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春キャンプやピクニックに!野草でブーケ、木の実や小枝で子どもと「森のお弁当」作り

2023.04.26ノウハウ

キャンプ場や公園で、子どもと何して遊びますか?キャッチボールや鬼ごっこ、アスレチックなど体を動かすのも楽しいですが、たまには創作活動はいかが?材料は、自然の中にあるものだけ!春の彩り豊かな草花を活用し、オリジナルブーケや、大好きなおかずがぎっしり詰まったお弁当を作ってみましょう。枠のない野外で行う創作活動は、子どもたちの創造力が炸裂!大人顔負けの力作も登場します!

自然のものだけで、遊びも作品も無限に創作!

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柔らかな風が吹く春はポカポカあたたかくて、子どもも大人もなんだかウキウキ。用事がなくても、お外に飛び出したくなります。ただ、ブラブラと散歩するだけでも気持ちいいですが、草花で音あそびや創作活動をするのも楽しいもの。少し目線や視点を変えるだけで、遊具やおもちゃがなくても、親子で夢中になれる遊びを紹介!

親子遊びの達人に聞きました!

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TOKYO PLAY理事 / プレイワーカー

矢野真利那さん

光が丘プレーパーク、練馬区立こどもの森、屋外型子育てひろば等、外遊びの場の常駐スタッフを経て、フリーランスに。二度の出産を経て、子どもの遊び環境に様々なアプローチで携わる一般社団法人TOKYO PLAYに入職。2022年より、自然と人、人と人のつながる暮らしをもっと極めたく山の麓に移住。二男一女の母

自然の中にあるものだけで作れる!森の創作体験

プレゼントしたくなるかわいさ!野草ブーケ作り

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キャンプ場や周辺の空き地に広がる原っぱ。遊具もおもちゃも「何もない」「つまらない」と、帰りたがる子どももいるかもしれません。しかし、足元を見下ろせば無数の野草が生えています。しゃがんでよくよく見ると、小さな花や色々な形の葉っぱが風にゆらめいています。黄緑色の葉に、青やピンク、黄色の小花。春の濃く色づいた野草で、ブーケ作りに挑戦!
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まずは素材集めから。色々な種類を組み合わせるのもいいけれど、同じ種類のものをなるべくたくさん集めておくとまとまりやすい。立派な花がなくても、素敵なブーケは作れます。 ※誰かが植えた草花は摘まないこと。摘んでいいかわからない場合は、キャンプ場や公園の管理人さんに聞いてみましょう
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3〜5月頃に道端や公園、野原などにたくさん生えているのが、淡い紅紫色の花を咲かせる「ヒメオドリコソウ」、小さなコバルトブルーの花が特徴の「オオイヌノフグリ」、ナズナのように小さな白い花をつける「タネツケバナ」。 ヨーロッパ原産ということもあり(?)、束ねるだけで優雅な雰囲気に
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小さな花を咲かせる野草で、こんなにおしゃれなブーケができました!しばらくするとクタッとしてしまいますが、お家に持ち帰って花瓶に入れれば、1〜2日は楽しめます。

好きな具材をギュっと詰め込んで。森のお弁当作り

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公園や森にあるものだけで、オリジナルの「お弁当」作りも子どもが夢中に。それぞれ空のお弁当箱をもって、木の実や小枝、葉っぱなどを具材に見立てて詰めていきます。
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「タンポポは黄色いから卵にしよう」「このもじゃもじゃは揚げ物っぽいからイカリングだな」「果物も入れたいな〜」などと、自分がいつも食べているお弁当を想像しながら、森の中をウロウロ。納得のいく内容に仕上がるまで、1時間くらいで完成。
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小学3年生(女子)のお弁当。梅干しごはん(左)、卵焼きとブロッコリー(中央)、ぶどうとレタス(右)。さすが、ヘルシー志向です。
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続きまして小学2年生(男子)のお弁当。ふりかけごはん(左)、石はジャガイモ、サラダ(右上)、どんぐりはミニトマト、下の枯れ葉はチクワ、もじゃもじゃはイカリング。創造力の豊かさにアッパレ。
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大人はシンプルに焼きそばとお漬物のお弁当になりました。小花で作ったミックスジュースと、小枝の箸も合わせれば完璧です!お弁当作りに創造力と集中力を駆使して疲れたら、しばらく走り回ってリフレッシュ。クリエイティブな活動と適度な運動、子どもも大人もバランスが大事ですね。

子どもが教えてくれた、春の草花でできるあそび

“何かを作る”目的がなくても、野草でささやかな遊びが楽しめます。誰でもきっと「子どものころにやったな〜」と記憶がよみがえる、名もなき草花遊びを紹介!

意外とコツがいる!?タンポポの茎で笛作り

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3〜4月に黄色い花を咲かせるタンポポ。花の咲いている期間は一週間で、そのあとは綿毛(種)になり、風に吹かれて種を飛ばします。タンポポの綿毛を見つけると、必ずといっていいほど摘み取ってフーッとやる子どもたち。その後、茎をポイっと捨てないで! 綿毛の残った部分を取り、片方の先っぽをつぶして唇で息を吹き込んでみましょう。プォーっとラッパのようなおもしろい音が出ます。

見つけたらついやっちゃう。ナズナ(ペンペン草)で音あそび

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春の七草のひとつで、小さな白い花を咲かせるナズナ。3〜7月頃に河原や原っぱ、空き地や公園で群生しているのが見られます。ハート形の小さな実が三味線のバチに似ていて、“ペンペン”と音を鳴らすことから、“ペンペン草”と呼ばれるようになったのだとか。
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うまく音を鳴らす方法は、実と軸をつないでいる細い茎の根元の部分を、ひとつずつそおっと下に引っ張ります。(引っ張りすぎて、細い茎が軸から外れないように注意!) できるだけたくさん引っ張っておき、親指と人差し指で軸をもって耳元で回すと、「ペンペン」と素敵な音が鳴りますよ。

負けると悔しい!オオバコやタンポポで草相撲

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とてもシンプルながら、一瞬のスリルが味わえる草相撲。草ならなんでもできますが、5〜9月頃に公園などでよく見かけられるオオバコが、茎が丈夫で切れにくくより楽しめます(タンポポでも可) 。 なるべく太くて、強そうな草を見つけ、長めに摘みます。ふたりで茎を絡めあい、「せーの」の合図で両手で引っ張ります。
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切れてしまった方が負け。勢いよく、力強く引っ張ったからといって勝てるわけではありません。茎の選び方、持ち方、引っ張るタイミングや方向で勝敗が決まるかも?いろいろな草花の茎で挑戦して、どれが強いか見極めるのもいいですね。

春の草花を満喫しよう!

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何もないように見える原っぱでも、子どもに目線を合わせてみれば、小さな発見があり、唯一無二の創作物や遊びが生み出せます。春は、一年でもっとも草花の美しさが感じられる季節。この瞬間を、親子で思い切り楽しみましょう!

キャンプのアソビ大全

大人は色づく山の景色を眺めたり、焚き火をしながらゆっくりキャンプを楽しみたいけれど、子どもはそれだけでは物足りない!道具がなくても親の言動やスタンスが変われば、子どもたちは勝手に遊び出します。何もない自然の中で、親子で楽しめるヒントや心得を伝えます。



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