レベル別!スノーボード板おすすめ72選【メンズ・レディース・キッズ】
自分用のスノーボード板を探したいけど、どう選べばいいか悩みがち。一口にスノーボードと言っても長さや反り、硬さなどさまざまです。選び方のポイントを詳しく解説します。メンズ・レディース・キッズそれぞれのおすすめスノーボード板も紹介するので参考にしてください!
スノーボード板を選ぶ7つのポイント
スノーボードの板を選ぶポイントを7つを紹介します。自分がどんな滑りをしたいのかを考えて探すと失敗しにくくなります。
プレイスタイル
プレイスタイルによってボードの選び方が変わります。大きく分けると以下の分類があります。
- フリースタイル:ゲレンデ全体を自由に滑走する。滑り方の定まっていない初心者向け.
- グラトリ:グラトリ(Ground Trick)とは平地でのトリック全般のことで、回転やジャンプなどの技を楽しみたい人向け。
- パーク:スノーパークとも呼ぶ。ハーフパイプやキッカーなどのアイテムが置いてあり、技を決めて遊べる。グラトリに慣れてきたら挑戦するのもおすすめ。
- フリーライド:雪山やバックカントリーの自然の中で滑りを楽しみたい人や中~上級者向け。
- パウダー:パウダースノーでの滑走。圧雪での滑走より浮遊感を楽しめる。
初心者はまずゲレンデでの滑走から始めるので、
フリースタイルでの滑りを想定してボードを選ぶと良いでしょう。パークにもいつか挑戦したいならグラトリに向いたボードを選ぶのがおすすめです。
長さ
ボードの長さは身長よりも少し短めを意識して選びましょう。身長から以下の長さを引いたものが目安です。
- 身長180cm前後:-20cm
- 身長170cm前後:-15cm
- 身長160cm以下:-10cm
そのほか滑るスタイルによっても理想的な長さは変わってきますが、初めのうちはこのような目安で選んで問題ありません。
幅
スノーボードの幅は、ブーツのサイズよりも-1cmほど短い幅が理想的です。ブーツがボードからはみ出しすぎると、つま先やかかとが雪面にぶつかり転倒するリスクがあります。特に、身長に比べて足のサイズが大きい人は注意が必要。各ブランドから幅が太めのサイズも登場しており、サイズ表記にWとついているので注目してみてください。
柔らかさ
スノーボードの硬さによって滑り心地が大きく変わってきます。一般的に以下のような違いがあります。
- やわらかい板:扱いやすく初心者におすすめ。板に柔軟性があるため操作しやすく、グラトリ初心者に向いています。
- 硬い板:初心者には扱いにくいものの安定性があります。高速滑走やキッカー(スキー場にある雪のジャンプ台)に行く上級者におすすめ。
やわらかさは各ブランドで数値化されていることが多く、
最初のうちは迷ったらやわらかめのボードを選ぶのがおすすめです。
形状(シェイプ)
シェイプには大きく分けて2つあります。
- ツイン: ノーズ(ボードの前側)とテール(ボードの後側)が同じ形状で、前後どちらでも同じように滑ることができます。どんな滑り方にも対応しやすくフリースタイル向けです。
- ディレクショナル: ノーズとテールが異なる形状で、通常はノーズの方が長くなっています。単一方向への滑走に向いています。
初心者には汎用性の高いツインがおすすめ。バックカントリーやパウダーでの滑走に挑戦したいならディレクショナルがおすすめです。ディレクショナルツインといった2つを組み合わせた構造もあります。
反り(ベンド)
ベンドも種類が多く、メーカーによりその呼び方もさまざま。一例として以下のような種類があります。
- キャンバー:基本的なタイプで左右の端が地面に接しており、中央が浮いている。種類が多く初心者におすすめ。
- ロッカー:キャンバーとは逆で真ん中が地面についており、左右が地面から浮いている。操作性が高くトリックにも最適。
- フラット:側面から見て反りのない形状。目立った特徴がない一方、どんな用途にも万能。
- ハイブリッド:「キャンバー+ロッカー」など複数の形状が組み合わされた形状。それぞれの特徴のいいとこどりができる。
一般的に初心者はキャンバーかハイブリッドがおすすめ。トリックを楽しみたい場合は、最初からロッカーを選ぶのも選択肢の一つです。
デザイン
スノーボードを選ぶとき、デザイン性を重視したいという人も多いはず!自分の好みで選んで問題ありませんが、次のようなポイントを押さえると良いでしょう。
- 裏面のデザイン:表面だけでなく裏面のデザインも要チェック。休憩時などに、板を立てかけて置くとき、裏面に特徴があれば自分の板を見つけやすくなります。
- 目立つ色:目立ちやすいように派手な色やデザインがおすすめです。
雪の中でも目立つ色やデザインが良いでしょう。ステッカーを貼ると、自分らしさを演出することができますよ!
スノーボード板の人気ブランド
スノーボードにはいくつかの有名ブランドがあります。海外から国内までスノーボーダーから人気のブランドを紹介します。
バートン
スノーボードといえば思い浮かぶブランドのひとつ、バートン。アメリカ発のブランドで世界No.1シェアを誇ります。スノーボーダー憧れのブランドとしても挙げられ、プロ選手にも愛用者が多数。しかし初心者に最適なエントリーモデルも多く取りそろえています。
サロモン
フランス発祥のサロモンはバートンと並ぶ有名ブランド。1947年創業でスキーやスノーボード業界では、老舗ブランドです。確かな技術がありつつも比較的低価格でコストパフォーマンスに優れた製品が多いのが特徴。初めてのボードにもおすすめです。
K2
K2はスキーから歴史が始まったブランドですが、スノーボードでも有名。アメリカで多くの支持を集めていますが、日本でも人気のあるブランドです。「楽しむ」をコンセプトにした製品は、K2ならではの個性と機能性が光ります。中国での自社工場で製造工程を一貫して行っており、高品質と低価格を実現しているのもポイント。
リブテック
アメリカ発祥のブランド。革新的なテクノロジーとアイディア、またエコの観点でも先進的で、スノーボーダーから支持を集めています。操作性のよさと浮力を感じられる「バナナテクノロジー」は有名で、登場時はスノーボード界から大きな注目を集めました。
ヘッド
スキーやテニスラケットなどで有名なヘッドは、スノーボードの分野でも大きな存在感を示しています。比較的お手頃な価格で手に入る製品もあり、エントリーモデルとしてもおすすめ。ボードの素材には、軽量ながら丈夫さのある「ヘキサゴナルコア」などが使用されています。
アライアン
アメリカ発のアライアンは、8人のスノーボーダーによって設立されたブランド。「スノーボーダーによるスノーボーダーのためのブランド」と謳われるだけあって、高い性能を誇っています。どんな雪面でも滑りやすく、操作性にも優れていることから多くのファンを持ち、愛され続けています。
ヨネックス
日本の有名スポーツメーカー、ヨネックスは、テニスなどで有名ですが、スノーボードでも人気。カーボン素材は有名で、カーボンを使った軽量なスノーボードに使われる技術は、ほかのどのメーカーとも一線を画しています。
オガサカ
日本の長野県で誕生したオガサカ。明治時代発祥の老舗ブランドで、長年の歴史の中で確かな技術力が培われてきました。実際に高品質さは有名で、乗り心地のよさとカービングのしやすさが人気です。
フラックス
日本発祥のフラックスは、世界25か国以上で展開するグローバルブランドです。高品質なバインディングで有名ですが、ボードでも多くの支持を集めています。初心者から上級者まで対応する豊富なラインナップが魅力。
【メンズ(ユニセックス)初心者向け】おすすめのスノーボード板20選
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初めてゲレンデに行く子からスノボに慣れてきた子まで、レベルに合わせたスノーボードを紹介します!
スノーボード板のメンテナンス方法・保管方法
スノーボードを使った後は、お手入れも大事。初心者でも簡単に自宅でできるメンテナンス方法を紹介します。
スノーボード板のメンテナンス方法
スノーボードは、適切にメンテナンスを行わないと、金属部分がさびたり劣化したりすることも。最低限やっておきたいメンテナンスは、以下の通りです。
オフシーズンにやっておくこと
- バインディングを外す
お手入れしやすくするためにまずバインディングを外しておきます。
- ソールの汚れを水洗いor水拭きして落とす
ワンシーズン使うと汚れがかなりつきます。汚れを落とすために水洗いか水拭きをしましょう。外で洗える場合ホースで丸洗いするとやりやすいです。その後、水分をキッチンタオルなどでしっかり拭き取ります。このとき、ボードの傷や劣化なども見ておきましょう。
- リムーバーで油汚れを落とす
目で見えない油汚れも付いています。これを落とすために、市販のリムーバーを使って、油汚れを落としましょう。キッチンペーパーにリムーバーをしみこませて、ボードを拭くだけなので簡単です。
スノーボードを使う前にやっておくこと
- ワックスをかける
きれいな状態のボードにワックスをかけておきます。スプレータイプのワックスが使いやすいのでおすすめです。スプレータイプは持続性がないので、滑る前日や直前ゲレンデでかけると良いです。
ほかにもホットワックスをかけるなどの本格的なメンテナンス方法もありますが、以上の工程だけでもスノーボードのコンディションを保つことができます。
よりメンテナンスに力をいれたくなったら、メンテナンス用品を買い足したり、専門店にメンテナンスを依頼したりするのがおすすめです。
スノーボード板の保管方法
スノーボードの保管場所は、以下の点に気をつけましょう。
直射日光を避ける
湿気が高い場所を避ける
温度差が少ない場所に置く
室内で保管するのが一番おすすめです。水回りの近くは避けましょう。家の中では物置にしまうことが多いかもしれませんが、湿気に注意。湿気対策は万全にしておいてください。
お気に入りのスノーボード板を見つけてゲレンデへ!
初心者から上級者までおすすめのスノーボード板を紹介しました。自分のレベルに合ったボードを探してお気に入りの1枚を見つけて、ゲレンデでの滑走を楽しんでください!