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トイプードルと子どもがキャンプチェアに座っているところ

【トイプードルとキャンプ】賢くて甘えん坊なキミは“天才的なアイドル様”!

※本記事には一部プロモーションが含まれます

近年人気のワンちゃんといえば、トイプードルやチワワ、ポメラニアンなどの小型犬。ぬいぐるみのような姿と飼い主さんをじっと見つめるつぶらな瞳がたまらない彼らですが、キャンプには連れて行けるのでしょうか?「憧れの犬種とキャンプを楽しんでいる先輩たちにお話を聞いてみよう」というこの企画、第三弾は「トイプードル」のキャンプ事情に迫ります!

「トイプードル」は比較的キャンプ向き!

トイプードル

出典:PIXTA

くるんとカールした毛や、カットの仕方でいろいろな愛らしさを見せてくれる「トイプードル」は、世界中で大人気。日本でも、人気No.1を誇っている犬種です。(参考:アニコム人気犬種ランキング2023) ちなみに「トイ(おもちゃ)」と付いているだけあって、トイプードルは小さなプードルのこと。ほかにもミニチュアプードル、ミディアムプードルなどがいますが、全て「スタンダードプードル」を基礎犬としてつくられています。 スタンダードプードルは大きい個体だと体高が約60cmもある大型犬で、水鳥猟に使われていたため、賢くて泳ぎが得意。そんなプードルの気質を受け継いだトイプードルは、小さくてもキャンプ向き。いろいろなスタイルで楽しむトイプーキャンパーに話を聞きました! 「チワワ」編と「ポメラニアン」編もチェック!

1.ママと娘の3匹で毎月キャンプにお出かけ!cocoa家

トイプーとビションプーがコットに乗っているところ

出典:Instagram(@_cocoa29)

左からミルクちゃん、ココアちゃん、クルミちゃん
まず紹介するのは、トイプードルのココアちゃんと、その娘でビションプー(ビションフリーゼとトイプードルのMIX)のクルミちゃん、ミルクちゃんの3匹母娘とキャンプを楽しむまゆさん・まさん(_cocoa29)ファミリー。 「3匹一緒に泊まれるし、近場でも旅行気分が味わえる」という理由からキャンプを始めたのは2022年9月のこと。それ以来、毎月一度は愛犬たちとキャンプに出掛けてメキメキと経験値を積んでいるトイプーキャンパーです!
【プロフィール】
  • ココアちゃん:6歳の女の子。社交的で犬も人も大好きな、クルミ&ミルクちゃんのママ
  • クルミちゃん:4歳の女の子。ビションフリーゼのパパを持つ「ビションプー」。ちょっと臆病で犬・人見知り。食べることが大好き!
  • ミルクちゃん:4歳の女の子で、クルミちゃんの姉妹。おおらかで子どもにも優しい
  • 家族:姉のまゆさん、妹のまさん
  • キャンプスタイル:姉妹で楽しむ女子キャンプのため、車が停められるオートキャンプや区画サイトの利用がメイン。3ワンとの快適なキャンプを模索中

コロナ禍がきっかけで始めたキャンプ、気付けば「月1ペース」に!

キャンプチェアでくつろぐトイプードル
おそろいの洋服でドッグコットに仲良く寝ているココアちゃん・ミルクちゃん・クルミちゃん。ワンちゃんたちもすっかりキャンプ慣れしているようです
キャンプを検討したそもそものきっかけは、新型コロナウイルスでお出かけがしにくい状況が続いた間に、当時まだ1歳だったクルミちゃんとミルクちゃんがほかの犬と接する機会が少なく、ワンちゃんに吠えるようになってしまったからなのだそう。 「キャンプなら外だし、自由度も高いから一緒にお出かけできるな、と思いました。また、犬と泊まれるホテルが少なく、あっても3頭泊まれなかったり、予約が取りにくいうえに高額で気軽に行けないというのもキャンプを選ぶ理由になりました」と、まさん。
お肉が焼けるのを待つプードル
おいしそうなお肉が焼けるのをひたすら待つ3ワン。こうして五感で愛犬と楽しめるのもキャンプならでは!
「キャンプは初期費用は多少かかっても、旅行よりも頻繁に行けるのがいいんです」という言葉通り、なんと開始から1年、毎月一度はキャンプに出掛けるガチ勢に! 「ほかのコへの吠えグセを気にせず、愛犬とお出かけを楽しみたい!」というまさんたちの思いに、犬連れキャンプはジャストフィットだったようです。

1年の間に犬連れキャンプが日進月歩

犬連れキャンプで風防を目隠しにしているところ
風除けの陣幕を目隠しにすることで、ワンちゃんたちの吠え対策に!サーキュレーターも快適!
最初のころは、キャンプ自体が初めてのことばかりで、テントやタープの設営にも時間がかかっていたというまゆさん・まさんファミリー。キャンプ場やサイトによって広さも違うので、余計な荷物を持って行ったり、逆に忘れ物をしたりといったこともあったそう。 「トイレタイムや給水、絡まったリードを直すなど、犬連れならではの時間も掛かり、焦ることも多かったです」と振り返ります。 でも、毎月キャンプにお出かけしているためそんな課題もどんどん解決!「クルミとミルクの吠え対策として、ほかの人や犬の動きが見えないように風除けの陣幕を目隠しで設営したり、盗み食い対策でゴミ箱やキッチンは高さがあるものにし、食材もしっかり密閉できるようにしています」 と、間取りやギアも工夫が積み重なり、快適な空間へと進歩している様子です。

テントは季節や天候で3つを使い分け!

テントとトイプー
ランドロックMは3人キャンプで活躍。奥に見えるお座敷仕様のリビングも広々としています
さらに驚くべきは、「もはや数年越しの経験者なのでは」というギアの充実度にもあります。テントは、なんと3つ所有。人数や天候に応じて使い分けるそうで、スノーピークのランドロックM、同じくアメニティドームM、ナインヒルズのワンタッチロッジテントを愛用しています。 どのテントもリビングと寝室が分かれた2ルームで、寝床が汚れないよう愛犬たちが寝る場所に入るときは足を拭いてから入室。インナーテントを密閉したら、リードを外してフリータイムに!
アメニティドームとトイプードル
奥に見えるのがアメニティドーム。タープの併用もすっかり手慣れたもの!
使い分けとしては、ランドロックは3人以上のときや雨天、冬に石油ストーブを使うときに使用。アメニティドームはデュオキャンプで、春や秋にタープと一緒に使用するときに。ロッジテントは、実はこの取材時にちょうど購入したばかりで、次回のキャンプでデビュー予定だそう。 「ロッジテントSENAI75は、ランドロックより小さくてアメニティドームより大きなテントを探して購入しました。ワンタッチで簡単に設営できてテント全体が密閉できるので、寝室以外でもリードを外せそうです」と、より愛犬の自由度が高まりそうな新幕に期待を膨らませます。

人も愛犬ものんびりできて、ときには観光も楽しめる

うだつの町並みを散歩するトイプードル
キャンプ場に行く前に観光も。こちらは徳島県美馬市にある「うだつの町並み」
毎月行くほどハマッてしまうトイプーキャンの魅力についても聞いてみました。 「キャンプはペット可であれば頭数制限がないところが多いので、3匹と一緒にいろんなところに頻繁に行けます。あと、ホテルでは犬を汚さないように気を遣いますが、キャンプは多少汚れても気にせず自由にさせてあげられて、犬が自然の中でのんびりしている姿を見られるのも魅力ですね」 と、ワンコへのホスピタリティを語ってくれました。さらに、「近場で旅行気分が味わえるし、同じところでもサイトが変わればそれだけで風景や雰囲気が変わります。キャンプ場近くの観光を楽しむこともありますよ。また、家では夜一緒に寝ないので、キャンプで一緒に寝るのも楽しみの一つです」と、非日常も満喫しているようです。 クルミちゃんとミルクちゃんはちょっぴりほかのワンちゃんが苦手なものの、基本的に「トイプーは賢くてフレンドリー。ココアだけならどこにでも連れて行けたと思います」と、トイプーキャンの魅力を語ってくれました。

2.キャンピングカー×トイプーライフを満喫するノブテル・ハル家

キャンピングカーの前にいるトイプー
2番目に登場してくれるのは、キャンピングカーで2匹のトイプーと旅行&キャンプを楽しむノブテル・ハルさん(@vegan_sns)ファミリー。実は、以前の#hinataいぬ部「RVパークで甲斐犬と車中泊!【実践!ゼロから始める犬連れ車中泊 最終回】」の取材旅で出会ったワンコたちです。 キャンピングカーならではの魅力もあわせて、トイプーキャンプのお話を聞いてみました!
【プロフィール】
  • ノブテル君:8歳のトイプードルの男の子。さみしがりやでツンデレだけど、頼れるハル君の兄貴分。カラーはレッド
  • ハル君:4歳のトイプー×ペキニーズの男の子。不思議なご縁で保護され、ファミリーにジョイン。大人しくて人懐っこい。カラーはホワイト
  • 家族:MASAKIさん、NAOさん
  • キャンプスタイル:キャンプ歴は約5年。キャンピングカーだけのほか、車のサイドにテントを張ってのオートキャンプがメイン

食事もいざというときも、キャンピングカーなら一緒!

玩具のカートにのったトイプードル
もともと、先住犬のノブテル君とは「犬もOKなホテルなどに宿泊して旅行をしていた」というノブテル・ハル家。でも、観光する場所やレストランによっては、ノブテル君は車でお留守番に…。 「それがかわいそうな気持ちもあり、キャンピングカーならご飯もつくって一緒に食べられるし、災害時も一緒に避難できると思って、最初はハイエースベースのキャンピングカーを購入したんです」と、MASAKIさん。 ところが、思っていたよりも狭く、1年でフィアット デュカト アドリア コンパクトシュプリームSPに乗り換え。快適な空間を手に入れ、時間があればキャンプライフを楽しむ日々を送るようになりました。

「普段の生活と変わらない空間」で移動できるのが魅力

キャンピングカーのベッドにいるトイプー
キャンピングカーのベッドは、ノブテル君とハル君のお気に入りスポットの一つ
愛車の「フィアット デュカト アドリア コンパクトシュプリームSP(2020年式)」は、スロベニアのメーカーがつくっているキャンピングカーで、強風でも安定して走れる抜群の走行性。 さらに、ノブテル・ハル家が選んだコンパクトシュプリームSPは、6mを切るコンパクトボディながら、温水シャワーや3口こんろのキッチン、トイレ、大きなサンルーフなどが標準装備され、自立して生活できる設備を備えています。
キャンピングカーの中にいるトイプー
大きなサンルーフから自然光が降り注ぎ、車内にいても開放感たっぷり!
「愛犬たちもシャワールームで用を足すことを覚えてくれており、NAOもキャンプ場のトイレには不安があるけれど、キャンピングカーのトイレがあればそんな心配もないと言っています。キャンピングカーだけで自立生活ができるのは大きな魅力ですね」と、MASAKIさん。 慣れたトイレやシャワールームは、人にも犬にもストレスフリーな旅を提供してくれるようです。

キャンプではエアーテントを設営して、愛犬もフリーのリビングに

カーサイドテントの中
エアーテントカンパの中の様子。大きな窓にはカーテンもあり、本当におうちのリビングのよう
キャンプ場では、キャンピングカーをベースにカンパというエアーテントを設営することが多いそう。この場合、テントはリビング、キャンピングカーは寝室になり、よりゆったりと過ごすことができます。エアーテントの中ではノブテル君とハル君もノーリードで過ごせるので、ますますおうちと同じような空間で自由気ままに過ごせるのだとか。 また、広いフリーサイトでは周囲に気を付けてロングリードで自由に走り回らせることもあるそう。おうちと同じ安心感に、キャンプならではの特別感もしっかりプラスしています。

扉が開くたびに未知の世界が広がるワンコの「どこでもドア」

キャンピングカーイベントにきたトイプードル
この日はキャンピングカーイベントへ。たくさんのクルマとおいしそうなにおいに、「今日はどこ?」「キャンピングカーいっぱい!」と興奮気味(?)なノブテル君とハル君
時間さえあればキャンピングカーでお出かけしているノブテル君・ハル君ファミリー。クルマから降りると、2匹ともキャンプ場の匂いをくんくん嗅ぎ、山のにおいや海のにおいを楽しみながらキャンプ場探検が始まるそう。 好奇心旺盛なノブテル君とハル君にとっては、ドアが開くたびに新しい世界が広がるキャンピングカーは、まさに「どこでもドア」のようです。

3.シニア犬を上手にケアしながら季節を楽しむルタちの家

洋服を着ているトイプードル
3番目は、Instagramでかわいい服を着た姿が目を引いたルタちのさん(@ruchitano)。10歳と12歳のトイプーの女の子2匹と、健康管理に気を付けながらキャンプを楽しんでいます。シニアワンコと楽しくキャンプを続けるためのヒントをたくさん教えてもらいました!
【プロフィール】
  • ルタちゃん:12歳のレッドカラーの女の子。小さな物音でもビックリしてしまう繊細さん。とにかく人が大好き!
  • ちのちゃん:10歳のアプリコットカラーの女の子。外では猫をかぶり、家では「ジャイ子」になるそう。特にルタちゃんに対して強気
  • 家族:Boさん、Ciさん
  • キャンプスタイル:キャンプ歴は5年。寒い季節は薪ストーブを入れたおこもりスタイルで薪ストーブ料理、春は炭火焼など、四季折々に食をメインで楽しんでいる

「飼いやすく、毛も抜けにくい」と聞いてお迎えしたトイプードル

カットしたてのトイプードル
幼少期にずっと犬が飼いたくて、大人になり、環境が整ったところで迎えた念願の愛犬がトイプードルのルタちゃんだった、というルタちの家。 飼い方の勉強をするためにトイプーブログをチェックするうちに、多頭飼いの記事が目に入るようになったのだそう。ルタちゃんが一人でお留守番することが気になっていたこともあって、約2年後にちのちゃんがやってきました。
ラグの上に座るトイプー
ルタちゃんは細身で手足と胴が長いので、サイズ選びが難しく、ハンドメイド犬服をお願いすることも。特にお気に入りのブランドは、JACK&CAMERA(2024年1月30日現在、ショップは閉鎖中)。キャンプデザインの服をおそろいでオーダー!
遠慮がちなルタちゃんに対して、ちのちゃんは内弁慶。飼い主さんの膝取り合戦でもいつもブーブー怒りながら陣取るそう。「想像していたような、常に寄り添う仲良しとはいかなかったのですが、お互い穏やかに過ごしてくれています」とBoさん。 外では、ルタちゃんは人間大好き、ちのちゃんはワンコ大好きと、うまくバランスを取りながら、ルタちの家の営業部長ツートップを担っているそうです。

ルタちゃんはインドア派、ちのちゃんはアウトドア派?

キャンプを楽しむトイプードル
テントの中で食後をのんびり過ごすルタちゃんと、外のコットで周囲の景色を楽しむちのちゃん。2極なふたり
キャンプでは、コディアックキャンバスの6人用を使用。 一辺が3mの正方形で高さは2mあり、広さも大人2人には充分!「見た目ももちろん、短時間で設営できるところが気に入っています。コットンなので重いですが、涼しく暖かい快適な空間。お座敷スタイルで中に籠ることもできます」。 ルタちゃんはご飯を食べ終わるとみずからテントに入ってくつろぎ、ちのちゃんはテント周りをウロウロ探検に。狩猟犬の血が流れるトイプーにも、インドア派とアウトドア派があるようです。

待ち時間も、体温調節や水分の補給には気を付ける

日陰のドッグコットでくつろぐトイプー
日陰でサーキュレーターを当ててもらい、夏も快適に過ごすルタちゃんとちのちゃん
ちのちゃんが10歳、ルタちゃんが12歳ですが、とてもそんなにシニアには見えない2匹。健康管理はどうしているのか、キャンプで気を付けていることはあるかを聞いてみました。 「設営や撤収などの待ち時間には、ヤギミルクを寒い時季は温めて、暑い時季は冷たいままあげて、体温調節と水分不足にならないように気を付けています。また、夏場のクーラーバックの中身は大半が犬用保冷剤。冬場は小さなワンタッチテントにホットカーペットを敷いた中で待ってもらっています」
ピザとトイプー
冬は薪ストーブでぬくぬくしながらお籠りグルメキャンプ!
ヤギミルクは、いつもと違う環境だとお水を飲む量が減るかも…という配慮と、「キャンプに行くといいことがある!」というのを覚えてもらうためだそう。 ほかにも、移動時間が負担にならないように、キャンプ場はなるべく近場をセレクト。夏場はキャンプ場が近付くとクルマのエアコンを消して徐々に外の空気を入れて暑さに慣れさせる、冬場は設営の間、暖かさをキープできるようギリギリまで暖まっていてもらうなど、キャンプ場到着前も細やかに気配りをしています。 ちなみに、ルタちの家イチオシグッズが「魔法瓶ブランケットLUGH」。この冬から使いだしたそうですが、寒がりなルタちゃんが震えなくなった逸品!寝袋の上に掛けると朝までぐっすり眠れるそうです。
ブランケットにくるまるトイプー
魔法瓶ブランケットLUGHに包まって気持ちよさそうに眠るルタちゃんとちのちゃん。トイプードルは寒がりなコが多いので、これはトイプーキャンパーさんのマストバイアイテムかも!

健康の秘訣は快眠!

最後に、健康の秘訣を聞いてみたところ、「睡眠の邪魔をしないように気を付けています」とのこと。平日の留守番中はルタちゃん、ちのちゃんが寝て過ごしているので、大型連休のときはサイクルが狂わないよう、あえてお留守番タイムもつくって休んでもらっているのだとか。 その分、起きているときはスキンシップ多め。生活リズムと睡眠のリズムを飼い主さんに守ってもらって、これからも元気にお出かけを楽しめそうなルタちゃん&ちのちゃんでした。

4.トイプー&3歳・0歳児でわちゃわちゃキャンプするD-CAMPファミリー

子どもとトイプーのいるファミリーキャンプ
ラストは奥さんのMegumiさんがhinataのライターでもあるD-CAMPファミリー(@d_camp1989)のトイプーキャンプをヒアリング!なんと、3歳の娘さんと0歳の息子さんも一緒に、賑やかにファミリーキャンプを楽しんでいます。 小さな子どもとワンちゃんがいて、「さすがに今はダメかな…」とキャンプを諦めている人、いませんか?子ども×犬連れでどうやって楽しんでいるのか聞いてみました!
【プロフィール】
  • キャンプ君:6歳の男の子。怖がり、寂しがり。Daichiパパが大好きで、たまにふたりでキャンプに行くことも
  • 家族:Daichiさん、Megumiさん、娘のひーちゃん(3歳)、息子のたー君(0歳)
  • キャンプスタイル:キャンプ歴8年で、子どもが生まれてからはもっぱらファミリーキャンプ。海外キャンプへも行ってしまうほどアクティブ派!

お迎え当初から「キャンプ犬」として育ったキャンプ君

チェアに座るトイプー
もともとキャンプが好きで、愛犬にも「キャンプ」と名付けたD-CAMPファミリー。キャンプ君を迎えてからは、「お留守番はかわいそうだから」と、ペットと行けるキャンプ場を探して犬連れキャンプがスタートしました。 警戒心が強めで、テントの外で音がしたときや、よその犬や初めての人に会ったときは吠えてしまうけれど、人間が大好きで、一度触ってもらえると安心してうれしそうに撫でられているのだそう。 「番犬もしてくれて、毛が抜けないのでテントや寝袋に毛がつかないので助かっています」と、キャンプではあまり手のかからない優等生ぶりを発揮しています。

キャンプ君の天敵は3歳のひーちゃん?

テントの中にいる子どもとトイプードル
「激しいスキンシップがなければ僕だって仲良くするんだけど…」
そんなD-CAMPファミリーの子連れ&犬連れキャンプのお悩みは、やっぱり子どもが小さくてまだキャンプ君への手加減を知らないこと。 「テントの中など一緒の空間にいると、子どもが犬のリードを引っ張ったりちょっかいを出したりして、犬が安心して過ごせないので、なかなか目が離せません。また、犬を散歩やドッグランに連れて行きたくても、子どもの方がタイミングが合わないと、なかなか思うときに行かせてあげられないことが多いです」 と、いくつか大変なこともあるようです。
寝袋に包まる犬
そんなわけで、解決方法としては寝るときはDaichiさんとキャンプ君・Megumiさんと子どもたちで空間を分けて寝ることがあるのだとか。キャンプ君が一番落ち着くのがDaichiさんと寝ることらしく、なるべく優先させているそう。 Daichiさんとふたりだけのキャンプに行くこともあるそうで、落ち着いて自然を満喫する時間を愛犬にもつくってあげています。

スノーピークのドッグコットが落ち着いていられる指定席!

ドッグコットに座る犬
そんなキャンプ君は、snowpeakのドッグコットの上がお気に入り。日当たりが良いサイトでは、ここで寝ながら日光浴を楽しんでいるのだとか。また、ひーちゃんもドッグコットには乗らないので、犬が安心して過ごせる場所にもなっています。

小さな子どもと犬連れのキャンプは、移動にも一工夫!

犬連れファミリーキャンプ
Daichiさん&キャンプ君と、Megumiさん&ひーちゃん。キャンプを通して、家族の思い出をどんどん重ねています
キャンプ場への移動や設営ではどうしているのかも聞いてみたところ、「ひーちゃんはiPadがあればどこまででも行けるので、とにかくipadの充電は満タンに!」と、文明の利器を駆使。また、助手席にキャンプ君、後部座席では子どもたちの間にMegumiさんが座るようにしているそう。たー君がぐずったときもすぐに対応できるためのフォーメーションです。 設営中もなるべく車で待っていてもらいたいため、ひーちゃんにはiPad+ジュースやお菓子で退屈しないようにしているそうですが、最近は設営のお手伝いをしてくれるようになったのだとか。 キャンプキッズとして育つふたりのお子さんも、あっという間に立派なキャンパーになりそう!キャンプ君、きっとあと少しの辛抱です! D-CAMPファミリーのトイプーキャンプ、間取りはこちらで紹介!

トイプーキャン、寒さと濡れ対策は万全に!

犬本来の警戒心はあるものの、賢くて活発なトイプードルは比較的キャンプに連れていくのも楽そう。ただ、寒さには弱く、どのおうちのコも対策はしっかり立てているようでした。 トイプードルとキャンプに行くときに気を付けたいこととその対策をまとめて紹介します!
邪魔しにくるトイプー
撤収時間に余裕を持たないと…かわいいお手伝いさんが邪魔しにやってきます(写真はルタちゃん)
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まさん&まゆさん

トイプードルは濡れると毛が縮んで毛玉もできやすいので、雨のときは設営時に車で待機してもらい、なるべく濡れないようにしています。あと、夏と冬で毛の長さを変えたカットをしていますよ。 体が小さく、少しの隙間からでも脱走するので、完全に締めきったインナーテント以外ではドッグアンカーや椅子などにリードを繋いでいます。
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MASAKIさん

キャンピングカーでの寒さ対策は、床暖房とFFヒーター。テントではトヨトミストーブKR-47Aとフリースポンチョを使用しています。また、食事も水分不足にならないよう、手作りご飯を用意。冷凍から鍋で温めたスープにお肉をトッピングするなど工夫しています!
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Boさん

人や音に反応してしまうので、なるべく人通りが少ないサイトを選んでいます。キャンプに慣れていない子は、おいしいもの(我が家はお芋)などがあるとキャンプ好きになってくれるかも!あと、撤収には時間に余裕を持って。かわいいお手伝いさんが出現して、なかなか作業がすすみません(笑)
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Megumiさん

寒さに弱いので、冬は洋服を着せたり、寝ていないときでも寝袋を広げておいて、犬が自由に寝袋の中に入れるようにしています。寒いときはずっと寝袋に潜っているので、自分で温度調整ができるのがいいみたい!

結論、トイプードルの「ココが好き!」

最後は恒例!皆さんの「トイプードル愛」を聞きました。トイプードルラバーはぜひそれぞれのInstagramを覗いてみてくださいね。かわいい写真が満載です! うちの愛犬も紹介したい!という人、ぜひ#hinataいぬ部もフォローお願いします。ワンちゃんとそと遊びしているキャンパーさんに取材させていただくかも?
チェアでくつろぐトイプードル
チェアでくつろぐノブテル君とハル君
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まさん&まゆさん

トイプードルはおりこう・快活・社交的の三拍子!飼い主が家事などをしていると、足下におもちゃをいっぱい並べて遊んでくれるのを待っているのがいじらしいです。ちなみに、ビションプーのクルミとミルクは元気いっぱいで無邪気。飼い主にべったり甘えてくるのがかわいいです。
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MASAKIさん

やっぱりルックスが好きです。カット次第でクマのぬいぐるみのようにもなって本当にかわいい!一緒にいるときは常に近くにいて甘えてきたり、話をすると理解して行動してくれるなど頭がいいところもたまりません。
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Boさん

ルタはかまって欲しいとき、二足歩行になって前足でちょんちょんつついてくるのですが、その仕草にキュンとします。ちのは、撫でてほしいときに腕や手の下に頭をぐいっと入れてきて、構わないでいると段々圧が強くなります(笑)。抱っこして欲しそうにウロウロするのに、いざ抱っこしようとすると逃げて、悪ふざけする天邪鬼なところもかわいいんです。
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Megumiさん

寂しいときに「触って~」とエンドレスで手を出してきたり、寒いときに布団の中に「入れて〜」とくるところなど、とにかく甘えん坊。私自身は犬を飼うのが人生で初めてでしたが、今では愛犬・キャンプなしの生活は考えられません!そのぐらい癒されますし、こちらの話を首を傾げて聞いてくれる家族です。トイプードルは賢くて、サイズ感も含めてとっても飼いやすい犬種だと思います。

今回紹介したアイテム

商品画像ランドロックMアメニティドームMロッジテントSENAI75ロングリード50m魔法瓶ブランケットLドッグコット
商品名ランドロックMアメニティドームMロッジテントSENAI75ロングリード50m魔法瓶ブランケットLドッグコット
商品リンク

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飼い主もワンちゃんも「もっと外が好きになる」、みんなでつくる外遊びガイド。読者からも情報を募って、小型犬はもちろん、中・大型犬も楽しめるアウトドア情報を発信します。



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