【柴犬とキャンプ】ニーッと笑う顔やツンデレな性格にほっこり。夫婦×柴犬キャンプをレポ!
2024.03.25ライフスタイル
「ワンコと一緒にキャンプがしたい!」そんな思いを抱いているキャンパーも多いのではないでしょうか?でも、犬種ごとに気を付けることや、あった方がいいアイテムなどわからないことも多いですよね。それなら、先人に聞くのが一番!「憧れの犬種とキャンプを楽しんでいる先輩たちにお話を聞いてみよう」というこの企画、第6弾は「柴犬×夫婦」のキャンプを紹介します。
制作者
hinata編集部 舟橋愛
旅行・レシピ・ウエディング・ペット系などが得意な編集ライター。2020年8月から房総半島に移住して甲斐犬たちと田舎暮らし満喫中。休みの日は畑に行ったり庭でお酒飲みながら犬とご飯食べたりしています。今やりたいことは犬との快適な車中泊を極めること。
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もくじ
身軽なデュオキャンプ、柴犬がいるともっと楽しい!
柴犬に手ぬぐいってどうしてこんなにかわいいんでしょう…。ぺこっと折れた耳と満面の笑顔にキュン
前回は柴犬と子どものいるファミリーに「小さな子どもと犬連れ」という視点で話を聞きました。
今回は、夫婦+柴犬でキャンプを楽しむ2家族に、柴犬とのキャンプの魅力についてインタビュー。いろいろなイベントに参加したりルーフテントで一緒に寝たりと、わが子のように溺愛されている柴犬たちのキャンプライフを覗いてみましょう!
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犬友とのグルキャンやイベントも満喫!ふうすけ君ファミリー
最初に登場してくれるのは、野外フェスやグループキャンプなど、ワイワイ楽しむのが好きなパパとママと共にお出かけを楽しんでいる白豆柴のふうすけ君(@fuusuke.1209)ファミリー。
やんちゃ坊主だけれど、柴犬らしい繊細さで人見知り・犬見知りしたり、アレルギーがあったりするふうすけ君を、上手にそと遊びに連れ出している様子を紹介します!
【プロフィール】
- ふうすけ君:4歳の男の子。お友だち大好きだけど遊びに誘うのが苦手な繊細っ子。小さいころは自分が世界で一番強いと思っていたようだけど、最近はもっと強い相手がいることに気付きはじめ、大人しくなってきたのだとか
- 家族:ふうパパさん、ふうママさん
- キャンプスタイル:キャンプ歴はふうパパ15年、ふうママ7年のベテラン。ファミキャンのほか、柴友とのグルキャンも楽しんでいる
夫婦そろって柴犬LOVE!ふわもこの白柴に一目惚れ
ニット帽と丸眼鏡が似合いすぎ。ファッションリーダーの名を欲しいままにするふうすけ君。イケメン!
お互いに実家で柴犬を飼っていたため、「いつかお迎えするなら柴犬にしよう」と決めていた、というふうパパとふうママ。普段からペットショップめぐりが好きで、何気なく入ったペットショップでフワモコの白豆柴パピーに釘付けになってしまったのだとか。
「本当は黒柴か赤柴を探していたのですが、夫婦そろってYouTubeで推しの白豆柴がいたので、ちょっと抱っこだけしてみようか…のつもりが、ふうパパがメロメロになってしまい、急遽家族会議を開きました(笑)」とふうママさん。
結果、お迎えすることになったのがふうすけ君でした。
音楽フェスがきっかけで始めたキャンプが、ふうすけ君のジョインでますます加速!
大自然の中で愛犬とのんびり過ごせるキャンプは、飼い主にもワンコにも最高のアクティビティ
音楽好きなふうパパとふうママ。キャンプインフェスがきっかけでキャンプそのものも楽しむようになりましたが、ふうすけ君を迎えてからは「大自然のなかで愛犬とのびのび過ごせて一緒に楽しめるキャンプは最高!」と、ますますハマッていったそう。
時間を気にせずたくさん遊んだあと、悟りをひらいたような表情で満足気にしているふうすけ君を見ていると、ふうパパさんとふうママさんも癒されるのだとか。
「今日もたくさん遊んだ…」満足気に眠るふうすけ君。ヒト属かな?
犬見知りだけど、パパママと周りのお友達にゆっくり慣らしてもらっています
かわいいトナカイとサンタさんに扮して、お友達とクリスマス記念撮影
和犬らしい繊細さと警戒心があり、初対面のワンコや飼い主さんとはなかなか打ち解けないというふうすけ君。でも、Instagramを見ると、いろいろなお友達とお出かけやキャンプを楽しんでいます。どうやってお友達をつくっているのでしょうか?
「幸いなことに、ふうすけの周りにいるお友達がみんな優しい子ばかりで、気難しいふうすけとも上手につきあってくれています。飼い主さんたちもふうすけの性格を把握してくれていて、いい距離感でかまってくれるので助かっています」とふうすけママさん。
ほかにも、定期的にドッグランに行ってワンコと交流したり、お散歩やドッグイベントで初めて会う子には相手の飼い主さんの了解を得てから挨拶をさせてもらったりと、日々の積み重ねで社交性も磨いているそうです。
アレルギーでも楽しくキャンプできるように下準備!
「ぼくのご飯、ちゃんと入ってるよね?」
ふうすけ君にはいくつかアレルギーもあるそうで、キャンプ場ではテントを設営する前に地面に食べ残しなどが落ちていないか、危険なものはないかしっかりチェック。また、何かあったときのために、キャンプ場付近の動物病院もグーグルマップで確認するなど、準備は怠りません。
キャンプでの食事は、家からいつものフードを小分けにして持っていくほか、ふうすけ君も食べられる食材を準備して一緒に楽しんでいるのだとか。「家だとなかなか出てこないステーキ肉を食べれたりするので、くいしん坊のふうすけはうれしそうです(笑)」とふうママさん。
ほかにも、小さいときから主食が同じアレルギー用フードなため、ふうすけ君も食べられる素材のふりかけやトッピングを買ったり作ったりして、食事が楽しくなるように工夫しているそう。おやつも、サメやモエギイガイ(2枚貝の一種)など、皮膚に良さそうなものをチョイスしています。
お座敷スタイル&お気に入りコットでのんびりチルタイム
テントの前のリビングスペースで番犬ならぬ看板犬を務めるふうすけ君
ふうすけ君ファミリーは、基本的にフルフロアのお座敷スタイル。2つのテントを天候やキャンプ場に合わせて使い分けているのだそう。
「フルフロアだとおこもりスタイルでもストレスなく自由に歩き回れるし、足の汚れを気にせずにみんなでゆっくり過ごせます。テントの下に隙間もできないので、ふうすけが飛び出る心配や虫に入られる心配もありません」とふうママさん。
就寝時はふうすけ君が好きな場所で眠れるように、ダブルのマットレスと毛布を用意。また、場所が変わっても安心できるように、自宅で使っているペット用ベッドも持参しているそうです。
ふうすけ君愛用コットのDANNER ANIMAL TENT。メッシュ素材なので通気性がよく、座面が広くてのびのびとくつろげるのがポイント
キャンプ場が近付いてくると、それまで寝ていても急に起きだしてキュウキュウと鼻を鳴らし、興奮モードになるというキャンプ大好きなふうすけ君。これからもどんどん世界を広げていきそうです。
出典:Amazon
ふうすけ君ファミリー御用達テントその1。8人用の広々としたテントながら、設営が簡単で、ワンコを待たせる時間を短縮できるのが魅力。フルメッシュにすると、テントの中にいる愛犬の様子がすぐに見られるのも安心です。
出典:Amazon
ふうすけ君ファミリー御用達テントその2。横に広いのでお友だちワンコが遊びに来ても余裕!「テント内でワンプロも楽しめます」とふうママさん。広々としたお座敷スタイルがつくれ、2人と1匹でも十分にくつろげます。
夫婦+2柴で自然の中での非日常を満喫する小豆・きなこちゃん家
次に話を聞いたのは、2匹の豆柴と夫婦デュオキャンプを楽しんでいる小豆(あずき)ちゃんときなこ君(@cha_n_7)のおうち。活発な日本犬の多頭飼いキャンプ、大変では?と思いましたが、飼い主さんの感覚では意外と1匹のときと変わらないのだとか。どんなキャンプを楽しんでいるのか、覗いてみましょう!
【プロフィール】
- 小豆ちゃん:3歳の黒豆柴の女の子。自分をしっかり持っていて、聞きわけの良いお姉さんタイプ
- きなこ君:2歳の白豆柴の男の子。飼い主さん曰く「ビビリなのにわんぱくでお調子者」。かまってちゃんの完全末っ子タイプ
- 家族:hijiriさん、hanaさん
- キャンプスタイル:キャンプ歴は3~4年。夫婦デュオ+愛犬でのキャンプで、オートキャンプ場に行くことが多い
小豆ちゃんが寂しくないようにと弟分を迎え、豆柴2匹の多頭飼いに
ペットショップ出身の子はほかの犬と遊ぶ機会が少なく、ブリーダー出身の子は親犬や兄弟と遊んで育つため、犬同士の距離感が違うというのは実はよくあります
もともと、「犬を飼いたいね」と夫婦で話していたというhijiriさんとhanaさん。hanaさんが柴犬大好きだったこともあり、小豆ちゃんに出会ったときに「この子だ!」と運命を感じてお迎え。その後、夫婦が仕事のときに1匹で留守番をさせてしまうため、兄弟分がいたら楽しいかと思い、1歳違いのきなこ君もお迎えしました。
多頭飼いで心配なのが、先住犬との相性。小豆ちゃんときなこ君の場合も、最初は若干の距離感があったそう。小豆ちゃんはほかの犬と近付きすぎるのが苦手で、きなこ君は犬舎で兄弟犬などと遊んで犬慣れをしていたため、お互いの距離感が違ったのだとか。
「先住犬の小豆を優先しながら、間に入って遊ぶようにしているうちに慣れていきました」とhijiriさん。今でもたまにケンカはするそうですが、飼い主さんを間にして、ほどよい距離感をお互いがつかんだようです。
キャンプでは家では見られない表情も見せてくれる!
いつもと違うにおいや風景にソワソワ。2匹とも楽しそう!
愛犬と行ける旅行先やお出かけ場所が少ないので、「キャンプなら家族で楽しめる」と思ったことが犬連れキャンプのきっかけだったというhijiriさん。いざ出かけてみると、家では見られない表情や仕草なども見ることができて、すっかり犬連れキャンプの魅力にハマッてしまったのだそう。
小豆ちゃんは日なたでお昼寝するのが好きなので、みずから日当たりのいい場所を見つけて、まったり。きなこ君は場内を散歩するのが大好きで、初めての場所をルンルンお散歩。それぞれにキャンプを満喫しているそうです。
ルーフテントからの絶景も2匹と一緒!
クルマの上に設置できるルーフテントは、さながらツリーハウス。隠れ家みたいでワクワクします
hijiriさんのInstagramに登場する写真の中で目を引くのが、クルマの上に設置されたルーフテント。愛用しているKINGSのルーフテントは、「設営も一瞬だし、ふかふかのマットレスが付属しているから寝心地も最高」なのだとか。
基本的には寝室に使用しており、別のテントか、気候が良い時季はクルマにサイドオーニングを付けてリビングにしているそう。眠るときは小豆ちゃん・きなこ君もそろってルーフテント。中は寝具、ポータブル電源、LEDランタンと、荷物をシンプルにしているため、大人2人+愛犬2匹でもゆったり。
「高いところから見る景色も最高なんですよ」と、持ち運びできる秘密基地にhijiriさんもご満悦です。
出典:Yahoo!
小豆ちゃんときなこ君もお気に入りのKINGSのルーフテント。オーストラリアのブランドで、設置の簡単さと頑丈さが人気。中には厚みのあるマットレスがあり、寝心地もGOOD。アネックス(サイドオーニング)付きモデルもあります。
飼い主から目が届く場所に愛犬スペースをつくってどの瞬間も見逃さない!
テント内やタープの下での小豆ちゃんときなこ君のスペースには、ドッグコットを置いてくつろいでもらっているそう。2匹ともポカポカした場所を好むので、ドッグコットの置き場所は日なただったりストーブの前だったりと、季節によって変わります。そしてもう一つ大切なのが「飼い主から目の届く場所」。
安全性ももちろんですが、なんといっても「笑ってる顔、寝てる顔、あくびしてる顔…全ての表情を見逃したくないので!」と、親バカ炸裂なhijiriさん夫婦なのでした。
出典:Amazon
パッと開くだけでワンコの居場所ができるクイックキャンプのドッグコットを愛用。付属のキルト生地は取り外し可能で丸洗いもできるので、衛生面も安心です。高さ20cmで乗り降りしやすく、耐荷重25kgなので中型犬でもOK!
犬同士やよその人とのコミュニケーションに気を配って柴サービス!
日本犬は自分のテリトリーや家族を守るという意識が高め。そのため、どうしても初対面の人やワンちゃんには警戒した態度を取るコが多いようです。それでも、徐々に慣らしたり、無理をさせずにできることだけ楽しんだりすれば、愛犬もニッコニコでそとを満喫してくれるはず。
ふうママさんとhijiriさんに、キャンプやそと遊びで気を付けていることを聞いてみました。
「お友達に興味もあるけど…パパとママに近付く奴はまず僕がチェックするんだ」byふうすけ君
結論、柴犬のココが好き!
最後は恒例!柴犬への愛を語ってもらいました。柴犬ラバーはぜひそれぞれのInstagramも覗いてみてくださいね。柴犬のたまらない写真が満載です。犬連れのデュオキャンプは本当に家族それぞれにスタイルがあって、人も犬も楽しそう。検討中の人も「柴犬キャンプ熱」が盛り上がること間違いなしです。
うちの愛犬も紹介したい!という人、ぜひ#hinataいぬ部もフォローお願いします。ワンちゃんとそと遊びしているキャンパーさんに取材させていただくかも?
大きな口を開けて満面の笑顔なきなこ君。今度はパパママ、お姉ちゃんとどこに行くのかな?
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||
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商品名 | コディアック キャンバスコットンテントグランドシート付き8人用 | ogawa クーポラ8人用 | ルーフトップテント | ドッグコット |
商品リンク | Amazon で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Yahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る |
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