット】ハイキングシューズのおすすめ5選
機能性や履き心地に優れたモデルを厳選しました。凹凸のある自然道のハイキングを想定している人は、ぜひ参考にしてください。
【レディース・ローカット】ハイキングシューズのおすすめ5選
機能性はもちろん、履き心地やデザイン性なども優れたモデルを厳選しました。それぞれ特徴が異なるので、製品紹介文もあわせて参考にしてください。
【レディース・ミドルカット】ハイキングシューズのおすすめ5選
ハイキングで必要な機能性をそなえながら、幅広いシーンで活躍する汎用性の高いモデルを厳選しました。足首のサポート力に優れた、使い勝手の良い1足を探している人はぜひ参考にしてください。
ハイキングシューズの知っておきたいポイント
ここからはハイキングシューズを購入する際に知っておきたいポイントを紹介します。
靴下は登山用がおすすめ
はじめて購入するブランドの靴は試着する
ハイキング前に履き慣らす
普段履きにはソールの硬すぎないものを選ぶ
トレッキングシューズとの違い
事前にこれらを把握しておくことで、ハイキングの際に歩きやすさを確保したり危険を回避したりすることにつながるのでぜひ参考にしてください。
靴下は登山用がおすすめ
ハイキングでは長時間歩くため、登山用の靴下がおすすめです。厚みがありクッション性の高い登山用の靴下は、足への負担を軽減してくれます。
素材は一般的な靴下と異なり、ウールやポリプロピレンなど吸汗性や速乾性に優れたものが使われていることが特徴です。足を保護しながらムレを防いでくれる登山用の靴下は、ハイキングをより快適に楽しむために適しています。
はじめて購入するブランドの靴は試着する
はじめて購入するブランドの靴は、試着することがおすすめです。ブランドによって実際のサイズ感が若干異なるため、数値のみを参考にするだけでは自分の足に合わない場合があります。
うまくフィットしない靴のままハイキングで長時間歩くと、足を痛めたり最悪転倒したりする可能性があり危険です。以下の試着方法を参考に、自分の足に合う靴を選んでみてください。
【ハイキングシューズの試着方法】
つま先を靴の先端に合わせた状態にし、かかとに指を入れて1本分ほどの余裕があるか確認してください。次に足をかかと側に合わせて靴ひもを結び、歩いたときに違和感や痛みがないか試してください。
ハイキング前に履きならす
新品の靴は硬いためいきなり長時間履くと、足を痛める可能性があります。普段の生活で2~3日使用して、ハイキング前に履き慣らしておくことが大切です。その際には平地だけでなく坂道や階段などを歩き、上り下りの動きも取り入れてください。靴ひもの結び具合を試しながらフィット感も調整しておきましょう。
事前に履き慣らして靴をなじませておくことで、ハイキング当日の足へのトラブルを回避できます。
普段履きにはソールの硬すぎないものを選ぶ
ハイキングシューズは足への負担が少なく疲労しにくいため、普段履きとして散歩やウォーキングをする際にも活用できます。しかし、ソールが硬いとつま先が曲がりにくく平地では疲れやすいため、普段履きをする際はソールが硬すぎないものを選びましょう。
ハイキングシューズはアウトドアライクでデザイン性の高いモデルが多く、いつもとは違ったコーディネートも楽しめます。街中でも快適に履けるよう、ソールの硬さをチェックして普段のファッションに取り入れてみてください。
トレッキングシューズとの違い
「トレッキングシューズ」と「ハイキングシューズ」には、明確な定義はありません。
主な違いとしてトレッキングシューズは凹凸の多い道や岩場などを歩くことを想定しているため、ソールが硬めにつくられているものが多くあります。一方ハイキングシューズは平らな道を歩くことが多いので、トレッキングシューズに比べてやわらかい履き心地が特徴です。
とはいえ、トレッキング・ハイキングどちらにも対応したモデルも多く販売されています。明確な違いはないため、ハイキングで歩く道に合わせて検討してみてください。
お気に入りのシューズでハイキングを楽しもう
本記事ではハイキングシューズの選び方をはじめ、おすすめのシューズや知っておきたいポイントを紹介しました。足への負担軽減や歩行時の安全面の確保に直結するため、ハイキングする際には適切なシューズを選ぶことが重要です。
快適な履き心地を得られるよう、この記事を参考にして自分に合うハイキングシューズをぜひ見つけてみてください。お気に入りのシューズを履いて、ハイキングを楽しみましょう。