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SINANOWORKSのスナイプハンガーソロ

テーブルの脚にもなる優等生!スキー用品の老舗が作るキャンプ用ハンガーが超使える

自由自在な伸縮性と国産老舗メーカーならではの技術で、「頑丈で使い勝手がいい!」と好評を博した「スナイプハンガー」。2022年、頑丈さとサイズ調整機能はそのままに、ひとまわりコンパクトな「スナイプハンガーソロ」が登場しました。トライポッドにもテーブル台にもなるマルチタレントぶりをご覧あれ!


SINANO WORKS スナイプハンガーソロ

8,470円(税込)


スキーやトレッキングポールの100年企業「シナノ」が展開

SINANOスキーポールイメージ

出典:SINANO

グリップや強度など、使う人の事を考えて設計されたスキーポール
スキーポールの「シナノ」といえば、スキーをしない人でも名前を聞いたことくらいはあるのではないでしょうか。スキーが日本へ伝来して間もない大正8年に創業した、日本が誇る100年企業の一つです。 スキーポールだけではなく、「体を支える技術」を生かしたトレッキングポールや歩行杖なども製造しており、長く使える丈夫さと国内生産を中心とした品質の高さでスキー選手や登山家にも愛好家が多数。また、企画から製造・販売まで自社一貫体制でできる知見の多さと小回りの良さで、時代のニーズに柔軟に対応できるのも強みです。 そんなシナノが、市場に出回るキャンプ用ハンガーを見て、「うちならもっとよくできるよね!」と作ったのがスナイプハンガー。2021年4月にクラウドファンディングサイト「Makuake」で公開されるやいなや1,000万円を超える支援を集め、堂々の商品化となりました。

「支える技術」「伸縮自在」「アルマイト染色」…。お家芸を生かしたハンガーがすごい!

SINANO WORKSのスナイプハンガーソロ
そんなシナノが開発したのは、「不安定」「キャンプごとのシチュエーションへの対応の幅のなさ」という当時の市場に出回っていたハンガーへの不満を解消したもの。 そもそも、材料となるアルミは何と混ぜるかで特性が変わってきますが、1世紀以上蓄積されたデータから用途に合わせた最適値を導くことができるのがシナノを母体に持つSINANO WORKSの大きな強みです。 ①アルミシャフトの厚みと直径により導き出される耐荷重やコストが最適になるものを選択 ②自社で行うアルマイト染色加工で耐食性の向上・傷付きにくさを実現。 ③ポールにも使われる伸縮機能を採用 これら、お家芸ともいえる技術を使い、なおかつ価格を上げすぎないように必要な機能に集中してできたのがスナイプハンガーシリーズ。まずその特徴を細かく見ていきましょう!

まずはおさらい「シナノワークス・スナイプハンガー」とは

耐荷重10kgまでOK!シュラフや毛布もかけられる安定感

こちらが2021年に発売となった第一弾のスナイプハンガー。最適なアルミシャフトの選択やポールで培った「支える技術」により、背が高くても安定してギアや毛布が掛けられます。 一か所にギアをすっきりまとめておけたり、寒い季節にお日様の光をたっぷり吸った毛布や寝袋で寝られたり。「なくてもキャンプはできるけどあるとうれしい」、キャンプの幸福度を上げるギアなのです。
SINANOWORKSスナイプハンガー

出典:hinataストア

雨で濡れた服やシュラフなども干しておけます!このサイズ感とシンプルなデザイン性はおうちで使うのにもGOOD

傷に強い「アルマイト染色加工」でアウトドアでも気にせず使える!

ポールには、1本1本自社でアルマイト染色加工を施しています。これは、アルミ表面に生成した硬質な被膜に細かい穴を開けて染料を入れたもの。 アルミの硬度が上がり、傷に強く、耐食性も上がります。また、表面に「のせる」塗装と違い、剝がれることがないのも特長。ギアをかけた時にうっかりナイフの刃が当たったり、何かにぶつけたりしても、そこから塗装が剥げていくということはありません。

縦に3段階、横に無段階調整ができる!

そして最もすごいのが、縦に75・95・130cmの3段階、横は68~99cmの間で無段階に伸縮ができること。焚き火のそばに置いて調理器具をさっと取りたい時は73cmや95cmの高さに、シュラフや上着などをかけたい時は130cmにと、置く場所やシーンで自在に変化させられるのです。 ちなみに、無段階伸縮をガタつきなくスムーズに行えるのはかなり高度な技術が求められることで、この精度の商品を量産するのは、海外ではまず無理なのだとか。使うたびにガタガタしたり固かったり緩かったりしたら、確かにすごいストレス!老舗のワザがここでも生きています。
【基本情報】 商品名:SINANO WORKS SNIPE HANGER(ハンガーラック) 使用サイズ:幅:680~990mm(調整自由)/高さ:730mm、950mm、1300mm(3段階) 収納サイズ:約800×90×25mm 重さ:約940g 耐荷重:10kgf

日本が誇る老舗が作ったハンガーは、使えば違いが分かる!

さらに使い勝手がよくなった「スナイプハンガーソロ」

頑丈さや伸縮性のアイデンティティはそのままにコンパクト化

そんなスナイプハンガーが、ソロ用になって登場。縦の伸縮は38、60.5cmの2段階になりましたが、幅は35~52cmの間で無段階調整がOK!アルマイト染色加工ももちろんそのまま。 収納サイズは、従来の約800×90×25mm/重さ約940gから、ツーリングやソロキャンプでも気軽に持ち歩ける約430×25mm/重さ550gになりました。 でも、コンパクトになっただけではありません。むしろ機能的にも進化しているんです!

耐荷重が10kg→20kgに進化!ローテーブルの脚にもなる

既存のスナイプハンガーより背が低くなることで耐荷重と安定性がアップ。ソロでは、38cmの高さで2つ使えばローテーブルの脚としても使えます。もちろん、60.5cmで使っても耐荷重が20kgあるので、椅子の高さや好みに応じて変更してもいいし、その高さなら上着やタオルも掛けておけます。

スナイプハンガーソロ最大の見どころ!トライポッドとしても使える!

アルミシャフト内部の樹脂製パーツを金属に変え、耐熱性を高めることで焚き火台との親和性がアップ!焚き火の上で鍋や鉄板を火にかける、トライポッドとして使用できるようになりました。 ちなみに、組み立ては5本のパーツをラチェットピンで穴にはめていくだけと超・簡単。調理エリアがあっという間に出来上がります。
SINANO WORKSのスナイプハンガーソロ
指で押し込んで穴にはめるだけのラチェットピン。でも、実は300kgくらいまでの重さに耐えるすごいヤツ!軽くてもしっかり支える構造に一役買っています。
実際にソロを持ってみると、その軽さとコンパクトさは荷物に入れていてもストレスフリーだと感じました。逆に軽すぎて、「本当にこれがトライポッドになる?」と疑ってしまいましたが、直感的に組み立てられる簡単さ、どのサイズで使ってもガタつかない安定感はさすがシナノの技術! しかも、国内・自社生産だから修理などのアフターサポートも万全です。 「そろそろハンガーを買おうかな」と思っている人、ぜひこちらをチェックしてみてください!
【基本情報】 商品名:SNIPE HANGER SOLO(ハンガーラック スナイプハンガーソロ) 使用サイズ:幅350~520mm(調整自由)/高さ:380mm、605mm(2段階) 収納サイズ:約430×25mm 重さ:約550g 耐荷重:20kgf

1つで3役こなすスナイプハンガーソロはこちら!

1台3役の優れもの!荷物を減らしたいソロキャンやツーリングにぜひ

本来はギアや小物をかけておくためのハンガーですが、シナノスナイプハンガーソロはそれ以上の付加価値を持ったアイテム。荷物をできるだけ減らしたいソロキャンプやツーリングで、ハンガーにもテーブルの脚にもトライポッドにもなる汎用性はうれしいポイントです。「ハンガーっている?」って思っていた人もこれなら持っておいて損なしですよ!

SINANO WORKS スナイプハンガーソロ

8,470円(税込)



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