WHITE BASE CAMP CF ZAKU / CF HYAKUSHIKI
ガンダム好きも必見!?「ザク」「百式」の名前を冠した高性能LEDライト
2023.10.03キャンプ用品
「ゴールゼロ」に代表されるコンパクトLEDライトは、今やキャンプの必需品。種類もいろいろ出ていますが、新進気鋭のアウトドアブランド「WHITE BASE CAMP」から2022年に登場した「CF ZAKU」「CF HYAKUSHIKI」は完成度の高さで話題!これからLEDライトを買おうと思っている人、2本目を探している人は持って損なしの逸品を紹介します。
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もくじ
緑のZAKUと黄金のHYAKUSHIKI。ガンダム世代の愛が詰まったネーミング
暗闇で点灯すると、なんだかモビルスーツっぽさが…。世代じゃなくてもこのカッコよさにはしびれてしまう
見た目も性能もすごい!けど、もっと気になるのはその名前!?
2022年に登場して以来、「コンパクトLEDライトの完成形!」の呼び声も高いこちらの商品。ノーカスタマイズでもカッコいい見た目、特徴的なアンバーとグリーンの光、LEDライトやランタンに留まらない機能など、細部までご紹介したいと思うのですが…
それらを紹介する前に、どうしてこのネーミング!?という部分が気になる人もいるのではないでしょうか。そこで、まずは簡単にブランドを紹介します。
仕事も世代も違う3人が集まった「基地」。これから続々新世代ギアが登場しそう
新進気鋭のブランド「WHITE BASE CAMP(ホワイトベースキャンプ)」を運営しているのは、年齢も職業もバラバラな3人組(1人は飲食店経営、2人は建築業)。仕事上の付き合いから、たまたま全員幼少期からキャンプが好きだった!ということで意気投合したそう。
ゴールゼロが入手し辛かった2021年6月当時、「それなら自分たちで作ろう」から、「どうせ作るならいろいろな人に使ってもらおうよ」とブランドを立ち上げ。そうしてできた作品1号が今回の「CF ZAKU」と「CF HYAKUSHIKI」でした。
「ネーミングは、ガンダム一年戦争世代だった代表が、“ちょうどカラーも似ているし、なじみがあって親しみやすいから”と採用しました。ボディのグリップに使っているカーボンも、少しガンダムっぽさを意識しています」と、メンバーの1人・島田さん。
いずれ、3人でキャンプ場を開くのが夢、というホワイトベースキャンプの皆さん。これもガンダムの宇宙空母「ホワイトベース」とみんなが集まる「ベースキャンプ」をかけたネーミング。新しいアイテムも開発中だそうで、今後、続々とかっこいいギアが出てくる基地になるのでは…と目が離せません。
ココがすごい①123×38mmの手のひらサイズに機能が凝縮!
ゴールゼロと比べてやや大きく、握りやすいサイズ感
人気のコンパクトLEDライト、ゴールゼロ(左)と比較するとこんな大きさ。少し長さがありますが、懐中電灯としてはかさばらず、しかも持ちやすいサイズ感です。
コンパクトで軽量なのがうれしいポイントでもあるゴールゼロですが、小さすぎるがゆえに、うっかり取り落としてしまうことも…。CF ZAKU/CF HYAKUSHIKIなら、カーボングリップの持ちやすさも手伝ってしっかり手にフィット!
明るさ最大150ルーメン、1回の充電で最大190時間点灯可能
手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズながら最大150ルーメンと、テント内の明かりや作業用の手元ライトにするぐらいなら充分な明るさ。しかもUSB充電ができ、一度の充電で9~190時間も点灯します。(モードによって異なる。最大190時間は、ランタン2個点灯モードで調光出力が最小の場合)
フラッシュライト、ランタン1、ランタン2、虫除け。4つのモードを搭載!
スイッチを押す度に切り替わるモードは全部で4つ。懐中電灯のように使えるフラッシュモード、ランタン1モード(ライトが4つ点灯)、ランタン2モード(ライトが2つ点灯)、そしてこの商品の最もうれしい特徴の一つ、虫除けモードです。
スイッチを1回押すとフラッシュモード。夜道もしっかり照らしてくれる明るさ!
スイッチ2回でLED全点灯のランタン1モード。ちなみに、この状態でスイッチを長押しすると無段階で光量が調整できます。
スイッチ3回でLEDが半分点灯するランタン2モード。この状態で最小光量にすれば最も充電が長持ち!
そして4回で虫除け効果のあるアンバーな光(写真はHYAKUSHIKI)。ZAKUでは、同じく虫除け効果のある緑色の光になります。
余談ですが、昆虫にとって見えやすい光の波長は360ナノメートル前後。CF ZAKUは570~580ナノメートル、CF HYAKUSHIKIは600~610ナノメートルの波長にすることで、虫に見えにくく、かつ人にとっては暖かみを感じる光にしているそうです。
なお、CF ZAKU/CF HYAKUSHIKIで効果が期待できる虫はスズメバチ、アブラムシ、コガネムシ、カメムシ、蛾、ハエ。残念ながら、蚊は人と似たような波長が見えてしまうそうなのですが、これだけでもかなりうれしいですね。
ココがすごい②USBで簡単充電、いざという時にはモバイルバッテリーに!
電源なしのサイトでもスマホ充電ができる
CF ZAKU/CF HYAKUSHIKIそのものを充電するときはUSBポートのあるパソコンに繋いでおけば3.5~4時間でフル充電。逆に、スマホの充電がヤバい!という時は、このLEDライトがモバイルバッテリーに早変わり!
バッテリー容量は3000mAhあり、スマホによってはフル充電も可能な計算。ただし、CF ZAKU/CF HYAKUSHIKIの充電状態やバッテリーが劣化していくことも考えれば、あくまでも緊急時の切り札くらいに考えておくのがベストです。
ココがすごい③上部の金具はカラビナタイプ。いろんな所に掛けられる!
ありそうでなかった、ダイレクトキャッチ
ランタンとして使いたい場合、一般的なコンパクトLEDライトやLEDランタンはフックやカラビナに引っ掛けないとだめなことがほとんど。でも、これは本体の金具そのものがカラビナになっているので、場所を選ばず掛けられます。
例えば、虫除けモードにしてバッグに引っ掛ければ、キャンプ場の夜道を歩くときも明るさと虫除け効果が得られて一石二鳥!ロープやポールから下げれば、テントやタープをおしゃれにコーディネートすることもできそうです。
ココがすごい④三脚にジョイントできるネジ穴とマグネット付き
掛ける以外の設置方法もいろいろ!三脚やステンレスに着けられる
下部には三脚にはめられるネジ穴とマグネットが。ゴールゼロでは別途カスタムパーツがないと三脚に着けられないけれど、こちらは標準装備で三脚とのジョイントが可能です。マグネットは鉄製ギアや車などにくっつけられるので場所を選ばず好きな場所を照らせるのもうれしい!
ちなみに、マグネットはZAKUとHYAKUSHIKIでN極とS極の交互配列となっています。写真のように合体させて、上下を虫除けモードの光でランタンにしたり、下側をフラッシュモードにしてスポットライトにしたりとアイデア次第で使い方いろいろ。公式からは、「ペンライトとしてオタ芸もできます」と、まさかの使い道も示唆されました(笑)。
ココがすごい⑤防塵・防水・映え意識!
防塵・防水の企画はIPX6。これは、水に対してはいかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない、防塵に関しては、防塵の侵入が完全に防護されているという、かなり高性能な規格。アウトドアでも安心してガンガン使えそうです。
さらに、細かいこだわりとして携帯のカメラや一眼などのレンズ越しに光を移した場合でも、チラつきが出ずに綺麗な映りに。映えもしっかり意識されていました!
【基本情報】
商品名: CF ZAKU / CF HYAKUSHIKI
サイズ:約123×38mm
重さ:129g
材質:PC/カーボン
バッテリー:Li-ion NMC(リチウムイオン電池)
バッテリー容量:11.1Wh(3.7V、3000mAh)
明るさ:最大150ルーメン
規格:IPX6(防水・防塵)
ルックスも中身も文句なし!次世代コンパクトLEDライト
カスタムパーツなしでも拡張性が高く、1本でパーフェクトと言っていいコンパクトLEDライト、いかがだったでしょうか。ユーザーからは、「グリーンカラーがあるランタンはCF ZAKUだけ!」と、その希少性の高いカラーにも人気の声が上がっています。これだけ多機能なのに比較的手に入りやすいのも魅力の一つ。どれにしようと迷っているコンパクトLEDライト難民の人、手に入れるなら今かも!?
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