VERMONT LANTERNS オイルランプ ミニ アンバーグラス 6.5インチ
![バーモントランタン社のランタン集合イメージ](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635136962287587214/_H6A2005.jpg)
レトロな真鍮製ランタンが今、新しく、美しい。アウトドアの夜を幻想的に彩る「バーモントランタン」
2023.10.06キャンプ用品
かつて、航海士や炭鉱夫が闇を照らす道標として重宝した真鍮製のランタン。無垢な金属の輝きとクラシックなデザイン、ガラスの中で揺れる炎の美しさに憧れた人も多いのではないでしょうか。同じように、真鍮製ランタンに魅了された創業者が自宅のガレージからスタートした「Vermont Lanterns(バーモントランタン)」の物語を紹介します。
もくじ
自然豊かなアメリカ・バーモント州で生まれたブランド
創業者が旅の途中で見つけた真鍮製のランタンが始まり
![バーモントランタン社CEOのキルタン・カー氏](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635137176402612119/article_pc_Staff_at_Vermont_Lanterns.jpg)
現在のCEOで二代目にあたるキルタン・カー氏
「バーモントランタン」は、アメリカ北東部にあるバーモント州の小さなガレージから始まったブランド。
キルタン・カー氏の父である創業者のジェファーソン・カー氏は、もともと大工の仕事をしており、悪天候が多いバーモント州ではランタンを仕事でも日常的に使用していたそうです。でも、当時使っていたランタンは主に鉄製などで、どのランタンにも納得していなかったのだとか。
そんな折、ヨーロッパ旅行をした彼がイタリアで見つけたのが、真鍮製の航海用ランタン。その美しさに惹かれて持ち帰り、知人からお土産でもらったインド製のランタンを見てさらにアイデアが閃き、そのインド工場と打ち合わせをしながらランタンを設計し始めたのが始まりでした。
今やランプは100種類以上。家族で力を合わせて世界中に美しい灯を届ける
![バーモントランタン社の倉庫で子どもたちがお手伝い](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635138460195180470/article_pc_IMG_7165-1.jpg)
子どもたちも出荷のお手伝い。創業者からその子どもたちへ、さらに孫へとバーモントランタンのマインドが受け継がれていく
バーモント州の片田舎にある小さな納屋から始まった会社も、1998年の創業から25年経った今では100種類以上の商品が開発され、本社もバーモント州・ラトランド群という都市へ移動。大きくなった今でも、家族で助け合いながら魅力的でクオリティの高い真鍮製のランプやランタンを作り続けています。
日本へは、カタセが2022年4月から正規代理店として取り扱いを開始。真鍮製ランタンにおいてあまり選択肢のない日本のアウトドア業界でユーザーにも歓迎されており、イベントなどでも好評を博しているそう。「会社の人たちとキャンプに行くときに何種類か灯すと本当に幻想的できれいなんです。注目もものすごく集めますよ」と、カタセの相馬さんも惚れ込んでいる様子です。
バーモント州という環境が育んだ機能美
アウトドアが身近な地域だから実用性もしっかり考慮
![バーモント州イメージ](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635136724663488390/article_pc_Vermont-Fall-Foliage.jpeg)
広大な森や野原が広がるアメリカ・バーモント州。ここで暮らす人々にとって、アウトドアを楽しむことは暮らしの一部
![バーモントランタンイメージ。テラスでのバースデー](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635138514658217911/article_pc_IMG_7081-1.jpg)
誕生日パーティを彩る大きなケーキの上にも真鍮製ランタンが輝く
そんなバーモントランタンの商品の魅力には、地域性というものが大きく関わっているようです。自然豊かなバーモント州は日常とアウトドアが非常に密接で、さらには自然災害も多いため、非常用の灯かりというのはどこの家庭にも欠かせないもの。そんなエリアだからこそ実用性も重視し、アウトドアに強いランタンが作られてきました。
例えば、代表的なミニオイルランプシリーズは小さくて持ち運びがしやすく、大きさに対して燃費がいいのが特徴です。また、シップチーフオイルランタンなどの航海シリーズは、もともとあらゆる悪天候下でも使えるように設計されていたもの。風雨に強く、真鍮の特性上、腐食にも強いため、思いがけない雨の中でも頼もしくサイトを照らしてくれます。
![バーモントランタン社のハリケーンランタン、雪の中のイメージ](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635138795605282748/article_pc_IMG_0052-1.jpg)
アウトドアでも人気のハリケーンランタンも他社メーカーと比べてもサイズが大きく、フレームの耐久性にもこだわっている。雪中キャンプでも大活躍!
![バーモントランタン社のシップチーフオイルランタンに水をかけているところ](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635136934944919437/article_pc__H6A1990.jpg)
シップチーフオイルランタンをはじめとする「航海シリーズ」は、四方が囲まれているので雨も風も平気
職人が一つひとつ手作りした芸術的なランタン
輝きも経年変化も楽しめる真鍮のランタンは一生モノ!
![バーモントランタン社のシップチーフオイルランタンブラスとアンティークブロンズ](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635136905031143308/article_pc__H6A1962.jpg)
真鍮の輝きが楽しめるブラス(左)と、使い込んだような色合いが人気のアンティークブロンズ
メッキを使わず、真鍮にこだわっているのもバーモントランタン社の特徴です。真鍮は、美しい輝きを放つだけではなく、腐食や錆に比較的強く、加工がしやすい金属。熟練の職人技と相まって、クラシカルで洗練されたデザインを実現しています。
また、時と共にアンティーク風の経年変化が楽しめるのも真鍮の魅力。バーモントランタン社では、経年変化を経た色が好きなユーザーに向けた「アンティークブロンズ」も販売していますが、黄金に輝く「ブラス」も使い込めば独特の風合いが出てきます。
クラシックなデザインを大切に、オリジナリティも
![バーモントランタン社のオイルランプミニ](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635136878393118603/article_pc__H6A1956.jpg)
バーモントランタン社が作るランプやランタンの多くは、昔からあるクラシックなデザインを踏襲したもの。中にはオリジナルもあり、特に「小さいことは美しい」をコンセプトに作られたミニオイルランプシリーズは、スタンダードな中にもサイズ感やバーナーなどに独自のテイストを加えた看板商品になっています。
炎をより美しく見せる優美な曲線のホヤと灯を受けて輝く真鍮の燃料タンク。小さなネジやホヤを受けるツメに至るまで、一つひとつが洗練されたパーツの集合体は、シンプルながら見ていて飽きることがありません。
映画やホワイトハウスの晩餐会に使われることも!
アメリカの財界や映画のクリエイター達も認めるクオリティ
![バーモントランタン社のオイルランタンを使ったホワイトハウスの晩餐会風景](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635137125873831829/article_pc_JGA_4246.jpg)
こうした妥協のないこだわりが形となったランタンやランプは、80本以上の映画、世界各国のホテルやレストラン、有名テーマパークなどでも引っ張りだこ。2019年には、なんとホワイトハウスの晩餐会にも使われました。
エンターテインメントからフォーマルな場所、さらには時代もまちまちな映像の世界と、どこにあってもしっくりとなじむのは、やはり普遍的なクラシックデザインと、真鍮ならではの輝きによるもの。そして、創業者がイタリアから持ち帰ったランタンに抱いた感動を、四半世紀経った今もバーモントランタン社の全員が感じているからなのでしょう。
燃料やお手入れに気を使って、長く使える相棒に
燃料はパラフィンオイルがおすすめ
![バーモントランタン社のランタン。燃料を入れているところ](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635136816757821321/article_pc__H6A1919.jpg)
オイルランタンには、一般的に灯油も使うことができますが、バーモントランタン社のランタンに使うおすすめ燃料はパラフィンオイル。
灯油も使えるし、光量も上がりますが、やはり煤が出るためホヤや真鍮が汚れやすくなります。長く綺麗に使いたい場合は、ぜひパラフィンオイルを使ってください。
輝きを持続したいか、経年変化を楽しみたいかでお手入れ方法も違う
![バーモントランタン社のランタン真鍮の質感イメージ](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1635136995762327439/article_pc_04_00199_1.jpg)
映り込むほどの輝きが魅力の真鍮ですが、空気に触れたり、手の皮脂が付くことによる酸化で時と共に黒ずみなどが出てきます。その経年変化を楽しみたい人もいれば、「ずっとピカピカでいてほしい!」と思う人もいるはず。
輝き重視なら、使った後は柔らかい布でしっかり皮脂をふき取り、使わない時はチャック付きの袋などに入れてできるだけ空気に触れないように保管を。それでも色がくすんできたり、黒ずみや錆が付いてきたときには、ピカールなどの金属研磨液で磨けば輝きが蘇ります。
また、経年変化を楽しみたい人であっても、水に濡れたまま放置するのは厳禁!緑青というサビが出てきてしまうので、水に濡れたら乾いた布でしっかりと拭いてからしまいましょう。
アウトドアはもちろん、インテリアにも、緊急時にも使えるオールマイティなランタン。バーモント州の人々のように暮らしの中にごく自然に溶け込んで、家族や仲間を照らしてくれそうです。
創業者の感動が伝わってくる美しいランタンは、一軍入り間違いなし
機能やデザイン以上に、揺れる炎と真鍮への映り込みを見ているだけで、そこが「好きな場所」になってしまう。そんな不思議な魅力は、創業者が感じた感動を、商品を手に取った私たちも同じように感じているのかもしれません。キャンプテーブルの上、木の枝、テントの中とどこにあっても、存在感と不思議な安心感をもたらしてくれるランタンやランプは、hinataストアでも続々とシリーズを入荷中。ぜひお気に入りを見つけてください!
![](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=640,q=75,f=webp:auto/series/image/50/tokushu_hinatateki_main.png)
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