ブランドで選ぶ
アウトドアブランドからも、カラビナ型アクセサリーやキーホルダー型カラビナなど、ファッションとして楽しめるカラビナが販売されています。たとえば、クライミングギアを展開する「MAMUUT(マムート)」や、カラフルなキャンプグッズがそろう「CHUMS(チャムス)」、おしゃれなギアやアパレルを扱う「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」など。好きなブランドにどのようなカラビナがあるかチェックしてみましょう。
種類やタイプで選ぶ
おしゃれなカラビナに採用されている形状は「フリーカラビナ」「ロックカラビナ」「ワイヤーゲート」の3種類。それぞれの特徴を見てましょう。
「フリーカラビナ」とは、安全環(ロック機能)がついていないタイプのカラビナです。ゲートを開くだけのシンプルなつくりで使いやすいのが特徴。カラビナのなかで最も一般的で、種類やカラーも豊富にそろっています。着脱が楽にできるメリットがある反面、ロックができないため安全性が低いのがデメリットです。
安全環がついているのが「ロックカラビナ」。片手で開けやすい「スクリュータイプ」やロックのし忘れ防止になる「オートロック」タイプなどがあり、用途によって選べます。ゲートを閉じた後にしっかりロックされるので、紛失の心配がないのがメリット。一方、ロックを外す動作が必要になるため、頻繁に着脱するようなケースにはあまり向いていないといえます。
ゲートの部分が細いワイヤーになっているのが「ワイヤーゲート」タイプ。フリーカラビナと同様に、ゲートを開くだけで簡単に着脱できます。軽量なのでベルトループやバッグにつけても邪魔にならず、ゲートの開口部も広いためクリップしやすいのが特徴。ただ、外れやすいというデメリットもあるため、大切なものをつける場合は注意が必要です。
耐荷重・形で選ぶ
ファッションアイテムとしてつくられたカラビナは、十分な耐荷重がない場合があります。耐荷重以上の重さのものを引っ掛けて破損してしまうことを防ぐために、カラビナに「何を引っ掛けるか」という点も考慮して選びましょう。カラビナ開口部の大きさによっては、引っ掛けたいアイテムがきちんと収まるかの確認も大切です。
デザインで選ぶ
カラビナをファッションのアクセントとして使うならデザインを重視して選んでみましょう。おしゃれな革素材を使っているものや、カラフルなカラーのもの、キーリング付きのものなど、さまざまなタイプのカラビナが販売されています。自分の好きなファッションブランドのカラビナを選ぶのもおすすめ。いつものファッションにカラビナを取り入れてみてください。