1台2役!ダイソーの「ミニBBQグリル」で調理と焚き火を楽しむ【100均ギア傑作選vol.21】
欲しいキャンプギアをすべてそろえていたら、いくらお金があっても足りないですよね。そんなときの救世主が100円均一ショップ。手に取りやすい価格で実用的な商品が勢ぞろい!なかには、アウトドアブランドと並ぶほどの高クオリティなアイテムだってあるんです。連載企画「100均ギア傑作選」、第21回はダイソーの「ミニBBQグリル」を紹介します!
毎月16日掲載「100均ギア傑作選」
毎月16日掲載「100均ギア傑作選」では、Instagramで見つけた知る人ぞ知る名品を紹介しています。ピックアップするアイテムはすべて均一ショップで手に入るので、要チェックです!
今回紹介するアイテムのダイソー「ミニBBQグリル」は、2021年の発売当初から、「インスタントコンロと違って繰り返し使えてコスパが良い」「ミニといいながらソロでもグループでもちょうどよい大きさ」「軽量コンパクトだからデイキャンプでも活躍」「調理だけでなく焚き火台としても万能」など使い道の広さから、たちまちSNSで注目の的に!
かなり優秀なこの商品ですが、税込1,100円とダイソーの中ではちょっとお高い部類。しかし、大手アウトドアブランドでは、最安値でも1,500円前後のものが多いのが現状。値段だけ見たとしてもかなりお得です。
さっそく、愛用者たちに聞いた、ミニBBQグリルの魅力や使い方を紹介していきます!
コンパクトで持ち運びも簡単!手持ちのバッグに必要なもの全部収納!
ダイゾー「ミニBBQグリル」の魅力と言えば、その名の通りコンパクトなサイズ感!
焼き面のサイズは約35cm×25.5cm。1~2人分の調理用といわれる6インチのスキレットなら2つ並べて置けるサイズ感で広さも十分。本体を支える脚を取り外せばコンパクトに。取っ手をもって持ち運びできる仕様もうれしいポイントです。
燃料は、焼き網をスライドさせて上から投入するようになっているため、取っ手をもった瞬間、引き出しのように中身がこぼれる心配もありません。
@kimie_dayoさんは、ワークマンの「
パラフィン帆布ミディアムトート」に購入時の箱に本体一式と火おこしセットをひとまとめにして収納!コンパクトさがなせる技を見せてくれました。
デイキャプに行く際は、この
トート1つと簡単な食器と食材を持って行くだけの軽量スタイルで楽しんでいます。気になるトートの中身は下記のとおり。
トートの中に入っている火おこしセット
- うちわ
- 火バサミ
- 着火剤
- ガスマッチ
- 焚き火シート
- 耐熱グローブ
火おこしには必要ないものの、上記以外に「
BBQ用のアルミホイル」も持ってくとベター。炭床に敷いておくとグリルが汚れない便利アイテムと教えてくれました。
庭で即席BBQ!「焼肉、焼き鳥、ホイル焼き、アヒージョ」など何でもこい!
買い出し先でおいしそうな焼き鳥を発見した
@horie_migiwaさんは、自宅の庭に即席バーベキュー場を開設!コンクリートブロックの上に本体を置くことで熱源を芝から離し、安全に使っています。
「
大きいグリルを出すほどでもないけれど、ちょこっとバーベキューを楽しみたいときにピッタリな簡単設営とサイズ感で重宝している」とお気に入り。
今日食べる予定ではなかったのに「ホルモンが食べたい」と旦那さんからリクエストされた
@asa_chocoさん。急きょ、食材を調達し、お庭でバーベキューパーティを開始です。
ホルモンのほかに用意したのは、マッシュルームのアヒージョ、新たまねぎのホイル包み。
量を調整すれば複数のメニューを同時調理できるサイズ感なので、先に作った料理が冷めて悲しい思いをすることもなさそうです。
デイキャンプのカフェタイムに!「コーヒー用湯沸し+おやつを同時調理」!
バーベキュー以外の使い方をしているのは
@kimie_dayoさん。
デイキャンプの昼下がり、焚き火シートの上にミニBBQグリルを設置。焼き網の右側にはケトルでコーヒー用のお湯を沸かし、左側にはメステインでおやつの蒸しパンを調理しています。
食材をじかに置いてグリルとして使うのではなく、ツーバーナーのような使い方ですね。
燃料を入れる空間も調理に使えるようで、アルミホイルで包んだトウモロコシやサツマイモを網の下に入れて焼いて食べたらホクホクでおいしかったと教えてくれました。
ちょっと寒い海岸で「海鮮バーベキュー台+焚き火台」として活躍!
@maco.515さんは、
近くの浜辺で海鮮バーベキューを満喫しています。ホームセンターに売っているお手頃価格の炭や100円均一の着火剤で火おこし。ちょっと風がある浜辺でも、問題なく調理できたようです。
食後には、焼網を外して焚き火台に早変わり。海辺に落ちている枝を拾い集め、細いものから投下!火が育ってきたら、だんだん太い枝も入れていき、最後にもらいものの端材を入れて完成です。ホームセンターやキャンプ場で販売されている30~40cmの薪も切らずにそのまま使えて便利。
1つでグリルと焚き火台の2役をこなせるということは、荷物も減って、ソロキャンプや近場で楽しむデイキャンプでは出動回数も多いはずです!
使用後の灰や炭の片付け用に「火消しつぼ」を用意しておこう!
バーベキュー道具をすべてダイソーでそろえている
@kachiyokoさんは、
オイルポットを火消しつぼ代わりに使って炭を鎮火。
炭は木からできていますが、
炭化した炭は自然にかえりません。
その場に投棄すると、火事の原因にもなるのできちんと持ち帰って処理しましょう。
もう少し高さがあればもっと使いやすいのに!
税込1,100円以上のクオリティをもつ「ミニBBQグリル」ですが、あえて、もう一歩な部分を挙げるとしたら何があるのでしょう。
愛用者の声に多かったのは、本体を支える脚の部分にもう少し高さがあれば、熱源と地面との距離ができて安心して使える、といったものです。とはいえ、耐熱テーブルやコンクリートブロックの上に載せるなどちょっと工夫すれば問題なさそう。
焚き火台として販売されてはいないのは理解したうえで、燃料を入れる空間に深さがあればなお良し!といった意見も。
いずれにせよ、性能としては文句が挙がらなかった逸品です。
次回(11/16)もお楽しみに!
コンパクトで持ち運びも簡単、しかもグリルと焚き火台の2役で使えるダイソー「ミニBBQグリル」は、キャンプの楽しみの幅が広がる有能アイテム!
焼き網の上と燃料を入れる空間を上手く使えば、メニューのレパートリーは無限大です。ダイソーで見かけた際は、ぜひゲットしてみてください。