【柴犬とキャンプ】賢くて頼れる"ガードわん"とファミリーキャンプ!
2024.03.17ライフスタイル
「ワンコと一緒にキャンプがしたい!」そんな思いを抱いているキャンパーも多いのではないでしょうか?でも、犬種ごとに気を付けることや、あった方がいいアイテムなどわからないことも多いですよね。それなら、先人に聞くのが一番!「憧れの犬種とキャンプを楽しんでいる先輩たちにお話を聞いてみよう」というこの企画、第5弾は「柴犬」とのファミリーキャンプを紹介します。
制作者
hinata編集部 舟橋愛
旅行・レシピ・ウエディング・ペット系などが得意な編集ライター。2020年8月から房総半島に移住して甲斐犬たちと田舎暮らし満喫中。休みの日は畑に行ったり庭でお酒飲みながら犬とご飯食べたりしています。今やりたいことは犬との快適な車中泊を極めること。
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もくじ
活発で日本の気候に向いている柴犬はキャンプでも良き相棒!
出典:PIXTA
日本犬の中で唯一の小型犬になる柴犬は、飼育しやすさもあいまって日本犬の中ではダントツの人気No.1!日本犬ならではの警戒心があり、知らない人や怪しい物音がすると吠えたり唸ったりすることがあるものの、体が丈夫で主人に忠実で賢く、さらに見た目はキリッとしていながらも愛くるしいと、魅力が尽きません。
猟犬をルーツに持つため活発で、日本原産の犬だけに日本の気候に合っており、暑さや寒さ、湿気に弱すぎるということもナシ(とはいえ、犬なので過度な暑さは苦手。夏場は日陰をつくることを忘れずに!)。教えれば家庭のルールもしっかり守ってくれ、キャンプにも楽しくジョインできるはずです。
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柴犬+子ども2人でおしゃれキャンプを満喫!ファミ柴さんファミリー
家族と同じ目線でキャンプを楽しむももちゃん。息子のナッツ君とも仲良し!
ひと家族めは、関東を中心にワンコOKで子どもも楽しめるキャンプ場を開拓しているファミ柴(@famcam_shiba1)さんファミリー。お兄ちゃんのナッツ君、妹のベビ柴ちゃんと一緒におしゃれなキャンプを楽しんでいます。
ちなみに、妹のベビ柴ちゃんは生後1カ月でお花見キャンプデビュー、それから3カ月の間に12回もキャンプを経験したというキャンプエリート!犬連れファミリーキャンプに便利なアイテムについても聞いてみました!
【プロフィール】
- ももちゃん:6歳の女の子。ビビりだけど甘えん坊。きれい好きな性格で、テント内での粗相も心配なし!
- 家族:パパ柴さん、ママ柴さん、長男ナッツ君3歳、長女ベビ柴ちゃん1歳
- キャンプスタイル:キャンプ歴7年目。子ども+犬がいると荷物が多いので基本的にオートサイトでクルマを乗り入れてファミリーキャンプ
一生懸命に話を聞こうとする姿にキュン!
ツンと上がった耳にくるんと巻いた尻尾のかわいさに射抜かれてお迎えを決めたという、ファミ柴家のアイドルももちゃん。初めて会ったとき、パパ柴さんやママ柴さんが言ったことに対して、首を傾けて一生懸命聞こうとしていた姿に、「この子しかいない!」と思ったのだそう。
お迎えしてからも、あまり吠えることもなく、人が大好きで尻尾を振って近付いていくし、きれい好きでトイレトレーニングもしやすいしと、あまり手間はかからなかった様子。ただ、よそのワンちゃんに対してだけは警戒心が強く、仲良くなるのに時間がかかるのだとか。
それでも、子どもが生まれてからも「一度ダメと教えると子どものおもちゃに触ることがありません」と、小さな子たちとの共同生活もばっちりのお利口さんです。
ワン友に誘われたことがきっかけで犬連れキャンプスタート!
ストーブの下や椅子の下が大好きだというももちゃん。狭いところが落ち着くの?
犬連れキャンパーの友達に誘われたのがきっかけで、ももちゃんもキャンプデビュー。「初めての場所に行くことがとってもうれしいみたいで、キラキラした目で喜んでいるのを見ると、こっちまでうれしくなります」と、それ以来犬連れOKのキャンプ場をあちこち探しては行くように。
テントが自分の家だと思っているため、遊び疲れるとテントの中でのんびりくつろいでいるそうで、遊びもテントでのリラックスも人間みたいに満喫している様子です。
子どもが生まれて、キャンプでも頼れるお姉ちゃんに
日本の四季と美しい自然を楽しみながら家族の思い出を重ねています
ももちゃんをお迎えしてから3年後に長男のナッツ君が、さらに2年後には長女のベビ柴ちゃんが生まれて、一気ににぎやかになったファミ柴家。「子どもが小さな今だからこそ、家族みんなでいっぱい過ごして思い出をたくさん残したい」と、夫婦+犬連れキャンプからファミリーキャンプへシフトチェンジしました。
「最初は、犬と子どもと…って、バタバタしそうだなあと不安でしたが、パパは設営・撤収、ママは子どもたちとももちゃんのお世話で役割分担をして、慌てず楽しく過ごしています」
と、ママ柴さん。ももちゃんも子どもたちととっても仲良しだそうで、「子どもが率先してリードを持ってお散歩してくれたり、テニスボールで一緒に遊んだりしていますよ」と、お互いに楽しんでいるそうです。
ベビ柴ちゃんの子守りはお任せ?ももちゃんもしっかりお仕事してくれています
ちなみに、関東のワンコOKキャンプ場の中で「子ども&犬と行くのにおすすめなキャンプ場」は、千葉県の「森のまきばオートキャンプ場」なのだとか。ドッグランもあり、子どもが動物とも触れ合えるそうなので、犬連れ&ファミリーでキャンプ場を探している人はぜひチェックを!
【施設詳細ページ】
犬連れファミキャンに便利なテント&グッズ
犬連れファミリーキャンプもすっかりベテランなファミ柴ファミリー。最後に、おすすめテントやあると便利なグッズについても聞いてみました!
【テントのおすすめ】
- ノルディスクのレイサ6
- カーカムスのハイライン6
出典:Amazon
春夏はオープンスタイル、秋冬はお座敷スタイルでオールシーズン使えるテント。半土間のときは、足が汚れていても幕内にすぐ入れることができるので、愛犬連れのキャンプでとっても楽ちん!
出典:Amazon
フロア付きテントで完全に締め切ることができるので、愛犬をノーリードで自由にさせてあげやすいのがGOOD。さらに、草や砂利が入る心配がないので、テントの中を清潔に保ちやすく、赤ちゃん連れでも安心!
【愛犬目線でおすすめ】
- ソフトケージ
- ドッグポール
出典:楽天市場
コンパクトに持ち折りたためて運びがしやすい。ももちゃんは子犬のときからキャンプではソフトケージで寝ているため、これがあれば環境が変わっても安心して寝てくれるそう。
出典:Amazon
キャンプサイトなどでリードを掛けておくのに便利。ももちゃんは大人しいため、SnowPeakのランタンスタンド、パイルドライバーを代用することもあるそう。
※力の強い犬の場合は耐荷重を確認してドッグポールを使用してください
【子ども目線でおすすめ】
- コット:赤ちゃんがいるとオムツ交換や着替えなどを頻繁にするので、コットがあるとスムーズ!
- LEDランタン:オイルランタンに憧れがあったけれど、子どもがさわると危ないので、LEDにチェンジ。
- ヘキサゴンテーブル
出典:Amazon
ストーブガードとして使えるので、子どもがいても安心してストーブが使用できます。ファミ柴ファミリーではハイランダーのヘキサゴンテーブルDANを愛用。
ワンちゃんや子どもがいると、テントやアイテムのチョイス一つでかなり快適度に影響が出そう。ここに紹介したものは長年の経験からファミ柴ファミリーが愛用している一軍テント&ギアばかりなのでぜひ参考にしてみてください。
新しい家族が仲間入り!2ワン+娘とのキャンプが楽しみなふみさん一家
ふた家族めは、2023年11月に娘さんが生まれたばかりのふみ(@funfun_camp)さんファミリー。出産前から夫婦とワンコ2匹でキャンプを楽しんでおり、白柴のいなりちゃんとジャックラッセルテリアのこまちゃんがいます。
赤ちゃんとのキャンプはまだ少し先だけれど、準備は進んでいる模様…。夫婦+犬連れキャンプからファミリーキャンプへ以降するワクワクを語ってもらいました!
【プロフィール】
- いなりちゃん:白柴。5歳の女の子。食いしん坊でマイペースなツンデレ娘
- こまちゃん:ジャックラッセルテリア。3歳の女の子。元気で無邪気、人間大好き。キャンプでもムードメーカー!
- 家族:ふみさん、ゆいさん、ことりちゃん
- キャンプスタイル:ファミリーキャンプのほか、デュオキャンプやソログルキャンプも多い。色や素材感を統一したおしゃれなサイトも特徴で、木はできるだけウォールナット、色は黒、グレー、白といった無彩色を選んでいるそう
ツンデレいなりちゃん&甘えん坊こまちゃんとそと遊び
実は、九州でキャンプ場やアウトドアアクティビティの運営、開設、プロデュースなどをやっているという「そと遊び」の達人・ふみさん。自分の好きな空間を手軽に作れるところや、大自然の中で好きなものに囲まれた秘密基地に寝泊まりできるところに魅力を感じて、夫婦+愛犬でのキャンプを楽しんでいます。
かねてより、夫婦で犬を飼いたいねという話はあり、犬を飼える環境が整ったころにふと入ったペットショップで目が合ったのがいなりちゃん。柴犬にしてはめずらしい色と、子犬なのにおとなしくて膝にちょこんと座ったまま、人見知りしている姿に一目惚れしてお迎えしたのだとか。
こまちゃんを迎えたばかりのころ。突然妹ができて、固まっている(?)いなりちゃんもキュートです
また、実はいなりちゃんに出会う前、夫婦でずっと憧れていた犬種がジャックラッセルテリア。「近所にいるジャックラッセルテリアをこっそり眺めにいったりしてました(笑)」と、ジャックラッセルテリア愛は募る一方だったそうです。
そんなとき、Instagramでゆいさんがフォローしているブリーダーのところに子犬が産まれたというのを見て、いても立ってもいられず九州から日帰りで茨城県までお迎えに!色、柄、顔や体格など、個体差のあるジャックラッセルテリアの中で理想の子犬だったのがこまちゃんでした。
キャンプでは愛犬のいつもと違う顔が見られる!
SUPで愛犬と水遊びを楽しむふみさん。おそろいのライフジャケットで2匹も得意げに乗っています
愛犬たちを迎え入れてから、お出かけしようにも2匹を預けると結構高いし、犬と一緒に遊びに行けるところが少ないし…で、「キャンプなら一緒に行ける!」と思ったのが犬連れキャンプのきっかけというふみさん。
「普段は家で見られない反応を見るのは本当に楽しいです。新しい場所は犬もワクワクしてるのがわかるし、キャンプのときは一緒にお肉を食べたり、川で遊んだり、山を散歩したりすることも多いので、特別な体験を一緒にできるのが魅力ですね」と、愛犬たちのうれしそうな姿がモチベーションに。
「安全確認よーし。いなりは日陰でお昼寝します」
ちなみにキャンプでの2匹の様子はというと、いなりちゃんは周りの安全が確認できたら、暑い季節も寒い季節もいいところを見つけてさっさとお昼寝タイム。
こまちゃんは子どもの声が聞こえたらそっちに尻尾を振り、ボールが見えたらそっちに走り、料理のにおいがしたらもらいに来て、飽きたらゆいさんの膝の上でおやすみなさい…と、まったく正反対なのだとか。
設営の速さと犬が脱走しない目線でテント選び
内部が広くて犬が脱走する隙間もないモビガーデンのコマンダー245がおすすめ!
そんなふみさんファミリーのおすすめテントと間取りについても聞いてみました。
「犬がいると設営はできるだけ早くしたいので、設営のしやすさは選ぶときに気にしています。あとは一緒に寝ていると、気付けばどっかに行こうとすることがあるので、閉め切っていれば逃げれないところも重要です(笑)。換気窓の位置、下部の隙間は要チェックですね!」
その目線から言うと、普通のスタイルなら「ヒルバーグのケロン4GT」、おこもりキャンプなら「モビガーデンのコマンダー245」がおすすめだそう。
出典:Amazon
ヒルバーグを代表するトンネル型テント。設営が簡単で4人向けのテントとしては比較的軽いのに、中も広々としている。密閉空間がつくれるため、中で愛犬をフリーにしても安心!
コマンダー245は上記2点のポイントに加え、直径約5mと広く、犬が中でリラックスできるところがおこもりにぴったり。ふみさんたちはグランドシートを敷いてお座敷スタイルにしており、こうすると犬がテントを持ち上げて下の隙間から脱走することも防げるそう。
ことりちゃんとのキャンプに向けて、車中泊も視野に!
ニューボーンフォトもギアに囲まれて…。キャンプ大好きな女の子に育ちそうな予感
2023年11月にことりちゃんが生まれ、最初は「新しい生物がやってきた!」と、ぴょんぴょん飛びつこうとしていた2匹。「コレは大変なことになるぞ」と心配したふみさんとゆいさんでしたが、慣れてくると近くで寝たり、泣いたら様子を見に来たりと、かわいい様子をたくさん見れるようになってきたそう。
「子どもがもっと大きくなったらいなりとこまからいろんなことを学んでほしいと思っています。春ごろにまずはデイキャンプからできればと思っているのと、友人に同じくらいの子どもがいる家族が多いので、みんなでファミリーキャンプをやりたいです」と、キャンプへの夢も膨らみます。
丸いヘッドライトにこだわったハイエースも到着!春のファミリーキャンプデビューに向けてスタンバイ中です
赤ちゃんがいることで気温管理がよりシビアになることを想定し、シチュエーションによっては車中泊を取り入れるためにハイエースを購入したそうで、準備は着々と進んでいます。
「子どもが快適に眠れるエアマットや、かわいいアウトドアのアパレルなんかを用意してあげたいです」とふみさん。いなりちゃん、こまちゃんとのかわいい3ショットが見られる日も近そうです。
好奇心や警戒心ゆえの脱走には気を付けて、楽しい柴キャンを!
そとでも比較的落ち着いて過ごしてくれて聞き分けのいい柴犬は、キャンプでもそんなに苦労することはなさそう。ただ、警戒心が強い子が多いので、気になることがあると脱走して見に行こうとすることが…。
ファミ柴のママ柴さんとふみさんから、「柴犬とのキャンプで気を付けた方がいいこと」をアドバイスしてもらいました!
見慣れない人や聞きなれない物音がすると、「ちょっと見てこようかしらね」とばかりに脱走をもくろむいなりちゃん
結論、柴犬のココが好き!
最後は恒例!柴犬への愛を語ってもらいました。もちろん、ふみさんにはジャックラッセルテリア愛も。柴犬ラバーはぜひそれぞれのInstagramも覗いてみてくださいね。「ファミリーキャンプ×犬連れでもこんなおしゃれキャンプがかなうんだ!」というヒントや、癒され写真が満載です!
うちの愛犬も紹介したい!という人、ぜひ#hinataいぬ部もフォローお願いします。ワンちゃんとそと遊びしているキャンパーさんに取材させていただくかも?
ストーブ前の一等地を陣取ってくつろぐももちゃん。…人間ですか?
この記事で紹介したスポット
キャンプ場画像 | |
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キャンプ場名 | 森のまきばオートキャンプ場 |
リンク | キャンプ場の情報を見る |
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||
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商品名 | レイサ6 | カーカムスハイライン6 | POSC-800A | ドッグポール | ヘキサゴンテーブルDAN | ケロン4GT |
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